歩きたくない?犬が這いつくばる意味と対処法

   

犬が散歩途中に這いつくばってしまったら?

こんにちは!

犬になりたい犬育ブロガーの瀧沢かいるーです。

今日は1日、雨が降ったり止んだり、おかしな天気でした。

雨が降る時は急にゲリラ豪雨的な降り方をするので、
犬たちのお散歩に行く時間も慎重になります。

るーこは雨男なので…朝散歩も夕散歩も、どっちも降られて
ビショビショになってましたが。
もちろんわたしもビショビショでした。

そういうのは…諦めるしかないと思って、雨の中を無心で歩いております。

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わたしはいつもうちの犬たちだけでなく、よその犬のカーミングシグナルも
出来るだけ観察するように心がけているのですが、
そういった時は散歩中の犬を見ることが多いんです。

散歩中の犬たちは、実にたくさんのカーミングシグナルを出していますね。
見ているだけで勉強になります。

さて散歩中によく見かけるのが、歩いている途中で歩かなくなってしまう犬たちです。

ただオスワリしているだけだったり、フセをしていたり、本格的に手足を踏ん張って這いつくばり、
歩くことを拒否しているような子までいます。

子犬に多いですが、成犬でもよくやっているのを見かけます。

この散歩途中の這いつくばりはどういう意味なのか?
這いつくばってしまったらどう対処してあげればいいのか?

今回は犬の「カーミングシグナル」の視点から、この行動について紹介します。


この写真…涼しそうですよねえ…

 

這いつくばり事例:コーギーの子犬

つい昨日のことなのですが、朝出勤する時に、コーギーの子犬ちゃんを連れた飼い主さんが
前方から歩いてくるのが見えました。

最近、涼しくなってきたとはいえ、わたしが出勤する時間は汗がにじむくらい暑いし、
成犬の散歩でも厳しい気温なのに子犬ならなおのこと散歩なんてやめた方がいい時間です。
しかもコーギーは足が短く、他の犬種に比べてアスファルトに近いので、
照り返しの暑さをもろに受けることになって可哀想です。

加えて飼い主は、リードをグイグイ引っ張りながら子犬の方を見もせずに
ズンズン歩いて行きます。

可哀想にコーギーちゃん、地面に這いつくばって動かなくなってしまいました。

そばまで行くと目が合ったので、瞬きして顔をそらしたら途端にわたしに注目して、
まるで助けを求めるように駆け寄って来ました。
それも飼い主がリードを引っ張って制止するものだから可哀想になってしまって、
「こんな暑い時間に、そんなにリードを引っ張って早足で散歩していると、
その内散歩嫌いになってしまいますよ」と言ってしまった。

子犬は疲れやすい

まだ散歩デビューして間もない子犬を、いきなり舗装道路で、しかも人間の速度に合わせて、
まっすぐ歩かせようとする飼い主をよく目にします。

どうも人間は「犬」という生き物を、何か全く別の生き物であるかのように
扱ってしまう習性があるようですね。

わたしたちは幼稚園児を大人の速さに合わせて歩かせようとするでしょうか?
いや、そうする親もいるのかもしれませんが、常識ある大人であれば、
歩くのが遅い子どもに合わせて歩いてあげるのではないでしょうか。

子どもの頃よく行っていた東京の祖父母の家に駅から行く道は、
子どもの時は果てしなく遠くに感じられたのですが、大人になってから歩くとすぐ着きました。

よく遊びに行った花屋敷も、あんなに広く感じたのに、今では何もかも小さく感じる。

子どもは歩くのに時間がかかるし、疲れやすいものです。
わたしも子どもの頃は、駅から祖父母の家に行くまで何度も休憩しました。

犬だって同じです。

子犬の内はまっすぐに歩くのだって難しいのです。

子犬の様子をよく観察して、無理をさせずに少しずつ練習させましょう。

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這いつくばりは「行きたくない」のサイン

犬は、「そっちに行きたくない」「もう疲れたよう」と言う時に、
首をすくめるようにして足を踏ん張ります。

リードがついていなければそんなことはしないのですが、
人間がリードを前から無理に引っ張ろうとするとそうなるのです。

それで緊張して立ち止まる犬に対し、強引にリードを引っ張ろうとすると、
犬は這いつくばってしまうのです。

これは、ひっぱっられないための動作であると同時に、人間に対するカーミングシグナルでもあります。

「早く来なさい」と気が立っている人間に対して、「落ち着いて」「引っ張らないで」と言っているのです。

トレーニング関係の動画を見ていると、時々こういう這いつくばりの動作を見かけます。

これもカーミングシグナルです。

突進に対するガツンにオスワリ

這いつくばりよりももっと軽いものですが、オスワリもそうです。

リードの引っ張りが強い犬で、すぐに突進しそうになる犬をガツンと止めてしまうと、
オスワリすることがあります。

これは「落ち着け自分」であると同時に、「飼い主さん落ち着いて」でもあります。

突進を止めようとする時の衝撃でストレスがかかっているのです。

更にそれに気づかずに何度もガツンと止めていると、犬は突進を繰り返すたびに、
興奮してますますイライラしていきます。

そんな時に、這いつくばったり、あるいはその場にフセをするのです。

 

