ペットショップで返品は可能?返品された子犬はどうなるの?

ペットショップで買った子犬は返品出来るの?返品された子はどうなるの?全部教えます。

こんにちは!

犬になりたい犬育ブロガーの瀧沢かいるーです。

のんちゃん、ヒートが来ました。

心なしか、いつもより元気がなく大人しいような気がします。
お散歩は喜んで行くし、ご飯もモリモリ食べてくれるんですけどね。

のんちゃんももう6歳。
不妊手術をしていないので、そろそろ婦人病に気をつけてあげないといけないお年頃。
特に子宮蓄膿症は、陰部から膿が出ているのをヒートの出血だと勘違いして、
発見が遅れることが多いので注意して見ています。
膿は臭いでわかることも多いみたいです。
あとは多飲多尿も子宮蓄膿症の症状みたい。
そろそろヒートが来る時期なのになかなか来なかったり、逆にヒートの時期にはまだ早いのに
出血が見られたら即病院に行きましょう。

健康長寿でいて欲しいので、飼い主が気をつけて見てあげないといけないですね。

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昨日、アナリティクスで当ブログにどんな検索ワードでたどり着いている方が多いのか見ていたら、
ちょっとショッキングなワードを発見してしまったのです。

犬 飼う 返品

うわあ、すごく不穏なワードですよねえ。

試しにこのワードで検索してみたら、4位か5位くらいに、
▼コチラの記事がランクインしてしまっていました。
二度とペットショップで働きたくない理由|わたしが見た実態

このワードで検索かけた方は、一体どういう状況なんでしょうか。
ペットショップで犬を買ったはいいけども、思っていたのと違うとか、何か先天性の病気が見つかってしまって、
返品したいと思って可能かどうか調べていらっしゃる方でしょうか。
それとも単純に興味を持って、調べてみただけなのか。

今回は、ペットショップで買った子犬は返品出来るのかどうか、
そして、返品されてしまった場合、子犬たちはどうなるのか、わたしが経験したことも含めて知りうる限りのことをお話します。

 

ペットショップで買った子犬は返品可能?

まず、ペットショップで買った(あえて「飼う」ではなく「買う」と表記します)子犬に限らず子猫などの生体は、
多くのペットショップでは原則として返品不可です。

子犬の購入契約時に何気なく読んでしまっている、長ったらしい契約内容に、
一度購入契約を結んだ生体については原則としていかなる場合も返品は出来ません」といった旨のことが
記載してあるかと思います。

それなりにきちんとした店であれば、契約時に店員が口頭で説明してくれるでしょう。

購入から一定期間内に飼い主の過失でなく生体が死亡した場合に、同程度の価格で同じ種類の生体と交換するという、
生体保証制度とは違いますので、生きている場合での交換というのも受け入れていません。

お金を出して売買している以上、犬猫は「商品」ではありますが、命あるものですので、
そこが他の商品と違うところです。

 

返品が可能になる場合

原則として返品不可であるペットショップが多いですが、特例として、年に何度か返品を受け入れることがあります。
わたしが経験した返品は以下のようなものがありました。

飼い主が異常だとわかった場合

わたしが勤めていたショップで、一人の女性が子犬を購入しました。
購入したその日には連れて帰らず、後日お迎えに来るということだったので、しばらく店でお預かりすることになったんです。

人当たりもよく気さくな人で、本当に犬が好きなんだなと店員の誰もが感じるような人でした。
「いい飼い主さん決まって良かったね~」なんて全員で言ってるくらいでした。

しかし、その日のうちにその女性の旦那さんだと言う人がやって来て「申し訳ないが購入したという子犬をキャンセルしたい。もちろん代金は返さなくてもいい」と言いました。
まだ子犬を家に引き取っていない状態でしたが、すでに購入契約は成立しているので、その時点でキャンセル=返品は不可能になります。
もちろん、最初は断ったのですが、事情を聞くとどうも購入したその女性に問題があるようでした。

その女性はついこの前も子犬を買ってきたのだそうですが、子犬が泣いたりオシッコを失敗すると、
蹴飛ばして暴力を振るい、ご飯もあげたりあげなかったりで気が向いた時しか世話をしなかったらしく、
やむなく里子に出したばかりなのだそうです。

しかもそれが初めてではなく、今まで何度も気まぐれに子犬を買ってきては、
ほとんど世話をしなかったために里子に出すということを繰り返してきたのだそうです。

そんな状態では新しく飼った子犬も同じことになるでしょう。

そういう事情ならと店側も返品を受け入れ、後日、購入者である女性も旦那さんと一緒に来て、
返品の手続きをしていきました。

旦那さんが来てくれなかったら、その子犬も女性に連れ帰られて暴力を振るわれ、
ネグレクトされていたかもしれません。
こんな人でもお金さえ出せば簡単に生き物を買えてしまうところが、ペットショップの恐ろしいところです。

このように、飼い主さんとなる人の異常性が家族などから伝わってきた場合は、店側の判断に返品を受け入れることもあります。
実はこのケースがけっこう多く、今回のように虐待を繰り返しているという場合や、購入者が実は鬱病でとても世話なんて出来るような状態ではないと、
家族が返品をお願いしに来ることがけっこうありました。

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あなたは「犬を飼ってもいい人」ですか?

