犬は「嫌なことをする人」に吠える?家族で一人だけ吠えられる原因

家族で一人だけ吠えられるのはなぜ?

こんにちは!

犬になりたい犬育ブロガーの瀧沢かいるーです。

ここ数日、雨で満足に散歩に行けない日が続きましたが、
今日はようやく1日晴れて、犬たちも朝と夕方に存分に散歩に行くことが出来ました。
ベッドで寝てばかりだった犬たちも満足してくれたことでしょう。

わたしも散歩に行けないと何だか気分が上がらないし、
生活リズムが狂ってしまいます。
それに日に当たらないと鬱っぽくなることもある。

聞いた話では、人は暑いとイライラして、寒いと鬱っぽくなるとか。
犬も同じなんでしょうか。

2頭続けて散歩に行っても2時間とかからないので、
犬も人も朝夕それくらいずつは歩いた方が気分転換にもなっていいのだと思います。

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複数の家族で暮らしていると、家族のメンバーの中で特定の人だけが
犬に吠えられたり、唸られたりということがたびたび起こるようです。

あまり家にいない人で、特に父親など男性が吠えられやすいようです。

以前は順位がどうのとか、犬に舐められているからとか、
家族の家長である男性に吠えるのはリーダーへの挑戦だとか言われていましたが、
わたしは犬の順位付けには否定的ですし、そもそもイエイヌは家族との間に順位をつけない、
ということがわかっています。

では、なぜ犬は家族の中でその人にだけ吠えるのでしょうか?
詳しくお話していきましょう。

 

犬が吠えるのは上下関係が原因?

犬はオオカミの子孫なので、オオカミと同じように人間の家族に対しても順位付けをする、
とかつては言われており、特定の家族に対してだけ吠えるのはその人を下に見ているからだ、
と言われていました。

しかし、このブログでも何度か言っているように、わたしたちが現在一緒に暮らしているイエイヌは、
家族のメンバーと1対1の関係を築くということがわかっており、
明確な順位付けの意識が薄いということがわかっています。

また、そもそも野生のオオカミは家族単位で暮らしており、
その中で順位付けもリーダー争いも起こらないということもわかっています。

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順位付けや上下関係がどうのではなく、犬が吠えるのは、
その家族メンバーと犬との「関係」が問題なのです。

子どもが吠えられたり唸られたりすると、子どもが家族の中で一番順位が下だから、
などと言われがちですが、そんなことは全く関係ないのです。
そもそも、人間の家族の中で子どもが本当に一番下なのかどうかもわかりません。

では、順位や上下関係が関係ないのなら、なぜ犬はその人に対してだけ吠えるのでしょうか?

ブログをいつも読んで下さっている方はおわかりかもしれませんが、
犬がその人にだけ執拗に吠えたり唸ったりするのは、その人が犬にとって、
嫌なことをする人だから、ということがほとんどなのです。

犬は「嫌なことをする人」に吠える

男性であるお父さんが家族の中で吠えられるということがよく起こりますが、
男性は犬に対して攻撃的だったり支配的だったり、体が大きかったり、声が低かったり、
動作が荒っぽかったり、もしくは仕事のストレスを抱えていてイライラしていたりなど、
犬に限らず動物が嫌がる要素を持っている人が比較的多いのです。

もちろん、お父さん大好きで喜んで吠えているという場合もあるのですが、
そういう場合と嫌がって怒って吠えている場合とでは吠え方が明らかに違うので
すぐにわかるはずです。

ちなみにるーこも、うちの父が帰宅した時にだけ2,3回吠えます。
何度も執拗に吠えるわけではなく、他に何もやることがない時にだけ吠えるといった程度ですが。

子どもの場合は、年齢や正確にもよりますが、大きな声を出して走り回ったり、
バタバタ動き回ったり、手を上から伸ばして犬を触ったり乱暴に叩いたりなど、
犬が嫌がることを無意識にしてしまう子が多いのです。

このように、家族の中で、犬に吠えられやすく噛まれやすいという人が、
愛犬から吠えられ唸られるのです。

順位や上下関係は全く関係ないということです。

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犬が嫌がることを一切やめる

では、吠えられやすく唸られやすい人はどうすればいいのでしょうか?
諦めるしかないのでしょうか?

