犬をコントロールするのをやめよう

   

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どうも!

犬たちを起こさないようソフトタッチで文字を打つ犬になりたい犬ブロガーの瀧沢かいるーです。

ボダ子もシェル太も実家のトイプーも爆睡中です。あと30分くらいで起きるのでそしたらまた散歩です。

さて先日、犬への「合図」に関するお話をしました。
その記事はコチラ⇒コマンド(命令語)を使わずに生活するには?

その時に犬ブログ仲間さんと「言い方を“命令”から“合図”に変えただけで、犬を思い通りにしようとするのは変わらないトレーニング法をよく見るよね」という話をしました。

 

合図も使い方によっては命令

コマンド(命令)は使わないがキュー(合図)ならいい

というのが、ありがちな「犬に優しいしつけ」です。

しかしその中身を見て見れば言い方を変えただけで、合図も命令と全く変わらないのです。合図ではなく「サイン」と言ったり、手を使うハンドサインを「合図」と言う人もいます。

要約するとこうです。

「合図は一度で聞かせましょう。聞かなかったら無理矢理従わせましょう」

これのどこが犬に優しいんでしょうね。確かに「命令」と言わない分、何だか少しソフトな気もしますが。

わたしが意味する「合図」と全く違います。

以前の記事でも話しましたが、合図というのは命令ではないので、従うも従わないも原則として犬の自由なのです。

もっと言うと、合図は必要最低限にとどめ、更に言うなら合図がなくても適切な行動が出来るようにセルフコントロールを犬に教えていきます。念のために言うとこの「適切な行動」というのは人間にとってではなく、犬にとってその時適切な行動という意味です。

なので、これを教える際に、犬は必ず人間のそばをツケで歩かなければならないとか、横断歩道の前に座らなければいけないとか、犬の習性を無視した人間の都合を押しつけてはいけません。

合図というのは犬に何かをさせるためのものではなく、犬が犬にとって適切な行動が出来るようにするためのものです。犬が犬らしい行動が出来るようにするためのもので、それが出来るようになれば必然的に合図もいらなくなります。

そのために、犬の自由を最大限認めるということを理解しましょう。

 

犬をコントロールしない

犬の自由を認めたら犬が支配者になるとか、人を見下すとか考えるのは、いかにパックリーダー論に毒されているかの証拠です。このパックリーダー論の影響は今も絶大で、多くの飼い主さんはなかなかこの考えから抜け出せません。

しかし、常に相手を従わせ、支配したがっているのはわたしたち人間なのです。犬のことを「最良の友」などと言いながら、自分の思い通りに動かそうとし、コントロールしようとしているのです。

犬はこれっぽっちも人間を支配しようだなんて思っていません。言うことを聞かないとか、咬んだりするのは、人間側の配慮や思いやりが足りないからです。

犬は本当によく出来た人格者なので、人間の多少の横暴は許してくれます。しかしその優しさにつけこんで人間が身勝手なことをして、犬の気持ちを無視していれば、犬だって反撃のひとつもしたくなります。

犬を思い通りにコントロールしようと思うと、どうしても命令せざるをえません。

最近では公然と「犬に命令して言うことを聞かせましょう」と言うのははばかられるようになったので、「合図」とか「サイン」とかいう言葉で濁してごまかされていますが、犬に言うことを聞かせようとしているのなら同じことなのです。

犬は人間に従うものという認識を捨てましょう。

そして、犬を思い通りにコントロールしようとする考えをやめましょう。

人がちゃんと犬に配慮して思いやりを持って接していれば、犬だって同じようにしてくれます。飼い主にリスペクトされ、信頼されて育った犬は、人を困らせるいわゆる「問題行動」をしません。

犬と暮らす上で、犬に命令してコントロール必要はないのです。

犬は「友達」なのですから、命令は必要ありません。

それよりも、犬がどうすれば快適に穏やかに過ごせるかを考えて、配慮と思いやりを持って接してあげましょう。

そうすれば、命令して思い通りにコントロールしようなどという考えは持たないはずです。命令されることが、犬にとって快適で穏やかに過ごすために必要とは思えません。

犬に命令ばかりしていたという人は、まずは1日から、命令せずにすごしてみましょう。

 - パックリーダー論, 犬との接し方・関係作り, 犬の気持ちを理解する