正しい犬の叱り方?のリスクをご紹介

   

正しい犬の叱り方を教えて欲しいと言われても…

こんにちは!

犬になりたい犬育ブロガーの瀧沢かいるーです。

のんちゃんが…

わたしが買って来たパン食べやがりました…

毎週月曜日って、職場にパン屋さんが来てくれるんですが、
そのパンがめっちゃおいしいの♪

今日は初めて食べるあんパン買ってきて、
明日のおやつにしよ~と思ってたんだけど、
トイレ行ってる間テーブルに置きっぱなしにしてたら
器用にビニール破いて食べられてました…

怒られるとは夢にも思っていないので満足顔ののんちゃん。

うん…あの…置きっ放しにして大変申し訳ございませんでした。

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さて先日いただいたこんな質問。

正しい犬の叱り方を教えて下さい

そんなん言われても、そもそもわたし犬叱らないから!

この方は、愛犬のパピチワちゃんが噛付くようになってしまい、
それをやめさせるために正しい叱り方を知りたいのだそう。

しかしこの噛付きの原因、自由にさせずにサークルに閉じ込めるような飼い方はもちろん、
犬にとっては攻撃されているようにしか思えない、飼い主の「叱り方」にあることも多いのです。

そこで今回は、一般に知られている「犬の叱り方のリスク」をお話します。

 

 

噛付きの原因を作る「正しい叱り方」?

わたしはここ何年も犬たちを叱らないので、実はよくわからないのですけども、
今回ご質問をいただいた飼い主さんや、今まで噛付きの相談を下さった飼い主さんは、
びっくりするようなやり方で犬を叱っています。

その飼い主さんたちも、しつけ教室のトレーナーや、犬友達など、
誰かから「こうやるといいよ」と教えてもらったのだそうです。

話を聞いたり、ネットで調べた、犬の正しい叱り方?をご紹介しましょう。

犬が悲鳴を上げるまで耳を引っ張る

ある方は、「犬がキャンと悲鳴を上げるまで耳を引張れ」と教わったそうです。

引っ張ると鳴く、そんなおもちゃがありそうですが、
おもちゃではない生身の犬にするというのだからすごい。

今触ってみたけれど、のんちゃんもるーこも、耳はけっこう分厚いので、
それをつかんで悲鳴を上げるまで引っ張るなんて出来るのだろうかと思ってしまいます。

小型犬はともかく、大型犬は我慢強く、痛みを耐えてしまう子が多いので、
悲鳴を上げさせるにはかなりの力が必要だし、引っ張るのを躊躇してもたもたしてると、
逆に噛付かれて反撃に合いそうです。

そういえばわたしが小学生の頃は、田舎だったこともありまだギリギリ、体罰が許容されていました。
宿題をやってこなかったり、掃除中にサボっている生徒が先生に耳を引っ張られていたのを覚えています。

