犬を苦しめる飼い主の「過度な清潔志向」

   

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きれい好きの飼い主さん、是非読んでみて下さい!

こんにちは!

犬になりたい犬育ブロガーの瀧沢かいるーです。

最近、ピーカン照りの暑い日が続いて、やっとわたしの体調が良くなってきました。

夏前の曇りとか雨続きの時期がめっちゃ苦手で、
本格的に夏の暑さになると光合成して元気になる人なのです。

家族が暑さでバテテる中、一人だけ食欲旺盛でとても元気。

レモン塩飴舐めて犬たちの散歩も頑張ります。

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さて日中暑くなってきたので、そろそろ犬たちのシャンプーをしたいところ。

うちはトリミングに出すなんてことはしないので、
シャンプーといったら庭での青空シャンプー。

夏のはじめと終わりの、年に2回しかやりません。

しかしほとんどの飼い主さんは、少なくとも月に1回、
多いと毎週シャンプーするっていうのが一般的な気がします。

先日、東京で学生やってた頃の知り合いトレーナーさんと話してて話題になったのが、
飼い主さんたちの過度の清潔志向」です。

「うちの子は汚い」と思い込み、犬も、ひどいと猫までも
定期的にシャンプーして、必要以上に清潔にしようという飼い主さんが多いのです。

そしてその過度の清潔志向が、動物たちのストレスになっています。

 

動物にシャンプーは必要ない

猫は見ていると自分で体を舐めてきれいに保ち、とても清潔で臭いもほとんどしません。

しかし、飼い主さんの中には頻繁にシャンプーしようとする人がいます。

はっきり言って、猫にシャンプーは必要ありません。

毛の長い子でお尻周りが汚れたりした場合は部分的に洗ってあげればいいだけだし、
もしくは蒸しタオルで軽く拭いてあげるだけでもいいのです。

そもそも猫は水に濡れるのを嫌がるので、シャンプー自体がストレスになってしまいます。

シャンプーによって油分が取られてしまい、皮膚のバリア機能が損なわれます。
シャンプーの成分によってかぶれを起こす子もいます。

第一、現代の飼い猫は外には出ない完全室内飼いなのですから、汚れることはありません。
シャンプーする必要もないのです。

犬の場合も、シャンプーしすぎでかえって皮膚障害を起こしている子が多くいます。

学生時代のグルーミングの授業では、トリミングが終わったと同時に全身にフケがわいたり、
使っているシャンプーのせいで皮膚が赤くなりかゆがっている子が多く見受けられました。

ヨーロッパでは犬はほとんどシャンプーなんてしませんが、
日本でも特に和犬なんかは一生シャンプーなんてしなくてもいいと、
知り合いトレーナーさんは言っていました。

どうしてもと言うのなら、せめて散歩から帰った時に蒸しタオルで
軽く体を拭いて汚れを落とすだけでいいのです。

学生時代にトレーニング担当していた柴犬は、2週間に1度シャンプーされており、
どんなにきれいにしても皮膚の赤みと発疹が治らなかったのですが、
飼い主さんの都合で1ヶ月ほどシャンプーに出さないでいると
皮膚障害が見事に治ったというのです。

シャンプーをしてもらって帰って来るといつもすでに臭いとのことでしたが、
体臭ではなくストレスを感じている時の独特の臭いであり、
シャンプーがストレスになってしまっていたのです。

以来、蒸しタオルで体を拭くだけにしてシャンプーはやらないようにしたら、
臭いもなくなり皮膚もきれいになったと言っていました。

おまけに、シャンプー後は噛付きがひどくなるとのことでしたが、
それもなくなったそうです。

うちの子は臭い?

犬独特の犬臭さが気になるという人もいます。

しかし、犬なのだから犬の臭いがして当然なのです。

人間だって誰でも体臭というものがありますし、それはどんなに洗っても
決してなくなることはないものです。

犬も同じで、どんなに念入りにシャンプーしても
独特の犬臭さというのは決してなくなりません。

その子が特別臭いわけではないのです。

しかし「うちの子は臭い」と思い込んで、週に1回という驚くべき頻度でシャンプーする飼い主さんがいます。

犬にとってはとんでもない迷惑であり、ストレスにもなりますし、
頻繁に行われるシャンプーのせいで皮膚と被毛はボロボロです。

シャンプーをやめてみた方が、皮膚の状態は改善されて被毛も艶々になったということは多くあります。

のんちゃんもるーこも、年に2回だけのシャンプーですが、皮膚もきれいで毛もつやっつやです。

アレルギーを起こす恐れのあるシャンプー成分

シャンプーに含まれているパラベンやエデト酸塩はアレルギー反応を起こす可能性がある成分で、
人間用では表示義務があります。

しかし、犬用シャンプーの成分表示はメーカー任意で、シャンプーの中に
どんな成分が入っているか、正確にはわかりません。

犬用シャンプーは人用と比べて低刺激とされていますが、
それでも人が作りだした様々な成分は犬にとっては脅威です。

ただでさえ犬は人と比べて繊細な皮膚です。
そんな子たちに何が入っているかわからないものを使うべきではありません。

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お散歩後に足を拭く?

