「犬畜生」と言いながら間違った可愛がり方をする高齢者たち

「犬畜生」という思考と間違った可愛がり方。

こんにちは!

犬になりたい犬育ブロガーの瀧沢かいるーです。

今日は、高齢者による「犬畜生」という考え方と、間違った可愛がり方についてお話します。

ご相談を受けていて、一番困るというか、手ごわいと感じるのが70代以上の「犬畜生」世代です。

この世代、特に男性は、犬には人権(犬権)なんてない、犬は人間に従うのが当たり前、言うことを聞かなかったら暴力OK、人間は犬より上の立場で犬のボスでなければならない、そして犬は家族ではなく「番犬」である、そんな考え方がいまだに当たり前です。

従って、犬が人間の領域を侵さないよう外で鎖につないで飼うか、室内でも狭いサークルに入れるのが当たり前。
人間の食事中はサークルに隔離しておき、犬の食事は必ず人間より後。
散歩は犬が人間のペースに合わせて、人間より前に出てはいけない。
犬と一緒に寝るなんて、例え子犬でも論外。

もちろん、こんな「犬畜生」な考え方ではない高齢者も多いですが、わたしに相談を下さる高齢者は多くがこういった方たちです。

というか、「犬畜生」な考え方ではない高齢者の愛犬には特に相談するような問題は起こりません。
なので、必然的にこういった「犬畜生」思考の人からの相談が多くなるのです。

その一方で、矛盾した間違った可愛がり方をするのもこの「犬畜生」思考の人たちの特徴でもあります。

自分の食事中は犬はサークルに閉じ込めて、普段から厳しく接するくせに、犬が大人しくしているとこっそりテーブルの下からおかずやおやつをあげたりするのです。

それで飼い主たちは可愛がっているつもりなのでしょうが、そのせいで太っている犬たちにとっては優しい虐待です。

普段、厳しくしていることへの罪滅ぼしの意味も大きいのではないでしょうか。

そこで今回は、「犬畜生」思考の人たちの無意識の間違った可愛がり方についてお話します。

普段愛犬に厳しくしていることへの罪悪感があるという方、罪滅ぼしでつ変なところで甘やかしてしまうという方、ぜひ読んでみて下さい。

 

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食事は必ず人間の後?「犬畜生」の特徴

先日、困った様子の同僚から相談されました。

「70代になる両親がいつの間にか犬を飼っていた」
と。

しかも飼ったのはペットショップで買った生後3ヶ月のボーダーコリーだそう。

同僚の父親の方がやはり「犬畜生」思考で、まだ家に来て間もない頃から子犬に厳しく接し、獣医さんから散歩の許可が出た途端ハーネス慣れや歩く練習もなくリーダーウォークを始め、ちょっとでも吠えたり気に障るようなことをしたり、言うことを聞かないようだと叩いて叱り、その一方で変なところで甘やかしておやつをあげまくるので3ヶ月の育ちざかりの子犬にしては太りすぎだそうです。

サークルに入れるのは、子犬が大きくなってサークルが狭くなったので今は空き室の半分を仕切ってそこを居場所にしているそうです。

家に来て1ヶ月弱だそうなのですが、最近、尻尾を追いかけて永遠とグルグル回るようになり、さらに尻尾を噛むのでそこだけ毛が抜けてしまっているのだとか。

コチラの記事「トレーナーに相談は絶対NG!犬の常同行動の原因と治療法」でもお話しましたが、グルグル回るというのは「常同行動」の一つで、よく見られるものです。

話を聞く限り生後3ヶ月の子犬が送るにしてはなかなかストレスの多い生活のようですが、どんな時にその常同行動をするか聞いてみました。

「家族が食事している時に、子犬がいる場所からその様子が見え、食事が終わって子犬をリビングに出した時にする」とのことです。

その時に子犬の食事が終わっているかどうか聞くと、まだ終わってないと。

犬の食事は必ず人間の後なのだそうです。

こういう時、自分に置き換えて考えてみましょう。

お腹が空いている時に隔離され、おいしそうなにおいのするご飯を家族が食べているのを見せつけられる状況におかれたら、どう感じるでしょうか。

人間の子どもだったら泣き叫ぶでしょう。

ところが、この「犬畜生」世代の方は、いまだに「犬の食事は人間の後」というのが当たり前です。
100歩譲って、食事が人間の後なのはよしとしても、人間の食事の様子が犬から見える状態においていることがほとんどなので、もはや嫌がらせとしか思えません。