昔のドラマやアニメなんかでも、ガキ大将が先生や肝っ玉母ちゃんに、
耳を引っ張られて連れて行かれていますね。
ジャイアンとか良い例だと思います。

そう考えると随分古風なやり方です。

犬の目を見て叱る

犬の目をしっかり見て(睨んで)叱る、というのを推奨するトレーナーが、
いまだに一定数います。

小型犬は抱っこして、無理矢理目線を合わせるようにと教えるのだと言います。

もちろん、抱っこして目を睨まれて叱られた犬は抱っこが嫌になるし、
抱っこされると咬むようになります。

至近距離で睨まれ叱られた犬は、人の顔が近くに来るのを嫌がり、
顔を近づけると咬むようになります。

人間の場合は、叱られている時は相手の目を見るようにと教わるので、
犬に対しても同じように考えるのでしょう。

しかし、至近距離で目を見るというのは、犬にとっては攻撃の合図です。

目を見られた後、厳しく叱られたらそれを攻撃と判断して、
反撃して来ないとも限りません。

目を見て叱るというのは非常に危険な行為なのです。

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マズルをつかむ

母犬が子犬を叱る時に、マズルをくわえて叱るのと同じように、
飼い主を犬のマズルをつかんで叱るようにと教えるトレーナーもいます。

しかし、母犬がやるのと人間がやるのとでは、似ても似つかない、全く違う行為です。

だいいち、成犬同士では何かを教えるためにマズルをくわえるなんてことはしません。

確かにオオカミはコミュニケーションとして相手のマズルをくわえますが、
そっとくわえる程度のものです。

それを、ぐっときつくつかんで、あまつさえ目を睨んで叱るなんてことをしてはいけません。

仰向けにしておさえる

服従の姿勢と称して、犬を仰向けに転がして、押さえつけて叱る、というやり方もあります。

叱るだけでなく、犬に飼い主への服従心を芽生えさせるために、
仰向けにして押さえるというのは長らく推奨されてきました。

しかし、一番弱い部分であるお腹をさらけ出した状態で自由を奪われ、
長時間拘束されるというのは、犬にとっては恐怖以外のなにものでもないのです。

そんな恐怖を与える相手に、恐怖心から怯えながら従うことはあっても、
犬と暮らす上で一番大事な信頼関係は得られません。

飼い主を信頼し、リラックス出来るようになれば、
犬は自然とお腹を見せてくれるようになります。

無理矢理仰向けにするのではなく、犬が自分からお腹を見せるのを待ちましょう。

大きな声/音で叱る

耳を引っ張ったり、仰向けにしたりという体罰以外のものだと、
犬が驚くくらいの大きな声で厳しく叱る、というものがあります。

同様に、子石をつめた空き缶など、大きな音の出るものを、
投げたり落としたりして叱るという方法もあります。

声でなく音であれば、誰もが同じような音を出せるので、
女性で高い声だと不利ということもないので、推奨するトレーナーが多くいます。

しかし、犬は聴覚が優れているので、大きな声や音はもはや体罰に近いと思います。

犬の注意を引くという意味で声や音を出すのであれば、
何もびっくりさせなくても一瞬はっとさせて我に返ってもらえばいいのです。

舌打ちや口笛、「あっ」や「あ~」など、ほんの些細な合図でいいのです。

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「叱る」ことにこだわりすぎない

はじめに紹介した質問を下さった方は、愛犬にオスワリを教えていて、
咬むようになってしまったのだそうです。

オスワリを教えていて咬むようになったとは、どんな教え方をしたのか
そっちにもとても興味がありますが、最初からそんなことしなければいいのにと思うのです。

最近、体罰はダメという人が増えてきました。

しかしその一方で、ご紹介したような耳を引っ張るだとか、マズルをつかむとか、
大声や音で驚かせるとか、そんなことがされているのです。

体罰というのは、殴ったり蹴ったりということだけではありません。

どうも飼い主さんは犬を「叱る」ことにこだわりすぎです。

どうしても犬は叱らないといけないものと思い込んでいるのです。

なぜなら、「人間がリーダーにならなければいけない」からです。

リーダーたるもの、力を誇示しなければいけない。

それでは、人間がリーダーになるのをやめるとどうなるでしょう?

犬がボスになって、わがまま放題やりたい放題してしまう?

初めて相談をされる方は、皆さんそれを一番心配されているような気がします。

でも、実際にリーダーになるのをやめると、心配しているような恐ろしいことは何一つ起こらないのです。

逆に、命令してもいないのに言うことを聞いてくれるいい子になります。
それがまた面白いところです。

 

叱らずにすむ環境作りが大事

では、良くないことをしてしまったらどうすればいいでしょう。

良くないことをしてしまったらやはり叱らなければいけないから、
その時の叱り方を教えて欲しいと言われたこともあります。

まず、叱る以前に、犬に叱りたくなるような失敗をさせない環境を造り、
失敗が起こらないよう未然に防ぐのです。
今日わたしがパンを起きっぱなしにしたのはわたしの大失敗です。

犬の好ましくない行動には何の反応もせず、好ましい行動は褒めて伸ばす、
それを繰り返して、犬を成功に導く。
それで十分に足りるのです。

「しつけ」というものを、「言うことを聞かせる」というようにとらえたままだと、
なかなかリーダー論から抜け出せません。

「良いことと悪いことを教える」「犬が自分で良い行動が出来るようにしてあげる」
といった考え方に切り替えていく必要があるのです。

そのためにはいくら叱っても意味はなく、叱らないですむ環境作りが大事なのです。

どうやったら犬が自発的に好ましい行動が出来るようになるか、
叱ったり脅したり、体罰を使わなくても良い環境を作るにはどうすればいいか、考えてみて下さい。

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おまけ

カーテンの下からひょこ。。。

ほっかむりのんちゃん可愛い♪
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