犬との主従関係なんてクソ食らえじゃあ!!

      2018/10/15

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こんにちは!

犬になりたい犬ブロガーの瀧沢かいるーです。

先日Googleで「犬 関係」って調べてみました。職場のパソコンで。

「犬の信頼を獲得するためには、まず主従関係を築くことがとても大切です」

「犬とのいい関係とは、主従関係が明確である状態のことです」

ちょっと調べてみるとまあ出るわ出るわ・・・wありがたくブログのネタにさせていただきます。笑

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「犬 関係」での検索結果がヤバかった

わたしがこのワードで検索かけたのはこんなことを知りたいからじゃなくって、世の飼い主さんは犬とのどんな関係を理想としているのかを知りたかったからなのですが、思わぬ検索結果に焦りました。

「犬 関係」で検索した犬との関係に悩める飼い主さんがまず目にする記事が「犬との主従関係を築きましょう!」的な内容なのって、ちょっとヤバいでしょ。

ほとんどの記事が犬と主従関係や上下関係を築くことをすすめてて、わたしみたいな「主従関係なんざクソ食らえ!」な記事は一、二個しかなかったなあ…

ちょっと「お?」と思うことが書いてあっても、書いてることはせっかく優しいのに、やってることというか目指すことはやっぱり犬との主従関係を作ることだったりして萎えた。見てくれだけに騙されちゃだめですね。

試しに「犬 関係 理想」で調べてみても検索結果は大して変わらず。

まだまだ犬との関係って「主従」が基本なんだなあ。こんな考えをなくしたいのでわたしは今日もブログで吼えます。

 

犬との理想の関係とされてきた「主従関係」

そもそも「主従関係」とは

簡単に言うと「強い者に弱い者が従う」ことです。

昔の武士と家臣とか、王様と家来とか、上司と部下とか、メイちゃんと執事とか。

なぜ犬との関係は「主従関係」が理想なのか

これにはわたしが大嫌いな「パックリーダー論」が関係しております。

「犬は群れで暮らし、群れにはリーダーがおり順位がある。人は犬も含めた群れのリーダーにならなければならない」

なんで人が犬のリーダーにならないといかんのか、よくわかりませんけどもこんな考え方が基になってます。
わたしがパックリーダー論を否定する理由はコチラわたしがパックリーダー論を否定するワケ

そもそも犬って家族とか友達なんじゃないんですか?なんで本来対等であるはずの相手にリーダーシップなんてものを発揮しちゃって、支配しようとするんですかね?これってもはや人の「習性」なんじゃないかと思います。

とにかくこの「主従関係」とやらを築くために、飼い主はせっせと犬を仰向けにしたりマズルをつかんだり、バシバシと厳しいスパルタ服従訓練を繰り返します。犬を虐待することがリーダーシップだと思ってるんですかね、嘆かわしい。

当然、犬はこんなことをされて反抗的な態度をとります。人間の理不尽な暴力に犬が怒るのは当たり前のことなのですが、なぜかこれを「飼い主に挑戦して自分がリーダーになろうとしている!」と間違いにも程がある解釈をして、ここで負けると犬がリーダーになると言われているので、飼い主は犬に対して更に厳しい訓練をするようになるんですよね。

もう見てるほうが引くくらい。すぐ警察に「犬を虐待してる人がいる!」って通報するレベル。

その結果、力で敵わない、何をしても飼い主は自分の言うことを聞いてくれないと諦めた犬は、この不快な状況から逃れるために仕方なく飼い主の言うことを聞くようになるんです。

このようなな関係を築くことが、昔から理想とされてきました。

えっ、ちょっと待って。

なんで暴力による主従関係が犬と人の理想なの。わたし絶対やなんだけど。

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「主従関係」の問題点

飼い主が途中で負けた場合

犬に暴れられたり、咬まれたりして、飼い主が「主従関係」を築くことを途中で諦めてしまった場合、犬は飼い主を本気で咬むようになります。まるでそれまでの恨みをぶつけるかのようにね。

飼い主を咬むことで不快な状況から逃れられた、と学習するためです。

また、それまで散々飼い主にされた嫌なことを、犬は簡単には忘れません。飼い主が近づくとまた嫌なことをされる!と思い、嫌なことをされる前に先制攻撃で咬みつくようになるのです。

飼い主以外の人間に攻撃的になる

飼い主が途中で諦めず、「主従関係」とやらが築けた場合にも問題は発生します。

飼い主には従順でも、他の家族や他人に攻撃的になることがあります。力で関係を築かれた犬は、他の人に対しても力で関係を築こうとするんです。

なので、家族で一番強いお父さんには敵わないから逆らわないけど、お母さんや子どもたちには攻撃的、というケースもあります。

犬は飼い主と一緒にいたくない

これが一番デカい問題だと思うのですが。

不快な状況から逃れるため仕方なく飼い主に従うようになるということは、つまり、犬は飼い主のそばにはいたくないと思ってるということです。

そりゃそうですよね。嫌なことばかりして暴力振るってくるような人と、一緒にいたいなんて思うはずありません。ましてやリーダーだと思うことなんて絶対にあり得ません。

暴力を振るうことで犬が大人しくなり、「主従関係が築けた」なんて勝手に満足してるのは人間の横暴以外のなにものでもない。

何でそんな横暴が犬に対して許されているのか、わたしにはわかりません。

10数年一緒にすごす愛犬から「この人と一緒にいたくない」って思われるなんて、すごく悲しいことじゃないですか。一緒にいたくない人と一緒にいなきゃいけない犬は可哀想です。一緒にいたくないその人がいないとご飯も食べられないし、散歩にも行けないし、病気になっても病院にも行けないんですよ、犬ってのは。

そんな一生を送る犬の人生(犬生)って何なんだろうって思うと、パックリーダー論だの主従関係だの言い出した奴の罪は重い。

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「主従関係」と「信頼関係」は別

冒頭でも紹介したように、「犬の信頼を得るためにはまず主従関係を築きましょう」なんて言ってたり書いてたりするの見かけるけど、

 

信頼関係と主従関係は全く別ものなのだと言うことを声を大にして言いたい。

 

主従関係なんてものが犬との間に築けるのだとしても、信頼関係まで築けるわけないだろ。そもそも、本来の主従関係の築き方がヤバすぎるのに、信頼関係なんてできるわけない。犬に信頼してもらえるようなことを何一つしてないんだから。

犬に信頼してもらいたいなら、主従関係を作る必要なんてないし、パックリーダー論も服従訓練もいらない。

ただ、あなたがどういう人を信頼したくなるかを考えればいい。それだけのこと。とっても簡単。

主従関係を築くために、トレーニングと称して犬を虐待する必要はないし、そんなのもってのほか。

愛犬との関係にお悩みのあなた。「犬 関係」で検索して出てくるヤバい記事に騙されないで欲しい。犬は「友達」です。友達との間に主従関係なんて必要ありませんよ。ヤバい記事に騙されて、あなたの愛犬を可哀想な子にしないであげて下さい。

犬と友達になりたいというあなたはコチラ犬と友達になるために実践すべき3つのこと

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 - パックリーダー論, 犬との接し方・関係作り