実はペット禁止の家だった

お客さんがペット禁止の家でも「隠れて飼ってる人多いですよ~」などとのたまうのが常のペットショップ店員ですが、
お店で一目惚れしてしまいどうしてもその子犬を連れて帰りたくて、ペット可の家だとウソをついて購入するお客さんもいます。
ペット禁止の家だとわかったら子犬を売ってもらえないのではないか、と思うそうです。
大丈夫ですよ!ペットショップ店員はそんなの気にしませんから!

しかし、連れて帰ったはいいけれど吠え声がうるさく近所に知られてしまい、ついに大家さんにも知られて、
犬を飼うなら出て行かないといけないけど引っ越しの資金がない、仕方なく返品に来ることが何度かありました。

基本的に、ペット禁止の家だったという理由でもそんなのか飼い主さんの都合ですので、返品は受け入れないのですが、
返金はなしという条件で、子犬が人気犬種でまだ月齢が低く、十分に新しい飼い主が決まるようであれば、
返品を受け入れることがあります。
返金もないので店側にとってはマイナスにはならないし、むしろ、すぐに新しい飼い主が決まればプラスにすらなるのです。

つまり、店側にとって利益になると考えれば返品を受け入れることがあるということです。

何度かブログで言っていますが、ペット禁止の家で犬を飼うのはマナー違反です。
飼える状況ではないのに犬を飼ってはいけませんよ。

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先天性の疾患が見つかった場合

購入して家に連れ帰ってから、先天性の疾患が見つかった場合でも、原則として返品は不可です。

しかし、その疾患があまりに重篤な場合、例えば手術が必要になるほどの心臓病や、1年以内の余命宣告をされた場合などは、
本社にも判断を仰いだ上で返品を受け入れることもあります。
その場合は、だいたいが返金になります。お客さんからしてみれば「欠陥品」を売られたような気分なのかもしれません。

物の商品であれば「欠陥品」であれば返品・返金は当たり前ですが、同じお金で買ったものでも子犬や子猫など、
命ある生き物の場合は、何だかこっちがやりきれません。
お客さんだって、決して良い気分ではないのではないでしょうか。
手術の費用や余命までの看病がとても大変で自分には出来ないと思い、返品されるのでしょうが、
特に女性の場合は情が移っている場合が多いですし、出来ることなら最後までお世話したいと思っている人が多いのです。

先天性の疾患については人間側の努力でなくすことが出来るものも多くあります。

また、ペットの購入時にその生体の病歴やワクチン接種状況、親兄弟の遺伝病の発生状況を
飼い主自身がきちんと把握しておくようにしましょう。
店側にはこれらの説明義務がありますので、店側がその義務をしっかりと果たせばいいのですが、
店側も飼い主も面倒臭いという理由か説明義務が果たされていない場合がほとんどです。

先天性疾患などペットの購入トラブルを防ぐには、飼い主の意識の高さも必要になります。

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意識の高さが大切。ペットの購入トラブル

飼い主さんが亡くなった

これはなかなか珍しいケースで、わたしも5年間ペットショップで働いていた中で一度だけ体験しました。

実はうちのるーこも返品された子なのですが、るーこの返品理由がこれです。
新しい飼い主さんが決まって家に連れ帰られてから1週間とたたず、飼い主さん夫婦が事故に遭い、旦那さんが亡くなり、
奥さんも後遺症が残ってしまったそうです。
かわりにお世話するといっても、ご夫婦のご両親はそれぞれ介護施設に入っていたり、高齢で一人暮らしだったりと、
とても中型犬の子犬を引き取ってお世話なんか出来るような状態ではありませんでした。

そこで、奥さんが泣く泣く店にるーこを連れて来て、事情を話し、返品となったのです。

滅多にないケースではありますが、絶対に起こらないとは言い切れません。
ペットショップで子犬を買って、翌日に事故に遭って犬を残して死んでしまうということがあるかもしれないのです。

なので、子犬を飼う前に、もし自分に何かあった時のためのことを決めておくべきです。
しばらく入院となった時に通いでお世話をしに来てくれたり、あるいは預かってお世話をしてくれる人、
その時のための費用もある程度貯めておく必要があります。

また、万が一自分が死んでしまった後の犬の身の振り方についても考えておいてあげましょう。
家族にお願いするのか、その時の飼育費用はどうするのか。特にお金のことはしっかり考えておくべきです。
小型犬1頭でもバカにならないお金がかかります。引き取るのはかまわないにしても、お金がかかるからという理由でその後手放されてしまうかもしれません。

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返品された子犬はどうなるの?

さて、返品可能な事例を4つ取り上げてきましたが、返品された子犬たちはその後どうなってしまうのでしょうか?
ちゃんと、新しい飼い主さんが決まるのでしょうか?

