犬の全てを愛してあげることが出来ますか?
この記事は2018年6月に投稿した記事をリライトしています。
こんにちは!
犬になりたい犬育ブロガーの瀧沢かいるーです。
今日は、犬を愛するということについてお話します。
昨日のお昼休み中、適当にネット検索してヒットした記事で、「犬は愛されるために生まれてきた」という文言を見ました。
ブックマークしたつもりがされておらず…もう一度探したケド見つけられませんでした。
わたしは5歳の女の子から、これを教えられたことがあります。
のんちゃんとの関係を修復しようと思い始めた頃、いとこの5歳の娘に言われたんです。
「おねーちゃん知ってる?
いぬはね、あいされるためにうまれてきたんだよ」
本当の意味で犬を愛するということがどういうことなのか、愛するというのがどういう意味なのか、お話します。
愛犬を愛しているという全ての飼い主さん、ぜひ読んでみて下さい。
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「愛されるために生まれた」のだから「無条件で愛されるべき」
絵本で読んだりでもしたんでしょうか。
舌足らずな口調で、彼女はわたしに教えてくれたんです。
「いぬはね、あいされるためにうまれてきたんだよ」
って。
「だからあたしは、るるちゃん(愛犬)がわるいことしてもおこらないのよ。
おしっこしても、あたしのおやつたべても、うーっていっても、おこらないの。
ままはおこるけど、あいしてるってそういうことじゃないもんね」
もう一度言いますけど、その子、当時まだ5歳でした。
幼稚園の年長さん。
だというのに、愛するということがどういうことか、わかってたんです。
犬は「愛されるために生まれてきた」のだから、「無条件で愛されるべき」なのだと。
まだ5歳の子がちゃんとわかってたんです。
いえ、子どもだからこそでしょうか。
感動したことをありのままで受け入れて、自分のものにして、それをちゃんと実行出来るって、その素直さがすごくまぶしかったです。
そのまぶしさに比べて、わたしは何やってんだと情けなくなりました。
のんちゃんがちょっと引っ張ったからってイラッとして。
人の目を盗んで盗み食いしようとするのにイラッとして。
オシッコ失敗してはイラッとして。
何だかずーーーっとイライラしっぱなし。
当然だけど、イライラしてると犬への愛情って感じない。
あ、わたし、愛されるために生まれてきた子を愛せてないなって、その子に教えられたんです。
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犬の「全て」を愛してあげよう
世界で人と暮らしている犬たちは、人から愛されるために生まれて来た子たちです。
虐待されたり、殺されたり、飢えに苦しんだり、実験動物にされたり番号で呼ばれるためではありません。
毎日毎日、いつもいつも飼い主にイライラされるためでも、ちょっとしたことで怒鳴られるためでもありません。
のんちゃんもるーこも、愛されるために生まれてきたのです。
犬が一生をかけて果たす役目は「愛されること」。
愛されるためだけに生まれてきた。
つまり彼らは無条件に、その全てを愛されるべきなのです。
5歳の女の子に教えられたわたし。
心を入れ替えるって、まさにあのことだと思います。
のんちゃんが散歩中引っ張ったって、盗み食いしたって、オシッコ失敗しようがうー言おうが、それは決してイライラすることでも、ましてやのんちゃんを怒る理由でもない。
だってそれすらも含めて、のんちゃんは愛されるべき子なんだから。
そう思うと、ふっと心が楽になりました。
これは受け入れてもいいことなんだ、と思えたからかもしれない。
問題行動じゃない、愛すべきものの一つなんだって。
お散歩開始時にロケットのように発射するのも。
常に飢えた獣のように食べられるものを探してるところも。
明け方に宇宙人と交信するために遠吠えするのも。
うーって言っておきながらこっちにその気がない時に甘えてくるところも。
「もういい、全部愛しちゃる」って思えました。
そう思えた頃から、だんだんとのんちゃんが穏やかになっていきました。
わたしの「何をしても愛しちゃる!」って気持ちが伝わったのかも。
ついでにるーこの、粘着質でしつこいところも、アホなところも、頼んでもいないのにセコム張り切っちゃうところも、ウンコの試食が趣味なところも愛してます。でもウンコの試食が趣味っていうのは正直言うとやめて欲しい。
愛する=受け入れる
愛するというのは、つまり相手を受け入れるということです。
無条件に愛するということは、無条件に受け入れること。
全てを愛するということは、全てを受け入れること。
そのまんまの意味です。
問題行動も全て含めて愛する、受け入れる。
犬の全てを愛するというのは、犬の全てを受け入れるということです。
問題行動だ何だといって、直す方法を探す前に、まずは愛してあげる、受け入れてあげることから始めて下さい。
「何をしてもいい!全部愛してあげる!受け入れてあげる!」
それはきっと犬にも伝わるはずです。
そうすると犬は自然と穏やかになっていきます。
愛されるために生まれてきたのに、愛されない犬は問題行動を起こすのです。
これが出来るから愛してあげる、これが出来ないなら愛してあげない、そんなことを犬への愛情のものさしにするべきではありません。
何が出来ようと、何が出来なかろうと、全ての犬は平等に、無条件にその全てを愛されるべきなのです。
愛されている犬は問題行動なんて起こさずに、一生幸せに暮らせるのです。
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♪おまけ
今日は昼間、けっこう暑かったのに、
なぜかベランダで日向ぼっこを決め込んでいたるーこ。
黒いのんちゃんと違って多少暑さには強いけれど、
2時くらいになってゼーゼー言いながらようやく室内に避難して来ました。
何がるーこをそこまで日向ぼっこに駆り立てたのか…
呼んでも来なかったし…
るーこなりのこだわりがあったんだろうと思います。
男るーこ。
2歳まであと1ヶ月。
尊敬するシェルティパイセンの教えを胸に今日もこだわる。
久しぶりにのんちゃんがご機嫌で走った~♪と思ったのに。
カメラ向けたらこの顔だよ…
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