犬にとって本当に慣れる必要があるものですか?

本当に犬にとって「慣れる」ことが必要なものですか?

こんにちは!

犬になりたい犬育ブロガーの瀧沢かいるーです。

最近、うちの畑に夜中ハクビシンが来てるみたいで、
すげー声で鳴いてるんですよね。
悪魔の声かと思った。

犬たちがすごい反応しちゃって、特にのんちゃんが窓に張り付いて万全のセコム体勢。

今朝のおトイレで外に出したら、真っ先に畑に走って行って、
真剣に10分くらい臭い追跡してました。

どうやらハクビシンは道路を渡って山に帰って行ったようです。

住宅街と山の間には交通量の多い道路なので、
轢かれないことを願います。
毎年1,2匹、轢かれちゃう子がいるんですよね。

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人も犬も、苦手なことが多いとそれだけで日常生活でのストレスが多くなります。

なるべく苦手なものが少なくて、少しくらいのことなら平気な方が、
日々を穏やかに暮らせるのです。

そこで飼い主さんは、自分の愛犬に苦手なものが少なくなるよう、
苦手なもの、苦手になりそうなものに「慣らす」練習をします。

その考え方は間違っていないのだけど、
それって本当に慣らすことが必要なもの?と思うことに、
一生懸命慣らそうとしている飼い主さんが多いように感じます。

そこで今回は、必要のないことにまで慣れさせる必要はない、というお話をします。

 

それは犬にとって慣れる必要のあるものか

犬に色んなことに慣れてもらうのは大切なことですが、
その時には必ず、これは犬にとって慣れる必要のあるものかを考えなければなりません。

例1:人混みに慣れさせる?

キャパシティをあげるなどもっともらしい理由をつけて、
駅前や大通りに犬を連れて行き、人混みの中か大きい音のする場所に座らせ、
慣れさせようとしていないでしょうか。

犬にそんな人混みや大きな音がするうるさい場所に慣れる必要があるでしょうか。

おでかけする時に必要だ、という飼い主もいるけれど、
そのおでかけは人間がしたいだけであって犬はでかけたいなどとは思っていません。
人間が自分のおでかけに犬を付き合わせたいだけです。
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長期休暇中の行楽地には、犬連れ可の施設が増えたこともあり、
犬を連れた飼い主さんが大勢いますが、楽しそうなのは飼い主だけで
犬はというと人に踏まれそうになりぶつかられそうになり、
それを慌てて避けつつビクビクして、カーミングシグナルのオンパレード、
といった状態の子がほとんどです。

そういった場所に行きたいのなら人間だけで行って、
犬にはお留守番してもらって日帰りで帰ってきた方が、
圧倒的に犬のストレスは少ないのです。

人混みに犬を連れて行くべきではないのだから、そもそも慣れさせる必要がないのです。

例2:大きな音に慣れさせる?

普段はあまり聞かない音、例えば空き缶が転がる音や、
風船が割れる音とか、大きな太鼓やマイク越しの人の声だとか、
そういう音に慣れさせようというトレーナーがいます。

しかしそういう音は、日常生活では普通聞かない音です。

しかも、犬は人よりずっと耳がいいのです。

空き缶が転がるとか風船が割れるとかいった音は、
人でも十分不快に感じる音なのに、犬にはもっと苦痛でしょう。

そんなことに無理して慣れさせる必要はないのです。

そういう音がすることを回避出来なかった場合のことを考えて余計な備えをするよりも、
回避出来なかった場合でもパニックにならない落ち着いた状態の犬にしてあげましょう。

救急車のサイレンとか、車の音とか、電車の音、
洗濯機や掃除機、換気扇の音は日常生活音なので、
ストレスなく落ち着いた状態でよく聞く音であれば犬は慣れていきます。

その犬の日常生活において避けがたい音には慣れる必要がありますが、
そうでない太鼓の音やらマイク越しの人の声やらには慣れる必要はないのです。

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例3:色んな格好の人に慣れる?

制服姿や作業着姿の人に吠える犬は多くいます。

ヘルメットや帽子をかぶっていたり、特定の服装の人に吠えるというのは多いので、
色んな格好の人に慣れさせようと、しつけ教室でハロウィンや仮装パーティーのような格好をするトレーナーがいます。

しかし、制服や作業着に吠えるのであればその服装に慣れさせなければなりません。

ハロウィンや仮装パーティーのような奇天烈な格好の人に遭遇することは、
日常生活ではまずないはずです。

従って、しつけ教室でそんな奇天烈な格好の人に慣れたところで、
日常生活にはなんの意味もないということになります。
その格好に慣れたところで、作業着や制服、帽子の人には吠えるかもしれません。

色んな格好にではなく、その犬が苦手な服装になれさせる必要があるのです。

例4:グレーチングに慣れさせる?

道路の側溝の、金属の網状のフタ。
グレーチングっていうんですってね。調べました。初めて知った。

あれに苦手意識を持って怖がる犬は多いです。

考えれば怖いのは当然ですよね。
あの網の隙間に、のんちゃんサイズの犬でも簡単に足入っちゃいますし。
チワワみたいな小型犬には深い崖を渡る気分なんじゃないでしょうか。

グレーチングの前に後ずさりしたり、引き返したりするのは当たり前なのですが、
これに慣れさせようと無理にグレーチングを渡らせる飼い主さんが多いのです。

リードを短く持ってグイッと引き寄せたり、おやつで釣ったりして、
あえて犬にグレーチングの上を歩かせる練習をさせるトレーナーもいます。

犬にしてみれば飼い主に崖から突き落とされるようなものです。

そんなことをして慣れさせる必要があるのでしょうか。

小型犬や子犬なら抱っこしてあげればいいだけだし、
中型犬サイズなら大きくなれば飛び越えるという選択肢が増えます。
それまでは飼い主が抱っこで手伝ってあげればいいのです。

飼い主がちょっと手を貸せばいいことなのに、
それを面倒臭がっているのか、あるいは気づいていないのか、
無理矢理慣れさせようとしている人をよく見かけますがそんな必要はありません。

手伝うことで解決することなら、喜んで手伝ってあげましょう

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「慣れる」ことが犬に負担になってはいけない

日常生活を送る上で慣れることはある程度必要なことです。

しかし、それが本当に犬にとって必要なことなのかを、まず考えてみて下さい。

人間は自分たちの生活に犬を合わせることばかり考えてしまいますが、
人間に合わせることは異なる種の動物である犬にとっては負担になるのです。

慣れさせるのは、犬が暮らしていく上で最低限のことにだけです。

これが出来た方が飼い主が楽とか、これに慣れた方が飼い主が楽とか、
自分に合わせさせるために慣れさせる、ということは絶対にしてはいけません。

慣れることが犬の負担になってはいけないのです。

犬の利益を考えて、もっと犬の立場になってあげてほしいと思うのです。

 

おまけ

るーこを押しのけてご相伴に預かろうとするのんちゃん。

るーこの顔ったらwww
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