「まずは飼い主が変わろう」具体的にはどうすればいい?

わかっていても実際に変わるのは難しい。

こんにちは!

犬になりたい犬育ブロガーの瀧沢かいるーです。

今日は、わかっちゃいるけど実際にやるとなると難しい、飼い主が変わるということについて。

「犬の問題行動を直すにはまず飼い主が変わらなければならない」

「飼い主が変われば犬も変わる」

これは昔から、強制訓練をやってきたトレーナーたちが主張してきたことですので、
多くの飼い主さんがよくご存じのことだろうと思います。

しかし、知っているとしても実際に変わるために行動するのはとても難しいことです。

変われと言われてもそもそも何をどうすればいいのかわからない、
どういうように変わればいいのかは何となくわかるけどどうすれば変われるのかがわからない、
そんな人も多いのではないでしょうか。

一番大事なコツとしては、まず犬に対する思い込みを変えることだとわたしは考えています。

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まずは「飼い主が変わる」べき

犬を変えたいのならまずは飼い主が変わりましょう

これは昔から犬のトレーニングにおいて言われていることです。

わたしが学生時代に教わったトレーナー講師たちは、ドッグトレーナーというのは犬をしつける仕事ではなく、
飼い主をしつける仕事だと言っていました。

飼い主の犬に対する考え方を変え、接し方を変えることで問題行動を直そうというのです。

それだけ、飼い主の犬への接し方というのは、犬の問題行動に直結しているということです。

「飼い主が変わる」の誤解

わたしも「まずは飼い主が変わるべき」というのには同意しますが、どう変わるべきかは従来のトレーナーたちとは考え方が違います。

従来のトレーナーたちは、犬に問題行動が起きるのは飼い主がしっかりと犬をコントロール出来ていないからであり、
主従関係が築けていないからだ、という考え方でした。

そのため飼い主に対して、犬に信頼されるようなリーダーに変われ、と言うのです。

しかし、わたしは飼い主がリーダーであることこそが犬の問題行動に大きく関係していると考えています。

飼い主がなるべきなのは、犬の友達であり、犬の仲間に入れてもらえるような存在です。

なのでわたしは、犬のリーダーになろうとしたり、主従関係を築こうとしていたり、あれこれうるさく命令しているような飼い主には、
犬の友達になれるような、犬が仲間に入れてもいいかなと思ってくれるような人に変わって下さい、とお願いするのです。

「変わる」のは難しい

とはいえ、いきなる「変わる」というのは難しいでしょう。

昨日まで犬にちくいち指示を出して命令していた人に、今日から一切指示を出さず、命令もせず、
犬の好きなようにさせてあげて下さい、と言ったところでなかなか難しいでしょう。

夜寝る前にはきちんと歯を磨き、朝起きたらきちんと身なりを整えて出掛けるのをやめて、
今日からはお菓子を食べながら寝て、朝も起きたら顔も洗わず寝癖だらけでパジャマのまま出掛けて下さい、
というのと同じくらい難しいのではないのでしょうか。

これくらい、昨日までの犬への接し方を変えるというのは困難なのです。

そこで、犬に仲間に入れてもらうためには具体的に何をどう変えればいいのか?

詳しくお話しましょう。

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変えるべき犬への接し方

今まで相談に乗ってきた飼い主さんは、多くが犬を束縛しすぎであれこれ命令を出し過ぎているという場合が多かったです。

命令をしていない場合でも、体をいちいち触ったり、撫でていたり、用もないのに読んでみたり、おやつをあげたり、
何度もボールを投げて持って来させたり、構い過ぎているのです。

いっぽうで、犬が発しているボディシグナルは全く見ていません。

「ほらほら、今、舌を出しましたよね」と言っても、「え?」と言って見逃しているのです。

つまり、全く犬を見ていないのです。

また、犬の方も「これは嫌」とか「こっちがいい」と言っても飼い主さんが聞いてくれないので、
それが続くとだんだんと何も言わなくなってきます。

しかし、何も言わないからといって要求やフラストレーションが溜まっていないわけではありません。

逆にそれが積もり積もって、噛み付きや吠えなどの行動に繋がることが多いのです。

人間の子どもも、言いたいことが上手く伝えられないと、泣いたり叫んだり、叩いたりなどをしますが、それと同じです。

そういう子どもに対して、理由も聞かずにただ「泣き止め」「静かにしなさい」と叱っても、
叱られた子どもは泣き止みはするでしょうが根本的な解決にはなりません。
上手く言葉に出来ないストレスと、一方的に叱られたことへのストレスが溜まり、別の面で問題が出てくるでしょう。

