基本理念|犬と友達になるために実践すべき3つのこと

      2018/04/22

こんにちは。

毎朝、犬にのしかかられる重みで目が覚めます。

犬になりたいブロガーの瀧沢かいるーです。

この記事がこのブログに投稿する初めての記事となります。
今回はこのブログの軸となる「まったり式」犬育て法(わたしが勝手にそう呼んでる)について詳しく紹介します。

「まったり式」犬育て法が目指すもの

 

まったり犬と、まったり暮らす。

ズバリこれ。

あなたも犬を飼う前、こんな生活を夢見てませんでしたか?

本を読んだりテレビを見たりしている隣で、犬がくつろいでいるとか。お散歩の時はリードをゆるく持ってゆっくり歩くとか。見つめ合って微笑みを交わすとか。そんな犬との暮らしを思い描きませんでした?
映画とかドラマみたいなね。あるある。

でも現実ってそんな理想とは桁違いに違うんですよね。

隣で寝るどころか隙あらばケーブルを咬んで壁紙を剥がしスリッパを蹴散らして暴れ回る。散歩の時も引っ張れるだけリードを引っ張り自分も犬もゼェゼェ言いながらグイグイ歩く。おかげでリードを持つ左腕が右腕よりも少し太く長くなる。見つめ合えば強力な右ストレートを食らう。仕事から帰ると破壊行動の後始末に追われる日々。引き裂かれたトイレシーツのポリマーはどうやったってあのヌルヌルが落ちなくて泣きそうになる。オーバーワークで疲れはてているのに散歩に連れ出さないと夜寝てくれない。寝不足の状態で満員電車に揺られて仕事に向かいながら、こんなはずじゃなかったと頭を抱える。

…はい。これ全てわたしのことです。

初めての犬であるボーダーコリーが生後6ヶ月くらいから、1歳半になるくらいまで、ほぼ毎日この状態でした。正直、悪夢です。この記事を読んでくださってるあなたも、悪夢までとはいかずとも、共感していただける部分があるのではないでしょうか。

でも自分でどうにかしないと、この悪夢から醒めることはできないんですよね。

それでもわたしはまだ、愛犬を好きでいることができました。

だって自分で「この子!」って勝手に運命感じちゃって連れ帰った子ですからね。どうやったって嫌いになれるはずなかったんです。頭を抱える奥底にはまだ愛情が残ってました。

ここで飼い主さんから愛情がなくなってしまうと、その人の犬は保健所に連れて行かれてしまうんですね。

でもわたしは、愛犬との崩壊間近の関係をどうにかしたかった。心から愛犬を愛おしいと思いながら日々を生きていきたかったんです。

そこでわたしはまず、「自分が犬とどういう暮らしをしたいのか」を考えました。その答えが、まったり犬と、まったり暮らすということだったのです。

犬との関係を見直す

まったり犬と、まったり暮らすという目標を果たすために、わたしはまず犬に対する考え方を一から全て見直しました。

パックリーダー論?そんなものがあるから犬がストレス漬けになるんだ!

甘やかすと犬がリーダーになる?猿ですらまだ地球支配できてないのに?ナンセンス!犬は甘やかされるべくして生まれた生き物なんだよ!

…など、それまでのやり方は間違っていたのだと見切りをつけ、新しいやり方を模索しました。
そして、わたしは犬とどういう関係になりたいのかを突き詰めて考えた答えがこれ。

“友達のような関係になりたい”

よく言いますよね。犬は最良の友って。

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犬と友達になるためにわたしが実践したこと

さて、では犬と友達になるためにはどうすればいいのでしょうか。

簡単です。あなたが、一番大好きな友達にいつもどう接しているか、そして、その友達にもあなたを好きになってもらうにはどうすればいいのか、考えればいいんです。

そこでわたしが実践したのがこの3つ。

  • 犬を叱らない
  • 犬に服従訓練をしない
  • 犬が嫌がることはしない

犬を叱らない

それまでわたしは犬を叱るしつけをしていました。でも、全く効果がなかったんです。それどころかやってほしくない行動はますますエスカレートするばかり…これってつまり、犬は何を言われているかわかってないってことですよね。

わたしやあなたが何か感情を高ぶらせて大声で何か言っているっていうのはわかるけど、何を言われているのか、ましてや叱られていることなんてわからないんです。犬から見ればわたしやあなたは、「ワケのわからないことを大声でギャンギャン喚く人」なんです。

そんな人、あなたは好きになれますか?友達になりたいと思うでしょうか。

わたしは絶対イヤです。わたしの一番嫌いなタイプの人です。犬だってイヤだと思いますよ。そんな人とひとつ屋根の下に暮らして毎日わからない言葉でわめかれてれば、ストレスで発狂して暴れ回るのも納得しません?

