犬の多頭飼いの限度「1日1時間の散歩を毎日2回1頭ずつ行ける頭数」

多頭飼いは何頭が限度?

こんにちは!

犬になりたい犬育ブロガーの瀧沢かいるーです。

今日は、多頭飼いは何頭までが限度なのかというお話をします。

犬を1頭だけでなく、2頭、3頭と複数飼っているという人は多いでしょう。

犬関連のブログを見てみても、多くの方が2頭以上の多頭飼いをしています。
子どもよりも犬の飼育数の方が多いと言われている昨今では当たり前のことなのでしょう。

しかし「多頭飼育崩壊」という言葉があるように、手に負えない数の犬(猫も)を飼育してしまい、結局飼いきれなくなってしまうということが多くあります。

先日も、どこだったか失念しましたが、30頭もの犬を飼っていた男性が犬を放置して失踪し連絡が取れなくなってしまい、保護団体が犬の保護のために介入したというニュースを読みました。
保護団体が介入して犬たちが保護されればまだ良いのですが、飼いきれなくなった犬を遺棄する飼い主もいまだに後を絶ちません。

また、日本の犬は多くが社会化不足です。
他の犬と一緒に暮らせるような状態ではないのに2頭目を迎えてしまい、どちらもストレスを溜めて毎日喧嘩ばかりということも多いのです。

そこで今回は、2頭目、3頭目を迎える時にどういったことに注意すればいいのか、多頭飼育は何頭までが限度なのかを詳しくお話します。

いずれ2頭目を飼いたいなと思っている飼い主さん、今すでに多頭飼育だけど犬同士の折り合いが良くないという飼い主さん、ぜひ読んでみて下さい。

 

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「多頭飼育」はストレスのもと

以前にコチラの記事「あれもこれもストレスの原因?犬のストレッサーは飼い主次第で回避可能」でお話しましたが、多頭飼育はストレスの原因になります。

ここでいう多頭飼育とは、2頭以上の犬を一緒に飼うことを指しています。

10頭、20頭となるともちろん大きなストレスになりますが、そうでなく2頭程度でもそれぞれの犬にとってストレスになりうるのです。

我が家にはのんちゃんとるーこ、そして実家にもともと飼われているトイプードルと、犬が3頭います。
実家に越してきてまる2年になりますが、引っ越してきた当初はのんちゃんと実家トイプーの折り合いが悪い状態でした。
もともと実家トイプーが社会化不足で他犬が苦手で、少しそばに寄るとすぐ唸る子だったので、悪気がないのんちゃんが唸られることに納得いかず喧嘩腰になってしまっていたんです。

るーこの方は唸られても気にしない性格で、のんちゃんよりも社交的だったので、実家トイプーも少しすると全く気にしなくなりました。

のんちゃんとはいまだに小さな小競り合いみたいなのは起きますが、1年たったくらいから同じ部屋で一緒に寝ていられるようになりました。

2年たった今は喧嘩もなくなり、仲良しとまではいきませんが平和共存しています。

先住犬の「社会性」を考慮しよう

のんちゃんは小さい頃の経験で社会性が低い子で、実家トイプーも過保護にされたせいで社会性があまり身についていないのですが、そうでなくても同居犬との相性がよくなかったりするとストレス度は非常に高くなりますし、同居犬が吠えやすいとつられて吠えることでストレス度が上がってしまいます。
現に、実家トイプーは郵便屋さんのバイクの音や家のすぐ脇を通る車にも吠えやすい子なのですが、一緒に暮らしている内にのんちゃんもるーこも吠えやすくなったなと感じる時期がありました。

なので、2頭目を迎え入れる場合には、まずは先住犬の性格や社交性をよく考えて、他の犬と仲良くやっていけそうかどうかをよく検討しましょう。

特に子犬を迎える場合は要注意で、社会性が低い犬はパピーライセンスを所持している期間の子犬であっても厳しい態度を取ったりすることがあります。
そうやってパピーライセンスを強制的にはく奪されてしまった子犬は、大人になっても社会性が低く、他犬に対して攻撃的な態度をとる子が多いのです。

また、子犬が大好きでお世話が上手な子であっても、24時間一つ屋根の下で暮らすとなると話は別のことがあります。
先住犬が子犬大好きでお世話上手だから大丈夫だろうと、安心して子犬を迎えたら、24時間は勘弁してくれと先住犬が逃げ回って近づかなかったという話を聞いたことがあります。

