どんなに大切にされても「暗い目」をする動物たち

大切に扱われていても暗い目をする動物たち。

こんにちは!

犬になりたい犬育ブロガーの瀧沢かいるーです。

今日は、人間たちが大切に扱っているにも関わらず、暗い目をする動物たちのお話です。

犬や猫の飼い主に限らず、動物園や水族館の飼育員さん、サーカスの動物たちの調教師さん、
競馬の競走馬の飼育係さん、牧場で動物たちの世話をする牧場主さん。

あなたが関わる動物たちのことを大切に扱っていますか?

たいていの人は、大切に扱っていると答えるでしょう。

事実、大切に扱っているように見えるでしょう。

しかし、本当に大切に扱っていますか?

それが何かの見返りだったり、辛いことをさせてしまっている罪滅ぼしからではありませんか?
あなたがどんなに大切に、大事に扱おうとも、動物たちの目は暗く濁っているかもしれません。

今回は、新聞の寄稿から深く考えさせられた、人間たちがいかに大切に扱おうとも、
暗い目をして人間たちの犠牲になる動物たちのお話です。

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馬、名前はない

11月16日の日経新聞に、こんな寄稿がありました。

「馬、名前はない」というタイトルで、筆者が幼い頃、隣家にいた名前のない農耕馬のお話です。

液化燃料を使う耕耘機が普及する前は、農村で田畑を耕すために欠かせない動力だった農耕馬。
わたしの父が幼い頃にも田舎の方では一般的な存在だったようで、春になって雪解けが始まると、
毎日休む間もなく、土を耕すための重たい器具をつけられ田起しをしていたそうです。

農家にとっては欠かせない、大切な存在だった農耕馬。
農家の人たちは農耕馬をとても大切に扱っていたそうです。

筆者の隣家の農耕馬も大切にされていたらしく、

隣家の馬も大事に扱われていたのだろう。使い手が自分の汚れ落としを後まわしにして、まず馬を洗っていた。

とあります。

ここだけ読むと、大事な働き手であり仕事に欠かせない相棒である馬をとても大事にしている、
さぞ良い使い手(飼い主)なのだろうと思います。

しかし続きにはこうあります。

でも馬具一式をつけられれ、ピシリと手綱で臀部を打たれて動く馬の目に、ときおり、いいようのない暗い光が射すことに気づいた。

馬を動かすために鞭でピシリとお尻を打つというのはもはや誰でも知っていることではないでしょうか。
競馬を見ていると、騎手は狂ったように馬のお尻を鞭でバシバシ叩いていますし、
映画を見ていても馬車馬にピシリと鞭を与えるシーンがあります。

鞭で叩かれると、馬は痛みから逃れるために速く走ろうとします。
つまり、スピードを出させるために馬のお尻を鞭で叩くのです。

農耕馬も、重たい馬具一式をつけて、止まることなく動き続けさせるために、お尻を鞭でぶたれるのです。

馬は痛みに強いから大丈夫ともはや犬で聞き飽きた言い訳が聞こえてきますが、
そもそも馬が速く走ろうとするのは痛みから逃れるためであり、その時点で馬は痛みを感じているのです。
それを利用しているということは馬は痛みを感じるということを知っている、ということではないでしょうか。

動物は痛みに強い、もしくは感じないというのは、動物に痛みを与える人間たちの都合のいい言い訳ではないでしょうか。

また筆者は、田植えが一段落した頃に行われる馬場競争についても取り上げていました。
これは田舎で行われるちょっとしたお祭りのようなもので、いくつもの俵を乗せた筏を馬に引かせ競うというものです。

馬は汗だく。口から泡を吹いて倒れてしまう馬もいた。
倒れた黒い馬の、遠くを見るように見開かれた目を見て、これは見たことがあると思った。何日も続いた田起しのあと、厩で馬具をはずされた馬の目にちょっと似ていたのだ。

わたしも似たようなお祭りを小さい頃見た頃があるのですが、子どもながらになぜこんなことを馬にさせるのか、
不思議でなりませんでした。

あんな重たいものを引かされる馬が可哀想でなりませんでしたし、なぜそんな苦しいことをさせるのか、
それを見て喜んでいる人間たちも意味がわかりませんでした。

なので今でも競馬は苦手ですし、騎手が馬に鞭を与えているのを見るとすごく気分が悪くなります。
他の馬と競って、目は血走り白目を剥いて走るような馬たちも見ていられません。

名前のない馬は本当に大切にされていたのか?

自分よりも先に、まず馬の汚れを落としてやっていた、名前のない馬の飼い主。

しかし、この飼い主は本当に馬を大切にしていたのでしょうか?
馬は本当に大切にされていたのでしょうか?