そんなことはありません。

その人が行動を変えれば、犬は案外あっさり吠えたり唸ったりをやめるのです。

犬のせいではなく、人間のせいであるということを自覚し、認めることが必要です。

その上で、犬が嫌がるようなことは一切やめるのです。

お父さんの場合は、帰宅時になるべく静かにそっと家に入り、犬に触ったりなどせずに、
例え吠えられても顔を背けて知らん顔をし、犬が落ち着くまで待っているのが一番です。

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「養ってやっているのにどうしてこっちが気を遣わないといけないんだ」
なんて古くさいことは言わずに、犬を含めた家族が平和に暮らすには思いやりが大切です。

犬を思いやっていれば、吠えられたり噛まれたりしなくなるのです。

子どもは親の「正しい教育」が重要

子どもの場合は、まず親が犬との正しい接し方のお手本を見せ、
それを教えてあげることが重要です。

人間以外の動物を家族に迎えたいのなら、人間側が動物に配慮してあげる必要があります。
動物は動くぬいぐるみではないのです。

犬は人間よりもずっと感覚が鋭く、デリケートなので、大声を出したり走り回ったり、
乱暴に触ったりしたら嫌がるのだということを教えてあげましょう。

「情操教育のために」という目的で犬を飼うということがよくありますが、
子どもの情操教育にはまず親が犬に対して正しい接し方と知識を身につけている必要があります。
そして、親がそれを子どもに教えることこそが「情操教育」なのです。

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子どもにはカーミングシグナルを教えてあげると、
大人よりもずっと早く、そしてよく理解してくれます。

「あ、今顔背けたから嫌がってるね」「舌をぺろってしたから緊張してるのかな?」
とよく観察して犬の気持ちを読み取ってくれて、犬が嫌がらないようにするにはどうすればいいか、
子どもなりに考えてくれるのです。

子どもかあ目を離さないようにして、犬が嫌がっていたら教えてあげたり、
介入したりすると自分で適切な接し方が出来るようになっていくのです。

ただし、ストレス・興奮度が高い子どもは犬と同じで、聞く耳を持たないので、
生活環境や親子関係などの見直しが必要になります。
間違ってもそんな状況で「子どもの友達に」などと言って犬を飼ってはいけません。

荒んだ子どもと犬が触れあい、子どもが更生していくなどという素晴らしい感動のお話は、
ドラマや映画の中でしか有り得ないことです。

あり得たとしても、犬は子どもが更生するまでに相当のストレスを受けることでしょう。

犬も人間も、家族が笑顔で平和に楽しく暮らせるようになるにはどうするべきか、
一度、家族で話し合い自分たちの愛犬に対する態度や接し方を見直してみましょう。

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おまけ

本日のおやつ「豚耳」

るーこはのんちゃんに取られそうになって慌てて避難。笑

どっちもいい音させて食べてました♪
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6 Comments

犬飼い初心者

初めてコメントさせていただきます。
2週間前、祖父母から飼いきれないと4カ月半のミニシュナを半ば押し付けられるようにして人生初の犬という生き物を飼い始め分からない事だらけの、ダメ飼い主だった私には参考になることばかり書かれており大変助かっています。
サークルで飼うのが可哀想で初日から室内フリーで飼い始めた事を獣医さんやドッグトレーナーさんにかなり叱られ、犬のサークル飼いは犬の為なのかと悩んでいたのでホッとしたりしています。
少し質問なのですが、留守番はどのようにさせてあげると犬のストレスは軽減するでしょうか?
まだ子犬なので、一匹で留守番をさせるのが可哀想に思い犬の幼稚園に週5日通わせる手続きはしたのですが、見えないところで何をさせるか分からないし、トレーナーさんの話を聞いてると一日の半分はクレートで過ごさせられてるみたいで……
いずれは、家で留守番をしてもらいたい(6時間半程と長時間です)のですが、どんな接し方をすればストレスが軽減しますか?
あと、寝起きに顔の上に乗って来て顔を舐めたり甘嚙みをしたりしてくるのですが、どういったサインなのでしょうか?

