愛犬の問題行動の予防と対処その2「飼い主の接し方の改善」

犬の問題行動の予防と対処その2.飼い主の接し方の改善。

こんにちは!

犬になりたい犬育ブロガーの瀧沢かいるーです。

今日も前回に引き続き、犬の問題行動の予防と対処法についてお話します。

まったり犬育では愛犬に何かしらの問題行動が見られる時、犬に苦痛やストレスをかけず、逆にストレスを減らすことで問題行動を軽減していくやり方をしています。

基本的な対処法は以下の3つです。

  1. 生活環境の改善
  2. 飼い主の接し方の改善
  3. ストレスマネジメント

今回は2つ目の、飼い主の接し方の改善について詳しくお話していきます。

普段何気なくやっている行動や、無意識の行為が、実は犬のストレスの原因になり、飼い主さん自身がストレッサーになっているということはけっこう多いのです。

逆に、飼い主さんが意識して犬のストレスになるような行動をやめれば、それだけで問題行動の大幅な改善が期待出来ます

これは問題行動の予防にもなるので、今のところ困ってはいないという飼い主さん、これから犬をお迎えする予定のある飼い主さん、ぜひ読んでみて下さい。

 

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改善すべき接し方のポイントは?

いつもブログを読んでくださっている方はそろそろ耳に出来たタコが潰れる頃でしょうが。

犬の問題行動の主な原因は、恐怖や不安とそれによるストレスです。

まずはこのことをしっかりと理解しておきましょう。
吠えや噛みつき、リードの引っ張りなど、個別の問題行動への対処は後回しで、根本的なことを解決しなければなりません。

理解した上で、自分のどんな接し方が犬にストレスを与えているかを考えてみましょう。

犬というのは基本的に、声が大きい人や大袈裟な動きをする人、あわただしく動く人などが苦手です。
人間でも、こういう人は苦手だという人は多いのではないでしょうか。

ちょっとの時間過ごすくらいなら大丈夫だけど、家でずっと一緒に過ごすとなると、少し声を小さくしてと思ったり、大袈裟に動いたりドスドス歩くのをやめて欲しいと思うでしょう。

犬に対しても、それをやらなければ良いのです。

自分がどういう人と一緒にいて落ち着くかを考え、犬にとって落ち着ける人になるよう心がけましょう。

 

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改善すべき5つのポイント

1.静かで落ち着いた動作を心がける

問題行動がある犬もない犬も、基本的に騒々しい人や落ち着きのない人は苦手です。

動物というのは全般的に動きの少ない静かな人が好きなのです。

何もしていなくても犬が自分からそばに寄っていく人というのはたいていの場合、物腰穏やかで落ち着いて静かな人ではないでしょうか。
》犬に好かれるには?第一弾:「落ち着いた人」になろう

なので第一に、意識して自分自身がなるべく静かに、ゆっくりゆっくり動くようにしましょう。
歩く時も慌てて走ったり、ドスドス足音を立てたりせず、ドアの開け閉めも最後までドアノブから手を離さずにゆっくりゆっくりやるのです。

友人の愛犬はペットショップで閉じ込め虐待されていた子で、友人が引き取った当初はかなりの怖がりでちょっとした物音や人の動きにも怯えていました。
友人が慌てて立ち上がったり、家族がドスドス歩いたりするだけでいつも怖がって逃げて隠れてしまっていたそうです。

そういう怖がりな子の場合は特に、動きには気を付けてあげないといけません。

怖くて逃げ場がないと、窮鼠猫を噛むで、飼い主さんに噛みついて噛み癖がついてしまうこともあります。

2.大きな声を出さない

大袈裟な動作や素早い動きとともに、大きな声も出さないようにしましょう。

怒った声はもちろん、誰かを呼ぶ時につい大きな声になってしまうのや、大袈裟な褒め言葉も犬を興奮させるし、怖がりな子は怯えてしまいます。
女性は特に声が大きく、また高いことが多いので、普通に喋っている時も気を付けないと耳障りな声になります。
》「高い声でハイテンションな接し方」犬は本当に喜んでいる?

