観光地の「看板犬」はストレスいっぱい?
こんにちは!
犬になりたい犬育ブロガーの瀧沢かいるーです。
さて本日3連休の初日ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
こういう連休って、愛犬を連れてリゾートや観光地、ペット可のホテルに泊まりに行ったりする人も多いのではないでしょうか。
わたしはもともと、あまり出掛けるのが好きではないし、犬を飼ってからは全く行かなくなりました。
最後に旅行に行ったのは高校の卒業旅行です。京都でしたね。
犬を連れて行けるところに行くという手もありますが、わたしはどうも気が進まないのです。
愛犬とのお出かけ、飼い主さんは愛犬も楽しんでいると思っている方が多いようですが、知らない場所に連れて行かれ、なおかつそれが人混みの観光地だったりすると、もう犬はカーミングシグナル出しまくりのストレスまみれです。
人混みを歩いている犬を観察していると、見かける犬全頭が何かしらのカーミングシグナルを出しています。
また、そんな観光地にあるお店で「看板犬」をやらされている犬たちも、大きなストレスを抱えているんですよ。
今日はそんな犬連れ旅行の実態と、看板犬のストレスについてお話します。
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犬連れ観光地の実態
吠えまくる犬たち
のんちゃんを飼い始めた頃、同じ犬飼いの友人たちと何度か犬連れで遊びに行ったことはあるのですが、
その数回でもうこりごりになりました。
犬を連れて旅行に行くとなると、行くところは犬連れ可のモールだったり、カフェやホテルだと思うのですが、
そういうところには必ずといっていいほど、ワンワン吠えまくる犬たちがいるのです。
のんちゃんも友人たちの犬も、あまり吠えない落ち着いた大人しい犬たちだったのですが、
周りに吠える犬がいると興奮してつられ吠えしたり、リードを引っ張ったりするのです。
そんな風になってしまうところには連れて行きたくありません。
吠え声は、吠えている犬にとってももちろんですが、周りの犬にも、
そして人にとっても非常にストレスになります。
そういう犬が集まる場所にはトラブルも増えますし、せっかくリゾートに行くのに
ちっともリフレッシュ出来ませんでした。
ペット可ホテルの恐るべき実態
わたしはペット可のホテルには泊まったことはないのですが、よく犬連れで旅行をするという友人からペット可ホテルの恐るべき実態を色々聞かされたことがあります。
ホテルに泊まったら、食事中にレストランで犬が吠えているのは当たり前、夜中も早朝もかまわず吠えているのでうるさくて寝られないだとか、
廊下がマーキングのあとだからけで部屋がオシッコ臭がしたとか、他の泊まり客の犬にマウンティングされたり、噛まれそうになったとか。
そんなことが続いたのでその友人は、車中泊が出来る車を購入し、泊まる時は友人や知人、親戚の家に泊まるようにしているそうです。
もちろん、そんなにマナーの悪い犬や飼い主、ホテルばかりではないでしょう。
しかし、散歩中に見かける犬や、ドッグランでのマナーの悪い飼い主を見れば、
ペット可ホテルがこんな実態だというのもうなずけてしまうのです。
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「看板犬」はストレスいっぱい?
さて、そんな観光地のドッグカフェやホテルには、たいていの場合、「看板犬」なる存在がいます。
お店のホームページには必ずといっていいほど看板犬が紹介されており、その犬たち目当てで店を訪れるお客さんもいるくらいです。
しかし、マナーの悪い犬、飼い主が多いリゾート地や観光地で看板犬をさせられている犬たちは、当然ですがストレスがたまります。
他の犬の吠え声がうるさいはもちろん、不特定の人や犬が出入りする、知らない人に触られる(しかもだいたい乱暴なさわり方)などは、ストレスの原因です。
落ち着いた犬というのは昼間はほとんど寝ているものですが、あんなうるさい場所では寝たくても寝られたもんじゃないでしょう。
「看板犬」というのは、店の宣伝にもなるし、訪れる人にとっても可愛くて癒やしにはなりますが、
あくまで人間にとって都合のいい存在なだけで、看板犬という立場を心から楽しんでいる犬というのはいないものです。
学生の頃、オーストラリアに行った時に寄ったカフェの庭で、でっかいマリノワがでんっと寝そべっていました。
ちょうどテラス席に向かう出入り口のところだったので、またぐしかなかったのですが、
その子は人に上をまたがれても平然と寝ていました。
訪れる飼い主も犬も、その子には全く関心を向けないのです。
こうやって、人にも犬にもかまわずに寝ていられて、訪れる犬も飼い主もマナーが良いのであれば
看板犬も問題ないのでしょうが、日本では恐らく無理でしょう。
犬を放っておくということが日本人には出来ないからです。
犬はお出かけを楽しんでる?
犬を連れて旅行するのが好きな方。
本当に犬がお出かけを楽しんでいるか、よく考えてみた方がいいですね。
以前のわたしのように一人暮らしで、どうしても何日か家を空けないといけない、
特別な事情があってよそに犬を預けることが出来ないといった場合には、連れて行くしかありません。
しかし、連休などの人が多くなる時期に、人がたくさん集まるような場所に、
あえて犬を連れて遊びに行くというのは犬にとっては迷惑千万な話です。
人の多い観光地に連れて行かれた犬は、カーミングシグナル出しまくりで本当に可哀想なことになっています。
舌をペロペロしたり、欠伸したり、お辞儀したり。
飼い主はウィンドウショッピングや買い食いに夢中で、犬が嫌がっている様子に全く気づいていません。
それどころか、ストレススマイルを見て笑顔を浮かべて楽しんでいると思い込み、犬もお出かけが好きなんだと勘違いしたりします。
自然を満喫出来る場所に短時間の移動で行くというのならいいでしょうが、混雑する場所に長時間かけて行くというのはいかがなものでしょう。
移動というのは犬にとって大きなストレスですし、そのストレスの後に待っているのは、人混みの中の移動というストレスということです。
お出かけが基本嫌いなわたしには発狂しそうな仕打ちです。
最近は犬と一緒に出掛けることを推奨するような記事ばかりが目に付きます。
犬を連れてどこかに遊びに行きたいと思っているのは飼い主だけで、当の犬は家でゆっくり過ごしたいと思っているはずです。
観光地で接客させられる看板犬のことも考えてあげましょう。
犬を飼っている人は、散歩だけして後は家でゴロゴロして過ごすというのが、長期休暇の正しい過ごし方です。
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♪おまけ
今朝の山散歩から帰った後、のんちゃんに3匹のダニがくっついてました…
まだ血を吸い始める前だったので、指でつまんで取って、
ティッシュにくるんで潰しておきました。
予防薬をやっているとはいえ、ダニがつくことを予防するものではないので、
山散歩後は念入りにチェックしてあげないといけないですね。
しかし不思議なのは、のんちゃんと同じ山に行ったるーこが
一匹もくっつけていないこと。
るーこはあまり茂みの奥深くとか、入って行かないからでしょうかね。
それとも剛毛だからかな?笑
散歩中に見つけたヒマワリ!
ヒマワリって見てると何だか元気になりますね!
*これは2018年7月に更新した記事をリライトした記事です。
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