子犬は「手間」も「時間」もかかる!あなたにその覚悟はありますか?

子犬を飼う前に覚悟しておくべきこと。

こんにちは!

犬になりたい犬育ブロガーの瀧沢かいるーです。

今日は、子犬をお迎えする前に覚悟しておくべきことについてお話します。

犬を飼う前によく考えておくべきことについては、今までもブログで何度もお話してきました。

今日はその中でも「子犬」に限定してお話します。

犬を飼うというのは時間も手間も必要ですが、子犬の場合は特につきっきりでお世話をする必要があるのです。

母犬が子犬につきっきりであるようにお迎えしてしばらくは常にそばにいなければなりませんし、長時間留守番もさせられません。
外で遊ばせる時間も必要ですし、排泄の回数も多いのでその世話も必要になります。
食事回数も1日に最低3回は必要です。

しつけの心配もありますね。
甘噛みは子犬につきものですが、なぜ噛みついてくるのか、噛みついてきたらどうすればいいのか、サークルに入れてしまった方がいいのか、叱ってもいいのか、いつになったら噛まなくなるのかなど、特に初めて犬を飼う方だと全てが悩みの種になってしまいます。

ここで対応を間違えたり、犬の習性に反した間違った(人間に都合よく解釈された)飼い方すると、犬のストレス行動はさらにひどくなって、飼い主さんの育犬ノイローゼの原因にもなります。
》愛犬との生活に疲れた…育犬ノイローゼの一番の原因は「間違った飼い方」にある

しかし残念ながら、子犬をお迎えする時にそこまで考えている人は限りなくゼロに近いのです。

ペットショップで働いていた時も、あまりに気軽に犬を飼う人が多すぎましたし、飼って初めてこんなに大変なのだと気づき、どうしようもなくなって相談に来る方が多かったです。

そこで今回は、子犬を迎える前にいまいちど考えて欲しい、覚悟して欲しいことについてお話します。

これから子犬をお迎えする予定の方はもちろん、すでにお迎えしてしまったという方も手遅れではありません、ぜひ読んでみて下さい。

 

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子犬には「時間」と「手間」がかかる

最低1ヶ月はつきっきり

子犬は人間の赤ちゃんと同じで、つきっきりのお世話が必要です。

留守番もろくにさせられません。

アメリカのガイドラインでは人間の子どもを一人で留守番させる年齢はおおむけ8歳以降となっています(州によって微妙に違います)。

それ以前の年齢では留守番はおろか子どもを一人にすることは法律で禁止されている場合もあり、8歳から10歳まででも日中の留守番は1時間以内と定められています。

学校に子どもを迎えに行かなかったり、幼い子どもを一人で車に残して買い物するだけでも警察が呼ばれる国ですから、厳しいのは当然でしょう。

子犬の場合も同じです。

母犬は生まれたばかりの子犬にはつきっきりでお世話をします。
子犬が大きくなるにつれて少しずつあまりお世話をしなくなり、子犬が一人でいられる時間を伸ばしていき、自然と親離れ出来るようにするのです。
子犬が母犬から離れて大丈夫になる時期は、だいたい生後3ヶ月頃と言われています。

人間が子犬をお迎えした場合も、同じように最初はつきっきりでお世話をしてあげなければなりません。

特に家に連れてきたばかりの子犬は、知らない場所に来て不安をストレスを感じています。

そんな子犬をいきなりサークルに入れて一人で寝かせるのはあまりに酷だし、可哀そうすぎます。

はじめのうちは常に一緒にいてあげて、少しずつ子犬が一人でいる時間を伸ばして、一人に慣れさせてあげると子犬に無理がかかりません。

子犬をお迎えするということは、しばらくの間は長く外出できなくなるということです。

買い物も子犬が寝ている時に急いで行く、といった具合になります。

あとはずっと家にいて、子犬と一緒にいてあげなければなりません。

最低でも1ヶ月は、1日中子犬と一緒にいなければいけないのです。

そういう覚悟がおありでしょうか。

子犬を毎日散歩させられるか?

