55,998匹、殺処分について知って欲しい

保健所と殺処分について真面目に書きます。

こんにちは!

犬になりたい犬育ブロガーの瀧沢かいるーです。

昨日、わたしが住んでる地域に夕方、大雨警報が出てたので、
またこの前みたいな局地的豪雨に襲われるのかと、
犬たちの夕方散歩を少し早め&短めにしたんです。

だというのに、夕方になり暗くなってもポツリとも降らず…

いや、雨の被害がなくてよかったと思うべきなのだろうけど、
だったらもっと涼しくなってからゆっくり散歩行ったのにと
ちと悔しい思いをした瀧沢であります。

これからは夕方散歩は空模様とにらめっこしながらになりますね…

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YouTubeで動画を見ていたら、学生時代に授業で見たとある動画が目に飛び込んできました。

滝川クリステルさんがキャスターを務めていたニュース番組で、
保健所に収容された犬たちの「1週間」を追い、
その最期の瞬間までを放送するというなかなか過激というか、
ショッキングな番組でした。

わたしはそれで初めて犬や猫の殺処分の瞬間を見ました。

その番組を見た後に、保護施設を運営してる講師の手伝いで
収容施設から犬の引き出しに行くようになったのですが、
本当にテレビで見たとおりの場所で、テレビで見た通りに
今収容されている子たちは殺されていくんだろうかと、
初めて行った時は涙が止まりませんでした…

長く、重くなりそうなので今までブログに書くことを控えてたんですが、
殺処分についてお話してみようかと思います。

 

殺処分数55,998匹という現実

調べたところによると、2016年の犬猫の殺処分数は、55,998匹でした。
(犬:10,424匹、猫45,574匹)

10年前に比べるとおよそ10分の1に減少していますが、
まだ決してゼロではないということです。

ちなみに「殺処分数」というのは、行政の引き取り後に死亡した全ての個体数を意味しており、
病気で治療の見込みがなくやむなく安楽死させたり、攻撃性が強すぎるなど譲渡が適切でないと
判断された場合の安楽死や、保護中の自然死(怪我や病気など)も含まれているとのことです。

そこで環境省が殺処分を「1:譲渡することが適切でない」「2:分類1以外の処分」「3:引き取り後の死亡」
の三つに分類し、中でも分類2が譲渡出来た可能性が高く、最優先でゼロを目指すべきとしています。

小池知事が「殺処分ゼロ」を掲げる東京都はこの分類2を犬で2016年にゼロを達成し、
猫は残り94匹だそうです。

ちなみに全国的にはそれぞれの分類での殺処分数は「分類1:犬4,174匹 猫12,161匹」
「分類2:犬5,223匹 猫25,856匹」「分類3:犬917匹 猫7,557匹」
となっています。

殺処分数は減っているから喜ばしい?

この数字を見て、みなさんどう思いますか?

殺処分数は毎年減っている、喜ばしいと思いますか?

わたしはとてもそうは思えないのです。

数字だけ見ていると確かに数は減っています。

しかし、毎日153頭が日本のどこかで殺処分されているということです。

それをどうして喜べますか。

毛むくじゃらで尻尾がある、人間の最良の友とされている犬や、
今現在犬よりも人気があるといわれている猫が、
人間の手で殺されているのです。

数は関係ないのです。

殺されているという事実が問題なんですよね。

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幸せな一生を送れたはずの子たちが行き着く場所

動物愛護センターなどの殺処分施設に収容された動物たちは、運が良ければ
飼い主希望者さんによってもらわれたり、ボランティアの手によって引き出され、
新しい飼い主を探してもらえます。

2016年度の引き取り数は、犬が41,175匹、猫が72,624匹です。
それに対し、返還・譲渡数は犬が30,500匹、猫が26,886匹です。

ほとんどは炭酸ガスによって殺されるのです。

収容された動物は安楽死させられると思っている人がいまだにいるのですが、
この方法は決して安楽死ではないのです。

複数の犬猫が一度に狭い部屋に閉じ込められ、窒息の苦しみと恐怖感を味わうことになります。
怪我や病気などで自力では移動出来ない犬は、職員の手によって、
一足先に抱いて移動させられます。
その時の職員さんは、一体どんな気持ちなのでしょうか。

