愛犬の問題行動にはどう対処する?「犬」ではなく「環境」を変えよう

問題行動改善には、犬ではなく環境を変えよう。

こんにちは!

犬になりたい育犬ブロガーの瀧沢かいるーです。

今日は、愛犬の困った行動を改善したいのなら、犬ではなくまずは環境を変えましょうというお話です。

犬と暮らしていて、犬の行動のせいで何かしらの不都合が起きてそれを改善しようとした時に、
多くの飼い主さんはまず犬を何とかしようと思うのではないでしょうか。

ご相談を受けていても、どうすれば犬の困った行動を直すことが出来るか、ということを聞かれることが多いです。

しかし、犬の行動を変えるというのは時間がかかりますし、何より犬をどうにかしようとすると、
必然的に、犬に人間の言うことを聞かせるという考えが強くなります。
その結果、犬がなぜそんな行動をするのか必要な原因究明をせず、ただ人間にとって困った行動はやめさせるべきだから、
そういう行動をしたら叱ったり罰を与えたりしてやめさせ、人間にとって好ましい行動をしたら褒めてあげるというやり方になりがちです。

ブログを読んで下さっている方ならおわかりでしょうが、こういうやり方はまったり式とは正反対のものです。

犬の行動で困った時に、まずは犬をどうにかしようとするのではなく、環境を変えてあげましょう。

その方がずっと早いし、確実だし、簡単だし、犬も人も楽に問題解決が出来るのです。

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困った時は環境を変える

「うちは座卓で食事をするのですが、犬がテーブルによじ登って人間の食べ物を食べようとします。どうすればいいですか?」

「散歩コースで庭に繋がれている犬にうちの子がいつも吠えてしまうんです。吠えさせないようにするにはどうすればいいですか?」

これはよく受けるご相談内容の一部です。

座卓で食事をしていると横から犬が首を伸ばして人間の食事を盗み食いするという話はよくあることですし、
散歩コースで庭に繋がれているよその犬に吠えかかっていくなどというのは経験したことのある飼い主さんも多いでしょう。

こういうことに困っている飼い主さんの多くは、犬の行動を改善する方法を求めていることがほとんどです。

どうすれば、テーブルから人の食べ物を奪っていったり、他の犬に吠えるという困った行動をやめさせることが出来るか、
そういうことをしない犬に変えることが出来るか、と考えているのです。

でも実は犬の行動を変えるってすごく難しいし、時間のかかることなんです。
食べ物の関してはすでに執着していれば改善には更に時間がかかりますし、無理にやめさせようとすることで執着が強くなったり、
噛み付いたりなど悪化する場合もあります。
他の犬に吠えるというのも、叱ったりすれば余計に興奮して悪い関連づけをしてしまい、より吠えがひどくなるというケースもあります。

こういう時は、犬の行動そのものをどうにかしようとするのではなく、困った行動が起こらないように環境を変えてあげるべきです。

困った行動を起こさない環境を整えてあげる

一般的に、こういった犬に問題行動に対しては、犬を叱ったり、オスワリやフセ、マテなどを教えてしつけやトレーニングをし、
飼い主の言うことを聞かせることでやめさせようとすることが多いでしょう。

しかし、鼻先にある食べ物に対して我慢するというのは難しいし、先ほども言ったように叱られたり禁止されたりしたら、
よけいに執着するようにもなります。

それよりは、座卓をやめて椅子に座るテーブルにした方が簡単です。

すでに執着するようになってしまっている場合は改善に時間がかかることもありますが、それでも座卓でいるよりはずっといいはずです。

散歩の時に庭に繋がれている犬に吠えるという場合も、吠える犬を叱ったりするのではなく、その場所を散歩コースから外せばいいのです。
その場所が家に向かうたった一本の道で、どうしてもそこを通らなければいけないというのでない限り、そこを通らないだけで万事解決になるのです。

ご相談ではトイレに関するお悩みも多いのですが、日本では室内トイレがもはや当たり前になっています。
寝床である家の中でトイレをさせるというのは犬の習性に反しているので、トイレに関する悩みが多くなるのは当たり前といえば当たり前です。

これも無理に教えるのではなく、犬の習性を尊重して排泄のタイミングで外に連れ出し、外トイレを基本にさせてあげると犬も人も楽になります。
どうしても室内でトイレをして欲しいという場合は、トイレの場所を配慮してあげましょう。
間違ってもベッドとトイレを同じサークル内に入れて、そこを犬の居場所になんてしてはいけません。

