「口コミ」には要注意?良い動物病院の選び方

口コミにも要注意?動物病院の選び方。

こんにちは!

犬になりたい犬育ブロガーの瀧沢かいるーです。

今日は、動物病院を選ぶ時に「口コミ」を参考にすることの注意点についてです。

先日、つい最近この地域に引っ越してきたという、小型犬ミックスの飼い主さんに、
「この辺りで良い動物病院はないか」と聞かれました。

その飼い主さん、わたし以外にも散歩中にすれ違う近所の犬飼いさんにも声をかけて、近所の動物病院について評判を尋ねているそうなのです。

うちの近所には3つ、動物病院があるのですが、困ったことに、その3つの動物病院についての評判が、飼い主さんによって、
「ここはいいよ」「あそこはやめときな」と評判がマチマチなのだそうです。

犬を連れて新しい地域に引っ越した際、動物病院選びに近所の犬飼いさんの口コミを参考にして選ぶという人は多いでしょう。

しかし、この「口コミ」がまたやっかいなのです。

なぜなら、どういう動物病院、どういう獣医師を良いとするかは人によって違ってきてしまうからです。

今日は、動物病院選びに「口コミ」を参考にする時の注意点について詳しくお話します。

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「口コミ」には要注意!

うちの近所には3つの動物病院があります。

仮に、A病院、B病院、C病院としましょう。

まずはその3つの病院を例に、「口コミ」には要注意の事例を紹介します。

事例1:A病院とB病院

とある奥さんさんは、14歳と高齢の愛犬を長いことA病院に連れて行っていました。
半年も点滴に通っていたとのことですが、いっこうに病名がわかりません。

そこで、B病院に連れて行ったところ、腎臓が悪いことがわかったと言います。

すぐに病名が判明したB病院は良い病院で、なかなか病名がわからなかったA病院は悪い病院だ。
こう言うのです。

しかし、その人の旦那さんに話を聞いたところ、具合が悪くなって最初に連れて行った時にすぐに血液検査をしてもらい、
その場で奥さんと一緒に「慢性腎不全だ」と教えてもらったそうです。
半年もの長い間点滴に通っていたのも、慢性腎不全だからだそうです。

しかし奥さんはそのことを聞いていなかったか、忘れてしまったのか、A病院はなかなか病名がわからないと言い、
「あそこは悪い病院だ」とした口コミを触れ回っているのです。

こういう、飼い主さん自身の勘違いからくる「口コミ」もあるのです。

事例2:B病院とC病院

また別の飼い主さんは、雌犬の偽妊娠でB病院に連れて行きました。
獣医師は乳が張っている様子と飼い主の話から偽妊娠を判断し、そのままおさまるのを待つように言いました。

しかし、いつまでも続くので心配になり、飼い主さんは今度はC病院に連れて行きました。
するとそこの獣医師はすぐに薬を処方し、なぜもっと早く連れてこなかったのかと叱ったそうです。

前回の偽妊娠の時も、C病院はすぐに薬を出したそうです。

その飼い主さんは、B病院はダメでC病院は良い病院だと言います。

偽妊娠で処方する薬といえば、男性ホルモン剤かドーパミン作動薬ですが、実はどちらも副作用が大きい薬でもあります。

偽妊娠はB病院の獣医師が言う通り、しばらくすればおさまるものです。なので、普通はすぐには薬は出しません。

確かに、様子見をしろと言われるよりも何かしらの薬を出してもらってすぐにおさまった方が飼い主としては安心でしょうが、
待っていれば自然とおさまるものに対して、副作用の大きな薬を出すというのは良い獣医師と言えるのでしょうか?

時には何もせず様子見をすることも必要である時があります。

すぐに治してくれたから、すぐに薬を出してくれたからと言って、良い獣医師であるとは限らないということです。

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「口コミ」を鵜呑みにしないこと

このように、飼い主さんからの「口コミ」というのは必ずしもあてにはなりません

ただ、わたしが研修をしていた千葉県某市の動物病院は、患者にも飼い主にも病院スタッフにも態度が悪く、賃金未払いや診察料が不当に高かったり、
健康な個体を手術の練習のために使ったなどの疑惑まであり、被害者の会まで出来て訴訟まで起こされたところは確かに近所からの評判も悪いところではありました。

他にも獣医師免許を持っていない疑惑がある動物病院や、診察料が不当に高いとの理由で訴訟まで起こされたような病院は総じて評判も悪いため、
そういったところは避けた方が無難です。

A病院は一般的には評判はとても良く、院長もきちんと勉強していて、飼い主の話を遮らずによく聞いてくれて説明も丁寧だし、何より動物の扱いがとても優しいです。

対して、B病院とC病院の先生は、A病院の先生と同じく勉強熱心で知識も豊富ではあるのですが、飼い主の話はあまり聞かず、
説明もおざなりで専門用語が多く飼い主は正しく理解できない部分も大きいのです。

