「良いストレス」と「悪いストレス」の違いは?「オーバーストレス」のサインに要注意!

「良いストレス」でもやりすぎると「オーバーストレス」に!

こんにちは!

犬になりたい犬育ブロガーの瀧沢かいるーです。

今日は、犬のオーバーストレスについてお話します。

わたしたち人間も、常にたくさんのストレスにさらされています。

効果的なストレス解消方法、ストレスとの上手な付き合い方など、ちょっと検索すればたくさんヒットするし、
書籍もたくさん出ており、「ストレス」という言葉はわたしたちにとって身近で当たり前なものになっていますよね。

犬も、わたしたちと同じようにたくさんのストレスにさらされ、人間社会で人間とともに暮らしています。

ストレスには「良いストレス」と「悪いストレス」があり、「良いストレス」は犬にとって(人間にとっても)刺激となるので、
認知症防止や犬の毎日の張り合いのために取り入れてあげましょう、と推奨しているトレーナーが多くいます。

このこと自体は否定はしませんが、たとえ「良いストレス」であろうとやり過ぎてしまえば「オーバーストレス」になってしまうことがあるのです。

今回は、このオーバーストレスにさらされている犬の見極め方についてお話します。

スポンサーリンク

「良いストレス」と「悪いストレス」

先ほどもお話したように、ストレスには「良いストレス」と「悪いストレス」があるとされています。

「良いストレス」は適度な緊張感ややる気を出させるもので、例えば職場の上司から「期待しているから頑張れよ!」と言われ、
あなたにとってその言葉が励みとなり「よし、やるぞ!」という気持ちにさせてくれれば、上司のこの言葉は「良いストレス」です。

しかし、この「期待してるぞ!」があまりにしつこかったり、自分の実力に見合わない重要な仕事を任されたり、自分がやりたくもないことを無理やり「頑張れ!」と言われると、それは「悪いストレス」になってしまうのです。

同じ言葉(ストレス)でも、その頻度や強度によって、受け手にとって「良いストレス」になるか「悪いストレス」になるかは変わってくるということです。

また、はじめのうちは「良いストレス」であったとしても、それが長期に渡って蓄積されていくと「悪いストレス」に変わることもあります。

この「良い」や「悪い」は客観的な基準ではなく、その人がどう感じたかによって決まるという非常に主観的なものです。

そして「良いストレス」も「悪いストレス」も、限度を超えてしまうと「オーバーストレス」になってしまうのです。

犬にとっての「ストレス」

では、犬にとっての「良いストレス」と「悪いストレス」を考えてみましょう。

例えばコマンドトレーニング。

よく、日々の生活の中にトレーニングを取り入れることは犬に刺激を与え、日々にメリハリをつける「良いストレス」になる、と言われています。

確かにコマンドトレーニングは課題をこなすことが適度な緊張感をもたらし、生活にメリハリを与え、犬にとって良い刺激になります。

のんちゃんとるーこも、よくコマンドトレーニングで遊ぶことがあります。
のんちゃんはかつて本格的なオビディエンスをやっていた名残で一通りのことは出来るので、のんちゃんが喜んでやる「八の字くぐり」や「足のスラローム」を中心にやっています。
るーこは「オスワリ」と「お鼻」しか覚えていないのでそれを交互に。
コマンド1回ごとにご褒美でおやつをあげています。わたしがおやつを使うのはこのコマンド遊びの時だけです。

のんちゃんもるーこも楽しんでやってくれていますが、これが毎日、長期間に渡ってやり続けたり、コマンドに完ぺきに従うことを求める本格的なオビディエンスになったりすると、
犬は疲れてしまい「オーバーストレス」になります。

のんてゃんとるーこはあくまで「遊び」の一環でやっていることですし、1回のコマンド遊びで5分以上やることはありません。
完ぺきに従うことも求めていないし、のんちゃんはよくふざけて「伏せ」と言われてもゴロンとお腹を見せてゴロゴロしたりします。

それでもちゃんとおやつはもらえるのです。

遊び」でやっている内は楽しい「良いストレス」ですが、それが強制になった途端、負担でしかない「悪いストレス」になってしまうのです。

スポンサーリンク

 

「オーバーストレス」状態をどうやって見極める?

犬は人間のように言葉で自分の置かれている状況を伝えることが出来ないので、オーバーストレス状態かどうかは飼い主が判断してあげなければなりません。

では、愛犬がオーバーストレス状態かどうかを、どうやって見極めればよいのでしょうか。

尿中コルチゾールを測定する

方法の一つとして、動物病院でストレスホルモンである「尿中コルチゾール」を測定してもらう、というものがあります。

客観的に、なおかつ数字という誰が見てもわかりやすい測定方法です。
とはいえ、全ての飼い主さん向きではないですね。

そこで、飼い主さんに是非覚えておいてもらいたい、オーバーストレスの兆候を紹介します。

オーバーストレスのサイン

以下のような兆候はオーバーストレスのサインです。

  • 速くて浅い、または強いパンティング
  • 集中力の欠如
  • 足の裏が汗ばむ
  • あくび
  • ハイパーアクティブ
  • 排尿排便頻度の増加
  • 嘔吐と下痢
  • 伸びをする
  • 体をブルンブルン振る
  • 混乱
  • 自傷行為
  • 過度のグルーミング
  • 皮膚疾患
  • 免疫システムの混乱
  • 異常な喉の渇き
  • 脅迫神経症的行動
  • 過度反応(飼い主が立ち上がっただけでソワソワしたり、気を引こうとしたりする)
  • 筋肉の凝り
  • 震える
  • 言うことを聞かない
  • カーミングシグナルを出す

