「ドッグカフェでしつけ教室開催」には要注意

ドッグカフェで行われるイベント的なしつけ教室には要注意です。

こんにちは!

犬になりたい犬育ブロガーの瀧沢かいるーです。

少し前から寝る時にYouTubeで、「癒やしの音」的なのを聞くようになりました。

音楽とか小川のせせらぎとか、小鳥のさえずりとか、そういうのじゃなくて、
耳かきの音とか、コップに入れたサイダーがはじける音とか、
髪をブラシで梳かす音とか、そういうの。

癒やし効果抜群で、いつも最後まで聞かずに寝ちゃいます。

思えばやたら早起きになったのってこれ聞き始めてからなので、
安眠効果も抜群なのかな~。

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昨日の夜、東京にいる友人から電話があって、ちょっとお話しました。

少し前の週末に、友人宅の近所のドッグカフェで、
「しつけ教室を開催します」というお知らせがあって、
興味があって見学に行ったのだそうです(もちろん犬ナシで)。

ところが行ってみると、

「ありゃダメだよ。犬が何か学習出来るような環境じゃない」

とは友人の言葉。

都心部で増えつつあるドッグカフェで開催されるしつけ教室

本日はその問題点についてお話します。

 

ドッグカフェでのしつけ教室は問題だらけ

友人が見学に行ったドッグカフェのしつけ教室の様子をざっと説明します。

店内は10席ほどのスペースで、テーブルとテーブルの間がかなり狭く、
小型犬が来ることを想定された造り。

10席の内、5席ほどを片付けてスペースをつくり、
そこに飼い主と犬が輪になって、中心にトレーナーがいるといった状態。
しつけ教室は「初心者向け」とされており、参加している犬はだいたい生後半年から1歳前後。
飼い主も初めて犬を飼う人が多く、犬の扱いになれていない様子。
参加している犬は8頭。いずれも小型の人気犬種。

店内は貸し切りになっておらず、片付けられていない席には
普通にお客さんとその愛犬がお茶してる。
またカフェの外には小さなドッグランがあり、そこでも普通に犬たちが走り回っている。

最悪だったのは店内に小さい子どもがいたこと。

スペースが十分でなく他の犬との距離が近く、飼い主も犬を十分に扱えず、
ドッグランで走り回る犬や小さい子どもの奇声が気になって、
参加していた犬たちは興奮状態でとても何かを学習出来るような状態ではなかった。

とのことでした。

以前、これと同じようにドッグカフェのしつけ教室に参加して、
全く落ち着かずに教わったことを何も出来ないまま帰ってきた、
という相談を受けたことがあります。

その子は元気のいいラブMIXちゃんだったのですが、
参加している他の犬にちょっかいを出し、吠えまくり、
常にウロウロして落ち着かず、飼い主の指示が何も入らない状態だったそうです。

やはり小さい子どもが親と一緒に参加していたそうで、
その子がそばを走ると飛びかかりそうになったり、
他の参加者に迷惑をかけっぱなしだったと。

こういう問題は決して珍しいことではありません。

ドッグカフェで行われるしつけ教室には、問題がたくさんあるのです。

スペースに対して参加する犬が多すぎる

まず、ドッグカフェというのはたいていの場合、スペース的な問題があります。

たくさんの犬が集まる場所であるにも関わらず、狭いのです。
ちょっとリードを伸ばせば隣の席の犬に届いてしまうというのは、
安全上よくありません。

そんな狭い場所に、一度に8頭もの犬を詰め込んでしつけ教室を開催するべきではないのです。

犬にとって他の犬との適切な距離が保てなくなりますし、
何よりストレスになります。

スペースによってどれだけの犬がいると多すぎるのかは違いますが、
犬のカーミングシグナルをよく見てあげましょう。

舌をペロペロしている、床の臭いを頻繁に嗅いでいる、
体をよく掻いている、体をブルブルさせる、欠伸をしている。
これらのシグナルが見られれば、犬が多すぎて緊張しているということです。

犬によって他の犬との適正な距離は違いますが、
全体に見て犬たちがソワソワしていたりとか、落ち着きがないなどすれば、
その場に居る犬の数が多すぎるということが考えられます。

