動物福祉の原則「5つの自由」について

動物福祉の原則「5つの自由」知ってますか?

こんにちは!

犬になりたい犬育ブロガーの瀧沢かいるーです。

わたしはいつもかなりの量の水分をとるんですが、
最近その水分量が桁外れです。

今日は、梅酢入り麦茶480ml水筒×2、コーラ500ml×1、
アクエリアス500ml×2、朝食の牛乳と夕食のお茶。

しめて…3Lほど…か?

こんだけ飲んでも体が乾いている気がするのです。

何かそういう病気だろうか…

あ、2回目観て来た「ジュラシックワールド/炎の王国」は
相変わらずクリス・プラットが最高でした。

明日はスターチャンネルで「美女と野獣」なのでとっても楽しみです。

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このブログのカテゴリにもありますが、ネット検索してて時折見かける
「動物福祉」という言葉。

ぼんやりとは知っているけど、詳しくはわからない…という人も多いでしょう。

しかし犬に限らず、猫やその他動物をペットとして飼っているのなら、
これは是非とも正しく知っておいて欲しいことです。

そこで今回は、特に犬にとっての「動物福祉」を詳しくお話していきます。

 

動物福祉とは

動物福祉とは、animal welfare(アニマルウェルフェア)の訳語として使われています。

以前はそのままカタカナ表記することが多かったのですが、
少し前からこの単語を使うことが増えてきました。

welfareは、幸福とか、安心、安全などを意味する単語です。
昔は人間についてのみ語られていたのですが、1965年イギリスで畜産動物の福祉原則として、
「5つの自由」(後述)が提唱されました。

この原則は国際的にも認知されるようになり、2004年国際獣疫事務局(OIE)総会において、
「動物福祉の原則に関する指針」として採択されるに至ったのです。

動物福祉の対象になるのはなにも畜産動物に限らず、人が利用する動物も含まれるので、
コンパニオンアニマルも関係しますし、また国境を越えたグローバルな基準であるということが重要です。
日本には日本のやり方が~…とか言ってる場合ではないのです。

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「5つの自由」とは

動物福祉の原則である5つの自由とは以下の通りです。

1,飢えと渇きからの自由

2,不快からの自由

3,痛み・傷害・病気からの自由

4,恐怖や抑圧からの自由

5,正常な行動を表現する自由

では、それぞれについて詳しく説明していきましょう。

1,飢えと渇きからの自由

その種と個体に合った、適正な食餌を与えるということです。

飼い主は栄養が不足しないように、また栄養過多のせいで病気にならないように
注意してあげなければいけません。

いつも水が飲めるようにするというのはもちろんですが、ドライフードを食べさせている場合は、
食品に含まれている水分量が少ないので、スープをかけたりふやかしたりなどの工夫が必要です。

2,不快からの自由

飼育環境が快適かどうかということです。

犬や猫のコンパニオンアニマルは室内飼育が基本です。

その場合に、掃除が出来ているか、十分な広さがあるか(猫でも1頭あたり最低4畳ほど、
大型犬で6畳強の広さで、立ち上がっても頭がぶつからないこと)、
自然光が入るか、新鮮な空気を吸うことが出来るか、種に適した室温に保たれているかなど、
飼い主は気遣ってあげる必要があります。

3,痛み・傷害・病気からの自由

怪我や病気に注意して、早期発見・治療を行うというだけでなく、
人が痛みを与えるようなことをしないということです。

特に犬の場合、首に痛みを与えるチョークチェーンやハーフチェーン、
電気ショックカラーなどの道具の使用だけでなく、
リードを強く惹いてのショックを与えることや、体罰なども含まれます。

