他の犬とすれ違う時に「オスワリ」の弊害

   

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他犬とすれ違う時は「オスワリ」をさせる?

こんにちは!

犬になりたい犬育ブロガーの瀧沢かいるーです。

今年の夏は畑の野菜が不作で、特にミニトマトが実がなったきり、
青いまんまで、赤くなる前に枯れてきてしまってたのですが、
涼しくなった途端、赤くなり始めました。

夏野菜って暑さに強いのではないかと思うのですが、
そんな夏野菜ですら今年の暑さは耐えられなかったということでしょうか。

窓を開けてると涼しいなと思って、でも閉めると暑くて。

出勤の時も半袖じゃ涼しいし、でもカーディガン羽織ると暑いし。

微妙な気温の日々が続いておりますが、体調を崩さないように、
犬たちの体調管理にも気をつけてあげて下さい。

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散歩中、他犬とすれ違う時にどうすればいいですか、という質問をよく受けます。
(無料メール相は現在休止中です)

長野に戻ってきてからはあまり見かけませんが、
千葉にいた頃は、他犬とすれ違う時に愛犬に「オスワリ」と号令をかける
というやり方をしている飼い主さんをよく見ました。

相談を寄せて下さる方の中にも、そのやり方をトレーナーから教わって実践したけど、
なかなか上手くいかないとおっしゃる方がけっこういます。

わたしのやり方では、すれ違う時に「オスワリ」といったやり方はしません。

そもそも犬に命令すること自体やらないのですが、すれ違う時にオスワリさせない、
というのにはもっと大事な理由があります。

 

すれ違う時の「オスワリ」の弊害

犬同士の自然な挨拶とは

犬同士が自然な状態で出会った時、遠くからお互いにカーミングシグナルを出して、
相手の様子をうかがいながら少しずつ近づいていくものです。

その過程で何度もシグナルを出して、お互いに敵意がないことを確認するのです。

もし、相手に攻撃的な様子が見られたら近づかずに立ち去ります。

これが犬同士の自然な挨拶のやり方です。

これが出来るように、飼い主は犬がシグナルを出しやすいようリードを緩めておいて、
自分で近づいたり遠ざかったり出来るように、リードを伸ばしておかなければなりません。

はじめからこういう状態で他の犬と出会うことが出来れば、犬はシグナル上手になり、
ギャンギャン吠えたり突進したり、飛びかかったりといったことにならずにすむのです。

「オスワリ」が犬を挨拶下手にする

ところが、飼い主が「オスワリ」などとコマンドを出してそれに従わせると、
犬として自然なシグナルにより挨拶を交わせなくなってしまうのです。

相手との距離の微調整も出来なければ、ちょっと近づいて挨拶することも、
遠ざかることも出来ないのです。

座るというのは相手をなだめるシグナルの一つではありますが、
挨拶の時にはもっと多様なシグナルを絶え間なく出しながら調整していくのです。

オスワリのコマンドによりそれが出来なくなってしまうので、
犬はピンチに陥ってしまいます。

オスワリのコマンドは、犬語スキルを学び、上達させる機会を奪ってしまうのです。

以前お話した「動物福祉の5つの自由」の中に、
「正常な行動を表現する自由」というものがあります。
▼詳しくはコチラ
動物福祉の原則「5つの自由」について

シグナルによって他の犬とコミュニケーションするというのは、犬にとって正常な行動なのです。

その自由を奪ってはいけません。

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犬を挨拶上手にするために

すでに挨拶が苦手、下手になってしまった犬については、犬が吠えたり突進したりしないで、
平静を保っていられる距離を確保し、あるいはそのための回避をすることによって、
犬語を取り戻せるように手助けしてあげましょう。

「犬が平静でいられる距離を保って慣れさせて下さい」と言うと、
遠くにチラッとでも姿が見えただけで吠えてしまう、と言う飼い主さんがとても多いです。

しかし、詳しく聞くと、チラッと見えたその瞬間はせっかく吠えないでいるのに、
そのまま近づいて行ってしまう、あるいは相手の犬がどんどん近づいてきてしまって、
結果、吠えてしまうというケースが非常に多いのです。

チラッと見えた、犬が吠えないでいられる短い間に、
方向転換するなり脇道に誘導するなり、回避の手段をとりましょう。

そのためには、飼い主は常に周囲に気を配っている必要があります。
スマホを見ながら歩いたり、ぼーっとしながら歩いている場合ではないのです。

飼い主さんの、瞬時の正しい判断が求められます。

こういう時にこういうことが起こったらどうするか、自然と正しい行動が出来るように、
何度も何度もシミュレーションしておきましょう。

わたしはいつも、散歩コースを歩きながら、今この交差点で犬とすれ違ったら、
あっちの脇道に入ろうとか、畑に避難しようとか、シミュレーションしながら歩いています。
そのおけげで、思いがけない鉢合わせにも上手く対応出来ます。

苦手なものは、まず徹底的に回避してあげましょう。

回避を続けている内に、苦手なものに対する過剰反応がだんだんおさまっていき、
少しずつ犬が自分で苦手を克服することもあります。

もちろん、これだけはどうしても無理、というものはありますので、
そういうものはその子の個性として受け入れてあげましょう。

▼犬語の練習についてはコチラ
「犬をよく見る」は犬語上手の第一歩!

▼犬の苦手なことについてはコチラ
犬の「苦手」を認めてあげよう

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おまけ

一緒にお昼寝ゴロゴロ♪

まさに至福。

服は毛だらけだけどもw
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 - 犬との接し方・関係作り, 犬の気持ちを理解する