「道徳」を学ぶ「遊び」の重要性

   

犬は犬の「道徳」を「遊び」で学ぶのです。

こんにちは!

犬になりたい犬育ブロガーの瀧沢かいるーです。

今日は昼からやっていたエムステのスペシャルフェスを、
ついつい見てしまいました。
音楽番組は普段あまり見ないのですが、基本的に歌とかダンスとか、
見るのは好きなので。

いつもは1日中テレビ付けっぱなしなんてことは滅多にないのですが、
たまになら、犬たちも許してくれます。
毎日これが続くと、あまりの騒音で安眠妨害になってしまいます。

犬たちがまったりしてる時間帯は、自分も同じように
静かにまったり過ごすのがいいですね。

明日は晴れの予報ですので、犬たちはシャンプーの予定です。

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のんちゃんもるーこも、最近はめっきり遊ばなくなってしまいましたが、
子犬の頃は起きている時間は何かしらおもちゃにして遊んでいました。

子犬たちは遊ぶのが仕事です。

人間の子どもにしても動物の子どもにしても、遊びというのはとても重要な意味を持っていますが、
その中で特に重要なのが、遊びから「道徳」が生まれるというものです。

今回は、犬の「遊び」と「道徳」の関係についてお話します。

 

犬には犬の「道徳」がある

道徳というと、人間だけが持っているものだと以前は考えられていたのですが、
現在では霊長類はもちろん、社会的な動物は道徳性を持っていると主張する学者が多く現れてきました。

ここで言う道徳というのは、社会的ルールという意味で、道徳哲学というときの道徳です。

似たような言葉に「論理」というものがありますが、善悪の判断基準という意味での論理については、
人間が作り上げたものといえます。

それに対し、社会的ルールとしての道徳は、ヒト以前の存在にも確認でき、
進化していったと考えられます。

道徳といえば、とあるアメリカのドッグトレーナー(ジーン・ドナルドソンだったかな?)は、
犬は道徳など持たないと断じていました。

確かに、ヒトと同じ道徳は持たないという意味では正しいと言えますが、
犬たちは犬としての道徳をちゃんと持っているのです。

例えば、いきなりガブッと噛み付いたり、攻撃的に振る舞ったりすると、
遊びの仲間に入れてもらえないといったようなことです。

逆に、協調的に振る舞うと仲間に歓迎されるし、一緒に遊びを楽しんだり、
喜びを分かち合うことも出来るのです。

遊びにはフェアであることが要求されます。

それが社会的ルールとしての道徳であり、ヒトの道徳の原型といえます。

こうした協調的でフェアな行動は、生存の機会を増やし子孫を残すチャンスを増やすので、
自然選択的に進化してきたものと思われます。

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遊びの重要性

遊びについてはまだまだ解明されていないことが多くありますが、
遊んでいる動物が喜びを感じていたり、楽しんでいたり、幸せを感じているであろうことが観察出来ます。

犬も人間と同じように「声を出して笑う」ということをしますが、
それも遊んでいる時によく見られる行動です。

先ほどの遊びのシグナルは、犬に限らず他の動物にも見られます。
遊ぼうと誘っておきながら本気で攻撃することなどまずないと言っていいでしょう。

これは、遊びと攻撃を司る脳の神経回路が違うためです。

遊びは心身を健全に保つだけでなく、脳の神経回路を増やし、認知能力や行動の柔軟性を高めます。

しかし、遊びのもっとも重要な意義はその社会性にあり、遊びを通して信頼、強調、許容、譲歩などを学ぶのです。

感受期の「遊び」が重要

このように見てみると、人間の管理下にある動物には社会的遊び(追いかけっこやプロレスごっこだけでなく、
一緒に落ち着いて散歩するというようなことも含まれる)の機会をきちんと確保する必要があることがわかります。

犬のように社会性の高い動物には、他の犬との接触が欠かせません。

もちろん、その前提として感受期に十分に社会化させておく必要があります。

▼合わせて読みたい
問題行動の背景を考える~「感受期」について~

逆に言えば、十分な社会的遊びの機会を持たなかった動物は、心身の健全な発達や社会性に
大きな問題を抱えることになります。

早期に親兄弟から引き離されるペットショップの犬猫は、こういう点ですでに問題がありますし、
動物の取り扱いとしては非人道的です。

しかし、そういう子犬を迎えた場合も過去は変えることが出来ないので、
今出来る最大限のことをしてあげましょう。

社会化してない犬でも、十分に社会化された相性のいい他犬に、少しずつ接触させることで
社会性を身につけることは出来ます。

 

「遊び」の機会を奪わないで

犬猫は幼ければ幼い程、商品としての価値が高く、また消費者も可能な限り小さく幼い子犬子猫を選ぶ、
という風潮がありますが、これがなくならない限り犬猫たちは正常な遊びの機会を奪われることになります。

▼合わせて読みたい
日本人の「かわいいもの好き」が犬にもたらす問題点

親兄弟がいる子どもを、なるべく小さい内に引き離しておいて、しかも自分で正しい教育をするわけでもなく、
ただ家の中の檻に入れておいて、長時間留守番させて、自分の気が向いた時にだけ可愛がる、
というのはもはや虐待です。

その子の一生をめちゃくちゃにする許されない行為です。

きちんと「遊び」の機会があって、「道徳」を身につけることが出来た子犬は、
精神的にもとっても安定していて、人にも犬にも物怖じしないとてもフレンドリーな子になります。

滅多にいませんが、そういう子を何度か見たことがあります。

オンリードでもノーリードでもちゃんと人間について歩いて、呼び戻しもとても上手。

室内では大人しく過ごし、いたずらもない。

数時間なら留守番も平気。

トイレは室内でも出来るが、基本は外なので失敗もなし。

甘噛みは歯が生え替わってからは全然しないし、人間の食事も欲しがらない。

ブリーダーがここまで教育して飼い主に渡すのが普通になれば、日本の犬事情が大きく変わってくるでしょう。

もちろん、その後の飼い主の接し方も重要ですが、生後3ヶ月ですでに基本的なしつけが出来ていて、
遊びによって犬の大事な「道徳」も身につけていたら、飼い主は非常に楽だし、
犬との暮らしを最初から楽しむことが出来ます。

そういった認識がもっと広まってくれればいいのにな、と心から思います。

しかし現状ではそれは非常に難しいので、飼い主が遊び相手になって「道徳」を教えてあげるしかありません。

冒頭でも言いましたが子犬は遊ぶのが仕事です。
遊ぶというのは子犬にとっては必要不可欠なことなのです。

子犬から「遊び」を奪わず、大事な「道徳」を学ぶ機会を奪ってはいけません。

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おまけ

2人で自由に散策。

ほっとくとどこまでも行くけど、呼べば戻って来るので安心。
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 - まったり育犬, 子犬育て, 犬の社会化