犬が「オーバーストレス」になる状況

わたしが動物病院で研修をしていた頃、ホテルに来ている犬の多くが狭いケージに入れられ、激しくパンティングしながら常にせわしなくグルグル動き回り、
伸びをしたり欠伸をしたりしていました。
自分の尻尾の付け根を噛んで、毛が抜けて皮膚が真っ赤になってしまっている子もいました。

入院やホテルから帰って来るとフケがひどいというのも、皮膚疾患の一つです。

入院やホテルなど、飼い主から離れた状態というのはいかにも犬がオーバーストレスになりそうですが、そうでない状況でもオーバーストレスの犬というのはよく見られます。

学生時代はよくアジリティなどのドッグスポーツの大会や、オビディエンス競技会などのボランティアスタッフとして友人たちと参加していましたが、
その会場で、欠伸をしたり体を振ったり、ハイパーアクティブになっていたりする犬をたくさん見かけました。
むしろ、そういう犬しか見たことがないような気がします。

順番待ちの間に、アクティブになりすぎて首輪がすっぽ抜け、逃走してしまい、そのまま戻ってこなかった犬もいます。

嘔吐や下痢を繰り返す犬も1頭や2頭ではなく、清掃係になった友人は会場中を駆け回っていました。

アジリティで、スタートした瞬間にその場で吐いた子も見たことがあります。

学校のドッグトレーニング授業では、ほとんどの犬がカーミングシグナルを出していました。
学校に通っている期間が長ければ長い犬ほど、病院に行っても治らない皮膚病を抱えていたり、授業中は常に震えていたり、嘔吐や下痢を繰り返したり、
ちょっとしたことに過剰に反応するということが多かったです。

YouTubeなどで犬のトレーニング動画を探してみると、動画に出てくる犬の大多数がオーバーストレスのサインが見られます。

近所で飼われているボーダーコリーは、普段厳しく接されている飼い主の男性がそばに来るだけで震え始め、パンティングを始めます。

そして恐ろしいことに、飼い主さんの多くが、これが「オーバーストレス」のサインであることに気づいていない、もしくは知らないのです。

 

犬の「ストレス」は客観的に見てあげよう

毎日のコマンドトレーニングやオビディエンストレーニングなど、やっている飼い主さんは犬にとって「良いストレス」になると思ってやっている人も多いでしょう。

相談をくださった方の中には、トレーナーから「良い刺激になるのでぜひやるように」と言われて始めたという方もいます。
しかし、実際にやり始めてみるとその子がもともとストレスに弱い体質だったこともあり、みるみる調子が悪くなり、皮膚はカサカサになりフケだらけ、毛の艶はなくなり、
何もしていないのに震えるようになり、トレーニングの最中に嘔吐と下痢を繰り返すようになったそうです。

これは極端な例ではありますが、今まで受けてきた相談の中で、愛犬に少なからずトレーニングを長期間に渡り続けているという場合、
その愛犬に何かしらのオーバーストレスのサインが出ていることがほとんどでした。
動画で確認すると非常にわかりやすいのですが、わたしに指摘されるまで多くの飼い主さんは気づいていないのです。

気づかないというのには、オーバーストレスのサインやカーミングシグナルというものを知らないことも原因の一つです。

犬は自分で飼い主さんに「今ちょっとストレスを感じているからそれやめてほしいな」とは言えません。

なので、わたしたち飼い主が犬のストレスのサインに気づいてあげなくてはならないのです。

毎日のようにトレーニングを繰り返している中で、愛犬はカーミングシグナルを出していませんか?
やたらアクティブだったり、ちょっとしたことに震えて過敏になったり、調子を崩していませんか?

「良いストレス」だと思ってやっていても、犬の反応がその思い込みを裏切っていることは多くあります。

冷静かつ客観的に犬を観察してみましょう。

もしコマンドトレーニングをやるのだとしても、それが「遊び」感覚であれば全く問題ありません。
しかしやり過ぎて「悪いストレス」になり、犬を追い詰めないようにしましょう。

スポンサーリンク

 

おまけ

そういえば先日、同僚からまた鹿肉をもらいました!

解凍中。

夕ご飯には食べられるよ。

この冬は毎月のように大量に鹿肉を届けてもらい、大変お世話になりました。
今度リクエストされたゴディバのチョコを贈呈します。
この鹿肉がこの冬最後になるそうです。

おっさま(祖父の弟)が骨折したせいで猟師を引退してしまったため、鹿肉がなかなか手に入りにくくなってしまいました…

うちの犬たちには鹿肉が一番合ってるように感じるので、また楽天市場さんにお世話になります。


お気に入りのショップのお気に入り商品です。
同じ1㎏サイズだと多分一番安い。

タダ同然でもらえてたのに…残念。
日本ブログ村ランキングに参加しています!クリックして応援していただけると嬉しいです!
にほんブログ村 犬ブログ ボーダーコリーへ
にほんブログ村
にほんブログ村 犬ブログ シェルティーへ
にほんブログ村
お好きな方をクリック!

スポンサーリンク

このブログの収益の一部は愛護団体に寄付致します。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です