犬の散歩の後に、足を拭く飼い主さんが多くいます。

家では靴を脱ぐ文化のある日本では当たり前とされていますが、
これもまたストレスの原因となっていることが多いのです。

わたしは雨が降っている時や雨上がりの時、雪が積もった中を
散歩した時以外、犬たちの足は基本的に拭きません。

犬たちも拭かれることを嫌がったりはしないのですが(のんちゃんは多少嫌がります)、
コンクリートの道路を歩いている以上きれいなので気になりません。

例え泥んこになっても乾けばすぐきれいになります。
それで廊下が汚れるなら、そっちを拭けばいいのです。

飼い主さんたちが少しずつ慣して、優しくそっと拭いてあげるというのなら問題ないでしょう。

しかし、たいていの場合、嫌がる犬を捕まえて押さえ込み、
足をむんずと掴んでゴシゴシと強く拭くのです。
こうなると犬が唸ったり咬もうとしたりするのは当たり前です。

お散歩後に毎回お風呂場に連れて行き、シャワーで足を洗うという人もいますが、
これもまた犬にとっては大変なストレスです。

もしどうしても拭きたいのなら、ぬらしたタオルでそっとぬぐってあげる程度にしましょう。

汚れるから散歩に連れて行かない!?

しかし、お散歩後に汚れたから足を拭かれるというのはまだマシな方です。

犬が汚れるのが嫌だから散歩に連れて行かないなどと、
驚いて言葉を失うようなことを言う人がいます。

昔、祖母の姉がきれいなヨーキーを飼っていたのですが、
サラッサラの長い毛並みにリボンをつけられたとてもきれいな子でした。
しかしその自慢の毛並みが汚れるのが嫌だからと、
散歩には連れて行かずに室内でケージ飼い、庭にも出さないという、
ヨーロッパでは通報されてアメリカならアニマルポリスに犬を取り上げられるような飼い方をしていました。

そもそも動物は、外で自由に暮らすべきものなのです。

それを人が無理矢理家畜化して家に入れたのですから、
犬たちの習性による行動ニーズが満たされるようにしてあげなくてはなりません。

つまり、外に連れ出してあげて、自由に歩き回らせてあげるべきなのです。

うちの犬たちも普段は家の中にいるのですが、散歩の時に山に連れて行って
自由に歩かせてあげると、毎日行っている場所なのに嬉しくて仕方ないという様子で
あちこち走り回り、茂みに顔を突っ込んでにおいを嗅いでいます。
そういうのを見ていると、犬にはこういう散歩が必要なんだと実感します。

茂みに近づかせない?

山や河原、公園など自然たっぷりの場所をのんびり自分のペースで歩くのが
犬の散歩だとわたしは思っているのですが、
多くの飼い主さんは犬の散歩とは舗装された道路をまっすぐ歩くことだと思っています。

そういう人たちは「草地は汚れるから近づかせない」という人が意外に多いのです。

また、他の犬のオシッコがついて病気になりそうだからという理由で茂みに顔を突っ込ませたり、
臭いを嗅がせないという人もいます。

以前、獣医さんに聞いてみたのですが、きちんとワクチンを接種している犬であれば、
他の犬のオシッコを嗅いだくらいで病気になることはまずありません

ワクチン接種していない野良犬がいるような地域は日本ではごく限られています。

通常の住宅地では他の犬のオシッコなどは気にする必要はありません。

糞の場合は、もし寄生虫が気になるのであれば定期的に駆虫しましょう(うちもやってます)。

何より草地や茂みは犬にとってワクワクするような魅力的な場所であり、
そういう場所でこそ犬を自由に散歩させてあげるべきです。

 

動物と暮らすなら「清潔」は諦めよう

自分の清潔志向のために犬猫など動物の行動を制限するのは許されるでしょうか

犬を飼えば必ずといって良いほど毛は抜けてその辺に毛玉が出来上がりますし、
服やクッションの繊維に犬の毛がからまって簡単にはとれません。

クッションやベッド、服には犬のにおいが染み付きます。

オシッコを踏んだ足でその辺を歩くので廊下は汚れます。

散歩に行けばどこかで泥や種をくっつけて帰ってきて、
それが家の中に落ちて汚れるでしょう。

それが犬と暮らすということなのです。

どうしても犬が人間並にきれいでないと嫌な人、動物の臭いが嫌な人、
家の中が動物なんて飼っていないかのごとく清潔でないと我慢ならない人は、
そもそも犬と暮らすべきではありません。

うちの母のように、廊下に草の種が落ちているだけで
ギャーギャー言うような人は犬を飼うべきではありません。

最初から動物を飼うのは諦めましょう。

今はおもちゃ屋さんに本物の犬より遙かに清潔で、よく言うことも聞く
犬の形をしたものが売っています。

そういうおもちゃなら好きなだけきれいに出来ますので、
清潔志向の人はそっちを買いましょう。

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おまけ

お散歩後、人の膝の上で涼むのんちゃん。

わたしも早く涼みたいな…
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