なぜ?「問題行動」がなくならない理由

      2018/10/12

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なぜ「問題行動」はなくならない?

こんにちは!

犬になりたい犬育ブロガーの瀧沢かいるーです。

日が昇るのが遅くなると、犬たちが起こしに来なくなりますね。

おかげで休みの日はゆっくり寝られるんですが、
仕事の日は危うく寝過ごしそうになったことが何度か…

おまけに犬たちが一緒にベッドで寝てると、あったかくて、
春でもないのに暁を覚えず状態です。

毛むくじゃら湯たんぽって最強ですよね。
犬を飼ってる人は主従関係がどうのと言わずに、犬と一緒に寝るべき。

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今日は午前中に父のお客さんがやって来ました。

しゃべり方も動きもとても静かな男性だったので、男性嫌いなのんちゃんも、
はじめに少し吠えた程度であとは適度な距離を保ちながらずっと観察していました。

るーこはるーこで、遊んでくれる人かどうか一生懸命プレイバウで誘って、
遊んでくれないと見ると諦めてストーブの前で寝ていました。

それを見てお客さん一言、「大人しい子たちですね」

「うちもシェルティがいるんですけど、すごい吠えるんですよ。
お客さんなんて来ようもんなら帰るまでずっと吠えてるんです。
何でですかね」

と言うので、詳しく聞いたわけじゃないのでわからないけれども、
「すごい吠える犬の多くが散歩不足だったりするので、そういうことはありませんか」と聞くと、
「確かに、最近あまり散歩に行けていない」とのことでした。

のんちゃんやるーこを連れてあるいていると、このお客さんのように、
同じ犬種を飼っているという人たちから「大人しいですね」と言われることがよくあります。

それを聞くと、その飼い主さんたちが飼っている子たちはどんな状態で
飼われているのだろう、と思ってしまうわけです。

この「吠えて困る」というお客さんのように、
吠えや飛びつき、散歩中の引っ張りや拾い食い、その他多くの「問題行動」に、
お悩みの飼い主さんは多くいらっしゃるでしょう。

しかし、その多くはこのお客さんと同じように「何でですかね」と言うだけで、
本腰を入れて問題行動を解決しようとしないというのが現状のように思います。

例え解決しようと思っても、ネットや本で調べてヒットする解決策は、
根本的な解決にはなっておらず、間違った情報も蔓延しています。

そこで今回は、なぜ「問題行動」はなくならないのか?なくすにはどうすればいいのか?
ということをお話していきたいと思います。

 

「問題行動」とは?

愛犬の問題行動というと、人間である飼い主にとって困る愛犬の行動、というように思われがちです。

しかしわたしは、その種として正常な行動の範囲を逸脱した行動を「問題行動」だと捉えています。

この定義からすると、やたらに吠えるのは問題行動と言えます。
吠えるのは確かに犬の習性ではありますが、わんわんわんわんと何十秒も吠えたり、
些細な物音にいちいち吠えたりするのは習性の範囲を超えています。

人為的な影響を受けにくい環境で暮らしている野良犬を思い起こしてみると、
多少の警戒吠えやヒートの時期の喧嘩などはありますが、そうやたらに吠えている犬というのはいないでしょう。

一緒に暮らしている人間たちが困るから問題行動、なのではなくて、
犬にとって異常事態だから問題行動なのです。

犬が困っていないかどうかが重要

先日、いつも公園で服従訓練をされている外飼いの黒ラブちゃんの家の前を通りがかると、
庭にいた黒ラブちゃんが激しく吠えかかってきました。

一見、縄張り行動のように見えますが、いつまでもいつまでも激しく吠えている様子からは、
むしろ家族から隔離されて狭い庭に繋がれていることからのストレス行動であると思いました。

わたしの家の近所は都会に比べて住宅がさほど密集してはいないので、
そういうところで犬を飼っていると犬が吠えても近所迷惑になりにくく、
吠えてもまあいいか、と飼い主さんは犬の吠えを放置してしまいがちです。

しかし、近所迷惑という心配がなく飼い主にとって問題でなくとも、
犬は吠えている間にどんどん興奮してきて、その興奮がストレスになり
さらに吠えがひどくなります。
これは、犬にとって問題なのです。

犬にとって好ましくないということです。

どこまでが正常でそこからが異常かというのは、人間についてと同様にしっかち線引き出来るものではありませんが、
線引き出来るか出来ないかが問題なのではなく、犬を不安にさせたり興奮させたり、
犬にとって「問題」となる原因を取り去ることが重要になるのです。

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「問題行動」はなぜなくならない?

