愛犬の問題行動の予防と対処その1「生活環境の改善」

犬の問題行動の予防と対処その1.環境の改善。

こんにちは!

犬になりたい犬育ブロガーの瀧沢かいるーです。

今日は、犬の問題行動の予防と対処法についてお話します。

最近、犬の問題行動やストレスについてたくさんお話してきました。

というのも、現在、無料メール相談は休止中なのですが、コメント欄から噛みつきや吠え、引っ張りなどの相談を下さる方が多いのです。

来ない時は全く来ないんですけど、一度来ると申し合わせたかのようにしばらく続くんです。

保護犬とお迎えしてしばらくしたら噛みつきがひどいことがわかった、というケースが2件続けてきました。

犬をお迎えする時に、保護犬を迎えるという選択肢が広まってきたことが良いことだと思うのですが、手に負えない犬を抱えて途方に暮れているというケースが案外多いのです。
あらかじめ、自分のスキルで対応できるかどうかよく見極めてから迎えることが必要です。

特に、先住犬猫がいる場合は慎重にしないと、みんなでストレスを溜め込むことになってしまいます。

そうなると、心に傷を負った保護犬のリハビリは全く進みません。
それどころか悪化することも十分にありうるのです。

保護犬に限らず、噛みつきや吠えなどの問題行動が愛犬にあると、何とかしようとネットを検索したり、獣医やトレーナーをはじめ色んな人に聞いて、それを実践するという人は多いでしょう。

しかし残念なことに、ネットや獣医、トレーナーから得られる情報はすでに時代遅れの考え方だったり、単なる対症療法に過ぎないものだったり、症状を悪化させるようなものだったりします。

試してみて上手くいかなかったというのは、自分自身のことならいいのですが、それを犬でやると犬を振り回してかえって事態を悪化させます。
なので、やってみる前に、それが犬にどんな影響を与えるかよく考えてみて下さい。

まったり犬育では、犬に苦痛やストレスをかけず、逆にストレスを減らすことで問題行動を軽減していくやり方をしています。

そこで、基本的な対処法を3つに分けてまとめてみました。

  1. 生活環境の改善
  2. 飼い主の接し方の改善
  3. ストレスマネジメント

今回は一つ目の、生活環境の改善について詳しくお話していきます。

これは問題行動の予防にもなるので、今のところ困ってはいないという飼い主さん、これから犬をお迎えする予定のある飼い主さん、ぜひ読んでみて下さい。

 

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改善すべき生活環境のポイントは?

いつもブログを読んでくださっている方はそろそろ耳に出来たタコが潰れる頃でしょうが。

犬の問題行動の主な原因は、恐怖や不安とそれによるストレスです。

まずはこのことをしっかりと理解しておきましょう。
吠えや噛みつき、リードの引っ張りなど、個別の問題行動への対処は後回しで、根本的なことを解決しなければなりません。

理解した上で、日常生活でどんなことが犬に恐怖や不安を与え、ストレスになるかを考え、生活環境の改善を行っていきましょう。

これは犬が安心して暮らしていくためには必要不可欠なことです。

なので、どうすれば犬が安心できるかという点から考えてあげるとわかりやすいです。

 

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改善すべき6つのポイント

犬の安心、快適さという観点から改善すべき生活環境を6つご紹介します。

1.安心できる場所に居場所を作る

暑すぎたり寒すぎたり、直射日光や雨が当たったり、風が直撃したりなどという場所はまず好ましくありません。

室内で心地のいい場所をいくつか選んで、それぞれに犬用ベッドやクッションをおいてあげましょう。

ベッドやクッションは柔らかくて寝心地が良いものがいいですが、夏はひんやりする素材を使ったもので快適にしてあげます。
また、あまり柔らかすぎるものは足をとられるので、足腰の弱った老犬には不向きな場合もあります。

人が行き来したり、音がうるさいような場所は落ち着きません。
逆に、誰も来ないような場所も犬にとっては寂しいのです。

なので、ある程度、人と近い場所に快適な居場所を作ってあげましょう。

外が丸見えで人や車に吠える場合は、板や曇りガラスにするシールで隠してあげましょう。

2.サークルやクレートには閉じ込めない

何度もうるさいくらい口を酸っぱくして言っていることですが。

サークルやクレートなどに閉じ込めると、犬に強いストレスがかかるので、すでに問題行動がある犬には厳禁です。
鎖などで外に繋ぐのも同様です。
》咬傷事故の原因?繋ぎ飼い・閉じ込め飼いのリスク

今のところ問題行動がない犬でも、これを続けていることでいずれ出て来る可能性が高いです。

自分の意思で自由に動けるようにしてあげましょう。

同居犬や猫などと相性が悪い場合には、さしあたり居場所を分けて、人間が行き来してそれぞれをひとりぼっちにしないようにしてあげます。

室内フリーにする場合は、室内を徹底的に片づけて、犬がいたずらしたり誤飲しないように整えてあげましょう。

すでにサークルに閉じ込める生活をしていて、すぐに室内フリーには出来ないという場合も、まずはリビングから片づけて徐々にフリーに出来る範囲を広めていきましょう。
》サークルを使わず室内フリーにする時の注意点

