ボーダーコリーを飼うのに「特別な心構え」は必要ない

      2018/05/17

ボーダーコリーを飼うのに「特別な心構え」が必要だと思ってませんか?

皆様こんにちは!

犬になりたい犬育ブロガーの瀧沢かいるーです。

のんちゃんの、お散歩開始時のスタートダッシュが再発してしまいました…
玄関を出ると、ものすごい勢いでグイグイ引っ張るんです。

多分、植木屋さんが来てて庭で作業してるのがストレスなのだと思う。
何でもないように寝ているけど、やっぱり知らない人が家の敷地内にいるのは、
気になるし嫌だし、ストレスなんだよね。
わたしも特に相手したりはしないけど、居疲れするし。

むしろ、最初はすごく気にして張り切ってセコムしてたるーこの方が、
今は全然気にしないし、特にストレスに感じてるようには見られない。

こういう時は、しばらく早足で付き合ってあげて、
それでもおさまらなかったら、草むらに誘導して匂い嗅ぎさせてあげるといいです。
のんちゃんも、いつもオシッコする草むらの匂い嗅ぎして、
ついでにオシッコしたらだいぶ落ち着きました。

 

さて先日、ブログの読者さんからこんな質問を頂きました。

「ボーダーコリーを一人暮らしで飼うのですが、
何か特別な心構えは必要ですか?」

一人暮らしの男性で、公園で出会ったボーダーコリーに一目惚れし、
同じ犬種を飼おうと思われたのだそうです。

しかし、ボーダーコリーについて調べれば調べる程、
一人暮らしには向いておらず、初心者向きでもなく、育てるのが相当大変で、
なおかつボーダーコリーは悪い評判も多いので、飼うことに自信がなくなってしまったとか。

そんな中、同じように一人暮らしでボーダー飼って、
なおかつシェルティまで飼ってる女のブログを発見したというわけですね。

う~~~ん…

わたし自身、一人暮らしでのんちゃんを飼う前に、
何か「特別な心構え」をしたかと言われれば全くそんなこともなく。

というか、ボーダーコリーを飼うからって、特別な心構えが必要だとは思わないんですよね。

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ボーダーコリーを飼う心構え

ちょっと気になって、「ボーダーコリー 心構え」などのワードで、
ネットや知恵袋で検索してみました。

そしたら、だいたいこんなことが「ボーダーコリーを飼う上での心構え」
として書かれていました。

運動量が半端ないので覚悟すること

賢すぎて飼い主をバカにするので毅然とした態度を貫くこと

ボーダーコリーといえば、「運動量」と「賢さ」の代名詞のような犬種です。

やはり皆さんその辺のことを危惧されているのか、
毎日60分以上の散歩を2回以上して、ただ歩くだけでなく運動もさせること、
幼い頃からしつけをきちんとして、上下関係をしっかり築いて犬をコントロール出来るようになること、
といったようなことが書かれていました。

でも思ったんですけど、この心構えって何もボーダーコリーに限ったことじゃないですよね?

毎日ちゃんと散歩して運動させるとか、しつけをするなんていうのは、
トイプードルでも柴犬でも、飼い主としてきちんとやらないといけないことですし。

でもなぜか、ボーダーコリーだけがこの「運動」と「しつけ」の心構えがやけに強調されているんです。

 

ボーダーコリーは「大変」という一般認識

なぜ、ボーダーコリーだけにこんな心構えが強調されているのかというと、
ボーダーコリーは飼うのが大変という一般認識のせいではないかと思うのです。

特に初めて犬を飼うなんていう人がボーダーコリーを飼いたいと言うと、
まるでお決まりのように、
「安易に飼うべき犬種ではない」とか、
「初心者が扱えるような犬種じゃない」とか、
「しつけの出来る人じゃないと大変なことになる」とか。

安易に飼うべきじゃないとか、初心者向きじゃないとか、しつけが出来ないと大変とか、
そういうのってどの犬種も同じだと思うんですが、なぜかボーダーコリーだけに言われてしまう。

すごくハイパーで手に負えなくなり里子に出されるとか、
飼い主を咬んで殺処分されたとか、
イギリスでは一番捨てられる頭数が多い犬種だとか、
攻撃的で神経質だとか、
世間のボーダーコリーに対する印象も悪かったりします。