「犬畜生」思考かどうかに限らず、とある一定の年齢以上の高齢者は、「犬は人間よりも劣っている」と考え、「人間の方が偉い」などという、生物学的にも論理的にも根拠のない考え方を常識として受け入れている方が多いです。
そのため、「犬の食事は人間の後」が当たり前で、「人が食べている間、犬は隔離するべき」と強く主張します。

うちの両親もまだ50代と60代なのですが、わたしが実家に戻ってきたばかりの時も、のんちゃんとるーこは人がいる場所とは別の部屋に入れろと言われていました。
(小型犬である実家トイプーは人間と一緒にいてもいいのだそう。よくわからん)

のんちゃんもるーこも、一緒にいても寝てるだけで特に悪さもしないので、そのうち何も言われなくなりました。

でもこれがまだ室内で大人しくしていることを覚えていない子犬だったら、サークルに入れろ、別の部屋に入れろ圧力に屈してしまう飼い主は多いでしょう。

こんな風に人間に都合が悪い時にはサークルに入れておけばいいという安易な考え方だと、いつまでたっても犬は良いマナーを学ぶことが出来ません。

まだ物覚えがいい子犬の時にこそ、室内では大人しくしている、人間の食事中には騒がず欲しがったりしないということを教えてあげないといけないのです。

大きくなってからドッグカフェデビューの練習をするよりも、常日頃から食事の時に大人しくしていることを教える方が何十倍も重要だし、その方が楽です。

しかも、この子犬ちゃんの場合には、食事・団らん風景が見えるところで隔離されているので、大きなストレスを受けています。

同僚にそれがどれだけ犬にとって辛いことか説明してもらい、隔離するのではなくリビングを自由に行き来出来るようにしてもらい、食事も人間が食べる前に犬に食べさせてもらうようにしました。

お父さんの方が反対していたようですが、お母さんの方がよくネットを使って調べ、このやり方は間違っているのでは?と思っていたこともあって協力的に実践してくれました。

散歩もリーダーウォークではなく、ロングリードで近くの公園でゆっくり歩いてもらうようにし、普段からなるべく興奮させたりストレスもかけないようにしてもらいました。

すると、3日ほどで室内でも落ち着いて寝ているようになり、食事も先にあげるようにしたら、人間の食事の時は満足して大人しくしているようになったそうです。

グルグル回る常同行動もなくなりました。

これを見てさすがのお父さんも今までのやり方は間違っていたとわかってくれたらしく、まったり犬育に取り組んでくれるようになったそうです。

70代以上の「犬畜生」思考の人を説得するのは難しいですが、実際に効果を体感させることで心を入れ替えてくれることも多いです。

 

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「犬畜生」と言いながら矛盾した可愛がり

この「犬畜生」思考の人たちのもう一つの特徴は、非常に矛盾した行動をするということです。

普段は厳しく接する一方で、犬が大人しくしていたり、自分の言うことをよく聞いた時には、こっそり人間の食べ物やおやつをあげたりするのです。

そのせいで太りすぎで体を悪くしている犬(猫も)がどれだけいることか。

うちでは以前、父がこれをやっていたのですが、実家トイプーがみるみる太り、獣医さんから「これ以上太らせないように」と言われて、母が強く言ってやっとやめました。

犬よりも人間に悪いことを教える方が大変だったりします。

今までご相談いただいた「犬畜生」思考の方も多くが、普段は厳しくしながら一方で間違った可愛がり方をしているという人が多かったです。

同僚のお父さんも、厳しい接し方は改めたものの、甘やかしておやつをあげまくるのはいまだに隠れてやっているそうなので、そろそろお母さんが一緒に獣医さんに連れて行って、子犬が育ち盛りといえどいかに太っているか、人間の食べ物やおやつをあげることがいかに犬にとって良くないことかを理解するまで獣医さんに説明してもらうということです。