3.散歩は1日2回、排泄は外で

散歩は1日2回、30~50分ずつくらいにしてあげます。
散歩時間が2時間を超すと、かえってストレスレベルが上がることがわかっています。
》睡眠時間は20時間以上!犬にとって「最もストレスのない生活」とは

散歩の他に、2回くらい排泄のために外に連れ出してあげましょう。

排泄は室内よりも外でさせた方が、巣(=家)を汚さないという犬の習性にかなっているし、失敗する心配もなくなります。

庭がある場合はそこでさせてもいいし、庭がなくても近所を5分くらい歩くと気分転換にもなります。
》愛犬がサークルでトイレをしない?そんな理由はわかりきっている

4.室内では静かに

室内では、人間がバタバタと騒々しい動きをすると、犬をイライラさせたり不安にさせたりするので、極力静かに、ゆっくりゆっくり動くようにします。

大声出したりせず、ドアを閉める時もそっと。
特に女性はお喋りの時に無意識に大きく高い声になってしまっている人が多いので気を付けましょう。
》「高い声でハイテンションな接し方」犬は本当に喜んでいる?

家族で暮らしているという場合は統一するのに大変ですが、みんなで協力してやってみて下さい。

子どもが騒ぐ場合も、親が根気よく説明して納得してもらいましょう。

5.規則正しい生活

飼い主自身も規則正しい生活を心がけ、犬がたっぷり睡眠をとれるように、人間も夜は早く寝るか、テレビは消すなどして静かにしましょう。

20時間以上寝るのが、犬にとって最もストレスの少ない生活だとデータが出ています。
》睡眠時間は20時間以上!犬にとって「最もストレスのない生活」とは

寝る時には犬に寝場所を選ばせてあげますが、ストレスレベルが高い犬は多くの場合、飼い主と一緒に寝たがります。

犬と一緒に寝てはいけないなどといまだに言われていることもありますが、一緒に寝てあげることで犬は精神的に落ち着き、そのうち自然と別々に寝ることも増えてきます
うちの犬たちも、冬場は一緒に寝ていますが、夏になるとベッドに上がっても来ません。
玄関や風呂場など、涼しいところでそれぞれ寝ています。
》犬と一緒に寝てはいけない?3大理由を論破!
》これから子犬を飼うあなたへ「一緒に寝てあげて下さい」

もちろん、寝る時もサークルやクレートには閉じ込めません。

自分では対処できないこと(対処不可能性)と、何が起こるかわからない(予測不可能性)というのは、ストレスの大きな原因です。

閉じ込められて自分では出られないというのは、人間にとってもとても辛い状況です。
わたしは閉所恐怖所なので発狂します。

また、犬にとって生活の全ては飼い主ペースで進んでいくので、何が起こるかわからないことの連続の日々なのです。

その不安を少しでも和らげるために、いつも同じ時間に散歩や食事をするなど、次に起こることを予測できるようにしてあげましょう。

6.留守番は6時間以内

夫婦でも共働きが多いご時世、犬に留守番をさせるなというのは無理な話でしょう。

なので、留守番時間は6時間以内におさまるようにしましょう。

それが出来ない場合は、家族や友人知人に頼むか、シッターを頼むことをおすすめします。

留守番時間が6時間を超えると、犬のストレスレベルが上がります。

もちろん、留守番の時もサークルには閉じ込めてはいけません。
ただでさえ飼い主がいなくて不安なのに、その上自分では出られない狭い場所に閉じ込められると不安がますます強くなります。

それにより、噛みつきや吠え、分離ストレスなどが悪化するのです。

 

自分だったらどう思うかを考える

繰り返しになりますが、犬にやっていることを自分がされたらどう思うかを常に考えましょう。

静かで落ち着けて快適だと感じる環境が、問題行動の改善には必要不可欠なのです。

「犬だからこれくらい大丈夫だろう」といった気持ちが、犬に無理を強いる原因になります。

わたしたちがされて嫌なこと、大丈夫ではないことは、犬だって嫌だし大丈夫ではないのです。

どうすれば犬が快適か、どうすれば犬が安心できるかを考え、生活環境を常に改善していくことが大事です。

まずは、この6つのポイントについて自分は出来ているかをよく考え、出来ていない場合は改善してあげましょう。
出来ているという場合でも、さらに犬に快適に過ごしてもらうために出来ることはないかを考えましょう。

次回は、飼い主の接し方の改善についてお話します。

 

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おまけ

先日、妹と出かけた時、ペットショップで海じいの服を選んで来たのですが。

どれもこれも目玉転がり落ちるくらい高くてビックリしました。

あんな…ちっちゃな服が…2,500円???

わたしの服なんて1,000円程度なのに。

980円の一番やっすい服を2着買いましたが、犬に毎日違う服着せてる人って服代にいくらつぎ込んでるんだろう。
まあ、飼い主さんはジャージなのに犬はシャネルの服にグッチの首輪とリードなんてこともあるらしいからね。

海じいみたいにカットする犬種で寒がりな子には服ってありがたいけど、自前の毛皮で十分な子たちにまで服着せる必要ないと思うなあ。

その海じい、おニューの服を着てなぜな女豹のポーズ。

「シャッターチャンスだぞ!ほら、撮れ!」とばかりにこの体勢でしばらく動かず。
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