2頭目を迎えても大丈夫そうな場合には、活動性が同じくらいで、年齢差が同性同士の場合には3歳以上、異性の場合には2歳以上離れているのが望ましいとされています。

年齢が近すぎるとライバル関係になって喧嘩しやすくなるというリスクがあります。

特に、未去勢の雄同士は要注意です。

 

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「1回1時間の散歩を1日2回1頭ずつ毎日行ける頭数」

では、多頭飼育をする場合何頭までが限度になるのでしょうか。

先日、すでに犬を2頭飼っている同僚から同じ質問をされた時、こう答えました。

1回1時間の散歩を1日2回毎日1頭ずつ行ける頭数が限度

※ただし、食費、医療費、フィラリアやノミダニの予防薬代や予防接種代、その他諸々の必要経費を賄える経済力があることが大前提です。

まったり犬育では散歩は1頭ずつが基本です。
犬によって立ち止まってにおい嗅ぎしたい場所も、歩きたいコースも1頭1頭違うので、何頭犬を飼っていようが散歩は1頭ずつが基本なのです。

そのための時間がとれるか、よく考えてからもう1頭迎えるかどうかを決めましょう。

犬のために割く時間は倍になるし、費用も単純計算で倍になります。

5頭も6頭も飼っている人がいますが、他い仕事をしていてそれぞれ1頭ずつ毎日朝晩散歩に行くというのはほとんど不可能です。

そのしわ寄せは犬にいくということを考えましょう。

わたしも仕事をしているので、飼育頭数は2頭が限界です。

一人で小型犬とはいえ8頭も飼っている飼い主さん、しかも高齢の女性が近所にいるのですが、以前お散歩はどうしているのか聞いたところ、
毎日2頭ずつローテーションで行き、しかも散歩も朝の1回だけとのことでした。

8頭犬がいて2頭ずつ毎日ローテーションということは、その子たちは4日に1回しか散歩に出られないということです。
しかも雨や雪の日は行かないとのこと。

せっかく散歩に出られてもいつも他の犬と一緒で、これではストレスが溜まって当然です。

その8頭の犬は散歩中に見かけるといつもリードをグイグイ引っ張っていて息も荒く、吠えやすくて、一緒に散歩している同居犬に噛みつくような子もいました。

これでは散歩でリフレッシュするどころではありません。

まるで絵に描いたようなストレス散歩の見本のような散歩です。

しかし、多頭飼いしている飼い主さんで、散歩は一緒に行けばいいだろうと、こういったストレス散歩をさせている飼い主さんは非常に多いのです。

犬同士の「依存」の原因にも

多頭飼育をしていて常に一緒に散歩に行っていると、犬同士が依存する原因にもなります。

お互いに、もしくはどちらか片方が同居犬に依存し、相手の姿が見えないと落ち着かなくなったり、ヒンヒン泣いたり、ご飯も食べなくなったりなど、飼い主に対する分離ストレスと同じような症状が出て来るのです。

多頭飼育していて、1頭だけでは散歩に行けないということもしばしばあります。

以前、お互いへの依存度が高く、また飼い主さんへの依存も強い多頭飼いのダックスちゃんに、一緒に散歩に行くのをやめてもらって別々の散歩をしてもらうようにしました。

すると、興奮度が高かった後輩ダックスちゃんの方が1週間でかなり落ち着き、神経質で臆病だった先住ダックスちゃんは、後輩犬の留守中に一人でくつろいで、のびのび過ごすようになったそうです。

また、それまで先住ダックスちゃんに合わせて散歩していたそうですが、別々散歩にしたら、後輩ダックスちゃんがそれまでとは全く違うコースを歩きたがるようになったのです。
先住ダックスちゃんを気にしてばかりでにおい嗅ぎも全くしなかったそうですが、1頭ずつの散歩ではよくにおい嗅ぎをするようになりました。

これまでは常に一緒だったので、お互いにストレスがたまっていたのです。

飼い主さんを取り合うようにべったりだったのも、だいぶ改善されて別々に一人で過ごす時間が増えたそうです。

この2頭は決して仲が悪いわけではなく、むしろ良いほうなのですが、それでもいつも一緒というのはストレスになるのです。

多頭飼育の際にはその点にも注意しなければなりません。

それぞれの犬と1対1で過ごす時間とともに、それぞれの犬がひとりで過ごす時間も確保してあげましょう。

同居犬同士が依存することによる分離ストレスについてはコチラの記事「【分離ストレス】多頭飼いでも「一人」に慣れさせた方がいい理由と慣れさせ方」に詳しく書いています。合わせて読んでみて下さい。