こういった矛盾した可愛がり方をする人は、自分が犬に厳しい接し方をしていると少なからず自覚があり、罪悪感もあって、その罪滅ぼしという意味合いが強いのではないかと思うのです。

アメとムチなのかもしれませんが、アメの使い方が間違っていますし、そもそも犬にムチは必要ありません。
そういうのは漫画の中の女王様キャラだけにしてほしいものです。

厳しい接し方をしていることへの罪悪感から甘やかしてしまうのであれば、厳しい接し方をするのをやめればいいだけの話です。

 

「犬畜生」とかいう人は犬と暮らすべきではない

70代以上の「犬畜生」思考の方々に、動物の権利や「5つの自由」などを理解していただくのは至難の業ですが、今回の子犬ちゃんのような具体的な例を出して、それが犬に強いストレスを与えること、そしてそのことが噛みつきや吠え、散歩中の引っ張りや突進などの問題行動の大きな原因になることを理解してもらうこと出来ます。

それが出来ないという場合は、同居しながら犬を飼うのは無理なので、犬を飼うのはあきらめるか、別居するべきです。

わたしも実家に戻ってきたばかりの頃は、両親との犬への考え方があまりに違うので早々に別居を考えましたが、何だかんだと話し合いをする内に同居でも特に問題なくなりました。
のんちゃんたちがまったり犬で、室内で一緒に暮らしていても両親が心配したようなことが起こらなかっただと思います。

また、年齢に関係なく家族の中に一人でも「犬畜生」論者がいると、その家で暮らす犬のQOL(生活の質)は低くなってしまうので、犬を飼う前に家族それぞれが犬に対してどういう考え方なのか話し合っておきましょう。

毛が舞うからといって犬を一室に閉じ込めて、咬み犬にしてしまったというケースがいくつもあります。

いつも笑っているまったり犬にするためには、口先だけでなく、本当の意味で犬を家族と考えてくれる人たちの協力が必要不可欠です。

口先では家族と言いながら庭に繋ぎっぱなしにしたり、何かといえばサークルに閉じ込めたり、やたら叱ったり、散歩に行かなかったり、引っ越しなどで飼えなくなったなどというような人は、自分ではそうは思っていないでしょうが「犬畜生」論者に属している人です。

そういう人は犬と暮らすべきではありません。

それを思うと、日本に動物福祉が根付くのはまだまだ先のことなんだろうと思います。

自分が少しでも「犬畜生」という犬を見下した考え方をしていないか考えてみましょう。

犬への間違った可愛がり方についてはコチラの記事「あなたは愛犬を「かわいがって」いますか?」にも書いています。あわせて読んでみて下さい。

 

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おまけ

「FFXⅣ 光のお父さん」を観てきました~~~♪

吉田鋼太郎さんの不器用なお父さんっぷりがとってもツボです。
着替え方がわからなくてゲームやめちゃうとかいう。なんて可愛いお父さん。
着替え方教えてもらったら喜んで再開するとか。なんて可愛いお父さん。

坂口くんもかっこよかったな~~~。

そして何より、FFXⅣのあの世界を、映画の大画面で見られるとは…!!
とってもきれいで感動しました。

あぁあ~~~またFFXⅣやりたいな~やりたいよ~~~。

以前やった時はオンラインゲームなのにひたすら一人で世界を旅するソロプレイやってましたけど、今度はパーティ組んでダンジョン攻略したい。

予定より早めにPS4買おうかな~。

き、気をつけます…

 

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