「しつけ」の正しい意味とは?里親募集の「しつけ済み」に要注意

   

里親募集要項の「しつけ済み」には要注意!

こんにちは!

犬になりたい犬育ブロガーの瀧沢かいるーです。

最近、無性に氷が食べたくなります。

アイスとかかき氷とかじゃなくて、冷凍庫で水道水から作ったただの氷。

こうやって書きながらすでに食べたい。

冬場もわたしけっこう氷食べてるんですが、
夏場は1日とんでもない数食べてる気がします。

ちょっと聞いたけど氷食症なんて病気があるらしい。

控えようと思うけど食べないと体が乾きそう。

アクエリアスとかポカリとか飲めばいいじゃんって言われるけど、
そういうのより氷が欲しい。重症。

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さて先日、こんなメールをいただきました。

「わたしは保護犬を迎えましたが、募集要項に“しつけ済み”と書かれている子でした。
ところが実際に迎えてみると、確かにオスワリやフセなど一通り出来るのですが、
テーブルに飛びついたり、散歩中には引っ張るし、道路にも飛び出していくような子でした。
瀧沢さんの言う本来の意味での“しつけ”を教えるのに苦労した覚えがあります」

知人が同じように「しつけ済み」と書かれた保護犬を引き取った時、
同じようなことで苦労したと聞いています。

このように、保護犬を迎える際に募集要項に「しつけ済み」と書かれていたとしても、
本来の意味の「しつけ」とは全く違うことである場合が多いのです。

 

募集要項の「しつけ済み」には要注意

このメールをいただいて、里親募集のサイトをいくつか見てみたのですが、
確かに「しつけ済み」と書かれている犬が多いのです。

「オスワリ、フセ、マテなど一通り出来ます」と書かれているのですが、
わたしはどうもこれに違和感を覚えます。

「オスワリ」も「フセ」も、「しつけ」ではないのです。
▼関連記事
「オスワリ」も「フセ」もしつけではない

これらは日常生活で普通にしていれば必要のないことですし、
わざわざコマンドにして教えなくても落ち着いていれば犬は自然にやってくれることです。

犬と飼い主に必要な「しつけ」を正しく理解しよう

「しつけが出来ていると言われたのに、全然出来ていないじゃないか!」

保護犬団体に関わっている学生時代の先輩は、保護犬を引き取った飼い主さんから、
こんな文句をつけられたことがあるそうです。

確かにその保護犬はオスワリ、フセなど一通り出来ていたのですが、
肝心の本来のしつけは全く出来ていない状態だったのです。

ブログを読んで下さっている方にはそろそろ耳に出来たタコが潰れる頃だとは思いますが、
しつけというのは良いことと悪いことを教えること、自発的に良い行動が出来るように教えてあげることです。

いつの間にか犬のしつけとはコマンドを出して言うことを聞かせること、
と認識されてしまっていますので、オスワリやフセが一通り出来ることが
「しつけ済み」となってしまうのでしょう。

オスワリやフセで良いことと悪いことは教えられません。

なので、募集要項で「しつけ済み」と書かれていても、
本来の意味でのしつけが出来ていないことが多いと聞きます。

オスワリは出来るけど、テーブルに飛びつく。

フセは出来るけど、病院の待合室でウロウロする。

ご飯の前にマテは出来るけど、横断歩道に飛び出していく。

こういう元保護犬が多いように感じます。

せめて、こういった状況でオスワリ、フセ、マテが
コマンドで出来ればまだいいのだけど、そういうわけでもない。
だったらコマンドを教える意味など全くないのではないかと思うのです。

また保護犬を引き取ろうと言う人も、出来れば「しつけ済み」の犬がいい、という人が多いです。

そしてその人たちが理解しているしつけも「コマンドで言うことを聞かせる」
というものなので、「オスワリやフセが一通り出来る=しつけ済み」
と理解して安心して引き取ってしまうのでしょう。

しかし、実際に引き取ってみると、確かにコマンドでのオスワリ・フセは出来るけど、
肝心の本来のしつけが何一つ出来ない。
そんな状態になってしまい、「話が違う」と文句を言うような人まで出てくるのです。

一般的に理解されている「しつけ」と、実際に暮らす上で必要な「しつけ」は全く違うということです。

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正しいしつけをすれば捨てられる犬は減る

コマンドでのオスワリ、フセが出来なくても、
テーブルに飛びつかない、人間のご飯を欲しがらない、横取りしない、
室内では大人しく寝ている、人間の足下で伏せられるようになる、
道路には飛び出さない、散歩中引っ張って飼い主を引きずらない、
こういったことが出来ればいいのです。

こういうことが出来るようにすることを「しつけ」と言うのです。

叱ったり怒ったりせずに、コマンドもなしで出来るようにしていくのです。

何も言わなくても自発的に好ましい行動を選択するようになります。

一度教えてしまえばあとはとても楽です。
いちいち、ああしろ、こうしろと言わなくていいのです。

「コマンドや合図なしで」と言うととても難しく考える人がいますが、
実はそんなに難しくないことです。

興奮状態ではそもそも自分でよく考えて行動することが出来ないので、
まずは興奮の原因となるものを取り除いて落ち着かせます。

それから、好ましくない行動には反応せず、好ましい行動をした時に、
にっこりしたり、「いい子」などの言葉で強化していくのです。

道路を渡る時など、わたしがぼーっとしていて立ち止まるのを忘れても、
のんちゃんはしっかり立ち止まって自分で左右を確認します。

るーこはわたしの同じでぼーっとしてることが多いですが、
わたしが止まればちゃんと止まります。

なので、基本的にわざわざマテだのオスワリだの言う必要がないのです。

「コイ」とか言わなくても自然に来てくれるし、反対に用がない時にわざと呼んでも来ない。
どうしても来て欲しい時だけ「お~い」と呼ぶと走って来てくれます。

「犬に命令することで信頼関係を築く」なんていうのはもはや都市伝説です。

そんなことしなくても、むしろしない方が信頼関係は築けるし、
何も言わなくても「いい子」になってくれるのです。
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「何もしない」でいい子になる?

オスワリを教えるために何度もお尻を押したり、
フセを教えるためにうんざりするほど地面を指さしたり、
挙げ句にリードを踏んづけて強制的に地べたに這いつくばらせたりすると、
信頼関係なんてものはどんどん崩れていくのです。

こういう正しい「しつけ」に対する認識が出来てくれれば、
人間が生み出してしまった問題行動のせいで捨てられて、
「しつけ済み」なんて書かれた里親募集の犬も減るのになあと思うわけです。

正しいしつけを理解することは、捨て犬を減らす第一歩です。

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おまけ

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