「問題」は根本的な解決を

ところが飼い主は、人への吠えだとか犬への吠えだとか、飛びつきだとか拾い食いだとか、
そういった行動そのものをなくすことにのみ一生懸命になってしまいます。

なので、オスワリをさせて吠えないようにしようとか、おやつをあげてやり過ごそうなどと、
対症療法ばかりを調べて、実践してしまうのです。

先ほどの黒ラブちゃんが吠え続けていると、家の中からいかにもな男性の飼い主が出て来て、
聞こえよがしに大声で「スワレッ!」と命令していました。
黒ラブちゃんは座ったらしく、その後は吠えずにいたので一応命令は効いているのだと思っていたのですが、
わたしのすぐ後に通りがかった人にまた吠え始めていました。
飼い主さんは「スワレッ!」の繰り返し。

 

ダメじゃん…

 

この黒ラブちゃんに限らず、オスワリさせて吠えさせないようにするというのは、
なかなか上手くいかないものです。

なぜなら、吠えている原因がそのまんまだからです。

この黒ラブちゃんの場合なら、外を通る人が気になるのであれば、
庭の柵を板で覆って外を見えなくするとかした方がオスワリをさせるよりも
ずっと効果的なはずです。

対症療法ではなく、原因をなくす根本的な解決が必要不可欠なのです。

興奮やストレスを与えない

アメリカの獣医動物行動学会によれば、問題行動の原因の多くは
不安や恐怖であると言います。

わたしはそれに、興奮やストレスも付け加えたいと思います。

犬には日常生活において、むやみに不安や恐怖を与えないようにしてあげたいものです。

そんなの当然だよと多くの飼い主さんが言うかもしれませんが、
自分自身が意図せずに不安や恐怖の原因となっていることが多くあります。

犬が首をすくめたり、のけぞったり、白目を出したり、舌をペロペロしたり欠伸したりするのは、
全て緊張や不安のサインです。
あなたの愛犬は、こういったことをやっていないでしょうか?

大きな声で命令や叱責はもちろん、人間がこれくらいなら大丈夫だろうと思うような行動、
例えば頭を撫でるといったようなことでも、犬にとっては不安や恐怖を感じるということは多いのです。

同じ行動でも、自分が信頼した相手なら受け入れることが出来ても、
そうでない相手にされるのは嫌だというようなこともあります。

多くの犬にはなんてことないようなことでも、あなたの愛犬には耐えがたいことかもしれません。

犬の気持ちに気づかずに嫌なことばかりやって、それを笑っているようでは、
例え毎日ご飯をあげて散歩に連れて行っていても犬からの信頼は得られません。

「問題行動」もいつまでたってもなくならないのです。

 

愛犬と良好な関係を築こう

飼い主がいつも嫌なことをするなど、飼い主との関係が良好でない犬は、
不安定で興奮しやすくすぐ不安になったりしやすいものです。

もちろん、少しくらいのストレスには強い犬もいるので、同じような状況におかれても
全ての犬が同じような反応をするわけではありません。

犬が不安や恐怖を感じるのが原因だったり、そう感じないように慣せばいい、
という人もいるでしょう。

もちろん、他の犬や家族以外の人に慣らしたりすることも必要なのですが、
根本原因はそこではなく、飼い主との関係だったり、
散歩不足や長時間の留守番、サークル閉じ込め飼いなどの行動ニーズが満たされていない、
といったところにあることが多いのです。

なので、すぐ目の前の行動だけを何とかしようとするのではなく、
犬の生活をトータルに見て、犬の情緒・感情にまで踏み込んだ、
問題行動の原因の根本的解決をはかりましょう。

根本的な解決というと大変そうに聞こえますが、一つ一つ対症療法で治していくよりも、
そうすることで色んな行動があっさりと直ってしまうこともあります。

そのためにはまず、飼い主が犬の気持ちをよく考えてあげることが大事で、
飼い主に尊重されている犬というのは安定しており、
必然的に飼い主との良好な関係を築けるのです。
そして、安定した犬というのは少しくらいのストレスは問題にはなりません。

安定した犬との暮らしは本当に楽しいものですし、それこそが犬と暮らす醍醐味だと思うのです。

今からじゃ遅すぎるとか、うちの子には何をやっても無理だったからと諦めないで、
今から出来ることを最大限やってみて下さい。

一つ一つ、淡々とやっていると、いつの間にか愛犬がお利口さんになっているのです。

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おまけ

今年もこの季節がやってきました!

犬も人も肥ゆる季節ですw
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