おやつが通じないから罰を使うという考えはおかしい

      2018/10/12

「おやつ」や「褒め言葉」が通じない場合はどうすればいいでしょうか?

こんにちは!

犬になりたい犬育ブロガーの瀧沢かいるーです。

休みの日にロード・オブ・ザ・リング全三部作ぶっ通しで見たんですが、
もう最後の方は何か頭に入らなくてただ見てるだけって状態でした…
台詞はほぼ覚えてるから字幕を追う必要もなかったけども。

昔はぶっ通しでいけたんだけどなあ…

年かなあ…

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ネットサーフィンしてたら、犬に罰を使ったしつけを推奨している人のブログに行き着きました。

時々、自分とは全く違う考えの人の記事や本を、あえて読むようにしてるんですけど、
やっぱり心が痛みますねえ…

その記事にはこんなことが書いてありました。

「褒めるしつけや犬にやさしいしつけを推奨する人は、おやつを褒め言葉を使うことをすすめるが、
犬がおやつや褒め言葉に反応しない場合はどうすればいいのか何も説明しない
そういう犬もいるのに、どうすればいいのかあらかじめ説明しないのはおかしい」

更に、

そういう犬がいるから“罰”が必要なのだ

と書かれていました。

確かに、おやつや褒め言葉に反応を示さない犬はいます。

しかし、だから「罰」が必要という結論に至るのはおかしな話です。

 

おやつに興味を持たないのはストレスのせい

確かにおやつに興味を持たない犬はいますね。

のんちゃんも一度だけパピークラスに行った時、全くおやつに興味を持たない状態でした。

しかし犬に限らず動物は基本的に、どんな場合であれ食べるということに、
強い欲求を持っているはずなのです。
ダイエットなんていう生命維持の本能から外れたことをするのは人間くらいです。

ところが、食欲がないという事態に陥ることがあります。
そういう時は、身体的、もしくは精神的に何かしら異常が発生している可能性があります。

体に異常がなければ、精神的なもの、オーバーストレスが考えられます。

のんちゃんも、パピークラスに行った時は他の子犬との距離が近く、
極度の興奮状態でおやつが目に入らない状態でした。

こういう一時的なオーバーストレス状態であることもあれば、
慢性的にストレスにさらされている場合もあります。

そういう時は、おやつに興味がないだけでなく、頻繁に下痢をしたり、
無気力だったり、すぐに興奮する、頻尿、軟便などの症状も見られます。
ああ、まさに一番ストレスがひどかった時ののんちゃんの症状…

こんな状態の犬に、トレーニングなんてするべきではありません

おやつが通じないから罰を使うなんて、とんでもない考え方です。

まずはストレスの根本となっている原因を取り除き、
ストレス状態から解消してあげることが大切です。

他にも、そのおやつがおいしくない、硬くて食べにくい、
といった問題がもあります。

おいしくて、柔らかいものにしてあげましょう。

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褒め言葉が通じないのは理解していないから

おやつと同時に、褒め言葉が通じないといったことも書かれていますが、
この場合はただ単に理解していないということが考えられます。

人と暮らし始めて間もない子犬や元保護犬などに、
「いい子だね~」「すごいね~」と優しく言ってあげたところで、
犬たちはまだその言葉にどういう意味があるのかを理解していないのです。

従って、褒められているということだってわかりません。

これにはまず犬との信頼関係を築き、まずはこちらが犬の気持ちを理解してあげないといけません。

そうしないことには、犬もこちらの気持ちを理解出来ないのです。

褒め言葉は、気持ちが通じ合っているからこそ効果的なのです。

 

信頼関係が壊れている場合もある

おやつや褒め言葉が通じないのには、罰を使ったり強制的なトレーニングをしてきたために、
飼い主との信頼関係が壊れてしまっているという場合もあります。

トレーニングが嫌だ、あるいは飼い主のそばに行くことそのものが嫌だ、といった状態です。

ずっと罰を使う強制トレーニングをしていて、ある日間違いに気づいて、
いきなり褒めるしつけに切り替えた時などに起こりやすいことです。

冒頭のブログでは、おやつで言うことを聞かないから罰が必要なんだ、と書いていましたが、
これはとんでもない考え方です。

問題のある行動だけを変えようとして厳しくしたところで、
根本的なことを解決しないと問題行動は直らないのです。

以前「夜回り先生」の本を読んだことがあるのですが、
様々な問題や不安を抱えてストレスいっぱいで非行に走る少年たちに、
夜回り先生は頭ごなしに叱ることも、問題を無理矢理封じ込めることもしない。

ただ、隣に座って話を良く聞いてあげて、心を開いてもらい、
信頼関係を作らないことにはこちらの話も聞いてもらえない。
そこから解決の糸口を探していくのです。

少年少女たちが抱える問題をかえりみることなく、厳しい接し方をすると、
かえって重大事件を起こしたり、彼らの心を壊してしまうことにつながるのです。

犬も同じです。

抱えている不安やストレスをかえりみることなく、
苦痛を伴う罰によって虐待されてきた犬たちは、ある日ひどい咬傷事件を起こすのです。

そしてその時、人は100%犬が悪いと決めつけ、
自分が与えた罰によって犬がどれだけ追い詰められたかなどは考えないのです。

おやつや褒め言葉を使うにしても、それに頼り切らずに、
まずは信頼関係を作ることが大切なのです。

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おやつを使う危険性も理解しよう

わたしは基本的に、おやつは使わないしつけをいつも推奨しています。

おやつを使うと、人はおやつに頼りすぎ、犬はおやつがないと何も出来ない、
といった状態になってしまう危険性があるのです。

怖がっている犬に対しておやつを使って慣れさせる、という方法がありますが、
間違った使い方をするとおやつ=怖い物という関連づけを
してしまうことだって有りうるのです。

その見極めが難しいため、わたしは基本的におやつは使いません。

おやつは、お散歩の途中の公園で、のんびりリラックスしながら、
犬と人が一緒に食べるのが一番いい使い方だと思っています。

▼おやつを使った危険性についてはコチラ
おやつパワーに頼っていませんか?
食事がご褒美?

おやつを使わなくても、犬たちとの生活に特に支障はありませんし、
信頼関係だってしっかり築けます。

おやつが通じないからといって罰を使う必要なんて、どこにもないのです。

おまけ

木漏れ日とのんちゃん♪

そんな穏やかなものじゃなくのんちゃんもわたしもゼーゼー言ってましたが。笑
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