それは本当に正しいこと?「正しい批判精神」を身に着けよう

「正しい批判精神」あなたは持っている?

こんにちは!

犬になりたい犬育ブロガーの瀧沢かいるーです。

今日は、正しい批判精神の重要性についてお話します。

先日、ずいぶん前に友人に貸していた本が返ってきました。

池内了『似非科学入門』(2008年)という本です。

学生時代、先輩におすすめされて中古で買った本です。

「似非科学」なんて言うと難しくてとっつきにくいと思われるかもしれませんが、新書版なので万人向けに優しく読みやすいように書かれていますので、
科学なんてものとは無縁のわたしでも意外と簡単に読むことが出来ました。

簡単になっている分、論証不足ではあるのですが、全体的にいわんとしていることは伝わります。

現代日本では、誰もが「正しく疑う心」も持ち、健全な批判精神を身に着けることが大切です。

犬と何の関係があるの?と思われるかもしれませんが、誰でもネットで簡単に犬のしつけ方や飼い方を検索し、
様々な情報を得ることが出来るようになった今、すごく大事なことだと思っています。

今回は、ドッグトレーナーや専門家など権威ある人間の言うことに騙されず、その言葉を正しく疑い、迷信に惑わされないためにはどうすればいいのかということをお話します。

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当たり前のように浸透する「似非科学」

例えば、水に良い言葉を聞かせるときれいな結晶が出来、悪い言葉を聞かせると汚い結晶が出来るという、科学的には明確に否定されているようなことを平然と主張する「水からの伝言」が、
今の日本では学校現場で当たり前のように使われています。

わたしも小学生の時、水ではなく、米に良い言葉と悪い言葉を毎日聞かせ続け、良い言葉を聞き続けた米はおいしい酒になり、悪い言葉を聞き続けた米は腐る、というような実験をしたことがありますが、
米には全く何の変化も見られずにクラスメイトと「本当にこれ意味あるの?」などと言っていたことがあります。

いとこの娘は今ちょうど小学生ですが、授業の一環で「水からの伝言」をやったそうですが、結晶が出来るどころかどちらの水も成果が出る前に干からびてしまったとのことです。

だというのに先生は「皆さんの言葉がお水に届かなかったのですね」と言っていたそうです。

またテレビでは霊界スピリチュアル系の番組が堂々と放送されていますし、星占いや血液型占いが衰えない人気を誇っています。
これらは全て鵜呑みにせず、個人的に楽しむ娯楽としてならば悪くないものでしょう。

しかし、権威あるだれだれ先生がこう言っていたからと、頭から信じて疑わないようでは問題です。

現代日本ではネットやSNSの発展とともに、誰もが「正しく疑う心」を持ち、健全な批判精神を発展させることが大切なのです。

最近では、大手マスメディアが堂々とフェイクニュースを報道していたりするので、真偽を見分けるのはますます難しくなるばかりです。

こうした問題は、犬のしつけやトレーニングにおいても、獣医師や学者、トレーナーなどの「専門家」の言うことを鵜呑みにしない、という点でも繋がってきます。

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「悪魔は年をとっている」

著者である池内了は、本書でゲーテの戯曲「ファウスト」の有名な一節を引用しています。

気をつけろ、悪魔は年を取っている。だから、悪魔を理解するためには、お前も年を取っていなければならぬ

この一節について、池内了は以下のように説明しています(赤文字はわたしが色をつけました)。

「悪魔」で象徴されるものは、迷信、偏見、権威主義、社会的言説、悪法、しがらみなど、いわば非合理への誘惑であり、ご託宣を待つ心であり、自己決定できない弱さである。

「年を取っている」とは、狡猾、巧妙、暗示、装い、似非など、一筋縄ではいかない巧みさで心に染み入って来ることを意味する。

だから、「悪魔」に対抗するためには、わたしたちも「年をとっていなければならない」。

悪魔的な誘惑から自由であり、自らの運命は自らが決めるという覚悟のことである。

そのためには「悪魔」が何たるものであるか、その弱点は何かを知る必要がある。

「ファウスト」のこの一節はわたしも大好きですし、池内了の説明もわたし好みです。

 

「悪魔」に対抗するには

わたしたちは、ついうっかりすると、権威ある人が言ったから、みんながそう言っているから、これまでもそう言われてきたからなどの理由で、後々に大嘘だったと解明されるような様々なことを信じ続けてしまいます

こういった「悪魔」たちは、お告げを待つ心や、自分で自分のことを決定出来ない弱さを利用して、巧みにわたしたちの心に入り込んできます。

犬についても同じことです。

「人は犬のリーダーにならなければいけない」とか、「犬の行動はすべて人が管理しなければならない」とか、「犬に舐められないよう毅然とした態度でいなければいけない」とか、
そんな昔ながらの迷信についつい惑わされてしまいがちです。

獣医師やトレーナーなどの専門家の口から言われると、なおのこと「お告げ」のようにしみ込んでしまうのです。

こうした「悪魔」に対抗するには、何事も自分で責任を持って判断し実行するという覚悟が必要です。

そして自らもよく「年を取り」、賢くなることです。

まずは本当にこれが正しのかと疑うこと、そして自分自身で情報を収集して賢くなり、正しく判断を下すことが大切です。

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おまけ

「グリーンブック」2回目観て来ました。

前回と同じところでまた泣きました。

今回はパンフレットもちゃんと買いましたよ。

わたしはいつも、映画は2回目を観に行ったらパンフレットを買うようにしています。
この前見た「アリータ バトルエンジェル」も、面白かったは面白かったんだけど2回目行こうとは思わず。

「グリーンブック」が一部で酷評されているのは、黒人差別を取り扱った映画でありながら白人目線で描かれているからなんだろうなと思います。

でも、「差別する側」の視点ってなかなかないし、黒人だの白人だの言ってる時点ですでに差別になる気がするんだけど、当事者にとってはそんな簡単な問題ではないんでしょうね…

とりあえず今回もマハーシャラ・アリに眼福の2時間でした。
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