ご飯の前に「マテ」の悪影響と「コンパニオン」の意味

ごはんの前に「マテ」は間違った使い方です。

こんにちは!

犬になりたい犬育ブロガーの瀧沢かいるーです。

写真編集してる最中にね、のんちゃんが後ろで「うぅ…」とか唸るから、
何かと思ったら、ちっちゃなクモがうごめきながらのんちゃんの方に向かっててですね

どうもそれにビビってたらしいです。

るーこは大喜びで飛びかかって潰してましたけど。

この性格の違い…笑

部屋中クンクンしながら歩き回ってるのんちゃんは、
多分クモを警戒しています。

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わたしはいつも、犬たちにご飯をあげる前に、
オスワリもマテもさせずに準備出来次第すぐあげちゃいます。

昨日とうとう、妹に「何でマテさせないの?」って聞かれました。
更に「お行儀悪くならない?」って言うんですよね。

何でマテをさせないのかと聞かれれば、
わたしがご飯を前にしてお預けを食らうなんて我慢ならないからです。

何でご飯の前にマテをさせないとお行儀悪くなるのかわかりませんが、
今日は犬に対する「マテ」の間違った使い方、
ご飯の前にマテをさせる問題点についてお話します。

 

なぜご飯の前に「マテ」?

犬にご飯をあげる時、マテをさせてからあげる飼い主さんは本当に多いですね。

それが当たり前であるかのように、しかも大事な決まり事のように、
みなさん食事前のマテを忠実に守っていらっしゃいます。

20年前、わたしが物心ついた頃に実家で飼っていた雑種の犬が、
ヨダレをダラダラ垂らしながら祖父の指示に従って待っているのを見て、
何で祖父はそんなことをさせているのだろうと思っていました。

学生の時、学校の飼育犬がご飯を前にしてブルブル震えながらマテをしているのが
「面白いから」という理由でマテをさせていた同級生がいましたが、
わたしにはわけがわかりませんでした。

今、実家のトイプーに毎日毎食せっせとマテをさせる母を見て、
やっぱり理解出来ないままです。

なぜわざわざ、犬にご飯を前にしてマテをさせるのでしょうか。

ご飯の前に「マテ」はもはや当たり前?

しつけ本やその手のサイトを見ても、「ご飯の前にマテをさせましょう」とは書いてあるけれど、
なぜそうしなければならないのか、ろくな理由を書いていない場合が多いのです。

それらしい理由を書いている本やサイトを探してみたところ、
人間の命令に従わなければご飯が食べられないとか、
犬に我慢を教えるためと言った理由があることがわかりました。

いかにも人間が考えそうな発想です。

でも、たいての人はそんな理由をよく考えもせずに、
食事の前には手を洗いましょうというのと同じくらいの感覚で、
犬には食事の前にマテをさせるのです。

しかも、ご飯は人間が先、とかよくわからないことを言うのです。

もはや、ご飯の前に犬にマテは当たり前のお約束ごとなのでしょう。

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ご飯の前の「マテ」の弊害

食べ物を前にしたマテは、全く何の意味もありません。

それどころか、弊害すらあります。

1,精神状態と行動への悪影響

まず、空腹なのに食べ物を目の前にして食べられないというのは、
犬に強いストレスを与えて攻撃性を増大させるのです。

毎日、食事の前にこういったストレスを与えられている犬は、
常にイライラして怒りっぽくなり、食べ物への執着も強くなります。

その結果、食べている最中にうっかり近寄ると噛まれる、
といった事故が発生してしまうのです。

2,トレーニングへの悪影響

そして次に、トレーニングへの悪影響が挙げられます。

トレーニングにフードやおやつを使いたがらない人でも、
だいたいご飯を前にしてオスワリ・マテをさせています。

うちの母も「オスワリ!マテ!マテ!」と怖い声で何度も言ってからご飯をあげています。

これは、ご飯をルアー(釣り餌)として見せた上で、言うことを聞いたらあげますよ、
と犬を買収しているということなのです。

食べ物を使う時は、ルアーではなくご褒美としてあげることが原則です。
見せないで隠し持っておいて、好ましいことをしたらタイミングよくあげなければなりません。

それを見せびらかしていたら、食べ物がないと言うことを聞かない犬になってしまいます。

「ご飯の時は言うことを聞くんだけど、普段はこっちを見てもくれない」
というのは、だいたいご飯前のマテが原因だったりします。

しかも、ご飯前のマテはそのご褒美が1回分の食事なので、
大量のご褒美がないとオスワリもマテもしないという状態になってしまうのです。

3,「マテ」の練習にはならない

ご飯の前にマテをさせるのを、「マテの練習」のつもりでやっている、
という飼い主さんはけっこういます。

うちの母も、聞くとそのつもりでやっているようです。

しかし、ご飯前にいくらマテをさせたところで「マテの練習」にはなりません

これはマテではなくただの「お預け」です。

そもそも日常的に、大量のフードを前にして
「マテ」をさせなければならない場面があるでしょうか?

どんな時に犬に待ってもらいたいですか?

「マテ」をして欲しい状況で練習しよう

犬に本当に「マテ」を教えなければならないのは、
ご飯の前ではなくお散歩中、道を歩いている時です。

狭い道で車とすれ違ってしまった時や、道ばたでウンチを拾う時。
靴紐がほどけてしまった時や、リードが絡んでしまった時。

だいたいの飼い主さんはそういう時に犬に「ちょっと待って」と
言うのではないでしょうか。

「マテの練習」は、犬に本当に待って欲しい状況でやらなければ意味がありません

ご飯の前に、大量のフードをご褒美にいくらマテをさせたところで、
お散歩中に本当に待って欲しい時にマテが出来るようにはならないのです。

もっとも、こういう日常的なことはいずれ指示がなくても出来るようになるし、
犬も自分で考えて待つべきところでは待ってくれるようになるのですが。

それが出来るようになれば、いちいち「マテ」と言う必要もなくなるはずです。

 

コンパニオン=パンを共に食す者

先日ネットサーフィンしていたら、面白い記事を見つけました。

犬も含めて人と共に暮す動物を「コンパニオンアニマル」と言いますが、
そのコンパニオン(companion)の意味は、

 

パンを共に食す者(con pane)

 

なのだそうです。

つまりコンパニオンアニマルは、パンを共に食す動物、
つまりわたしたち人間にとって食卓を同じくするべき仲間だということです。
同じ釜の飯を食べた仲間、的な。

ご飯の前に無意味なマテをさせたり、リーダーになるべく人間が先に食べたり、
そんなことをする必要は全くないというわけです。

パンを共に食べるべき相手なのですから、ご飯くらいみんなで仲良く食べましょう。

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おまけ

のんちゃんは上から。

るーこは正面から。

一番可愛く撮れる角度♪
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