 

自分が多頭飼育できるかどうか考えよう

1頭目の犬を迎える時と同じく、2頭目、3頭目とお迎えする時も、自分がそんなに犬を飼える状況かどうかをよく考えましょう。

一人暮らしで、フルタイムで働いていて、毎日10時間近く家を留守にするような人は、多頭飼育どころか1頭だって犬を飼ってはいけない人です。

しかし現実にはそういった人が犬を2頭、3頭と飼っていることも珍しくありません。

犬には飼い主と1対1で過ごす時間が必要ですし、ひとりっきりで過ごす時間も必要です。

2頭でもなかなか難しいことなのですが、それ以上の頭数となるとさらに難しくなるので、無計画に次々と犬を増やす前にちょっと立ち止まって考えてみて下さい。

むやみやたらに犬を増やすと、喧嘩の原因になります。

犬を飼う際に、必要な経済力はもちろんですが、自分が犬に割ける時間がどれくらいあるかを考えて下さい。
犬を飼ったら自分の時間がなくなって辛い」とかわけのわからないことを言う人がいますが、犬を飼ったら犬に自分の時間を使わなくてはいけないのは当たり前のことですし、犬を飼う前からわかっているはずのことです。

自分の時間は100%自分のために使いたい、という人は何を間違えても犬を飼うべきではありません。

犬の数が増えれば、犬のために使う時間は当たり前ですが倍になります。
自分のために使える時間はますます少なくなります。

そんなのは当たり前のことです。

今では誰もが、お金さえ払えば簡単に犬を飼えるようになっていますが、だからこそ、飼う前にしっかりと考えて下さい。

多頭飼育をする場合の注意点については「先住犬との関係構築は?優先順位は?多頭飼いのお悩みに答えます」「多頭飼いのケンカの原因と対策」の記事に詳しく書いています。合わせて読んでみて下さい。

 

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おまけ

「キンキーブーツ」行って来ました~~~♪

はぁ~~~よかった~すっごくよかったよ~~~。

語り始めると長くなるので割愛。
春馬くんがすごくきれいでした。

おとといは夢見心地で寝ました。

昨日も1日夢心地。

そして今日もまだちょっと夢心地。笑

話は変わって、映画「キングダム」のノベライズ読んでたんですけど。

最後の最後でまさかの誤字とか……ッ!!!

ちょっ、しっかりしてくれよぉぉ!と思わず力が抜けてしまった。笑

「キングダム」もう3回観に行ってるのにまだまだ観たりない。あと5回くらいおかわりしたい。

気に入ると飽きるまで永遠にリピートする癖があります。
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2 Comments

みーこ

初めまして。
これから犬を飼いたいと思ってるものです。
純粋な疑問なんですが、お散歩はハーネスで行こうと思ってます。しかし、首輪も常にしておいた方がいいのでしょうか?首輪をしていないと迷子札などをどこにつけるのかなぁと悩んでしまいました。
また、お散歩の際のリードは巻き取り式のものがいいのでしょうか?普通のロープのようなものがいいんでしょうか?
しょーもない疑問ですが、教えてくださると嬉しいです。

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瀧沢かいるー

みーこさま

はじめまして。コメントありがとうございます。

まず首輪については、犬には必ず首輪をつけるのが当たり前というようになっていますが、これがけっこうストレスのもとなんです。
迷子札や鑑札が首元で常にチャラチャラしてれば犬だってうるさいですよね。
いつも首元を掻いているというような子は、首輪が原因であることが多いです。
最近では多くの保健所でマイクロチップ読み取りの機械をおいているところが多いので、迷子札ではなくマイクロチップを埋め込んでおけばある程度は安心です。
ペットショップで買った子であればほぼ100%埋め込んでありますし、動物病院でも埋め込んでもらえます。
あとはちゃんつぃかるべきところに住所とマイクロチップの番号を登録しておけば、迷子になってもどこかで見つかった時にちゃんと連絡がくるでしょう。
うちのような田舎の保健所でもマイクロチップリーダーが常備されているので、大丈夫かと。

散歩の時に巻き取り式リード(フレキシブルリード)はおすすめしません。
まったり散歩ではリードワークが重要ですし、リードワークが両手を使って行います。
巻き取り式のものでは操作も上手く出来ませんし、ブレーキをかける時に犬にガツンと衝撃がかかります。
また、伸ばしすぎると歩行者や自転車からリードが見えなくなるので事故の原因にもなります。
リードは必ず、巻き取り式ではなく普通のリードを使いましょう。

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