【分離ストレス】多頭飼いでも「一人」に慣れさせた方がいい理由と慣れさせ方

多頭飼いでも一人に慣れさせた方がいい?

こんにちは!

犬になりたい犬育ブロガーの瀧沢かいるーです。

今日は、多頭飼いでも「一人」に慣れさせた方がいいのかということについてです。

今日は仕事が休みだったのですが、わたしが映画を観に行ったため、昼間は犬たちに留守番してもらわなければなりませんでした。

映画だけ観てすぐ帰ってきたので5時間もかからなかったし、母もいたので犬たちも特に不安がったりせずにいつも通り寝ていたそうです。
のんちゃんはずっとわたしのベッドで、るーこは1階で家事やってる母の様子を時々覗き見たりしながら、廊下や玄関など場所を変えて寝ていたそうな。

飼い主の所用で、犬を置いて家を留守にする場合、数日かかる場合はもちろん、6時間以上かかる場合も、シッターを頼んだり家族や知人に犬の面倒を見てもらった方が犬の不安が少ないと言います。
6時間以上の留守番をしている犬はストレスレベルが高いことがわかっており、これが続くと分離ストレス(分離不安)が強くなります。

目が見えない、耳が聞こえないなどの身体的ストレスを抱えている犬は分離ストレスが強くなりがちですし、そういったことがなくても、日常的に高ストレス状態の犬は分離ストレスによる問題行動が多くなりがちです。

そこで、留守番が寂しくないようにと多頭飼いされる飼い主さんがいらっしゃいます。

しかし、いくら多頭飼いしたところで「飼い主がいない」という不安を埋めることは出来ません。
それどころか、犬同士、もしくはどちらか片方の犬が相手に対して依存してしまい、相手の姿が見えないと落ち着かずご飯も食べないなど、新たな問題が出て来ることがあります。

多頭飼いでも留守番中に物を破壊したり、ずっと吠えているなどの分離ストレスによる行動を起こすことはよくあります。

それを考えると、やはり多頭飼いでも「一人」の時間は必要と言えます。

そこで今回は、多頭飼いで犬同士依存させないためにどうすればいいのか、依存してしまったらどうしてあげればいいのかについてお話します。

多頭飼いしている・これからする予定の飼い主さん、すでに愛犬同士の依存が強くなってしまっているという飼い主さん、ぜひ読んでみて下さい。

 

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犬を「一人」にする危険性

そもそも犬はもとから分離不安の傾向があるということはお話しました。
》【分離ストレス】犬はもともと分離不安?深刻化させないための対策と対処法

子犬は自分を守ってくれる存在から遠く離れすぎず、いつもそばにいるようにという本能があり、守ってくれる存在から離れることを不安がる傾向があるのです。

家に迎えたばかりの子犬をサークルに閉じ込め一人ぼっちにして、10時間以上留守番させれば、分離ストレスで泣いたり騒いだり、物を破壊するのは当たり前のことといえます。

子犬の頃に毎日長い時間飼い主から離された結果、飼い主に対する依存が強くなり、大人になっても分離ストレスで問題行動を起こすようになるのです。

なので、子犬を迎えたら最低でも1週間はつきっきりでお世話をしなければならないし、1日6時間以上の留守番なんて絶対にさせてはいけません。
留守番だっていきなり長時間させるのではなく、まずは1分から、子犬の不安が強い場合には数十秒から、一人にするのに慣れさせていく必要があります。
出かけるのも、子犬が寝ているのを見計らって出かけ、起きる前に帰って来るなどの配慮が必要です。

子犬が成長しても、6時間以上の留守番はストレスレベルが高くなります。

と言っても1日6時間の留守で済むような仕事をしている人は今の日本にはなかなかいないでしょうから、家族や友人・知人に面倒を見てもらうよう頼むか、お金を払ってでもシッターに頼むが望ましいのです。

安易に犬を一人にしてしまう人が多いですが、もともと分離不安の犬にとって一人というのはとても不安なことですし、ストレスになります。

他にも日常的にストレスを抱えている犬は不安が強く、症状も重くなりやすいです。

長時間留守番させ犬を一人にするということは、それだけ危険性が高いということを理解しておく必要があります。

 

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犬同士の分離ストレス

毎日一人で留守番する愛犬が可哀そうだからと、1頭目を飼ってから数年もすると、2頭目をお迎えする飼い主さんは多くいます。

ペットショップで働いていた時も、2、3年前に子犬を買って行った飼い主さんがやって来て、「留守番中の遊び相手に」と2頭目を買って行くということがよくありました。
中にははじめから2頭同時にお迎えする人もいました。

留守番中寂しくないようにという飼い主心からなのでしょうが、これが新たな問題を引き起こすことがあります。

犬同士、あるいはどちらかの犬が相手の犬に依存してしまい、同居犬に対する分離ストレスになってしまうのです。

たいての場合、2頭目にお迎えした子が先輩犬に依存してしまうということが多いです。
同時にお迎えした、もしくは家に来たのが数か月しか違わないという場合だと、お互いに強く依存してしまうことが多いです。