犬種や月齢によっても違うのですが、それぞれ見ていきましょう。

まずは生体管理センターで再検査

返品された子犬は、まずは生体管理センターというところに一度戻されて、感染症にかかっていないか、
虫に寄生されていないかなど、新規で店に配送される前に受ける検査と同じものをもう一度受けます。

早いと1週間ほどで済み、もといた店舗に再び輸送されるのですが、月齢がある程度高くなってしまっている子、
特に中型犬以上で5ヶ月過ぎてしまっている子は、もとの店ではなく大きくなってしまった子専用の店舗に輸送されることが多いです。

小型犬はすぐに飼い主が決まる

小型犬であれば、月齢の大きい小さいに限らずまだ売れる確率はあります。

特に、まだ月齢が小さい内に返品された子はすぐに新しい飼い主が決まる場合が多いですし、
店側にとっても利益になるのでどんどん店頭の目立つところに出されていきます。

ある程度大きくなっている子であっても、人気犬種であれば値段を下げて売りに出し、サークルを組み立てて店頭に置きその中に入れたり、
リードにつないで店員がリードを持ち、客寄せパンダのように店の前を練り歩かされることもあります。
いずれにしろ子犬にとって決していい環境とはいえませんが、「目立つ」ということに変わりはないので、
結果、早く飼い主が決まる場合が多いのです。

中・大型犬や問題のある子の場合

では、中・大型犬や、先天性疾患などの問題がある子はどうなるのでしょう?

あくまでわたしの経験したことですが、中・大型犬は良くて月齢の高い子専門の店舗に配送されます。

専門の店舗に空きがない場合や、疾患のある子は、店のバックヤードで狭いケージに入れられ、
放置虐待されるケースがあります。
うちのるーこが同じようにケージに閉じ込められて放置虐待されかけた子です。

疾患の判明した子なんて当たり前ですが店頭には出せませんし、売り物にはなりません。
中・大型犬の子犬は商品価値のある期間が非常に短く、3ヶ月半過ぎると売れる確率はぐっと低くなってしまいます。
生体管理センターに戻されて、また店に戻ってくるのを待っていると、たいていの場合は商品価値がなくなる時期になってしまうのです。

売れないのであれば店頭に出して場所をとるのももったいないし、何より多くの店舗は体の大きくなった中・大型犬を
展示出来るようなスペースがありません。
ほとんどの店舗はお客のニーズに合わせて小型犬を展示する前提の構造をしており、展示スペースも狭いのです。

このように放置虐待される犬は、見かねたショップ店員が引き取って自分の愛犬にする場合が多いです。
わたしもるーこを同じような状況で引き取りましたし、わたしの友人も放置虐待犬を引き取っています。
けっこう、ペットショップスタッフには大きくなって売れ残った子や、バックヤードで放置虐待されている犬を
自分で飼ったという人が多くいます。

まともな動物好きであれば、狭いケージの中に閉じ込められ、まともに世話もされず吠えれば怒鳴られている犬たちを
放っておくことなんて出来ないでしょう。

新しく出来た規模の大きな店舗のお散歩犬として引き取られていく場合もありますが、
日常的に不特定多数の人に触られて、下手くそな散歩に付き合わされることが犬にとって幸せとは思えません。

中・大型犬や疾患のある子で返品されて、すぐに幸せになれる子というのは少ないのです。

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最後に

そもそも、子犬や子猫など命あるものを売買し、なおかつ返品するというのがおかしな話なのです。

命をお金でやり取りするのがいかに非人道的かに気づいて下さい。

今やお金さえ出せばどんな人でも簡単にペットを飼えてしまう時代です。
しかし皆さん、気軽に飼いすぎではないでしょうか。
その結果、不幸な犬猫をたくさん生み出しているのですよ。

ペットショップでお金を出して犬猫を買う人がいる限り、不幸な犬猫は減らないでしょう。
そういう子たちを減らすには、一人一人が「買わない」という選択肢を取ることが必要なのです。

それでもなお、ペットショップにいるあの子が飼いたいというのであれば、
まず自分が犬を飼っても良い人かどうか、犬を飼える状況であるかどうかをよくよく考えてみて下さい。
飼える状況かどうかというのは、ペット可の住宅であるかどうかということだけではありません。
1日10時間以上も出掛けているとか、自分一人食べていくのでやっとの給料だとか、
旅行好きで休みのたびにどこかに行くとか、毎日のように飲み歩いているとか、そういう人は犬を飼うべきではありません。

犬も猫も、買ってきてその辺においておけば勝手に育つわけではありません。
飼い主さんのお世話が必要ですし、お世話に飼い主さんの1日は終わります。

返品して不幸な犬猫を生み出してしまう前に、犬猫をお金を出して買う前に、
自分が生き物を飼ってもいい人かどうか、客観的見てよくよく考えて欲しいのです。

 

おまけ

ヒート中のんちゃん。

ベッドの上が定位置です。
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