「練習」と「実践」あるのみ!犬との会話の練習のコツ

犬との会話は練習あるのみ!

こんにちは!

犬になりたい犬育ブロガーの瀧沢かいるーです。

今日は、犬との会話の練習のしかたについてお話します。

先日、コチラの記事「【練習あるのみ】表情を見て犬の気持ちを読み取ろう!のんちゃんのサンプル写真で解説」でのんちゃんの表情写真をもとに、表情から犬の気持ちを読み取る練習についてお話しました。

思い込みや願望なしで、顔全体をぱっと見て直感的に判断し、それでわからない場合は顔全体に余計な力が入っていないか、目元、口元が緊張していないか、目がきつくなっていないか、耳が横を向いていたり後ろに倒れていたりしないかなどパーツごとに見ていきます。

犬の表情と、その時の状況が犬にとってどんなものかを合わせて考えていけば、表情から犬の気持ちが読み取れるようになります。

オビディエンストレーニングや人混みへのお出かけなど、どう考えても犬にとってストレスにしかならない状況では、犬はストレスを感じているという表情しかしません。
厳しいトレーニング中にリラックススマイルを浮かべる犬なんていませんし、飼い主さんが「楽しそう」と勘違いしがちな、人混みで踏まれそうになったり蹴られれそうになったりしている犬が浮かべているのは笑顔に見えるストレススマイルです。

犬がたくさんいるドッグランやドッグカフェでリラックススマイルをしている犬なんて見たことないですし、ほとんどの犬が緊張した表情か嫌な時の表情をしています。

人間は本来相手の表情から気持ちを汲み取ることに長けているはずなのですが、犬相手になると「楽しんでいるだろう」「喜んでいるだろう」という思い込みや、そうであって欲しいという願望が、犬の気持ちを正しく読み取る目を曇らせます。

そういった色眼鏡なしで犬の表情を見られるようになって、「自分はこれまで愛犬になんて負担を強いていたのだろう」と反省したという飼い主さんも少なくありません。

さて、色眼鏡なしで犬の表情が読めるようになり、犬の気持ちを読み取れるようになったら、次は「犬との会話」を練習しなければいけません。

犬との会話には、犬の言葉である「カーミングシグナル」「ボディシグナル」を使います。

これらのシグナルを読み取り、自分が使うためにも練習が必要です。

そこで今回は、犬との会話を上手に行うための練習のコツをお話します。

カーミングシグナルやボディシグナルは知っているけどイマイチ上手く使うことが出来ない、使ってはいるけど犬に正しく伝わっているかわからないという飼い主さん、ぜひ読んでみて下さい。

 

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犬の言葉「カーミングシグナル」

カーミングシグナルについてブログでも何度もお話していますが、その種類について改めておさらいです。

「カーミングシグナル」という言葉はトゥーリッド・ルーガス氏が作った言葉です。

それまでオオカミのボディランゲージの研究において、相手の攻撃性を断ち切るシグナルという意味で「カットオフ・シグナル」という言葉が使われてきました。

しかし犬の場合は、攻撃を断ち切るというよりも相手からの攻撃を防ぐために、攻撃を仕掛けようとしている相手を落ち着かせるためのシグナルという意味で「カーミングシグナル」の方がふさわしいということになったのです。

確かにオオカミの行動学の本ではたいてい「カットオフ・シグナル」という言葉が使われていますが、犬に限っていうならば「カーミングシグナル」の方が正確なんじゃないかなと思います。

犬と人とのコミュニケーション手段でもある

カーミングシグナルは人や犬からの威嚇を避け、不安、恐怖、騒音や深いな物事への反応を沈静化する(カームダウン)することにより、初期段階でハプニングを予防するために用いられる。(トゥーリッド・ルーガス著『カーミングシグナル』p.1)

カーミングシグナルは犬がストレスや不安を感じた時に、自分を落ち着かせるためにも使うし、また他の犬を安心させたり、敵意がないことを知らせるためにも使います。
それから、他の犬と友達になるためにも使うのです。

たんに犬同士のコミュニケーション手段というだけでなく、犬と人とのコミュニケーション手段でもあるという点がとっても重要です。

カーミングシグナルを理解することは犬の気持ちをより深く理解するための第一歩であると同時に、犬とコミュニケーションをとり、仲間として認めてもらうために必要不可欠なのです。