この前も、のんちゃんがのんびりお散歩しながら匂い嗅ぎしてるのを見て、
通りすがりの女性が、
「この子はボーダーコリーなのにリードを引っ張って突進して来ないのね」
とすごく驚いていました。

実は近所にも1頭ボーダーコリーがいるのですが、
その子がいつもお散歩中に目を血走らせて突進して来るので、
すごく怖い思いをしているのだそうです。

ボーダーコリーは飼い主の手を焼かせるというイメージが強いのだと思います。

もちろん、いい関係を築けている飼い主さんとボーダーコリーもたくさん知ってますが、
わたしもやはり実際に自分で飼うまでは「ボーダーコリーって大変な犬種」
っていうイメージは強かったです。

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「飼うのが大変⇒厳しいしつけ⇒しつけ失敗」という負の連鎖

飼うのが大変な犬種と覚悟して飼った飼い主は、当然のように、
ボーダーコリーがまだ子犬の内から厳しいしつけをして、毅然とした態度で接し、
一般的に言われているように上下関係を築こうとします。

でも、わたしがいつも言っているように、ボーダーに限らず、
犬と暮らしていく上で最も大切なのは上下関係ではなく信頼関係であり、
厳しいしつけやオビディエンストレーニングでは信頼関係は築けません

幼い頃から厳しい接し方をされて、人に服従することを余儀なくされたボーダーコリーは、
やがて自分の心を守るために飼い主に対して歯を剥くのです。

そこで飼い主が間違いに気づいてくれればいいのですが、
更にトレーニングを厳しくしてトレーナーの元に通ったり、
チョークチェーンをはめてガツンガツンにトレーニングしたり、
触ることを怖がって家族から隔離して庭の片隅に繋いだりします。

そうなると、ボーダーは更に攻撃的になって自分の身を守るか、
発狂して吠えまくるか、自分を傷つけるか、心が壊れて無気力になって目が虚ろになるか。

それならまだ助けようもありますが、保健所に連れ込まれて、
飼い主持ち込みで即日殺処分されてしまったり、
飼い主判断で病院で殺処分(安楽死)させられてしまう子も中にはいます。

飼うのが大変という認識が引き起こすこうした負の連鎖が、
更にボーダーコリーの間違った認識を人々に植え付けて、
「ボーダーコリーを飼うのには特別な心構えが必要」だなんて思われるようになるのです。

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ボーダーコリーを飼うのに「特別な心構え」はいらない

はじめに言いましたが、わたしはボーダーコリーを飼うからといって、
特別な心構えをする必要はないと思っています。

わたし自身、のんちゃんをお迎えする時に、そんな心構えなんてしませんでした。

確かに一時期、のんちゃんに対して厳しく辛く接してしまいましたが、
それをやめて「何もしない」4年間の方がずっとずっと楽だったし、楽しい生活が出来ました。

のんちゃんがもともと性格のいい子だったからだとか、
一時的にでも厳しくしつけたからだとか言われるかもしれませんが、
はじめから何もしなかったらもっと楽に楽しく生活出来たと確信しています。
なぜならはじめから「何もしない」育て方をしたるーこがそうだからです。

確かに飼う上での心構えは必要です。

でも、毎日散歩に連れて行って運動させるとか、基本的なしつけをするとか、
それは何もボーダーコリーだけに限ったことじゃなく、犬を飼うなら誰もがしておくべき心構えです。

ボーダーだからって特別厳しくする必要はないし、「何もしない」方が犬と良い関係が築けるし、
犬の言うことをよく聞いて従ってあげた方が、犬もこちらの言うことを聞いてくれるようになるのです。

まだうちに来て1週間もたたない子犬に、オスワリを教えたり、
人間の横を歩くように教えたりする必要なんてないのです。

せっかく、ボーダーコリーという世界一素晴らしい犬種と出会って、
一緒に暮らすことが出来るのですから、最高に楽しい毎日を送って下さい

「特別な心構え」なんてして、そんな日々を台無しにする必要はありません。

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おまけ

朝散歩の途中、「お家帰ってご飯にする?」
って聞いた時ののんちゃん。

目の輝きが一瞬で変わる。
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