いっぽうで、散歩というか、子犬を外に出して遊ばせる時間も必要です。

その時、家族に幼い子どもがいるとちょっと大変なことになります。

家で留守番しながら子どもの面倒を見てくれる人がいない場合、連れていくか、どこかに預けるか、シッターを頼む必要が出てきます。

連れて行くという場合も、すでに落ち着いた大人の犬であれば子どもと一緒でも落ち着いて歩けるかもしれませんが、子犬はそうはいきません。
子犬は人間の子後も同様、歩道をまっすぐなんて歩けませんし、色んなものに興味を持ってあっちのにおいを嗅ぎ、ちょっと立ち止まっては急に走りだしたりします。

広くて安全な場所があればいいですが、そうでない場合は、子どもと子犬の両方の安全を確保しながら遊ばせるのは難しいものです。

また、子どもと一緒だと興奮してしまい、子犬が落ち着いて探検出来ないこともありますし、子どもが子犬の散歩を邪魔することも多いです。

なので子犬だけ連れて行くのがベストなのですが、そうなると子どもを一人で留守番させることになるので、子犬の散歩には10分くらいしか行けないという飼い主さんもいました。

どんな小型犬であっても散歩時間が10分では短すぎます。

そうやって子犬にしわ寄せがいくことがないよう、お迎えする前に子犬に割ける時間がどれくらいあるかをよく考えておくべきです。

子犬と子どもの関係についてはコチラの記事「「子どもの情操教育に犬を飼う」は大人の正しい知識が大前提」で詳しくお話していますので、ぜひ読んでみて下さい。

意外と手間のかかる「食事」と「散歩」

また、意外と手間がかかるのが食事と排泄のお世話です。

子犬の食事回数は1日最低でも3回は必要です。
小型犬の子犬だと食べムラがあってなかなか必要量を食べてくれないことも多いので、そういう子にしっかり食べさせる工夫が必要です。

温めたり、食器を変えたり、遊びたい欲求を満足させてあげたり。

食べない原因が何なのかを探り、それを解決してあげる工夫が必要で、これがけっこう手間がかかります。

また、排泄の回数も成犬よりも多いのです。

室内トイレははじめのうちは失敗する子がほとんどですし、まったり犬育ではトイレは基本外なので、排泄のタイミングのたびに外に連れ出してあげなければなりません。

少したって室内トイレを覚えてくれれば少し楽になりますが、それでも1日3~5回の外トイレタイムは必要です。

思っていたよりも食事と排泄にかかる手間が大変だったと、子犬を飼ってから気づいて愚痴を言ってくる知人飼い主がいますが、こういうのは子犬をお迎えする前によくよく考えておくべきことです。

子犬が食べない場合の原因と対処法についてはコチラの記事「子犬がご飯を食べない!5つの原因と「缶詰を混ぜる」以外の対処法」にてお話しています。

 

室内トイレについても「愛犬がサークルでトイレをしない?そんな理由はわかりきっている」の記事にてお話していますので、あわせて読んでみて下さい。

 

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ペットショップの子犬は手がかかる

日本ではいまだに多くの人が子犬をペットショップから買います。

最近では保護犬を迎える人も増えて来てはいますが、それでも、純血種の子犬というものが最も人気があるのです。

これもブログでお話してきたことですが、ペットショップの子犬は手がかかり、問題行動のリスクが高いのです。

日本では子犬も子猫も小さければ小さいほど良いというおかしな考え方があります。
そのため、ショップに展示されているのはみんな生後1ヶ月半をようやく過ぎたかというほどの子犬・子猫がほとんどです。
たまに売れ残って大きくなってしまった子もいますが、そういい子はほとんど売れません。

そんな月齢でペットショップに来るためには、さらに幼い頃に輸送し、競りにかける必要があります。

そのためには1ヶ月そこそこで親兄弟から引き離さなければならないのです。

子犬は親兄弟と一緒にいて遊ぶことで、甘噛みの制御をはじめ、たくさんの社会的ルールを学びます。
しかし、その前に引き離され、さらにその後輸送されて競りにかけられるという辛く恐ろしい経験をします。
子犬にとってのストレスも半端なく、輸送中に亡くなる子犬も少なくありません。

輸送を乗り切っても、その先に待っているのはひとりぼっちでガラスケースに入れられ、展示される毎日です。

同じ犬たちや、外の世界から切り離され、あんな狭い場所でいったい何を学べというのでしょうか。

実際、子犬時代のトラウマ体験と社会化不足、早すぎる時期に親から引き離された不安により、ペットショップで買われた犬の問題行動を引き起こす率が一番高いという調査結果があります。

