引っ張りがない子にこそロングリードを使おう!
こんにちは!
犬になりたい犬育ブロガーの瀧沢かいるーです。
今日は、散歩中の引っ張りがない子にこそロングリードを使ってあげましょうというお話をします。
わたしはいつも、ご相談をいただいた方には、犬の散歩をする時はハーネスとロングリードを使ってもらうようにお願いしています。
自分でものんちゃんとるーこの散歩の時は、ハーネスとロングリードを使うようにしています。
ハーネスの方が重要度が高いように思われがちなのですが、実はロングリードもまったり散歩に欠かせないアイテムなのです。
ロングリードは、長さは最低でも3m、犬の大きさに合わせて5mくらいまでのものを使います。
引っ張りがある犬に対しては、状況に応じてロングリードを伸ばしたり短くしたりして、こまめに固定しながらゆっくり歩けるように練習していきます。
しかし先日、こんな質問を続けていただきました。
うちの子はもう10歳で散歩中も引っ張らないのですが、まだロングリードを使った方がいいですか?
まったり散歩の練習を続けて引っ張りがなおったのですが、ロングリードを使い続けた方がいいのでしょうか?
答えはどちらも「イエス」です。
老犬で引っ張らないという場合も、まったり散歩の練習をして引っ張りがなおったという場合でも、ロングリードは使い続けるべきです。
というか、引っ張りがない子にこそロングリードを使ってあげるべきです。
今日は、改めて散歩にロングリードを使う理由と、引っ張りがなくなってもロングリードを使い続けるべき理由をお話します。
引っ張りがなくなったけどまだロングリードを使う必要があるのかな?とか、ロングリードで操作が面倒だけど何で使わないといけないの?と思っている飼い主さん、ぜひ読んでみて下さい。
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まったり散歩には3mロングリードを使おう
ハーネス同様、まったり散歩に欠かせないのが3m以上のロングリードです。
長さは別に3mでなくても、5mでも8mでもいいのですが、市販の120㎝くらいのリードだと短すぎるので、最低でも3mのリードを使ってあげて下さい。
なぜロングリードを使うの?
なぜロングリードを使うかというと、犬の自由を最大限保証するためです。
120㎝のリードだとすぐに張ってしまって、十分ににおい嗅ぎもできません。
それに、まったり散歩の時は飼い主のそばになんとな~くいればいいだけですので、あっちこっちふらふら自由にさせてあげるには、最低でも3mの長さは必要なのです。
また、お散歩練習の時には、リードが張ったら立ち止まり、緩んだら進み、というのを繰り返してもらうのですが、短いリードだと一歩進んではリードが張って立ち止まり、せっかく緩んでもまた一歩進んでは立ち止まり、ということになってしまいます。
これには人間だけでなく犬もストレスたまりまくりで、まったり散歩どころではありませんね。
その点、リードに長さがあれば張るはでに余裕があるので、リードが緩んでいる時間も長くなるのです。
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引っ張りがなくなっても使うべき?
老犬のようにすでに引っ張りがない子や、練習を続けて引っ張りがなくなった子にも、ロングリードは使い続けるべきなのでしょうか。
結論から言うと、引っ張りがあってもなくても、ロングリードは使うべきです。
以前は息切れしても引っ張り続けていたのんちゃんも練習を重ねることでゆっくり歩けるようになりましたし、るーこはもともとゆっくり歩く子なので引っ張りはありません。
それでもロングリードを使うのは、お互いに少し離れていた方がリラックスして歩くことが出来るからです。
ロングリードはグイグイ引っ張ったり、突進したりする場合には、危険防止のためと、固定した時にガツンと衝撃がかからないために、1~2mくらいの長さで持つようにしています。
と言っても、安全な場所でゆっくり落ち着いて歩いている間はもう少し長く伸ばしますし、人通りや車通りがあるところでは短く持つなど、常に自分の手元で長さを調整しながら歩きます。
そのために、荷物はリュックやショルダーバッグなどに入れて、両手は何も持たずにあけておき、両手でリードを操作できるようにしておきます。
長いリードを使うことで、犬が自由に行ける範囲が広がるとともに、危険も防ぐことが出来のです。
短いリードにすることで引っ張り再発も?