犬を這いつくばらせないためには

散歩中、犬を地面に這いつくばらせないようにするためには、
いつも言っていることですが「犬のペースに合わせて歩く」ことです。

特に子犬は、まっすぐ歩くのも苦手ですし、人間のペースに合わせて歩くなんてことは
もちろん出来ません。

お散歩デビューして急に、舗装道路を短いリードでまっすぐ歩かせるのではなく、
はじめは車の心配のない、犬や人の来ないような広々した公園で、
ロングリードをつけて自由に歩き回らせてあげましょう。

その時に、リードが張らないように、引っ張ったりしないように十分注意します。

囲われて脱走の心配のない庭がある場合は、リードなしで遊ばせてあげてもいいでしょう。

こちらはるーこの公園デビューの様子。

この時は10mのロングリードを使い、ハーネスではなく首輪を使ってしまったのですが、
引っ張らないように細心の注意を払ったため「歩きたくない」と這いつくばることは一度もありませんでした。

その後の舗装路デビューはのんちゃんと一緒でした。

公園でロングリードを使って、歩く練習をたっぷりやって、頼れるおねえちゃんも一緒だったので、
寄り道や道草はたくさんしましたがちゃんと歩いてくれました。

こうやってステップアップしていって、犬のペースに合わせて歩く、
引っ張らないということを守ってあげれば、舗装路でも上手に歩けるようになります。

成犬も同じで、舗装路だけでなく、地面がある公園や山、河原など、
犬のペースに合わせてゆっくり歩くようにしてあげましょう。

犬にとって楽しい、有意義な時間であれば、散歩中に「歩きたくない!」だなんて、
這いつくばってしまうこともないのです。

 

カーミングシグナルを読み間違わないために

「カーミングシグナル」というものへの認知度が上がってきたため、
少し前からあちこちで耳にし、目にするようになりました。

トレーナーが乗せている動画の解説などでもよく使われています。

しかし、誤解や読み間違いも非常に多いのです。

引っ張り防止の練習動画で、這いつくばっているのは見逃していて、
横に引かれて笑っているように見える口元だけ見て「喜んでいる」と解説しているのをよく見ます。

また、狭い室内で興奮してじゃれ合っている2頭の犬に対して、
口を開けて遊びだよの合図をしているからもう1頭の犬は嫌がっていないと言っていても、
実は相手の犬は嫌がってストレスシグナル出しっ放しなのを見落としている、というのもあります。

自分の目に入った一部分だけのシグナルだけで、あるいは都合の良いシグナルだけ見て、
全体を解説しようとするから読みか違えてしまうのです。

口は笑っているようだけども、体の力は抜けてリラックスしているか、
顔全体の表情はどうかなど、トータルに判断しないといけません。

また、相手の犬がいる時は、お互いのシグナルのやり取りをよく見ましょう。

口だけ見てとか、手の動きや耳の動きだけ見て判断してはいけないし、
パーツごとに注目するよりも全体的に見ないと正しい判断は出来ません。

最初はパーツごとに見る練習が必要ですが、それが出来るようになったら
全体を見て判断出来る練習が必要です。

もちろん、同じ動作でも別の意味を持つこともあるので、
どんな状況で出したかということも見ていかないといけません。

コチラの写真をご覧下さい。

これは朝散歩中、公園の芝生で突然伏せてしまったのんちゃんです。

目は穏やかで、口は笑っているように見えるから、喜んでいる?と思う人も多いでしょう。

しかしこの時少し暑かったこと、公園に来て日陰に急に伏せたことを考えると、
暑くて疲れてしまったのです。

夏場はよくあることなのです。

もっと疲れると笑顔ではなくションボリ顔になりますが、これは30分ほど歩いた後に、
涼しいところに来て水も飲めたので、そこまで疲れてはいないのです。

少し休んだらまた元気に歩き出したり、「歩きたくない」と言うこともありませんでした。

ぱっと見で正しく判断出来るようになるには、たくさんの犬をよく見て、
その犬の気持ちを考えることが必要です。

生身の犬ではなく動画でも十分です。

今通っている動物病院のベテラン看護士さんは、毎日のように、調子のいい犬も悪い犬も、
たくさん見ているので犬たちの(猫も)状態を読み取るのがとても上手です。
「顔色がいい」などと言うので、さすがだなと思います。

犬の気持ちを尊重するには、まずその気持ちを正しく読み取ることが出来るようにならないといけません。

一部分だけに、また自分の都合がいい部分だけに捕らわれずに、
全体を見て判断しましょう。

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おまけ

るーこの公園デビューの写真を探している時に出て来た、
るーこ初めての帰省の時の写真。

この時はアイドルだったね…子犬ってだけで…

今じゃ一番年下ってだけで一番雑な扱いを受けています。
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