犬の尻尾って可愛いよね!なのになぜ「断尾」する?

犬の断尾って必要ですか?

こんにちは!

犬になりたい犬育ブロガーの瀧沢かいるーです。

のんちゃん、換毛期終わったと思ったら、またしてもゴッソリ抜け始めました…

うちはいつも、アンダーコートがしっかり浮いてきてから
軽くブラッシングするようにしてるので、毎日やることって滅多にないんですが、
今はもう毎日のようにブラッシングしないと間に合いません。

幸い、いらない毛が抜かれるのは気持ちいいのか、
ブラッシングが嫌いなのんちゃんも大人しくしてくれてるので助かります。

現在るーこも絶賛換毛期中なのでブラッシングの時間はおよそ2倍。

ブラッシングって、犬と密着するから暑いんですよねえ…

毎日汗だくです。

あ、昨日の「美女と野獣」はわかりきってましたがとても良かったです。
とても有意義で素敵な時間でございました。
終わったのが23時20分とかで軽く寝不足ですが。

やっぱDVD買おうかな~~~…

スポンサーリンク

うちの近くにはコーギーを飼ってる人が3人ほどいらっしゃいます。

みんなほとんどない短い足にきゃわいらしい桃尻カットで、
ほとんどない短い尻尾というコーギーらしい可愛い子たち。

しかしある日、そのうちの1頭の飼い主さんと立ち話がてら、
「この子って断尾されてるんですか?」と聞いたら、
「コーギーって生まれつき尻尾ないんじゃないの?」というまさかのお答えが。

まあ、確かに生まれつき断尾する必要がないくらい短い尻尾の子もいますが、
ほとんどの子は断尾されてるんじゃないでしょうか。

数年前に「コーギーがいなくなる」というネットニュースの記事を読みました。

イギリスで2007年に、断尾を禁止する法律が出来ました。
そのせいで尻尾があるコーギーの繁殖を嫌がるブリーダーが
コーギーの繁殖をやめてしまったことで「コーギーがいなくなる」
という話になったのだそうです。

尻尾があるコーギーって可愛いと思うのですが。

しかし、人間が勝手に決めた「スタンダード」にこだわる人には許せないらしいですね。
▼関連記事
「犬種標準」がどれだけ犬を苦しめているかご存じですか?

それでなくても断尾というのは、犬にとって大きな苦痛と、時には死に至る結果になることもあるのです。

 

断尾が行われてきた理由

断尾とは、文字通り尻尾を切り落とすことを意味します。

断尾されている犬種として有名なコーギーを例にとりますと、コーギーは古くから
生後1週間以内に断尾されてきました。

その理由は以下の通りです。

  1. 転倒防止のため
  2. 税金対策のため
  3. 怪我防止のため
  4. キツネと間違われないため
  5. 不潔になるのを防ぐため
  6. 単なるデザイン性の問題

1,転倒防止のため

コーギーはもともと、牛追いの牧畜犬として活躍してきた犬種です。
そのために足が短くなったとも言われています。

牛を追って走り回る時に、長い尻尾を持っていると牛に踏まれて転ぶ危険性がありました。
転んだところを牛に踏まれる可能性もあります。

そこで、それを防ぐためにコーギーには断尾が行われてきたのです。

2,税金対策のため

昔イギリスでは、犬に尻尾があることで税金の対象になっていました。

そこで、税金逃れのためにコーギーは断尾されたという説があります。

ではなぜ尻尾のある犬は税金を払わなければならなかったかというと、
当時のイギリス王室では鹿のハンティングがゲーム感覚で行われており、
鹿が犬たちに荒らされないように犬はつま先を切り落とすか、
大腿部を傷つけて速くは走れないようにしなければなりませんでした。

しかしそれでは、コーギーは牛追いとしての仕事が出来ません。
農夫たちは税金を納めることで犬を傷つけることを免れてきたのですが、
そこで考えついたのがコーギーの尻尾を切って速く走れないようにするということでした。

3,怪我防止のため

コーギーに限らず断尾をする猟犬などもそうですが、藪の中を走る時に
尻尾が棘などで傷つくことを防ぐためという意味もあります。

ポインターやスパニエルなどは、この意味で断尾されるのが習慣です。

4,キツネと間違われないため

キツネと間違われて猟師に撃ち殺されないために、コーギーの尻尾は切られたという説もあります。

確かに見た目も色も尻尾があればキツネとよく似ていますね。

5,不潔になるのを防ぐため

尻尾にフンがついて汚れるのを防ぐために断尾されたという説もあります。

牛を追いかけて牧場を走っていれば、自分のフンだけでなく牛のフンや、
フン以外にも色んなものがくっついて汚れるでしょう。

6,単なるデザインの問題

短い足に桃のようなお尻、あるかないかのぷりぷりの尻尾が可愛いと思われたことで、
消費者の好みやニーズに応えるためにコーギーは断尾されてきたともいえます。

スポンサーリンク

 