滝川クリステルさんの番組で見た犬たちの最期の顔は、
あれは一度見てしまったら一生忘れられないものです。

苦痛を伴う窒息死は人道的に問題があるとされ、ずいぶん前から愛護団体などから批判を浴び、
見直しが進められているのですが、それでもいまだにこの方法が主流なのです。

殺処分を待つ間、犬猫たちが収容される場所もひどい環境です。

狭い小部屋に犬たちが何頭も入れられ、恐怖と絶望にうちひしがれた目をしています。

床には糞尿が垂れ流されていることもあります。

伝染病が蔓延していることもあります。

自分が住んでいる地域のセンターに一度見学に行ってみて下さい。

東京など都会の施設は格段に良い環境でしたが、今住んでいる場所や学生時代に引き出しに行った地方都市は、
見るに耐えない環境でそれはひどいものでした。

地域によって大きな差がありますが、どんな素敵な施設にしろ窒息死させられることには変わりないのです。

これが、人間たちのもとで幸せな一生を送れたはずの子たちが行き着く場所なのです。

 

救っても救っても後を絶たない捨て犬・猫たち

全国では多くの団体や個人が、施設から犬猫たちを救う活動をしています。

でも、引き出しても引き出しても、捨てられる動物たちは後を絶たないのです。

一部の心ない飼い主たちが「思ったより世話が大変だった」だの、
「成長して大きくなりすぎた」だの、「病気になってかわいそうだから」だの、
「言うことを聞かないで噛むようになった」だの、あまりに身勝手な理由で捨てていきます。

ペットが邪魔になったけど自分で殺したら犯罪になるから、かわりに保健所に殺処分してもらおう、
なんて考えを持っている人も中にはいるのです。

病気を持っていたら治療し、ワクチンをしてフィラリアやノミダニの予防をし、
健康状態を取り戻し、新しい飼い主さんを探すのはとてつもない時間と手間がかかります。

講師の保護施設を手伝っていた時に実感したのですが、
たった1匹の飼い主さんを見つけるのに大変な思いをするのです。

施設から引き出して病院で健康診断をしたら重大な病気が見つかり、
治療の甲斐なく死んでしまった子もいます。

一時預かり先が足りずに、引き出すことが出来ずに期限が来て、
処分されてしまう子もいます。

ボランティア活動をしている人たちは、誰だってそういった犬猫たちを
救いたい一心で活動しているでしょう。

しかし、救っても救っても、救いを待つ動物たちは後を絶たず、
数が多すぎて救うことが出来ない状態が現実なのです。

 

救われる機会を増やすために

愛犬家、愛猫家を自称する人たちは、ペットショップやブリーダーで飼ったり、
あるいは自家繁殖する前に、殺されていく子たちのことを考えてみて欲しいのです。

今日もどこかであのボタンが押され、100匹あまりの犬猫が
苦しみながら死んでいったことでしょう。

その子たちの命を救ってあげることは出来ないか

自分で引き出すのはとても大変ですが、どこの地域にもボランティア団体や個人で活動を行っている人がいるので、
その人たちから犬猫を引き取らせてもらえばいいのです。

子犬や子猫がいいと言う人や、希望の純血種がいいという人も、いくつか団体を回れば
希望する個体が見つかるでしょう。

成犬、成猫は懐きにくいという都市伝説がありますが、そんなことはありません。

愛情を持って接すれば、心を通わせることが出来るのです。

心に深い傷を負った子もいますが、そういう子たちにも機会を与えるべきです。

殺されるのを待つ子たちも、機会さえあれば汚れた冷たい檻の中から、
暖かで愛情に包まれた家で幸せに暮らすことが出来るのです。

一人一人が救おうと思えば、それだけ犬猫たちが救われる機会は増えるのです

どうか、そのチャンスを与えてもらえないでしょうか。

そのチャンスが、必ず犬猫たちに幸せをもたらすでしょう。

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おまけ

大雨警報出てるけど…

この空で言われてもなあ…ってなるのはよくわかる。
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