家にいても外にいても片時もそばを離れず、ドッグランなどでリードを外して自由にさせてもぴったり後をくっついて行き、どちらかの姿が見えないと遠吠えしたり鼻鳴きしたりしてご飯やおやつにも見向きもせず、
挙句に自分ひとりだけでは散歩にも行かない、という状態になります。

数年間一人で過ごした経験のある先輩犬は落ち着いて状態であれば、こうなったというのはあまり聞きませんが、家に来た時からずっと先輩犬がいて一人になったことがなく、留守番中飼い主よりも先輩犬と長い時間を過ごす2頭目は特に分離ストレスの傾向が強いです。

飼い主宅に連れてこられて新しい環境で不安な2頭目の子犬に、多くの飼い主さんは先輩犬がいるから平気だろうとたいてい翌日から長時間の留守番をさせがちです。
ストレスも不安もマックスの中一緒に過ごしている先輩犬に、2頭目が依存するのは当然のことと言えますね。

 

多頭飼いでも「一人」に慣れさせた方がいい?

これから多頭飼いするという飼い主さんや、すでに2頭目が先輩犬から離れなくなってしまっているという飼い主さんから、
「多頭飼いでもお互いに一人にする時間を作った方がいいのでしょうか」と聞かれることがあります。

多頭飼いでも、依存しないために一人の時間は作ってあげた方がいいです。

オーストラリアで研修をした時に多頭飼いの注意点として学んだのですが、ずっと一緒にいて同居犬に対する依存が強いと、相手が死んだ時にショックが大きく立ち直れない子もいるので、一人で離れていられるようにしようということでした。

どうやって「一人」に慣れさせる?

一番手っ取り早い方法は、散歩を別々に行って「一人」に慣れさせることです。

多頭飼いをすると散歩は一緒に行ってしまう飼い主さんが多いですが、散歩は1頭ずつが基本です。

「一人」に慣れさせるということ以上に、同じ家で飼われている犬でも犬によって行きたい場所やにおい嗅ぎしたい場所は変わりますし、歩く速さも違います。
一緒に散歩していると、どちらかの犬が相手に合わせたり、遠慮したりして、満足な散歩が出来ません。

なのでるーこは、小さい内からのんちゃんとは別々の散歩をする機会を作っていました。
散歩デビューで公園に遊びに行く時は一緒でしたが、ワクチンが終わる頃には一人散歩をさせていました。

しかし中には、すでに依存が強くて、1頭ずつの散歩をさせたくても同居犬の散歩をしている間ずっと吠えていたり、物を破壊したりして待っていることが出来ないという場合もあります。

その場合はまず、飼い主に対する分離ストレスと同じで日常的なストレスや不安が原因なので、全般的なストレスマネジメントが必要です。

そもそもの話、同居犬に対する依存というのは留守番時間が長いことによるストレスや不安が原因であることが多いです。
なので、まずは留守番時間の短縮を行い、どうしても6時間以内におさめることが出来ないのなら、先ほども言ったように家族や友人・知人に頼む、あるいはシッターに頼むことが必要です。

ストレスマネジメントを行って、十分に落ち着いたところで、少しずつ一人でいる時間を作るようにしましょう。

分離ストレスがそれほどひどくないという場合は、一人が苦手な子の方から先に行き、まったり散歩をして満足させてからもう片方の子の散歩に行くようにします。
散歩の順番にしてもご飯の順番にしても、先輩犬を先にしなければいけないという絶対の決まりはないので、時と場合によって変えるようにしましょう。

 

ストレスマネジメントは必要不可欠!

飼い主に対する分離ストレスも、同居犬による分離ストレスも、いずれにしろ徹底的なストレスマネジメントは必要不可欠です。

もともと分離不安の傾向があるとはいえ、正常な状態であればちょっと飼い主や同居犬と離れただけではキャンキャン鳴いたり、どこにでもついて回ったり、姿が見えないとご飯も食べられないという状態にはなりません。
物を壊したり下痢をしたりなど、極端な分離ストレスによる行動は起こさないものです。

何が犬をここまで不安にさせてしまうのかと言えば、以下のような原因が挙げられます。

  • 罰を使った訓練
  • 里子にもらってきた
  • ゲージに長い間入れられていた
  • 今までかまってもらえていた飼い主とあまり触れあえなくなった
  • 毎日のスケジュールの大幅な変更
  • 引っ越しなどの環境の変化
  • 飼い主の構いすぎ
  • ウツなどがある
  • 留守番中のトラウマになるような出来事
  • 心のトラウマ
  • 親兄弟からの早すぎる分離
  • 子どものころに一人で過ごした経験がある
  • 留守番に慣らすことへの失敗
  • 家族の長期不在
  • 新しい家族が増えた
  • 認知機能障害がある
  • 人間と一緒に仕事をしている(常に人間と一緒にいる)

同居犬への依存という観点から見ると、心にトラウマのある保護犬などが先住犬に対して依存するということはありがちなことです。

先輩犬が2頭目の子に依存する原因としては、子犬の頃に一人で過ごした経験がある場合が多いです。
新しい家族=2頭目をお迎えした時に先輩犬が分離不安になることは多く、のんちゃんもるーこが家に来てしばらくの間、子犬返りのように甘えん坊になったり、ふと気づくと見つめられていたり、ちょっと動くとあとを付いてくるという時期がありました。

