獣医さん監修のレシピ本で犬の手作りご飯をわかりやすく理解しよう!
こんにちは!
犬になりたい犬育ブロガーの瀧沢かいるーです。
今日は、犬の手作りご飯初心者さんに是非読んで欲しいレシピ本をご紹介します!
じゃんっ!!
開院当初から手作り食を中心にペットの体質改善から治癒能力の強化を提案している先生です。
誰でも簡単に始められ、また獣医師としての経験を活かし犬の症状別の手作りご飯レシピを提案し、
関連のレシピ本もたくさん監修されています。
手作りご飯仲間たちからの評判が良く、先日ついに買ってしまいました!
須崎先生のお名前は以前からたびたび耳にしていました。
慢性腎不全で何も食べられなくなってしまった愛犬が、須崎先生のレシピ通りに作った手作りご飯をおいしそうに食べるようになり、
余命宣告された時期を過ぎても大幅に長生きしたという話を聞き、他にも皮膚トラブルが改善されたり、がんが良くなったなど、
様々な評判を聞いて気になっていました。
そんな先生が監修されたレシピ本だというので期待に胸膨らませながら読んだのですが、小難しい話は全く書いておらず(獣医さんの話って小難しいってイメージがあります)、
それなのに手作りご飯についてはある程度勉強したと自負しているわたしでも「へ~そうなんだ!」と思わず言ってしまうことがたくさん書かれていました。
これは是非とも、手作りご飯を始めようかなと思っている飼い主さんや、初心者の飼い主さんに読んでもらいたいレシピ本です!
おすすめポイントを詳しくご紹介します!
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レシピがとっても簡単!
読み始めてまず思ったのが、レシピがどれもとっても簡単!ということでした。
41のレシピが紹介されているのですが、そもほとんどが具材を切ったら全部一緒に炊く・煮る・炒めるのどれかで完成です。
読んだ限り一番簡単なチキンリゾットは、みじん切りにした具材とお米を炊飯器に入れて炊くだけ。
めちゃめちゃ簡単。
これは材料を変えれば色々と応用出来そうですね。
今日必要な材料を買い込んできたので、明日早速、まずはこの超絶簡単なチキンリゾットから作ってみようと思います。
手作りご飯を始めたい飼い主さんがなぜなかなか一歩を踏み出せないかというと、
- 犬の手作りご飯って時間がかかりそうで大変なイメージ
- 始めたはいいけど続けられるか心配
こんな風に思ってしまっているからです。
具材を切ったり、具材別に下ごしらえしたり、もしかしたら人間のご飯を作るよりも大変なんじゃないか、と思ってしまっている飼い主さんが多いように思います。
でも、このレシピはどれもとっても簡単!
中には肉団子にするとか、グラタンとか、パンとかちょっと手の込んだレシピもありますが、基本は全部一緒に「炊く・煮る・炒める」のどれかです。
これなら基本面倒くさがりでズボラなわたしでも続けられそう、って思いました。
健康トラブル別のレシピ
全部で41のレシピが紹介されていますが、そのどれもが様々な健康トラブルの予防のために作られたレシピです。
- 血行をよくする
- 免疫力をアップさせる
- 肥満に
- 皮膚のトラブルに
- がんに
- 肝臓のトラブルに
- 腎臓のトラブルに
- 胃腸のトラブルに
- 便秘に
- 貧血に
以上の10個の健康トラブル別に予防に効果的なレシピが紹介されているのも、獣医さんが監修しているからこそですね。
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栄養バランスばっちり!
いくつかのレシピを栄養計算ソフトで計算してみたのですが、栄養バランスはばっちりでした。
特に3大栄養素についてはよく配慮されているな~と感じます。
炭水化物を含む食材が使われているレシピが多く、その多くが理想的な3大栄養素の割合に近いものでした。
また、ターメリックやコショウなどの香辛料や、味噌、バターなど、「そんなのあげちゃいけないんじゃない?」と言われがちな食材を、
普通に使っているのも何だか嬉しかったです。
わたしはこれらの食材を普段から普通に使っているのですが、それを言うと十中八九「え、ダメでしょ!?」って言われちゃうんです。
「犬の専門家」さんたちも、犬に香辛料や調味料なんて有り得ない!って考えの人がいまだに多いんですよね。
なので、「ダメでしょ」と言われながらもわたしが使っている材料を普通に使っているレシピ本に巡り会えたのが嬉しかったです。
基礎をわかりやすく理解出来る!