恐らく、飼い主は馬のことを本当に大切にしていたのだろうと思います。
この馬がいなければ畑が耕せない、つまりは生活が出来なくなる。
自分たちの生活を支えてくれる、欠かせない存在だったのでしょう。

つまりこの飼い主にとって馬は畑を耕すために大切な存在だったのです。
だからこそ馬に仕事をさせるために鞭でピシリとお尻を打ったのです。
そういうことをするべき存在だったのです。

しかし馬は、馬として大切にされてはいませんでした。

馬は本来、鞭で打たれたりする動物ではありません。

広い草原の中を自由に駆け回る動物ではないでしょうか。

重たい馬具をつけて何日も畑を耕すようなことはしないし、俵を積んだ筏をひいて口から泡を吹いて倒れるまで走ったりもしません。
人を背中に乗せて鞭で打たれながら他の馬と競って走ることもないのです。

馬というのはいつからか、人の乗せたり荷物を運んだりするのに活躍し、またそうあるのが当たり前のような動物になっていますが、
もともとは決してそうではないのです。
調教されたから人を乗せて走るのであり、本来なら馬は自ら望んで人を乗せたりはしないでしょう。

どんなに大切に扱われたところで、人間たちがどんなに大切に扱っている気になったところで、
馬らしくいられない限り、この名前のない馬は大切に扱われておらず、鞭でぶたれるたび、思い馬具をつけるたび、暗い目をしていたのです。

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動物たちを大切に扱っていますか?

動物たちを大切に扱うとはどういうことか、この寄稿を読んで考えてみました。

わたしなりの結論はこうです。

動物たちを動物らしく扱うこと、それが大切に扱うということ

人間を大切に扱うというのは、その人の個性を認め、人権を認め、意思を尊重し、一人の人間として接することであると考えています。
それと全く同じ考えで言うと、動物を大切に扱うということは、その動物の個性を認め、権利を認め、意思を尊重し、一つの個人として接してあげる、ということではないでしょうか。

現代で人間と暮らす動物たちは、多くがその動物らしい暮らしが出来ていません。
熱帯の動物なのに湿気の多い日本で暮らしていたり、広い場所を走り回って暮らす動物なのに狭い檻の中に閉じ込められていたり、
動物にとっては何の意味もない人間を喜ばせるためだけの芸を仕込まれたり、人間の都合の良い解釈や誤解によって間違った接し方をされたり。

犬に限って考えてみても、早くに家族から引き離されたり、かと思えばひとりぼっちで狭い場所に閉じ込められたり、
何時間も置き去りにされたり、寂しくて泣けばうるさいと怒られたり。
動きにくいヒラヒラの服を着せられたり、首輪とリードをつけて引っ張られたり、
月に何回もシャンプーされたり、オスワリだのオテだのあれこれ仕込まれたり。

犬というのは決してそんな動物ではないんです。

散歩中に見かける犬や、動画で見る犬たちに、何と暗い目をした子の多いこと。

動物園や水族館、サーカスなど、人間の娯楽のための動物たちはその最たるものではないでしょうか。

本来なら広大なサバンナや密林を自由に歩いているはずなのに狭い檻に閉じ込められているゾウ。
たくさんの仲間たちと広い海原を猛スピードで泳いでいるのに狭い水槽をぐるぐる回るしなかいイルカ。
誰にも従わず自分の意思で生きているのに人間によって様々な芸を仕込まれているクマやトラ、ライオンたち。

昔は楽しかったこれらの場所も、ある日ふと、何でこの子たちはこんな悲しそうな目をしてるんだろうと思った時から、
動物たちが可哀想でいられない場所になりました。

人間と暮らしている動物だけでなく、野生で暮らす動物たちも、人間のせいでその動物らしい暮らしが出来なくなっています。

密猟の危機にさらされていたり、人間が出すゴミや海に流れる毒のせいで病気になったり。

今、地球は何度目かの生物の大量絶滅の危機に直面していますが、今までと今回で決定的に違うのが、
人間が介入したことによる大量絶滅の危機だということです。

人間が介入することで、多くの動物が動物らしい暮らしが出来なくなっているのです。

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あなたの愛犬は暗い目をしていないですか?

多くの飼い主さんや、動物と関わる人たちは、身近な動物たちを大切に扱っていると答えるでしょう。

事実、大切に扱っているのでしょうし、大切に思っているのでしょう。

しかし、馬は鞭で打つものというようないつからかの常識にとらわれ、動物たちの権利を侵害したり、
個性や意思を無視するような接し方をしてはいませんか?
あなたがやっていることは、動物たちを大切にしていると言えるものでしょうか。

犬は人間の言うことを聞くもの、もっと言うと人間の言うことを聞くのが好きだというような、
いつ出来たのかわからない常識にとらわれ、犬にうるさく命令したり、ちくいち指示したり、
言うことを聞かないからといって首を絞めたり、おやつを使って言うことを聞かせようとしてはいませんか?

それは本当に、犬らしいと言えるでしょうか。

愛犬の個性を認め、権利を認め、意思を尊重し、一つの個人として接していますか?

真の意味で、愛犬のことを大切に接しているでしょうか。

もう一度よく、考えてみて下さい。

あなたの愛犬は、暗い目をしていないですか?

 

おまけ

新しく、お試しで買ったフードを例のごとく味見してみたんですが。

ビックリするくらいまっずいの何のって。

え、何これ、薬?ってくらい不味い。っていうか苦い。

一応プレミアムドッグフードに分類されてるんだけど、これを食べる限り、やっぱりドッグフードって味のことは二の次で、
優先して考えられてないんだな~って思いました。

犬もちゃんと味覚あると思うんですけどね。
おいしいものとそうでもないものでは、食いつきが明らかに違うし。

わたしが不味いって思ったせいかやっぱり犬たちの食いつきも悪い気がする。
食べるには食べるんですけどね。
幸い小袋だったのですぐに食べ終わりそうですが。
別のおいしいフードにちょっとずつ混ぜながらあげてます。

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