そしてそんな状態では、喧嘩が起こりやすくなります。

元気のいい活発な子が、大人しくて臆病な子にちょっかいを出して乱暴なことをしたり、
しつこく追いかけ回したりして、嫌な思いをさせてしまうのです。

その結果、嫌な思いをした犬は他の犬を嫌なものだと印象づけてしまい、
犬嫌いになるのです。

トレーナーの数が少ない

これはカフェで行われるしつけ教室に限ったことではないですが、
参加する犬の数にトレーナーが少なすぎます

特にカフェだとどこかのトレーニング施設からトレーナーが出張してくる形のため、
だいたいの場合が一人、多くても二人程度しか見てくれるトレーナーがいません。

しかし、一人のトレーナーが見られる犬の数は1頭、せいぜい2頭までです。

特にそれが「初心者向け」のクラスで、ほとんどしつけが出来ていない犬が参加するのなら、
トレーナーひとりが1頭の犬を見るくらいでないと、目が行き届かずトラブルになります。

オーストラリアの研修先のしつけ教室では、屋外の広いトレーニングスペースで、
1回につき参加する犬は2頭まで、トレーナーは必ず2人ついて行っていました。

当然、余計なトラブルは避けられるし、飼い主は常にトレーナーから指示を受けることが出来るので、
落ち着いてレッスンが受けられます。

ところが日本のしつけ教室は、その多くが5頭以上の犬が参加し、
それに対してトレーナーは1人か2人。
そうなると必ず放っておかれてしまう飼い主が出てくるので、
十分な指導が受けられないのです。

他の犬との距離も近いので、興奮状態の犬が多く、
突進したり吠えたりするので飼い主はその制御に精一杯になり、
そんな状態ではしつけどころではないでしょう。

まずはマンツーマンのレッスンで基本的な犬同士のマナーを学び、
それが出来るようになったらステップアップして、
他の犬とのグループレッスンを受けるようにするべきなのです。

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犬が学習モードではない

狭いスペースで他の犬との距離が近く、トレーナーの目も行き届いておらず、
興奮状態だと、犬はとても学習モードになることは出来ません

そんな状態でいきなり「オスワリ」「フセ」「ツケ」などを教えようとしても、
とてもとても覚えられないのです。
ちなみに「ツケ」を教えるのは全くリードを引っ張らないで歩けるようになってから、
狭い道や車とすれ違う時のためのオプションとして教えるものです。

また何より問題なのが、子どもの存在です。

ドッグランを使用する飼い主は最低限マナーを守れの記事でもお話しましたが、犬がたくさん集まるところに、
小さい子どもを連れてくるべきではないのです。

ただでさえ小さい子どもの奇声や動きに恐怖を感じる犬は多いし、
狭い場所で他にたくさんの犬がいるといった場所ではストレスもマックス状態です。

そこで子どもが走り回るとなると、咬傷事故が起きてもなんら不思議はありません。

しつけ教室に子どもを連れてくるなんて論外ですし、
ましてや走り回らせるなどもってのほかです。

犬にとっても、子どもにとってもとても危ない。

子どもにも犬のしつけを学んで欲しいと連れて行く親はいますが、
そういうとは自分が学んだことを家に帰って子どもにしっかり教えれば良いのです。

犬がたくさん集まる場所において、子どもの存在は他の飼い主にとって迷惑でしかないのです。

 

イベント的なしつけ教室に注意

ドッグカフェや犬関連のイベント会場などで、その場限りのイベント的に行われるしつけ教室は、
難易度による学習工程を無視して行われることが多いので要注意です。

自分の犬がよく社会化された落ち着いた子であっても、
人と犬の安全管理がずさんなしつけ教室に行くことはストレスになります。

それよりも、自分で地道に犬との信頼関係を築き、
ボディシグナルを使ったコミュニケーションを出来るようになった方が、ずっといいのです。

もちろん日本にも、犬と人の安全を考慮し、マンツーマンでしっかり見てくれるトレーナーはいます。
出張タイプのトレーナーに多いですね。

もし、自分ではどうにもならずにトレーナーに教わろうと思うのなら、
気軽に行けるイベント的なしつけ教室ではなく、
事前にきちんとヒアリングを行い、しっかりとレッスン過程を考えてくれる、
マンツーマンのトレーナーにしましょう。

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おまけ

お散歩後のナデナデタイム。

後ろにいるのはお散歩順番待ちのるーこ。

お腹の空き具合によってナデナデタイムの長さは変わります。
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