返信する
瀧沢かいるー

犬飼い初心者様

はじめまして。コメントありがとうございます。
飼いきれないと手放された犬を引き取られたのです。災難でしたね(^^;

一度もとの飼い主から、どんな理由であれ放されてしまった犬というのは、
ストレス度も高く不安定な子が多いので、サークルに入れずに室内フリーにするというのは
すごくいいことです。
ブログでも度々言っていますが、犬のサークル飼いは犬のためではなく、
飼い主である人間の快適さや楽さのためのものです。
もっともらしいことを言って犬の「専門家」たちはサークル飼いを推奨していますが、
よくよく考えればサークル飼いなんて少しも犬のためにはならないことがわかるでしょう。
確かにサークルに入れれば色んな問題(いたずらや誤飲など)は起こらずにすむかもしれませんが、
閉じ込められた犬の心はボロボロですし、いたずらなんかよりももっと深刻な問題が
あとあと出てくるこよになります。
だったら、室内を完全に片付けて、最初から室内フリーの状態に慣れさせて、
落ち着いて過ごせるようにした方が犬も飼い主もずっと楽なのです。

留守番は、もしさせるとしたら物を全て片付けた状態の室内でが一番いいです。
犬が留守番をして精神に異常を来さない時間の限度が6時間とされていますので、
6時間半だと少しオーバーしてしまいますが、
その分、毎日ロングリードとハーネスを使って質の高い散歩をしてあげて、
飼い主と過ごす時間をしっかりとってあげるようにしてあげて下さい。

犬の幼稚園などに犬を預けることについては、わたしは反対です。
おっしゃる通り、見えないところで何をされるかわかりません。
うちの上の子はわたしの見ていないところで預かり保育で虐待まがいのことをされ、
以来様々な問題を抱えるようになりました。
預けても半日クレートで過ごすのなら、慣れ親しんだ自宅で留守番した方がストレスは少ないはずです。
子犬の社会化のために保育園に預けるなりパピークラスに通うなりする飼い主さんもいますが、
パピークラスなどでする子犬の社会化には大きなリスクが伴います。
このことについてはブログにも書いていますので、是非そちらの記事も読んでみて下さい。

留守番というのは犬にとって少なからずストレスになります。
そのストレスに耐えてもらうには、ストレスに強い子になってもらう必要があります。
毎日、規則正しい落ち着いた生活をして、質の高い散歩をし、飼い主が犬の嫌なことやストレスのもとになることをしない、
というのが一番大事です。
普段から嫌なことをされず心にゆとりがある子は、少しくらいストレスがかかってもあまり問題にはなりにくいのです。
もちろん、ストレスのケアは必要ですが。

寝起きの時に顔を舐めてくるのはうちの子たちもやりますね。笑
単純に、早く起きてとか、飼い主が起きて嬉しい!とかではないでしょうか。

返信する
犬飼い初心者

お返事ありがとうございます。
幸い、犬が来る前日に誤飲や悪戯されて困る物は片づけていたので、常に見張る必要がなく助かっています(数か月前に看取りましたが、ウサギと暮らしていたのでコンセントも全てカバー済みなんです)
祖父母の家では、常にギャンギャン吠えてサークルから出せば勢いよく噛みついてくるという話を何度も聞いていたので、犬を飼った事のない私に躾は無理だ~と思い、犬の幼稚園に申し込みましたが今の所、ほぼ吠えず(怪しい音や見慣れない人を見ると、一言二言吠えてますが)軽い甘噛み程度なので申し込む必要はなかったかな~と。迎えてから、考えた方が良かったなと少し後悔中です。
祖父母の家で、朝でも昼でも夜中でも吠え続けてたのは一日に20分しかサークルの外に出して貰えなかったストレスからだったのかもしれません。
散歩デビューしたばかりだからか、あまり歩いたりせず穴を掘って20~30分臭いを嗅いだ後は、コレクションになりそうな落ち葉を探して持ち帰る~位なのですが散歩になってるでしょうか?
あと、のんちゃんやるーこくんはお留守番の練習とかしましたか?
うちの子は、私がトイレやお風呂に入ってるとドアの傍でピーピーと鼻を鳴らしながら待っているので、いきなり長時間のお留守番をさせて大丈夫かが心配です。