犬がいるところでは静かに話しましょう。

そして、犬に話しかける時は、優しく囁くようにが基本です。
》犬の気持ちを理解するためにささやき声を心がけよう

いつも優しい声で話していると、散歩中予期せぬトラブルが起きた時に、ついついいつもより大きな声で「あ、危ない!」などと言った時に犬の反応が良い気がします。
いつも囁き声で話しているのに急にちょっと大きな声を出すと、「なになに、どうしたの?」とすぐに反応してくれるのです。

逆に、いつも大声で犬に話しかけているとそれが当たり前になってしまうので、本当に危ない時の大声にも反応しないことがあります。

3.命令・コマンドを出さない

それから、命令口調は犬を怯えさせるので要注意です。

命令したりコマンドを出したりして、犬をコントロールしようとする発想自体を変えることが重要です。

問題行動が見られるようになると、犬をコントロール出来ていないからだというトレーナーがいまだにいます。
そこで、犬に命令しコマンドを出して言うことを聞かせ、犬に恐怖や不安を与えながらコントロールしようとします。

しかし、問題行動の原因は何度も言っている通り、恐怖や不安、それにともなうストレスなのです。
これはアメリカの獣医学会も言っていることです。

なので、犬に恐怖や不安を与えコントロールするようなやり方は逆効果なのです。

それから、あれこれ指示を出さないというのは犬自身に色々と考えさせるためです。

学生時代のトレーナー講師は、犬には自分で考えて行動させずに人がコントロールしなければならないと言っていましたが、それは大間違いです。

犬が自分で考えたり、自分の意思を持ったりすると大変なことになるという都市伝説がいまだに根強く信じられています。

しかし、犬は人間に従順になることで食べ物や安全な寝床を手に入れてきました。それが出来ない犬は人間の手によって淘汰されてきたのです。
人間の生活に適合した行動をするというのはもともとの犬の習性なのです。

昔の犬は何も教えなくてもいい子にしていましたが、色々教えられている今の犬たちは問題行動だらけです。
であれば、犬に必要ないことまであれこれ指示して教えるということが、問題行動の大きな原因だと考えるのが自然ではないでしょうか。

あれもこれも教えてやめさえようとしなくても、環境を整えて穏やかに接していると、犬は落ち着いて極端な問題行動はしなくなります。
それを待ってあげましょう。

4.叱らない

最近では犬に命令はしないと言いながら「ダメ」「ノー」「イケナイ」をはっきりした口調で連発し、一方で大袈裟に褒めるというやり方が主流になってきているようですが、これはやめておきましょう。

困った行動を「ノー」などと叱ってもまず直りません。

もし、叱ったことで犬が動きを止めたり、問題行動をやめたりしたら、それは叱ったことで犬を怖がらせていると考えた方がいいです。

こういうことをやっていると、飼い主の様子を常にうかがうビクビク犬になってしまいます。
飼い主がストレッサーになってしまうので、犬にとっても飼い主にとっても良くありませせん。

「ノー」や「ダメ」などの言葉は叱っているわけではなく、いけない行動をやめさせるためのコマンドだとトレーナーから説明されたことがあります。
しかし、例え飼い主は叱っているつもりはなくても「ノー」などの否定的な言葉を発すれば、犬は雰囲気で飼い主が自分のことを快く思っていないのだということを察します

出来るだけ感情を出さずに「ノー」と発するようにと言われても、ためしに犬のいないところで「ノー」と言ってみるとわかるかと思いますが、否定的な言葉にはどうしても否定的な感情が出てしまうのです。

その否定的な感情は、犬を不安にさせます。
犬を「NO!」でしつける問題点

いつも「ノー」だの「ダメ」だの言われている犬は自分に自信がなく、いつもビクビクして飼い主の顔色を窺っている子が多いです。

また、いつ「ノー」と言われるかわからないので、自発的に行動を起こすことが少なくなるのです。

また、飼い主さんが「ノー」と言いたくなるような犬の問題行動は、実は問題行動ではないことが多いのです。
どれもこれも犬の本能的な行動で、飼い主さんには困った行動でも犬にはそれをやる理由がちゃんとあるのです。
ダメじゃないのに「ダメ」って言ってない?