出さなくて良い薬は極力出さない主義のA病院の先生と違い、どちらもすぐに薬を出そうとします。

何より、C病院は動物の扱いが本当に雑です。

ここまで見るとA動物病院がとても良い病院のように思えますが、A病院の獣医師は飼い主が明らかに獣医学的見地から見て間違ったことを言っていても訂正しません。
これも専門家としてどうなのかと思うのです。
正しい知識を広めるのも獣医師の役目だと思うのですが。

また、問題行動満載の子でも「いい子ですね」とほめるのです。
そうすると、愛犬をほめられた飼い主は喜びます。
しかし本当に犬のためを思うなら、問題行動を治すために何が必要かを飼い主に教えるべきではないでしょうか。

近所のチワワの飼い主さんは、A動物病院に連れて行った時には何も言われなかったが、B病院に連れて行った時に、
先生は一目見て「この子水頭症ですね」と言われたそうです。
そのチワワちゃんは常に舌をチロッと出しているという水頭症特有の症状が出ており、獣医師に限らず少し知識のある人なら誰でも水頭症を疑います。
A病院の獣医師ももちろん気づいていたのだろうと思いますが、それを教えなかったことになります。

飼い主さんの中には、自分の犬や猫が生まれつきの病気であるとか、障害を持っているとか、奇形であるなどと言われると怒り出す人もいます。
A病院の先生は、わざわざ飼い主に対して「あなたの愛犬は脳の奇形ですよ」と言って怒らせることはないと思ったのかもしれませんが、
水頭症は場合によってはけいれん発作を起こすことがあります。
そのほかの疾患についても、知らなかったがために悪化させてしまうこともありますし、出来る処置が出来ないこともあります。
そういう時に苦しむのは動物たちなのです。

いきなり発作を起こしてびっくりして何も出来ないより、この子は水頭症なのだから発作を起こす可能性があるということを理解しておき、
発作が起きた時に適切な処置が出来るように飼い主に指導するのも獣医師の仕事のはずです。

 

「良い動物病院」はどうやって選ぶ?

では、どういう動物病院、どういう獣医師が「良い」と言えるのでしょうか。

インフォームドコンセントや動物の扱いが優しいなどは当たり前の最低条件です。

あとは、自分自身がよく勉強することです。これに尽きます。

人当たりがよく、飼い主を喜ばせてくれるようなことばかり言う獣医師は、確かに「優しくて良い獣医さん」だと思ってしまいがちですが、それだけで選んではいけません。

飼い主を怒鳴りつけるような獣医師は論外としても、動物病院は動物たちが病気を診察・治療してもらうために行く場所であって、
飼い主がお世辞を言われて喜ぶために行く場所ではないのです。
自分の子は、自分でほめてあげればいいのです。

自分でしっかり勉強すれば、その獣医師が正しい治療法を提示してくれているかどうかがわかるようになります。
C病院ではマラセチアごときに強い薬を出したそうですが、そんなものは定期的な耳掃除の方が大切です。

ワクチンプログラムにしても、ノミダニ対策にしても、自分でよく調べてまとめておいてから獣医師に相談すると、獣医師の一方的な提示をよくわからないまま受け入れるということにならずに済みます。
うちの犬たちがお世話になっているB病院は、何も言ってこない飼い主に対しては獣医師の一方的な治療が提示されますが、
飼い主が「わたしはこういう考えだからこうしたい」と言うと、一緒に良い案を考えてくれます。
動物の病気のことは専門家に任せておこう、ではなく、飼い主も一緒に勉強して参加していくべきです。

人によって何を「良い」と感じるかは違うので、近所の飼い主さんから口コミを聞くことも間違いではないですが、
一番大事なのは自分で色んな動物病院に足を運んでみることです。

何度も新しい病院に行くと、初診料をとられるのが嫌だという飼い主さんもいますが、そこはお金の問題ではなく、自分の病院を選ぶつもりで動物病院も選んであげるべきです。

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おまけ

人間のように寝るるーこ。

枕に頭を乗せて寝ていたので、布団をかけてあげたらあったかいのかそのままぐっすり…。
ホットカーペットも入ってるから余計にぬくいんだろうなあ。

気温だけ見ると暖かくなってきてますが、雲が出て日が隠れるとまだまだ寒いです。
3月になってから天気予報に雪マークが目立つようになってきました…まだ降ってはいないけども。
今年の冬は全然雪かきしなかったですね。降ってもかく前に溶けちゃったし。

わたしたちは雪が少ないと単純に助かるんだけど、降ってほしいところでは降らないと大変だったろうなあ。
スキー場とか、農家さとか。

雪と同じで花粉も少ないといいのに…(切実
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