ブログを始めた当初からご相談を受けている飼い主さんから、先日久しぶりにメールがあったのですが、その内容が一度良くなった愛犬の引っ張りが再発してしまったというものでした。
理由を聞いたのですが、どうも、引っ張りがなくなったからとロングリードをやめて短いリードにしたところ、その頃から引っ張りが再発してしまったとのことでした。
それまでロングリードで自由に探検しながらまったり散歩出来ていたのが、短いリードにしてしまったことで自由がなくなり、好きな方に移行とするとすぐにガツンと衝撃がかかって行動が制限されてしまい、そのイライラが原因だったようです。
ロングリードに戻したところ、引っ張りもぴたっとなくなったとのことでした。
先ほども言ったように、ロングリードを使うのは犬の自由を最大限保証するためです。
最大限の自由の保証というのは、引っ張りがある犬だけでなく、引っ張りがない犬でも必要なものです。
引っ張りがない犬と安全な場所をゆっくり歩く時は、リードの長さをフルに生かすことが出来ます。
危険なものがないかと近くで注意して見ている必要がない時は、飼い主も犬もお互いに適度な距離を保ちつつ、それぞれの世界に浸りながら散歩を楽しむことが出来ます。
「犬のための散歩」を心がけよう
犬が引っ張らないからとか、引っ張りがなくなったからと、短いリードを同じ長さに持ったまま散歩するのは、人間にとってはとっても楽なことです。
ロングリードを状況にあわせていちいち伸ばしたり、短くしたりと手元で操作するのは、正直いってとても大変です。
しかし、人間の快適さを追求しようとすると、犬の快適さが犠牲になるのです。
何度も言いますが、犬の散歩は「犬のための散歩」であるべきです。
なので、犬には最低限のルールだけ教えてあげて、あとはそのルールの中で最大限自由にさせてあげるべきです。
伸ばせる時は伸ばし、ちょっと危険な時はそばにいるという風にすると、人間側は忙しくなって面倒ですが、犬は快適かつ安全に歩くことが出来ます。
犬のための散歩をしようと思うのなら、これくらいの面倒は進んでやってあげるべきです。
また、短いリードで固定されていつも飼い主のそばにいるよりも、ロングリードで少し離れて歩いていた方が、犬、飼い主ともにリラックス出来ます。
犬のためを思うなら、引っ張りがあってもなくても、ぜひロングリードを使ってあげて下さいね。
まったり散歩についてはコチラの記事「【完全版】まったり散歩マニュアル」に詳しくまとめてありますので、ぜひ読んでみて下さい。
また、犬の自由についてはコチラの3つの記事
犬の最大限の自由のためには最低限のルールが必要
動物福祉の原則「5つの自由」について
「優しいやり方が合わない」のは犬ではなく飼い主の方
にまったり犬育が考える「犬の自由」について書いていますのであわせてお読み下さい。
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♪おまけ
我が家で撮れた心霊写真…っぽいもの。
おわかりいただけただろうか。
もう一度ご覧いただこう。
ちょうどるーこの顔の前、画面を斜め上に横切る白い線のようなものが見えるだろうか。
写真を撮ろうとした瞬間、さっとカメラの前を横切り、一瞬で通り過ぎて行ったのである。
実は我が家には白と黒の毛むくじゃらが住み着いており、自分以外の毛むくじゃらが可愛がられていると嫉妬に駆られて、時折こうして写真に写りこんでくるのだ。
寝ている時に胸にのしかかられる程度で実害はあまりないが、翌朝目覚めた時に布団が毛だらけになり、顔がよだれまみれになっていることが多々ある。
正直後始末が大変だが、憎めない可愛らしいやつである。
これから心霊番組がやる時期ですねえ・・・
楽しみやら怖いやら。
基本怖がりなんだけど、怖いもの見たさでいつも見ちゃいますw
で、寝る時になってちょっと後悔する。
「貞子」も観に行きたいんだけど、後悔しそうで観に行けないw
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