なぜ犬がその行動をやるのか、叱ってやめさせるのではなく、理由を見つけてあげることが飼い主の仕事です。

例えば飼い主が部屋から出ようとすると噛みつくという犬は多いです。

子犬であればじゃれているだけかもしれません。
分離ストレスによる行動の可能性もあります。

牧羊犬種であれば本能的に、群れから外れそうになった飼い主をまとめようとしての行動かもしれません。

コーギーは家畜の足に噛みついて群れをまとめる仕事をしていたので、よく部屋を出ようとする飼い主の足に噛みついて群れに戻そうとするという話を聞きます。

なぜその行動をやっているのか、叱ってやめさせるのではなく、理由を見極めて対処することが大事です。

いずれにしろ「ノー」などと言ったところで解決はしません。

それに「ノー」や「ダメ」をいけない行動をやめさせるコマンドだと説明されましたが、コマンドを出すことが犬のストレスになるというのは先ほども説明した通りです。

吠えがひどい場合も、吠える犬に対して「ノー」と言うのではなく、原因を見つけてそれを取り去ることが大事です。

ストレスレベルが高い内は些細な刺激に敏感に反応して吠えますが、ストレスレベルが下がってくれば吠えもなくなっていくので、飼い主は吠えに反応せずじっと横を向いておさまるのを待っていればいいのです。

飼い主に向かって吠えるという話をよく聞きます。
愛犬に吠えられるというのはなかなかショックで、つい叱りたくなりますが、こういう場合はその場を立ち去りましょう。

しかしこういうのはあくまで対症療法なので、まずは根本的な原因を解決しましょう。

5.しつこく撫でまわさない話しかけない

接し方で大事なのが、犬をしつこく撫でまわしたり触ったり、何かあるたびにいちいち話しかけないということです。

犬の方から寄ってきて撫でてくれとお腹を見せたり、顔を近づけたりした時にだけ、落ち着いて2、3回撫でてやりなとはそっとしておきましょう。

常に犬の方を気にして見たり、ひとりごとのようにずっと話しかけているというのも、犬にとっては落ち着きません。

撫でたり話しかけたりというのが癖になってしまっている飼い主さんが多いので、日常的に意識してやめていくことが大事です。

うちの子は人間に撫でられたり構ってもらうのが好きで、いつも人間のそばにいたがってちょっとでも離れると寂しがると信じ込んでいる飼い主さん、特にチワワなど小型犬の飼い主さんに多いですが、実のところ犬がうざがっていることが多いのです。

自分だって家族や同居人に同じことをやられたら嫌ではないでしょうか。

自分がされて嫌なことは犬にもやらないというのが鉄則です。

 

自分にとって落ち着ける人に自分がなる

犬にとってどう接してあげればいいのかと考える時、自分だったらどういう人と一緒にいると落ち着くかを考えましょう。

大きな声で騒々しく喋る人よりも、落ち着いた静かな声で話してくれる人の方が落ち着くのではないでしょうか。

廊下をドスドス歩いたり、大袈裟なアクションをしたり、ドアをバタンッと閉めるような人は一緒にいてうるさいし落ち着きません。
いつもブツブツ独り言を言っているのかと思ったら実は自分に話しかけていたという人や、そばに来るたんびにあちこち撫でて来る人というのはもはや仕事でも一緒にいたくないレベルです。

犬にとって自分がそういう人になっていないか、よく考えてみましょう。

自分が人にやってほしくない行動を一つ一つ意識してやめていくのです。

家族や友人に自分を客観的に見てもらうのもいいでしょう。

自分が一緒にいたいと思うような人、一緒にいて落ち着ける人に自分がなりましょう。

そうすると、犬にとって一緒にいて落ち着ける飼い主になれるのです。

 

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おまけ

先日、いつも読ませていただいているブログ「こももとこはるん家」さんで、犬のここが好き!という話をしていて、

ああぁぁあわっかるわぁあああ~~~!!!

と激しく同意してしまいました。

この、何とも言えない「もきゅっ」とした感じ。

たまらんですよね。

特に大型犬とかの、ちょっと肉厚でタプッとした感じの「もきゅっ」がたまらなく好きです。

わたしイチオシの「もきゅっ」を持っていたのが、今は亡きらーちゃん。

マズルが少し広めで唇が肉厚で、それこそバーニーとか、グレピー並みの「もきゅっ」の持ち主でした。

明日はそんな最高の「もきゅっ」を持っていたらーちゃんの命日です。
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