以前やっていたテレビチャンピオンなどでは人に飛びつく犬に対して
足払いをかけていたりするトレーナーがいましたが、
こういうものも痛みを与える行為になります。

4,恐怖や抑圧からの自由

動物を怖がらせるようなことはしないことです。
人間にとっては怖くなくても、動物にとって怖いことはたくさんあります。

動物が恐怖を感じることを適切に避けてあげて、悪いストレスがかからないように
気をつけてあげます。

これが一番軽視されやすいような気がします。

特に犬は、強制訓練によって簡単にこの状態に陥るのですが、それを飼い主もトレーナーも
気づいていないことが多いのです。

それどころか、ストレスを抱えていようが、カーミングシグナルを出していようが、
問題行動が治ればそれでいいと言う人もいます。

しかし、飼い主が問題行動はなおったと思っていようといまいと、
犬の福祉こそが大切なのであり、そこに恐怖やストレスがあってはならないのです。

ただでさえ人間社会でストレスをためがちな犬には、日常生活の中のストレスを
可能な限り取り除いてあげたいものです。

5,正常な行動を表現する自由

習性にかなった行動をさせてあげるということです。

日本ではこれがまた難しいのです。

「犬の習性にかなった飼い方」正しく出来てますか?にも書きましたが、人や犬と十分に接触させ、隔離せず、長時間の留守番やケージ閉じ込めもせず、
ノーリードでの自由運動を楽しみ、他の犬とコミュニケーションを取り、
穴堀したり動くものを追いかけたり、犬らしい遊びや探索をする、などがあります。

しかし、これを十分に出来る犬というのは日本には少ないでしょう。

わたしも地元に帰ってきてやっと犬たちにこれを全て満たした生活をさせてあげられるようになりました。

都会で暮らしているとまず無理なことかもしれませんが、それでも飼い主として、
犬たちが可能な限り習性にのっとった生活が出来るように、最大限の努力をすべきです。

 

「動物福祉」を一人一人が意識しよう

日本ではまだまだ「動物福祉」は軽視されがちです。

日本には日本のやり方があると動物福祉を無視した訓練をしたり、
都合が悪いと見て見ぬふりをする人がいますが、「動物福祉」は世界共通のものです。

日本がペット後進国である理由はここにあります。

犬に限らず、動物と暮らすのなら一人一人が「動物福祉」についてきちんと考え、
もっと意識すべきなのです。

そういしないといつまでたっても、日本は「ペット大国」なんて、
皮肉を込めて呼ばれ続けてしまうでしょう。

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おまけ

山下りは気持ちいいのか早足で駆け下りて行くのんちゃんですが…

わたしがモタモタしてると待っててくれる。

いつも待っててくれてありがとう。
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2 Comments

ちあき

はじめまして。
動物の福祉に関して日本ではほんと軽視されてると思います。
私はたまにスウェーデンやフィンランドに1ヶ月前後犬と滞在するのですが、うちは普段からスウェーデンのマルメというところの犬のルールに従った飼い方をするようにしてるのでそれほど問題は感じません。
一番の問題はそれこそ自由に歩き回れる場所が限定することでしょうか。
トレーニングひとつ取っても日本とは全然違うもので最近、オビディエンスをしてる子は強制すると良くないのがわかってますし、ポジティブトレーニングの方が私も好きなのでそうしてます。
私が知る限り北欧ではどこでも自由にオフリードにしてるわけではないので、皆さんオフリードにできる場所に行ってるんだと思います。
そういうことに時間を惜しまないっていうのが日本とはちょっと違うのかなと思います。

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kairu-52677

ちあきさま

はじめまして。コメントありがとうございます。

学生時代、様々な国の動物福祉を勉強しましたが、特に北欧に比べると
日本って恥ずかしくなるくらい遅れてるなあと悲しくなります。
ドイツとかには、公園内に犬をフリーに出来る広いスペースがありますよね。
もちろん、どんな犬でもフリーに出来るというわけではないでしょうが、
飼い主はその辺りもしっかり心得てますし、犬たちも伸び伸びしている分、
トラブルも少ないと感じました。
むしろ、リードに繋がれている方がトラブル多いのかなって。
飼い主の意識も桁違いに高いですよね。
こういったtころはすごく羨ましいのですが、今の日本でこういった
犬のフリースペースをやろうとするととんでもないことになるんだろうと思います…(^^;

犬を育てるということに、もっと時間を惜しまずに向き合って欲しいですね。

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