こういう時は「本当はどうしたいの?」「何がしたかったの?」と聞いてあげることが問題解決への第一歩です。

犬の場合も同じです。

一方的に押しつけてばかりだったのを、「本当はどうしたいの?」「何がしたいの?」と問いかけて、
一歩、歩み寄ってあげるようにしましょう。

何でもかんでも「禁止」を変える

犬の場合は、犬の好きなようにさせてあげて、今まで禁止していたことを全て解禁してあげます。

そんなことして大丈夫?と思われるかもしれませんが、問題行動を抱えている犬の飼い主さんの多くは、
聞いてみて驚くくらい禁止事項が多いのです。

散歩ひとつ例にとってみても、文字通りまっすぐ歩かなければいけないとか、オシッコしてはいけないとか、
草むらに入ってはいけないとか、匂い嗅ぎをしてはいけないとか、電柱に近寄ってはいけないとか、
他の犬に挨拶してはいけない、落ちているものを嗅いではいけない、枝や葉っぱをくわえてはいけない、
いつも同じ道を歩かなければダメ、面白そうなものを見つけてもスルーしなきゃダメ、
あれもダメこれもダメで、ラジコンカーを自分で操縦しながら歩けばいいじゃないかと言いたくなるほどです。

実はのんちゃんも、2歳くらいまではこれと同じように、禁止事項でがんじがらめの散歩をしていました。

しかし、思い切ってこの禁止事項を全て解禁したら、それだけでとても上手に歩けるようになったし、
家での破壊行動がみるみる良くなったのです。

1年ほどたってから、のんちゃんがこっちを気にすることもなく、自由気ままに歩きながら、
落ちていた枝をくわえて遊んだのを見た時は何だかジ~ン…としてしまいました。

飼い主さんが一生懸命禁止しているものは全て、犬として当たり前の行動なのです。

犬はまっすぐになんて歩かないし、匂い嗅ぎもするし、ものをくわえるし、面白いものを見つければ近寄って観察するものです。

安全な場所で、好きな場所を好きなように探検させてあげていると、だんだんと「本当はこうしたい」という
犬の思いがわかってくるはずです。

飼い主はそれを理解して、犬の意見を聞き入れてあげられるように、自分を変えていくのです。

もう一つ大事なのは、犬の気持ちがよくあらわれるボディシグナルを読み取れるようにすることです。

読み取れるようになるだけでなく、そこから犬の意思を理解し、尊重してあげられるようになりましょう。

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思い込みを変えよう

  • 犬は人間に合わせるべき
  • 犬の気持ちなんてわからない
  • 犬は人間の言うことを聞いていれば幸せ
  • うちの犬は聞き分けのない悪い子

飼い主自身が変わるためには、こういった思い込みを変えることが何より大事です。

犬への接し方を変え、犬の意思を理解し尊重出来るようになる頃には、自然とこういった思い込みも変わっていることでしょう。

そうすると、犬の行動も明らかに良い方へと変わります。

楽しそうに散歩するようになり、家の中ではお気に入りの場所で大人しく寝ているようになり、笑顔が戻って来ます。

すると、噛み付きや吠え、引っ張りなどといった個別の問題行動もかなり軽減されてきます。

問題行動一つ一つに個別に対処し、直そうとしても上手くいきません。
まずは根本的な原因である飼い主の犬への接し方を変える必要があります。
それにともなって犬が変わってきたところで、ようやく問題行動を直すための準備が整うのです。

もちろん、その問題行動が犬の身体的・精神的疾患によるものである場合や、長年にわたってその行動が強化されてしまっている場合は、
直るまでに時間がかかるし、完全には直らないこともあります。

しかしそれでも、接し方を変えて、犬に気を遣ってあげて、少しでもストレスをなくそうと努力すれば、
少なからず変化が見られるのです。

最初から100%を目指しても上手くはいきません。

それよりも、少しでも犬が楽になるように、ということを目指しましょう。

のんちゃんも完全に直ったわけではありませんが、やり始めた頃よりはだいぶ楽になっていると思います。

問題行動を直すのはあくまで犬のためであり、人間のためではありません。
なので、犬が少しでも楽になればそれでいいのです。

どれくらい時間がかかるかはわかりませんが、愛犬の笑顔が見られるようになれば飼い主だって嬉しくなります。

のんちゃんは改善が見られるまでに半年、良くなったと実感出来るまでに1年、
今もまだ改善の途中なので長い道のりではあります。

しかし、少しでも「変えたい」「どうにかしたい」と思うのであれば、まずは自分の思い込みと犬への接し方を変えるよう、努力してみて損はありませんよ。

▼合わせて読みたい

おまけ

久々の犬飯炊き。

試験的に、1ヶ月間手作りご飯オンリーでやってみようかなと思っています。
先日、新しく頼んだフードが届くのに時間がかかってしまい、5日間ほど手作りご飯だけになったんですが、
犬たちの調子が目に見えて良くなったんですよね。
手作りご飯オンリーは本当に久々だったのですが、こんなだったっけ?ってビックリしちゃいました。

犬たちもやっぱ手作りご飯の方が嬉しそうですしね。

▼現在の主力犬飯

一仕事した後のココアは最高です。

2頭の犬飯1週間分作ると午前中丸々潰れますわ。。。
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