引っ越しなど環境の変化をきっかけにお互い依存するようになったというケースもありました。

また、年をとって認知症になったり、視力や聴力が低下して同居犬にいつもくっついているようになった子もいます。

犬が分離不安になる原因というのは日常生活にゴロゴロ転がっているので、その原因をなくすとともに、徹底的なストレスマネジメントが必要です。

2頭目を飼う場合は、先輩犬が十分に落ち着いて、2頭目を受け入れられる状態でなければなりません。
ストレスレベルが高い状態で2頭目をお迎えすると、飼い主さんに依存したり、2頭目に対して依存したりすることになります。

自信をつけさせてあげる

同居犬への依存の危険性を教えてくれたオーストラリアのトレーナーは、依存するのは犬に自信がないからだと言っていました。

同居犬と離れて一人に慣れさせるには、自信をつけさせてあげなければなりません。

人間と同じで、不安やストレスが強いと犬も自信喪失し、誰かに依存したくなるのです。

なので、ストレスマネジメントでストレスや不安をなくし、飼い主との関係改善、低たんぱく高炭水化物の食事でセロトニンの放出を促し、精神的刺激と肉体的刺激を与えて、快適な散歩や室内フリーで環境を整えてあげます。

心身ともにストレスフリーになり、心に余裕が出来ることで、それまで苦手だったことも少しずつ平気になり、苦手を克服することで自信がつきます。

どうしても不安が強いという場合はジルケーンなどの抗不安サプリを購入したり、抗不安剤を獣医師に処方してもらいながら行いましょう。

いずれにしても、一人になる練習は生活全般の不安やストレスが大幅に改善し、犬が落ち着いてからです。

そして、人間主導で慣らそうとすると必ず無理をさせて失敗するので、犬のペースで慣れさせてあげることです。

 

「まったり犬」を目指そう

生後1か月そこそこで親兄弟と離され、ペットショップでは独りぼっちでショーケースに展示され、飼い主宅でもサークルに閉じ込められ毎日10時間以上も留守番させられ、夜寝る時も一人ぼっち…

言うことを聞かないからと強制訓練をさせられたりしつけ教室に通わされたり、その一方で可愛がっているつもりの飼い主にベタベタ触られ何かと話しかけられる。

分離不安になる条件が揃いすぎている日本の犬たち。

そんな中で飼い主に対しても同居犬に対しても分離不安にさせないためには、子犬の頃から接し方と環境を整えておく必要があります。

もともと分離不安の傾向がある犬に少しでも一人で過ごしてもらうのを平気になってもらうには、とにもかくにも毎日の落ち着いた規則正しい生活です。

ストレスがなく毎日落ち着いた生活をしていると、少しくらい一人になっても平気なのです。

それがわたしが目指す「まったり犬」です。
》「まったり犬」ってどんな犬?

出かける時も「あ、出かけるの?いってらっしゃ~い」とベッドの上から顔だけ上げての見送りで、帰宅時には出迎えさえなかったりします。
気が向くと直前まで寝てたことバレバレの顔でお出迎えしてくれることはありますが、尻尾ブンブンで大興奮しながら飛びついてくるということはありません。
数回撫でただけで(それも撫でさせてやったみたいな顔で)満足してどっか行っちゃいます。

こっちが着替えたり荷物おいて「ふう」と一息ついたのを見計らって「撫でろ」と催促してくることはありますが。

まったり犬は昼寝してるだけなので、物を破壊したり下痢することもありません。

決して寝すぎなわけではなく、ストレスがない犬というのは1日20時間以上寝るのだそうです。
睡眠時間は20時間以上!犬にとって「最もストレスのない生活」とは

同居犬に対しても依存しているわけではないので、どっちかが散歩に行っても平気ですし、家でも外でもぴったりくっついてるということはありません。
のんちゃんもるーこも、同じ部屋で寝ていることはありますが、お気に入りの場所が違うのでだいたい別々に寝ていることがほとんどです。

飼い主や同居犬と離れていても「まあ寝て待つかあ」くらいの気持ちで昼寝している、そんな「まったり犬」を目指しましょう。

 

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おまけ

今日観に行ってきた映画。

「キングダム」

期待以上に良かったよ!
とっても良かった!

観に行って正解。

今にも「卍解!」とか言い出しそうな山﨑くんはもちろん、一人二役を見事に演じ分けた吉沢くんもよかったし、ただただ可愛い橋本ちゃんも、
ひたすら男前な長澤さんも、イケメンな満島くんも、もちろんよかったんだけど。

なんといっても大沢たかおが大沢たかおだった。

王騎が王騎で王騎でしたごちそうさまです。

来週水曜日レディースデーにもう一回観に行くのだ。
その時にパンフレットも買おう。

本編前の予告編で「アラジン」のインタビュー映像やってたけどこれも期待以上に楽しみだ。

今年は映画の豊作年ですね!

そろそろシネマイレージカード持とうかな。
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