サークルを使わず室内フリーにする時の注意点

   

サークルを使わず室内フリーの注意点。

こんにちは!

犬になりたい犬育ブロガーの瀧沢かいるーです。

昨日はさすがに暑くて、午後に少しだけエアコンをつけました。

水で濡らした手ぬぐいに氷をくるんで、家の中でも常に水筒を持ち歩き、
暑さをしのいで来ましたがそろそろ限界です…
文明の利器に頼らないと今の気候じゃ死にますよね。

でも今年は去年よりも限界が早かったな~。

エアコンつけた途端、昼間は廊下に寝そべっててリビングになんて来ないのんちゃんが、
風が直で当たる一番涼しいところに陣取ってて笑いました。

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最近、無料メール相談にけっこうストレスレベルの高い子たちの相談が寄せられています。

ひどい吠えや噛付き、散歩中の引っ張りだったり、家の中で興奮して暴れてしまう子だったり。

詳しく聞くと、共通しているのは室内でサークルやケージ、
クレートなんかに閉じ込められている時間が長い(留守番などで1日6時間以上)ということです。

日本では当たり前となってしまっているサークル閉じ込め飼い。

しかし、ストレスレベルの高い犬をいきなり室内フリーにしても、
それはそれでトラブルを招くことになります

そこで今回は、サークル閉じ込め飼いの危険性のおさらいと、
犬を室内フリーにする時の注意点をお話します。

 

サークル閉じ込め飼いは「5つの自由」に反する

わたしはいつもブログでも、室内ではサークルやケージ、クレートは使わず、
室内を自由に歩き回れるようにしてあげるべきだと言っています。

これは、動物福祉の原則である「5つの自由」のうち、不快からの自由や、
正常な行動を表現する自由に反してしまうと思っているからです。

▼関連記事
動物福祉の原則「5つの自由」について

どうしてもサークルやケージを使わなければならない時は、その動物が強いストレスを
感じることなく、中で動き回ることが出来る大きさでなければいけません。

ドイツやオーストリアなどでは、最低限の大きさを法律で定めています。
小型犬でも1頭につき最低6平方メートル(約4畳半)とされています。
しかも、立ち上がった時に頭がぶつからない高さでないといけません。

いっぽう、日本で売られているサークルはもっと小さいものがほとんどです。

そんなところに長時間閉じ込められればストレスが溜まり、
問題行動が出て当然といえます。

サークル閉じ込め飼いが普及した背景

子犬を飼う時に一緒にサークルも購入する、子犬スターターパックにはサークルがつきものであるように、
日本ではもはや当たり前とされているサークル閉じ込め飼い。

なぜこんなに普及してしまったのかというと、犬に長時間の留守番を必要とする
飼い主のライフスタイルに原因があります

社会性が高い犬は、家族から隔離されると強いストレスを感じます。

しかもそれが毎日のように続くものだから、ストレスがどんどん蓄積されて、
吠えたり噛んだり、自分の毛をむしったり足を舐め続けたり、常動行動が見られるようになるのです。

それで困ってトレーナーに相談する飼い主が多いのですが、閉じ込め飼いをやめないと
根本的な問題は解決されないのです。

サークルの中の方が安心している?

サークル飼いをやめるようにお願いすると、うちの犬はサークルの中にいたほうが
安心しているようだと言われることがあります。

しかし、それは本当の意味での安心でしょうか?

サークルから出て勝手に室内を動き回ると、ちょっとテーブルの上をのぞいたり、
床におかれているバッグを嗅いだり、クッションを舐めただけで怒られ、
おもちゃで遊んでいるだけなのにうるさいと叱られるけど、
サークルの中にいれば飼い主さんはなにも言わない。

だから仕方なくサークルに入っている、という犬が多いのです。

のんちゃんがそうでしたが、サークルの中を避難所にしている子もいます。

そういう時、サークルやクレートのドアを開けておいて、
犬が自由に出入り出来るようにし、
室内で自由にしている犬がちょっとバッグのにおいを嗅いだくらいで
怒ったりするのをやめるのです。

室内で自由に動き回っていても飼い主さんが怒らないとわかれば、
だいたいの犬はサークルではなく涼しい廊下などで寝るはずです。

自ら進んでサークルに閉じこもるような犬はいないでしょう。

ストレスからくる犬の行動を、自分の都合良く解釈してはいけません。

▼合わせて読みたい
ケージを使うのは誰のため?

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室内フリーを実現するために

それまでずっとサークルに犬を入れていた飼い主さんは、いざ室内フリーにしようとすると、
留守番中など危険ではないかとご相談をいただきます。

しかし、これは犬を飼う前に考えておくべきことだと思うのですが、
犬に限らず動物と暮らす場合には動物にとっての危険なものは可能な限り室内から撤去しておくのです。

子犬を飼うのなら、かじられて困るものはおかずに、そのかわりかじってもいいおもちゃをたくさん用意します。

食べられては困るようなものも、犬の届くところにはおきません。

よく言われる電気コードについては、人間が見ていられる時におもちゃにしてはいけないと教えましょう。
かじりそうになったらすぐに辞めさせて、かじってもいいおもちゃと交換するのです。

例外もありますが、だいたいの犬はおもちゃがあればコードには興味を持ちません。

対象療法ではなく環境の改善を

犬がかじりそうなものを片付けたり、床にものを置かないようにしたり、
かじらないように教えたりといった対象療法よりも、
犬が室内ではまったり寝ていられるような環境を整えてあげる必要があります

一番いいのは、散歩を充実させてあげることです。

アスファルトの道をまっすぐ行進するのではなく、
自然たっぷりの山や川、公園などに行って、犬の行きたい方に付いていきながら、
匂い嗅ぎをしたり、自分のペースで歩いたり走ったり、転げ回って泥だらけになったり、
そういうことをたっぷりさせてあげましょう。

そうして、室内では大人しく寝ているということを教えるのです。

これが、犬も人も一番楽な方法です。

興奮して室内で走り回っていたずらするからと、叱ったり、サークルに閉じ込めていたら、
いつまでたっても解決しません。

人と犬が同じ家で気持ちよく暮らすために、叱らずにルールを教えてあげましょう。

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おまけ

公園に落ちていたゴミ。

るーこの厳しいチェックが入ります。

ほんと、けしからんね。
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 - まったり育犬, 動物福祉