返信する
瀧沢かいるー

犬飼い初心者様

コメントありがとうございます。

そうですね。
引き取る前に吠えたり噛んだりというのは、サークル閉じ込め飼いが原因だったのだと思います。
1日20分しか外に出られないって、自分がされたら発狂しますよね(^^;
自分がされたらどう思うかを考えずに、犬にあまりに酷なことを強いている飼い主さんが
本当に多いなと常々感じます。

怪しい物音や人に1,2回吠えるというのは犬にとっては正常なものですので、
やめさせようと叱ったりするとかえって悪化させることになります。
しつけ教室ではそういった正常な吠えまでも矯正しようとするので、
結果、飼い主の知らないところで吠えが悪化しているなんてこともあるので、
幼稚園に預けるのはやはりあまりオススメしません。

お散歩は、それだけ落ち着いていられるのであれば十分です。
穴を掘ったり臭いを嗅いだり、気に入ったものをくわえてくるというのは、
本当にストレスがなく落ち着いた犬がやることですので、
とてもリラックス出来ているのだと思いますよ。
散歩は歩くことが目的ではなく、一番大事なのはそうやって犬が自分の好きなことを
思いっ切りして過ごすことなので、特に指示を出したりせずに見守ってあげればいいです。
うちの犬たちも山に行くと永遠と穴を掘ったり草を食べたりしてます。

お留守番の練習は、最初は30分くらいの短い時間出掛けるようにして、
少しずつ慣らしていきました。
今はわたしが仕事の時は6時間とちょっと留守番してもらってます。
出掛ける時は散歩や遊んだ後など、犬たちが疲れて寝ているのを見計らうようにしました。
それから、出掛ける時は必ず「いってきます」と帰る時間を伝えるようにしてます。
一度、それを忘れて出掛けようとしたらのんちゃんがパニクったことがありました。
「いってきます」を言うと犬が不安になるから黙って出掛けるべきという人もいますが、
その方がかえって犬の不安を強くしてしまいます。
自分だっから、家族が黙って出掛けたら不安にならないでしょうか。
自分がどうされた方がより安心出来るか、を基準に考えてあげるのが一番です。

返信する
犬飼い初心者

アドバイス、本当にありがとうございます。
本日、幼稚園の退園手続きを取りました。
瀧沢かいる様のアドバイスを受けながらも、一匹で留守番させるのに悩んでいましたが、犬が嫌がってるのに気が付いて決めました。
嫌がってるのに気づいたのは、歩いて幼稚園に連れて行った時(いつも、クレートに入れてました)に、嫌だ!と入り口の前で踏ん張って全身で幼稚園は嫌なんだよ!と私に教えてくれました。
来週一週間、仕事を午前のみにしたので三連休と合わせてお留守番の練習を頑張ろうと思います!
自分が犬だったらと考えて行動する、相手は犬ではなく人だったら当たり前の事なのに、瀧沢かいる様に言われるまで気付けませんでした。
本当にありがとうございます。
このブログに出会えなければ、犬のしつけ本の通りにしつけをして、犬の気持ちを考えて行動するという事に気付けなかったと思います。
カーミングシグナルについても勉強して、犬の気持ちを理解出来るように頑張っていきます!

返信する
瀧沢かいるー

犬飼い初心者さま
コメントありがとうございます。
お返事遅くなりました。
幼稚園の前で愛犬が踏ん張っている姿を見て、幼稚園嫌だったんだ…と気づいたっていうのは、
わたしと全く同じです。
わたしも、いつもキャリーバッグに入れて連れて行っていたので全く気づかなかったんですが、
たまたま歩かせて連れて行った時にようやく気づきました。
それがなかったらいつまであんなひどい場所に通わせていたのかと思うとぞっとします。
おっしゃるように、人間相手だったら当たり前の気遣いや配慮を、
犬相手になると簡単に忘れてしまう人というのがけっこう多いんです。
このブログはそんな間違いに気づいてくれる人が一人でも増えるように、
日々細々とではありますが発信しているので、
そう言っていただけるとすごく嬉しいです。
愛犬ちゃんと一緒に、楽しい日々を送れることを祈っております。

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