断尾の方法

メスやハサミで切り落とす

断尾が行われるのは生後1週間ほどのまだ生まれて間もない子犬たちです。

そんな小さい子犬たちに麻酔はリスクが大きすぎて使えないので、
刃物による断尾は無麻酔で行われます

以前は生まれたての子犬は痛みを感じないと言われていましたが、
今はその考え方は改められ、例え生まれたての子犬でも痛みを感じると言います。

人為的に尻尾を壊死させる

尻尾の根元ときつくゴムなどで縛り、腐らせて、人為的な血行障害を起こし
壊死させるという方法です。

ハンディング法といい、ブリーダーがよく行う方法ですが、
リスクが高く下手をすれば死に至ることもあります

刃物による断尾同様、この方法も犬に苦痛を与えるものです。

 

断尾した時のダメージ

死に至る可能性がある

刃物による断尾も、ハンディング法も、痛みによるショックに耐えきれず、
子犬が死んでしまう可能性が高いものです。

考えてみれば当たり前といえます。

人間だって無麻酔で手や足を切り落としたり、腐らせた状態で放置すれば
死に至る可能性は限りなく高く、意図的に他人にこんなことをすれば犯罪になるのです。

人に対しては犯罪になるような行為が犬には当たり前に行われているということです。

病気や怪我をしやすくなる

尻尾には、バランスをとったり、寒い時には体を丸めた時に鼻を多い、
冷気が体に入ってこないようにするマスクのような役目もあります。

断尾をすればバランス感覚が失われて、転びやすくなります。
コーギーは転倒防止のために断尾されましたが、断尾することで転倒しやすくなるということです。

尻尾がないと冷気を吸い込んでしまうので、呼吸器系の病気が多くなるといわれています。

精神的にトラウマを抱える

これは心の問題です。

強い痛みのせいで心に傷を負い、トラウマを抱えてしまう可能性があります。

急に攻撃的になったり、なかなか人に懐かないといったこともあるようです。

感情表現が出来ない

尻尾は犬にとって大切な感情表現の道具です。

嬉しい時に尻尾を振ったり、悲しい時には股の間に巻き込んだりします。

しかし、断尾した犬はその大切なコミュニケーションの手段を一つ失ってしまっているのです。

祖母が飼っていたヨーキーも断尾されていたのですが、ぱっと尻尾を見てわかるのは
上がっているか下がっているかということくらいでした。
実家で飼われていた巻き尾の犬や、のんちゃんやるーこのように長いふさふさ尻尾の犬は、
見ただけで今どんな感情なのか一目瞭然です。

これでは犬同士のコミュニケーションにかなり不利になります。

コーギーのように根元からないような子は、更に不便になります。

それで犬同士意思疎通が上手くいかず、「うちの子は他の犬と仲良く出来ない」なんて言われたら
犬だってたまったもんではないでしょう。

 

尻尾があるのは必要だから

全ての犬に尻尾という部位があるのは、犬にとって必要なものだからです。

バランスをとったり、寒さをしのぐために使ったり、コミュニケーションの大切な手段だったり。

それをあえて切り落とし、犬にひどい苦痛を与えて、なおかつ死に至らしめる可能性があることをするなんて、
人間は酷いことをするものだとつくづく思います。

コーギーなど断尾された犬のかわいらしい姿は、そんな残酷な行為の上に成り立っているのです。

断尾と聞くと、わたしはいつも昔中国の女性に行われていたとある習慣を思い出します。
中国の女性は足が小さい方が男性に可愛いと言われ好まれたことから、
女の子はまだ小さい内から足の指を親指以外全て内側に折られ、その状態で過ごすのだそうです。
もちろん、ひどい痛みを伴いますし、熱に浮かされ足は腐り、死んでしまう子も少なくはありませんでした。

ひどい苦痛の上に出来上がった小さな足を男性たちは愛でるのですが、
それが嫌な相手であろうと女性たちは極端に小さな足でまともに立てず、
逃げ出すことも出来ないのです。

断尾された犬たちというのはこの中国の女性たちと全く同じ状態ではないでしょうか。

死に至るようなひどい苦痛の上に、人間たちに好まれる短い尻尾を手に入れ、
その外見を気に入られて飼われていっても、どんなに嫌な飼われ方をしても逃げ出すことも出来ない。

動物たちに対して、もっと当たり前に思いやりを持てるようになって欲しいものです。

スポンサーリンク

 

おまけ

緑の中を走るるーこ。

コケる3秒前くらい。

尻尾あってもコケる時はコケるんや…
ブログ村ランキングに参加しています。クリックしていただけると励みになります。
にほんブログ村 犬ブログ ボーダーコリーへ
にほんブログ村
にほんブログ村 犬ブログ シェルティーへ
にほんブログ村
お好きな方をクリック!

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です