厳しいトレーニングをされても平気な犬はいない

厳しいトレーニングをされて平気な犬っているんでしょうか?

こんにちは!

犬になりたい犬育ブロガーの瀧沢かいるーです。

今日は涼しかったのでお散歩日和でしたね。

のんちゃんもるーこも、久しぶりに遠出して、
るんるん♪で歩いて帰ってきました。

そのおかげか昼間の熟睡度も高かったです。

宅配のトラックが来た時もどっちも目覚めずぐっすり…
トラックのバックの音が嫌いなのんちゃんは、いつも必ず吠えるんですが。

う~ん…こういう効果があるから、お散歩はいつもしっかり行ってあげたいなって思います。

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さて先日、こんな質問をいただきました。

「以前からうちはトレーナーに言われてハーフチョークを使っていたのですが、
うちの子にはこのやり方は合わなかったみたいで、引っ張りが悪化してしまいました」

ご質問内容にある通り、うちの子には合わないと思ったから、
今はもうハーフチョークを使わずにハーネスにして下さっているそうです。

ここで重要なのが、うちの子には合わなかったからというところ。

何らかの方法を試した時に犬に悪影響があると気づいた時に、
その方法についてどう思うかは、二通りあります。

一つは、この方法は犬に負担をかけるものだから辞めようというもの。

もう一つは、たまたまうちの子には合わない方法だったけれど、
その方自体は悪くはない、というものです。

たまたまうちの子には合わなかった、と考えている人は、
厳しいトレーニングや、厳しくはなくても犬に負担をかけるトレーニングを受けても、
たまたまうちの子はダメだっただけで、平気な犬はいくらでもいる
と考えている人が多いのです。

今日は、その考え方の落とし穴についてお話します。

 

方法自体は悪くないという考えは被害者を増やす

この質問を受けて思い出したのが、学生時代にドッグトレーニングの実技の授業を受けた、
とあるトレーナー講師のことです。

わたしが担当していたダルメシアンはとっても些細なことでビクビクし、
突然走り出して逃げようとする子でした。

トレーナー講師はその子に、チョークチェーンをはめて、
逃げようとしたらショックを与えてツケで歩かせるようにとわたしに教えました。

その通りにすると、ますますその子のビクビクは悪化し、
しまいには腰が抜けて脱糞するようになってしまったのです。

それを見たトレーナー講師は、「この子にはこのやり方は合わないな」と言って、
チョークチェーンをやめて今度は柔らかめの首輪を使うようにと言いました。

そのダルメシアンにはチョークを使わなくなりましたが、
他の犬たちにはどんどんチョークを使うように指示を出していました。

このように、犬に負担を強いるトレーニングを、
合わない子もいるけど方法そのものは悪いものではないし、
このトレーニング方法をやっても平気な犬はいくらでもいる。
むしろ平気な犬の方が多い、と思っているのは強制訓練系のトレーナーに多いのです。

合わないと思えばやめてくれるだけまだ良心的なのかもしれませんが、
この子は平気だと見ればどんどん厳しいトレーニングを行いますし、
その結果強制訓練の被害者犬が増えていくのです。

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犬たちは本当に平気?

そもそも、犬たちは厳しく負担を強いられて、
本当に平気なのでしょうか?

その時には平気なように見えても、あとからだんだん噛みつきや引っ張りなどの
問題行動が出て来たという例はたくさんあります。

そういった問題行動は時間差で出てくることが多いので、
厳しいトレーニングをやったことが原因だと気づきにくいのが難点です。

また、しばらくたってからの話でなくても、トレーニング中に、
「嫌だよ」「やめて」とシグナルを出している犬は多くいます。

「犬 トレーニング」などでYouTubeで検索してもらうと、
そういったシグナルを出しまくっている犬たちの動画がたくさんヒットします。

わたしは自分の勉強のためにあえてそういった動画を見るようにしてますが、
いつもかわいそうでとても見られたもんじゃありません。

犬たちのシグナルが読めないと、「よく言うことを聞いているおりこうさんな犬」
にしか見えないのです。

飼い主さんはそこを目指しているので、むしろ「うちの子はトレーニングを喜んでいる」
と思ってしまうのです。

そこが落とし穴です。

犬をよく見る

今日、のんちゃんの夕方散歩で少し遠出して河川敷まで行ったのですが、
そこでトレーニングしているワイマラナーと飼い主さんがいました。
(河川敷ではよく犬をトレーニングしている人がいます)

かわいそうなワイマラナーちゃんはリーダーウォークなるものを教えられていました。

首にはチョークチェーン。

飼い主さんが手にするのはあまりに短すぎるリード。
1mなかったんじゃないかな。

トレーニングが始まる前から飼い主の足の間に顔をうずめて、
「嫌だよ、怖いよ」と訴えていました。

いざ立ち上がって歩き始めると、完全に及び腰で尻尾は完全に巻き込んでいます。

何度もジャークされながら、ビクビクしながら歩く。

しかも河川敷のすぐ隣はそこそこ交通量の多い道路。

ワイマラナーちゃんは嫌がって、途中でゆっくり歩きになったり、
止まりそうになっていました。

そのたびにジャークされ「ツケ!」と脅され、
舌をペロペロしたり、顔を背けたりといったストレスシグナル満載です。

極めつけは、飼い主が撫でようと手を伸ばした瞬間、
びくっと耳を伏せて肩をすくめ、尻尾を巻き込んで完全に怯えていました。

もしかしたら普段、叩かれているのかもしれません。

落ち着きなく恐がりながら、キョロキョロビクビクしながら歩いている姿に、
飼い主は満足していたようでした。

犬のボディランゲージが読めずに、「うちの子は平気だ」と
思っている飼い主さんは是非我が身を省みていただきたい。

 

厳しいトレーニングが平気な犬なんていない

犬が嫌がっていても、引っ張らずにツケで歩けることの方が重要でしょうか。

このやり方で、犬との信頼関係を築くことが出来るでしょうか。

トレーニングの後、必ず下痢をするという犬はとても多いです。
学生時代の担当ダルメシアンちゃんも、毎回必ず下痢していました。
近所のトレーニング漬けボーダーくんは下痢をしない日はないと言います。

もちろん、ストレスの感じ方は犬それぞれで、身体症状に出にくいこともあるでしょうし、
相当なストレスがかかっても一見平気そうに見えてしまう犬もいます。

しかし、例え平気にそうに見えても、強いストレスを愛犬にかけることに、
何も感じないのでしょうか。

別のやり方、犬に負担のないやり方を探してみてもいいのではないでしょうか。

それで問題行動がなおって、良い関係を築けるようになればベストです。

厳しいトレーニングをされて、平気な犬なんていません

犬には、可能な限り優しく、負担をかけない方法を選んであげましょう。

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おまけ

公園で練習するサッカー少年たちを見守るるーこ。

隙あらば自分も仲間に入ろうとします。
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