日本ではヨーロッパに比べて、他の犬に攻撃的な態度をとる犬がけた違いに多いのも、子犬を展示販売するペットショップで犬を飼う人が多いことが原因と言えます。

みんな気軽にペットショップで犬を買いますが、とても育てにくいだけでなく、問題行動を起こしやすい上に、先天性疾患を持っている確率も非常に高いのです。
さらに恐ろしいのは、ショップ店員たちが先天性疾患などあって当たり前という認識でいることです。

小型犬によくある「膝蓋骨脱臼」や「泉門」などは立派に先天性疾患ですが、「小型犬にはよくあることで問題はない」という言い方をする店員が多いですし、実際にそう思い込んでいて重大視していません。
よく勉強もせずに犬を飼おうとする飼い主はその言葉を信じてしまうのです。

もちろん、それでも飼い主の努力によりいい子に育てることは出来ますが、とても大変だということを肝に銘じておきましょう。

ヨーロッパでは生後2ヶ月以前に親犬から子犬を引き離すことは法律で禁じられており、国によってはさらにそれを3ヶ月まで延長されています。

さらに、ショップでの生体販売は禁止されています。

こうした法律による規制は犬猫の福祉のためだけでなく、飼い主のためにもなるのです。

日本の遅れているどころではない動物愛護法にも、早くこうした規制が盛り込まれ、名実ともに「保護法」となることを願います。

子犬の問題行動と感受期の関係性についてはコチラの記事「問題行動の背景を考える~「感受期」について」をお読みください。

 

子犬は小さければ小さいほどかわいいという日本の考え方の問題点も「日本人の「かわいいもの好き」が犬にもたらす問題点」にてお話しています。

 

子犬たちがどれだけ過酷な仕打ちを受けているかは「1歳で親から引き離されて6歳で軍隊に入隊?」にてお話していますので、あわせて読んでみて下さい。

 

子犬を飼っていい人とは?

子犬にかかる「手間」と「時間」を考えると、子犬を飼うのは時間的余裕がたっぷりある人でないといけません。

もちろん、室内のサークルに閉じ込めっぱなしにして長時間留守番させることは出来ますが、犬の自由と福祉は損なわれますし、ストレスから様々な問題行動が出てきて人間も犬も辛くなります。

飼い主さん自身、「犬を飼ったら自分の時間がなくなって辛い」だの言ったり、ストレスから育犬ノイローゼになってしまうこともあります。

ところが、現代日本で飼われているほとんどの犬はこういったストレスに直面しています。

1日家にいられる飼い主など限られていますので、多くの犬は1日に6時間以上の留守番、留守番中だけでなく飼い主が家にいる時もサークルに入れられていることもありますし、散歩も内容も時間も不十分です。

犬には人間と同じで感情も意思もあります。

辛いことがあれば「辛い」と思うし、散歩の時間が短ければ「もっと散歩に行きたい」と思うものです。

そんな相手に対して、我慢を強いることばかりしてはいけません。

子犬を飼ってもいいのは、時間的余裕があることに加えて、犬には感情も意思もあるのだと理解し、犬にとって快適な生活を提供できるような人でなくてはならないのです。

子犬育てを失敗しないために知っておきたいことは「これから犬を飼う人へ。犬育てを失敗しないために失敗パターンを知ろう」の記事にて詳しくお話していますので、あわせて読んでみて下さい。

 

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おまけ

のんちゃんの「シェー」な寝姿、久しぶりに拝めました。

なかなかやらないのでとってもレア。

写真撮ろうとすると気づいてやめちゃうことが多いので、激写出来るのはさらにレア!

このまま寝ちゃうとかいう可愛さ♪

あざと可愛いわぁあ~~~犬だから許されるやつや。

人間にしたら40代前半。
そんな年齢の女性がこんなことしててもちっとも可愛くないのにね。

犬は年とればとるほど可愛くなっていく不思議。

そんなのんちゃん、わたしがこの編集してるまさにこの瞬間、いびきかきながら寝ています

写真撮りたいけど起こしちゃいそうで、心のシャッター連写中。

犬の寝姿っていうのはほんと癒される~~~。

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