これ以外にも、犬を叱るということには多くのデメリットがあることがわかったので、わたしは犬を叱るのをやめました。

犬を叱ることに関する記事
愛犬にイライラしないための5つの方法
犬を叱る3つのデメリット
無意識に犬を叱ってない?犬を叱るって「コラッ!」だけじゃない
叱らないしつけ=褒めるしつけ?
「叱ってやめさせる」という考えをやめる
誰でも出来る!1ヶ月間愛犬を叱らなかった結果

犬に服従訓練をしない

服従訓練とは、ざっくり説明すると読んで字のことく犬を服従させるための訓練です。人間が犬のリーダーになるべきという考えのもと、どんな状況でも犬が人間の命令に従うようにするんです。オビディエンス・トレーニングともいいます。人間の命令に従うことで、犬は人間への服従心を抱き、犬と人間の間に信頼関係が築かれるのだそうです。

わたしはドッグトレーナー科の卒業生で、3年間バリバリの服従訓練を学んできたので、その必要性を信じて疑いませんでした。でも、“犬と友達になる”と考えたときに、初めて疑問に思ったんです。

 

なぜ命令に従うことが信頼関係の構築につながるんだ?

 

ってね。

そもそも偉そうに命令して従わせようとしてくる人ってわたし嫌いなんですよね。何が何でも相手を思い通りに動かさないと満足しない人。

服従訓練ってまさにそれですよね。YouTubeでありったけの服従訓練の動画を見ましたが、どの動画の犬もだいたいどんよりした顔で無気力なんですよね。カーミングシグナル出しまくりで。楽しそうにやっているのは訓練始めて間もない子犬くらいで、そういう子犬たちも回を重ねるごとにどんよりしていきます。

楽しいワケないですよね。上から命令されて。「犬は人間の命令に従うのが好きなんですよ」なんて犬にとって迷惑でしかないこと誰が言い出したんでしょうね。

第一、友達になるのに服従心なんて抱いてもらう必要ないし。
そういうわけでわたしは犬への服従訓練をやめました。

犬の服従訓練に関する記事
わたしがパックリーダー論を否定するワケ
犬との主従関係なんてクソ食らえじゃあ!!
「アルファシンドローム」なんて大ウソ!

犬が嫌がることはしない

気持ちよく寝てる犬の足の裏をくすぐってみたり、耳を引っ張ってみたり、おやつのおあずけをしてちょっと意地悪してみたり・・・あなたもやったことないですか?わたしはあります。

仲の良い友達同士でもやりますよね。特に高校生くらいの女子は寄ると触ると、つついたり脇をくすぐったり胸揉んだり。

でもあれって、度が過ぎたり気分じゃない時にやられると、

 

「ウッゼェェエエエエんだよっ!!」

 

ってなりますよね。

はい、わたしもそうなりそうなことをよく犬にやってました。よく耐えてくれたと思います。最近では犬がそういう気分の時しかやらなくなりました。

よくさ、「うちの犬、寝てる時に触ると怒るんだ」なんて言ってる飼い主いますけど、気持ちよく寝てるところ用もないのに起こされてあまつさえ笑われたら、そりゃあ怒るよね。わたしでも蹴りの一つくらい食らわせると思います。自分がされて嫌なことは犬にはしちゃダメですね。自分がされたらどう思うかって考えると、もう犬に愛情表現という名の嫌がらせなんてしないと思いますよ。

あと、「犬が嫌がることはしない」って言ってると、ブラッシングや足拭きもやらないのかって誤解されちゃいます。

ブラッシングも足拭きも、ハミガキもシャンプーも、爪切りも、もちろんするけど、いつも気をつけてるのが犬が嫌がる前にやめる、もしくは嫌がらないようにやってあげるってこと。

例えば、毛がからまってたら無理にブラシでとかすんじゃなくて手でほぐしてあげるとか、一気に全部の爪を切るんじゃなくて毎日一本ずつ切ってあげるとか、足を拭く時に冷たい水で布を濡らすんじゃなくてあったかいお湯でぬらしてあげるとか。

工夫できることは工夫してあげながら、犬が我慢してくれている間にお礼を言いながらささっと終わらせちゃいましょう。

日常的な小さなストレスが少ない犬って、本当に穏やかに育ちます。

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以上3つを実践しました。
そしてこれは「まったり式」犬育て法の基本理念となってます。

まとめ

「まったり式」犬育て法を始めてから、まだほんの3年ちょっとです。まだまだ毎日、試行錯誤の日々です。

でも、犬との関係は本当によくなりました。なんでもっと早くこうしてあげなかったんだろうって、過去を振り返って後悔することもありますが、その後悔を糧に二度と同じ過ちは繰り返さない!という強い気持ちで日々勉強しています。

世の中には数年前のわたしのように、犬のしつけ方や接し方に悩んで、泣きながら「こんなはずじゃなかった」と頭を抱えている飼い主さんは多いでしょう。ペットショップでしつけアドバイザーとして働いてた時に、相談にいらっしゃる飼い主さんの数と、その内容の深刻さに驚いたのを覚えています。

わたしも数年前まで一人で悩んで毎日泣いてました。肩書きだけでもしつけアドバイザーという役職の人間も、過ちを犯して悩んで泣くんです。でもわたしはたった一つのブログとの出会いが犬との暮らしを変えるきっかけになりました。

このブログが、愛犬を抱えて一人で泣いているあなたのきっかけとなりますように。

 - まったり育犬, 犬との接し方, 犬との関係, 犬を叱らない