初心者の飼い主さんに一番おすすめしたい理由がこれ。
手作りご飯の基礎をわかりやすく理解出来るのです。
わたしが専門学校の授業で習った手作りご飯って、まずは小難しい栄養学から始まったので、はじめは正直ちょっととっつきにくかったんですよね。
最終的には一番好きな座学の授業になってたんですが。
でもこの本では、栄養バランスについてわかりやすい説明と可愛らしいイラストで学ぶことが出来ます。
食材ごとに難しい栄養素を覚える必要もなく、食材を白・黄・赤・緑・黒・茶の6食に色分けし、
その色の食材をどれくらいの割合で使えば良いのか、というように説明してくれているのでわかりやすいです。
量ではなく見た目の割合で、と言っているところも初心者やわたしのようなズボラ人間に優しいですね。
食材をいちいち量って割合を計算するのって、やったことあるけどすごく面倒ですぐに目分量に切り替えちゃいましたw
せっかく「手作りご飯について勉強しよう!」と思ったのに、調べて出て来たのがまず小難しい栄養学だったら、
そこで一気にやる気も失われちゃいませんか?
なので、始まりが「簡単」っていうのはすごく大事なことだと思うんです。
“適当に”の姿勢で
わたしがこの本の中で最も共感したのが、はじめにのページの「“適当に”の姿勢で手作りを始めてみましょう」に書いてあるこの部分。
手作りごはんのポイントは、“こだわりを捨てて適当に作る”ということ。
これは手作りご飯を始めようかどうしようかと悩んでいる飼い主さんにわたしが言うことに似ています。
須崎先生もおっしゃっていますが、始めたいけどなかなか始められないという飼い主さんたちはあれもこれもと心配してしまって、
それちょっと心配しすぎ、考えすぎ、といった状態になってしまっている人が多くいます。
「手作りご飯は飼い主の自己満足」と言う声も少なからずあるため、そんな声に惑わされてしまっている飼い主さんもいます。
確かに手作りご飯にすることで「愛犬に何かしてあげたい」という自分の欲求は満たすことは出来ますが、
手作りご飯ってそれだけではありません。
わたしはのんちゃんがフードを食べるたびにお腹を壊していたことをきっかけに、4年ほど前から手作りご飯を始めました。
すると、見る見る体調も改善され、毛艶も良くなりアイラインや鼻も黒々として、この子ってこんなに綺麗な子だったんだ!とびっくりしたものです。
手作りご飯にしたことで、犬の状態が目に見えて良くなり、それを実感することが出来たんです。
手作りご飯って、飼い主の自己満足という点は否定しきれないけれど、犬のためでもあるんです。
どんなにお高い高品質なプレミアムドッグフードでも、手作りご飯を食べている時の状態にはかなわない。
と言うと、「ちゃんと勉強したんでしょ?」「栄養を考えてレシピを作ったんでしょ?」と言われる懐疑的な方が必ずいらっしゃいます。
確かにわたしは専門学校で犬の手作りご飯について栄養学なんかを学びましたが、だからといって毎日しっかり栄養バランスを考えた献立を立てていたかというとそうでもありません。
根がズボラ人間なので、わたしが食べているものの中で犬も食べられるものをシェアしていました。
作る行程は味付けまで一緒、気をつけることは犬が食べられない食材を犬用ご飯に入れないことだけ。
須崎先生が言うところの、「適当」です。
いつからか、始めは使わないようにしていたコショウや味噌などの調味料も普通に使うようになりました。
慣れてくれば更なる手抜きの方法を覚えます。
それでも犬たちは病気にもならず、病院に行くのなんて毎年の予防接種・狂犬病接種とフィラリア検査くらいです。
病気知らずで、毎日見ている飼い主にしかわからないことでしょうが「目に見えて良い状態」をキープしています。
この「かんたん!手づくり犬ごはん」は、手作りご飯っていうのは決して悪いものではないし、難しいものでもないよ、と飼い主さんの誤解を解いてくれる本です。
まずは「適当」に始めてみましょう。
手作りご飯を始めたい方・初心者におすすめ!
レシピもとっても簡単で、わかりやすく栄養バランスについて学べて、手作りご飯についての疑問や心配についても答えてくれる、
須崎恭彦先生監修「かんたん!手づくり犬ごはん」
これから手作りご飯を始めたいという飼い主さんの背中を押してくれ、始めたばかりの初心者さんにはとっても良い教科書になります。
わたしも今からこのレシピをもとに作るのがとても楽しみです!
手作りご飯の本やレシピ本はたくさんありすぎてどれが良いのかわからない…という方は、まずはこの本を読んで見ることをおすすめします!
簡単レシピで「適当手作りご飯」を始めましょう!
何事もほどほどに「適当」が一番なのです。
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