カーミングシグナルの種類

カーミングシグナルの種類についてはこれまでに28~29種類が確認されてきたそうですが、その一例として以下のようなものが挙げられています。

  1. 顔を背ける
  2. 目を細める
  3. 体をそらす
  4. 鼻を舐める
  5. フリーズする
  6. ゆっくり歩く、ゆっくりした動作をする
  7. プレイバウ(遊びに誘うお辞儀)
  8. 座る
  9. 伏せる
  10. 欠伸する
  11. においを嗅ぐ
  12. カーブを切る
  13. スプリッティング(犬と犬との間に割って入る)
  14. しっぽを振る
  15. その他(前足を上げる、お腹を見せるなど)

 

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シグナルの「出し方」に注目

犬のカーミングシグナルの種類がある程度理解出来たら、その出し方と、出す時の犬の気持ちについても理解しましょう。

一口にカーミングシグナルといっても、ストレスがかかった時に出すシグナルもあれば、軽い挨拶の時によく出すシグナルもあります。

例えば、「欠伸」は他の犬を落ち着かせるために出すものだと説明している本やサイトが多いですが、実際には犬自身に強いストレスがかかった時や、疲れた時に出すことが多いです。

それに対し、頭をヘコヘコさせて何度もお辞儀するというのは、緊張している相手やよく知らない相手に対する積極的で友好的な挨拶として使われることが多いです。

もっと軽く「やあ」くらいの挨拶としては、目をパチパチさせて瞬きしたり、舌をペロッと一舐めしたり、顔を横に背けるなどのシグナルがよく使われます。

同じ舌をペロッとするというのでも、何度もペロペロするのはストレスがかかったサインです。
そのストレスがもっと強くなると、口をペチャペチャさせます。

このように、まずは犬が出すシグナルをしっかり理解して、どんな時にどんなシグナルを出すのかをよく観察しましょう。

犬による「癖」に注意

「犬の言葉」は少ないので、同じ動作でも状況によって違う意味を持っているということがよくあります。

なので、その時の状況もあわせて判断することが大事です。

それから、犬によるシグナルの「癖」についても注意しましょう。

相手に落ち着いて欲しい時に、地面のにおいを嗅いでみせる子もいれば、顔を背けたり伏せたり座ったりというシグナルを使う子もいます。

のんちゃんは興奮している相手を鎮める時はひたすらフリーズでやり過ごそうとするし、るーこは一生懸命お辞儀をしてゆっくりした動作をします。

知らない人からわしゃわしゃと撫でられてしまった時、のんちゃんは前足を上げますが、るーこは背中を向けて対応します。

また、犬のその行動が本当にカーミングシグナルなのかどうか判断する目も必要です。

緊張していたり、不安だったり、ストレスを感じているがゆえに地面のにおいを嗅いでいるのか、ただ単に気になるにおいを追跡しているだけなのか。
相手を落ち着かせるためにお腹を見せているのか、ただリラックスしてヘソ天になっているだけなのか。

状況によって全く違ってくるので、どんな状況でどんなシグナルを出すのか、愛犬のシグナルの癖を把握しておきましょう。

 

犬との「会話」の練習

犬の言葉が理解できるようになったら、次は「会話」の練習です。

自分がまだシグナルを上手く読み取れないようでは、会話も上手くいかないので、段階を踏んでいくことが大事です。

興奮している状態にある犬は、他の犬にカーブを描きながら近づくといったカーミングシグナルは出さずに、いきなりまっすぐ近づいていくことが多いです。

そんな犬にこちらからシグナルを出しても通じません。
聞く耳を持っていない状態なのです。

自分の犬と会話しようという時は、まずはストレスマネジメントに取り組んで犬が落ち着いてから、またその子が落ち着いている時試しましょう。

「やあ」という軽い挨拶からやってあげるのがおすすめです。

道ですれ違うような犬にも、その子がゆっくりまったり歩いているようだったら、軽くお辞儀したり、顔を背けたりなどすると、反応を返してくれます。

時々、びっくりした顔で目をまん丸にして「僕の言葉わかるの!?」と見つめて来る子がいるので面白いです。
多分そういう子は、飼い主さんとの会話が上手くいっていない、もしくは飼い主さんが犬の言葉を理解していないのだろうな~と思います。