室内で物を破壊したり興奮して走り回るなどといった場合、興奮を鎮めるためにサークルに閉じ込めるなどというやり方をすることもありますが、
こういう場合はまず破壊されそうなものは全て片付け、その上で興奮する原因を取り除いてあげることが大事です。
物を破壊されたりいたずらされて困るという飼い主さんの多くは、どうぞ破壊していたずらして下さいと言わんばかりに、
失礼なことを申し上げますが部屋が散らかっていることが多くあります。
自分では片付けているつもりでも、電源コードやクッション、リモコンやボックスティッシュなど、あって当たり前のものが犬にとってはかっこうの餌食になります。

犬が何でも破壊してしまうという場合は、あって当たり前のものも全て片付ける必要があります。
物理的に物を破壊出来ないようにしてからストレスマネジメントを行っていきましょう。

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学習出来る環境を整えてあげる

コチラの記事問題行動が悪化した?犬自身に正しい学習をさせてあげようでもお話しましたが、犬が自分自身で正しい学習をすることが本当の意味でも問題行動の解決になります。

オスワリやマテなどを教えたり、叱ったりなどして問題行動をやめさせたとしても、それは犬自身が自分で正しく学習し、
適切な行動が出来るようになったわけではありません。
コマンドを出すのをやめたり、叱るのをやめたりすれば再発するものです。

本当の意味で問題行動を解決するには犬に学習させてあげなければなりません。

そのためには、まずは学習出来る環境を整えてあげましょう。
失敗させず、正しい行動を学べる環境に変えてあげるのです。

座卓で目の前にある食べ物がいつでも盗み食い出来る状態では、いつまでたっても人間の食べ物を横から奪わないという行動は学習出来ません。
いつも吠える犬がいる場所を通っているのでは、他の犬に対して吠えないという行動は学習出来ないでしょう。

常に興奮している状態では学習どころではありません。

まずは、盗み食いしたり吠えたり、犬が失敗をしない環境に変えて、その上で必要であれば段階的に学習させてあげるのです。

必要であればと言ったのは、犬にとって必要ない学習もあるからです。
例えば、どんな犬とも仲良くしなければいけないというのは飼い主の希望であって、犬にとっては必要ないものです。
犬にだって気の合わない犬はいるでしょうから、気の合わない犬とまで無理に仲良くさせる必要はありません。

人の食べ物を欲しがるというのであれば、座卓からテーブルに変えて、その上で犬が食べ物をねだっても反応しないことを徹底します。

庭に繋がれている犬に吠えるというのであれば、その場所は散歩で通らないようにし、可能な限り犬との接触は避け、
その上で過剰反応しない距離から少しずつ慣れさせてあげます。

興奮して走り回るというのであれば、興奮やストレスの原因は取り除き、まったり散歩でリフレッシュさせて、
興奮させる遊びや接し方は一切やめるようにします。

こうして環境を変え、徹底し、慣れさせ、ストレスフリーな生活を心がけることで、犬も自分のペースで学習していくのです。

犬が正しい学習をすれば、自然と問題行動も解決するのです。

 

犬を変えようとしない

わたしたちにはどうしても「犬はしつけるもの」という認識があります。

なので、困ったことが起きたらついついしつけで犬の行動を変えようとしてしまいがちです。

それで上手くいかないと落胆したり、犬のせいにしたりするのですが、犬を変えようという発想をまずは変えてみて下さい。

犬を飼えるよりも環境を変える方がずっと簡単だし、成果は早いし、犬も人も楽なのです。
上手くいかなくて落胆することもないでしょう。

わたしも以前はのんちゃんの行動を何とかして変えようとばかりしていたのですが、そうではなく、
のんちゃんが吠えたり暴れたりする環境を思い切って変えた方がずっと楽に解決しました。
あとはその環境に逆戻りしないように気をつければいいのです。

難しいことや大変なことをやった方が効果がありそうな気がしますが、簡単で楽な方法をやった方が、簡単で楽に解決出来るんですよ。

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おまけ

るーこを撮ってたら珍しくどアップで写り込んできたのんちゃん。

いつもカメラ嫌いで、カメラ構えてると見向きもしないのに。
時々こういう気まぐれを起こすので可愛い。

のんちゃんの本当に「いい顔」はカメラには収まっていないと思います。
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