犬の「自由運動」のすすめ|知っておきたいメリットとたった一つのルール

こんにちは!

毎朝犬の散歩に行くことを犬よりも楽しみにしている犬になりたい犬ブロガーの瀧沢かいるーです。

わたしはよく、散歩の途中に犬をノーリードにして、犬に「自由運動」をさせています。犬の「自由時間」ですね。

犬をノーリードにすることに関して色々ご意見あるかと思いますが、今回はこの自由運動のメリットとたった一つのルールをご紹介します。

「自由運動」とは

犬に好きなだけ好きなことをさせる時間です。先ほどもお話した通り、「犬の自由時間」です。

ロングリード、あるいはノーリードにして、広い公園や河原や砂浜、山などで犬を自由にさせてあげることです。

何をしてもやめさせない

草を食べようが、地面にゴロゴロしようが、蛇の死体に体擦りつけようが、死んだ虫をくわえて来ようが、野生動物の糞を食べようが、何をしてもやめさせてはいけません。叱ってもいけません。

何をしようが自由にさせてあげて下さい。

この時に犬がやってることの真似をしてあげると、犬は喜びます。

例えばうちのボーダーコリーは(以下ボダ子)は草を食べるのが好きなので、ボダ子が好みそうな草をわたしが食べると「こっちの草もおいしいのよ」と教えてくれます

同じように何かをくわえるのが好きなシェルティ(以下シェル太)は、シェル太が好みそうなものを見つけてやると「ぼくもこれ見つけた~」と見せびらかしに来ます。

こういうのも「自由運動」の楽しみです。

「コマンド」を一切出さない

コマンド・指示語・命令、一切出しません。

自由運動の最中にトレーニングを始めるなんてもってのほかです。トレーニングをする時は、自由運動とは別に時間を作ってあげて下さい。せっかくの楽しい時間にいきなりトレーニングを始められるなんて、犬にとってはいい迷惑です。

そもそも、犬に改まったトレーニングは必要ないとわたしは考えます。

ボール投げやディスク遊びはしない

自由運動はあくまでも「犬が自由に行う運動」です。

投げたボールを持って来させたり、ディスクをキャッチさせるということではありません。これは度が過ぎると「強制運動」になります。

また、犬を自由にして運動させるというと、常に犬が走り回っていることのように思っている人がいます。わたしも以前はそう思っていて、リードを放しても走らないボダ子に「少しは走ったら~?」なんて言って無理矢理走らせていたこともありました。

しかし自由運動というのは、犬が自分のペースで歩き、走り、止まり、においを嗅ぎ、なにかをくわえ、「自由」に好きなことをするというものです。

投げた物を追いかけさせたり、飼い主と一緒に走らせたりという「強制」されるものではないのです。

「自由運動」のメリット

犬にとって最高のリフレッシュ

普段から決められた敷地内で暮らし、散歩の時もリードに繋がれているのが当たり前の犬にとって好きなことを好きなだけ出来る「自由運動」の時間というのは最高のリフレッシュになります。

出来れば毎日、少なくとも週に1回はこういった時間を作ってあげると、犬のストレスが減って吠えやいたずらなどの行動も減ったり、興奮していた犬がだんだんと大人しくなったという話もあります。

うちのボダ子も、毎日「自由運動」の時間を散歩に取り入れてあげたら散歩中の引っ張りが改善されました。

現代社会で暮らす犬の多くが何かしらのストレスを抱えています。しかも犬たちが自分でストレスを発散しようとすると、家具が壊れたりケーブルが咬みちぎられたり、壁紙が剥がされたり…人間にとって色々と困ったことになります。

それを禁じられてしまえば、犬たちは自分でストレス解消が出来ず、どんどんストレスを溜め込むことになります。

すると人間にとっての被害がますます大きくなっていきます。

その悪循環を防ぐためにも、愛犬をリフレッシュさせてくれる「自由運動」は犬にとって必要なのです。

犬が自分で必要な運動量を満たしてくれる

あなたの愛犬にどれだけの運動量が必要か、今の運動量が適切であるか、判断するのは難しいです。

毎日毎日どれだけ歩いても満足しなかったり、満足していそうに見えても家具を破壊したり前足をひたすら舐め続けたりというストレス行動が見られたり…

全てのストレスが運動不足が原因とは言えませんが、現代社会の犬たちは多くが運動不足だと言われています。

そこで役立つのがこの自由運動です。

自由運動は犬が興奮しすぎている状態でなければ、犬が自分で運動量を調節して、走ったり休んだり出来るのです。犬が自分で必要な運動量を満たしてくれるのです。


たいがいの犬は、上の写真のように探索するものがたくさんある自然の中で、ノーリードもしくはロングリードで一緒に歩きながら、においを嗅いだり時々ちょっと走ってみたり、休憩するだけで満足してくれます。

ボダ子はのんびりとにおいを嗅ぎ、体を地面に擦りつけたり、ゆっくりと探索したりしてあまり走ることはありません。満足するとわたしのそばで休憩します。

シェル太は少し活発で、広い場所だとひたすら駆け足で探検して走り回り、気に入ったものを見つけては持って来ます。そして満足すると、ボダ子と同じでわたしのそばで休憩します。

犬は自由にするといつまでも走り回っているというイメージをお持ちの方もいるでしょうが、決してそうではありません。むしろいつまでも走り回っている犬というのは興奮状態でそれがストレスになっています。

犬が「走る」メリット

ちょっと話はそれますが、犬が「走る」ことのメリットについて。

犬は走ることで背骨が伸び、内蔵が正しい位置におさまります。リードをつけられ不自然な状態で歩いている犬が走りたがったら、体のどこかに違和感があるということなのだそうです。

犬が走りたがったら、広い場所で思いっきり走らせてあげましょう。

自由運動の「たった一つのルール」

最後に、「自由」と「好き勝手」は違います。

飼い主も、そして犬も最低限のルールは守らなければいけません。

飼い主は、愛犬をよく見ていること。そして犬は、飼い主が呼んだらすぐ戻ること

犬が自由にしている間、スマホを見たりして目を離すというのはとても危険ですし、飼い主として有り得ない行為です。飼い主は犬が今何をしているか、常に見て把握しておかなければなりません。

そして、犬が行って欲しくない場所に行こうとしている、食べて欲しくないものを食べようとしているという状況でのみ「呼び戻し」を使います。呼んだら犬が1回で戻ってくるよう、オスワリやフセは教えなくてもかまいませんが、これだけは教えておく必要があります。むしろ「呼び戻し」さえ出来ればあとは何も教える必要がないくらいです。

しかし犬というのは頭が良く、飼い主の声の調子で本当に戻らなければいけないのか、それともまだ戻る必要がないのかと判断するようになります。うちの犬たちがそうなので。

特にボダ子は「今何してるの~?」って確認のために呼んだ時は、その場でこっちを見るだけで戻って来ません。そのかわり、本当に戻って欲しい時は必ず戻って来ます。

本当に戻って来て欲しい時だけ戻って来てくれるのなら、この程度のことはかまいかせん。

呼び戻しが出来ない時はノーリードにはせず、ロングリードに繋いでおくようにしましょう。

犬の「ニーズ」を満たすために

犬をノーリードで遊ばせていると言うと、必ず批判的なご意見をいただきます。条例違反だとか、他の人や犬とトラブルになる、迷惑だ、など色々意見はあります。

でも犬の「ニーズ」を満たすためにも、自由運動は必要だと思っています。

要はノーリード、オンリードに限らず、どう犬と接し、危険を回避していくかが大切なのではないでしょうか。

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