犬だけでなく猫にも同じカーミングシグナルが通じます。
犬よりも猫の方が通じやすい気がします。

犬の「マナー」を守る

カーミングシグナルというのは犬にとって相手に対して友好的であることを示すものです。

なので、間違った使い方はせずに、犬の「マナー」を守って使いましょう。

例えば、せっかく顔を背けるというシグナルを出して友好的であることを示しているのに、その状態で正面から近づいて行ったら意味がありません。
近づく時は、ちゃんとカーブを描いて近づくようにしましょう。

すれ違う時にも、ヘコヘコ軽くお辞儀をしているのに犬をガン見していたら意味がありません。
お辞儀しつつ、瞬きしたり横を向いたり、舌をペロッとするなどしつつ、大きくカーブを描いて通り過ぎるのがマナーです。

これはいつもやるべきマナーなので、気が向いた時にだけやるのではなく、いつも必ずやるように習慣づけましょう。

毎回やってみると、どうやったら犬に通じやすいかもわかってきます。

 

「練習」と「実践」あるのみ

「犬の言葉」というのはいつもわたしたちが使っている言葉とは全く違うものです。

英語やフランス語など、外国語と同じです。

外国語を学ぶ時、あなたはどうしますか?

単語の意味やどういう時に使う言葉なのか、文法を学んで、実際の発音や話し方を聞き、自分でも実際に話していくことで上達しますよね。

この時、教科書を読んで単語や文法を学ぶだけでは会話できるようにはなりません。
実際に、その外国語を日常的に話している人の話し方を聞き、自分でも実際に話してみること、その言語で伝えようと試みることが重要です。

わたしもオーストラリアに研修に行った時、行く前は英語なんて話せないしまず聞き取れなかったのですが、6ヶ月間現地で英語を浴びていたことで研修が終わる頃には会話できるようになっていました。
あれ以来行っていないのですっかり忘れているかと思いますが…

犬の言葉で会話するのも同じです。

犬の言葉について書いている本やサイトはたくさんあります。このブログでもたくさん取り上げています。
しかし、それを読んでわかったような気になるだけでは、会話は出来ません。

知識として学んだら、次はそれを実際に使ってみましょう。

はじめは下手でも、上手く伝わらなくてもいいのです。

何度も何度も繰り返し練習することで上達していきます。

知識として学んだだけで会話できるようになると勘違いしている飼い主さんがいますが、それは違います。

犬の言葉で犬と会話するには、「練習」と「実践」あるのみなのです。

とはいえ、「言葉」を知らなければ会話も出来ないので、カーミングシグナルについてはトゥーリッド・ルーガス著の『カーミングシグナル』をよく読んでおくことをおすすめします。


カーミングシグナルについてはコチラの記事「「カーミングシグナル」飼い主なら知っておきたい『犬の言葉』の正しい知識」にて詳しくお話しています!あわせて読んでみて下さい。

 

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おまけ

おととい、のんちゃんとるーこの狂犬病注射に行ったのですが。

るーこの体重が史上初7.55㎏になってしまってました。

るーこの適正体重は6㎏後半、せいぜい7㎏まで。

それが…人間でいうと確実にメタボ。

先生にも「これ以上太らせちゃダメ」って言われた。

いや確かに、最近ちょっと太ったかな~とは思ってたんだけどもね。

原因は多分これ、毎朝のバナナの皮。

バナナじゃないです。バナナのです。

ダイエット始めたらお通じが悪くなったので、それの改善のために毎朝バナナ半分食べてるんですが、その皮を犬たちにあげてるんです。

身じゃないからいいじゃな~と思ってたんだけど、ダメだったみたい。
ただでさえるーこ、去勢してから太りやすくなったしね。

なのでるーこもわたしと一緒にダイエット開始。

フードふやかす時間を長くしてごまかしてます。

ちなみにのんちゃんは去年の狂犬病の時と比べて1㎏痩せてました…おい、なんでだよ。

体重管理、大事ですね…
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