二度とペットショップで働きたくない理由|わたしが見た実態

わたしはこれを見て二度とペットショップでは働きたくないと思うようになった。

こんにちは!

犬になりたい犬育ブロガーの瀧沢かいるーです。

わたしは2017年1月まで、およそ5年間ペットショップで働いていました。

今はペットとは全く関係のない仕事をしていますが、以前ペットショップで働いていたと言うと、
なぜか「もったいない」「続ければ良かったのに」「またペットの仕事はやらないの?」なんて言われます。

5年間でペットショップの会社を2つ経験し、いくつもの店舗を転々としました。
そこで様々な経験をし、そのほとんどが悪い経験で、二度とペットショップでは働きたくないと思うようになりました。

今回は、わたしが二度とペットショップで働きたくないと思うに至った、ペットショップの実態をお話します。

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仕事を楽しいとは思わなかった

わたしは「生体管理」という、店頭には立たずバックヤードで子犬や子猫の世話だけをしている仕事でした。

毎日毎日、お店にいるおチビちゃんたちにご飯をあげ、薬をげ、ブラッシングをしてシャンプーえおして、お世話をするのは楽しかったのですが、ペットショップで働いていることを楽しいと思ったことはありませんし、誇りを感じられるような仕事では決してありませんでした。

それどころか、お店のおチビちゃんたちが可哀想に思えてなりませんでした。

お店の子たちは、まだ1ヶ月半そこそこの赤ちゃんです。本来ならまだお母さんのもとで、兄弟たちといっしょに愛情をかけられながら、犬としての色んなことを学習しながら過ごさなければならない時期なんです。

だというのに親から引き離され、兄弟とも離れ、狭い展示ケースに見世物のように1日入れられる。広い場所で走ることも、他の子犬と遊ぶことも、遊んでくれる人もいない。

夜も真っ暗な中置き去りにされ、寂しくて泣いても誰も抱っこしてくれないし、慰めてくれる人もいない。

飼い主さんが決まったとしても、幸せになれるかどうかはわからない。

売れ残ってしまった子は店の奥のほうで狭いケージに入れられて1日をすごす。店頭に出るのは売れる確率の高い可愛い小さい子たちが優先なので、人目につくこともなく飼い主が決まる確率は更に低くなってしまう。わたしの2頭目の愛犬シェルティも、こうして売れ残りになる直前に引き取った子です。

2つの会社のペットショップで働きましたが、どちらも程度に差があれ全く同じ状態でした。

わたしはこんな仕事を楽しいと思うことは出来ませんでした。

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ペットショップの実態

店頭スタッフに知識がなさすぎる

わたしもペットショップで働いた身でこんなことを言うものアレですが、わたしはペットショップの生体販売スタッフが大嫌いです。

彼らは犬猫についてほとんど知識がなく、ウソばかりつきます。

「体の小さい子が良ければ、ご飯をあげる量を少なくすればいいですよ」

「わんちゃんは小さい内から慣れさせればお留守番にも慣れますし、寂しいと思うこともありまんよ」

「これくらいのサイズのわんちゃんなら、ペット禁止のアパートでもバレずに飼えますよ」

これ、ほんとに言うんです。ウソみたいでしょう。こんなウソ、平気でつくんですよ。

体を小さくするためにご飯をあげないなんて虐待ですし、どんな犬もお留守番は寂しいものだし、ペット禁止のアパートで例えバレなくても犬なんて飼ってはダメです。

生体販売スタッフって、犬猫に関しては全くの素人であることも少なくないんです。ただ犬や猫が好きというだけでペットショップに就職し、正しい知識を身につけないままセールストークだけを身につけたという人も珍しくありません。

だから知識不足、経験不足のまま間違った接客をし、その人にふさわしからぬ犬を勧めたりします。

犬を飼ったことのない一人暮らしの女性にラブラドールレトリバーを勧めているのを見た時はさすがにゾッとしました。

会社側もスタッフに正しい知識を持たせない

知識不足のスタッフが多い中、会社側もそんなスタッフたちに正しい知識を身につけさせようとはしません。

正しい知識は、接客の際に邪魔になるからです。

例えば、極端な例ですがアパート暮らしで初めて犬を飼う人が店にいるセントバーナードを飼いたいと行って来たとします。

まあ、飼おうと思って飼えないことはありませんが、普通は無理だやめろと止めますよね。

しかし、止めてしまえば「店の売り上げにならない」わけです。

ペットショップは生体を商品として売る場所である以上、生体が売れなくては利益になりません。

なので、どんな人にでもどんな犬でもあっさりと売れるくらい知識のない人でなくては、会社にとっては困るということです。

▼要注意!ペットショップ店員の「セールストーク」について詳しく読む

子犬や子猫を商品扱いする

さっきも言いましたが、ペットショップは生体を売ることで利益を得る場所です。

当たり前といえば当たり前ですが、犬や猫はペットショップにとって商品です。しかし他の「商品」と比べて唯一違うところは「命ある生き物」だということです。

しかし、ペットショップのスタッフに対しては、こいつらこの子たちがちゃんと命ある生き物だとわかってるんだろうな…?と思わされることもしょっちゅうです。

わたしが勤めた2つの会社には、月間の売り上げ目標が設定されていました。

その目標を達成しないと、予算が減らされたり、スタッフのボーナスが減ったり、達成出来ない店舗の店長は毎月の会議でつるし上げられるのです。売り上げの伸びないスタッフはみんなから厄介者扱いされます。

そんな状況なので、売り上げのよくない月の月末はみんな売ることに必死です。血眼になってお客さんに見境がなくなるのです。

すぐに売り上げを得たいばかりに、衝動買いを誘発するようなセールストークをします。

迷っている人、少しでも買う(飼う)方向に気持ちが傾いている人には抱っこという「奥義」を披露します。

ころころふわふわした、ぬいぐるみのような子犬を抱っこしながら、スタッフの話す良いことしかない犬との生活を聞いていれば、例え犬を飼える状況になくても購入を決めてしまう飼い主さんは少なくありません。

ほとんどのペットショップがそうでしょうが、契約書にサインをしたら返品はきかない。他の商品のようにクーリングオフなんて制度は効かないのです。

そんなセールストークで揺らいで、飼えもしないのにこれからのことを考えずに衝動買いするお客さんもどうかと思いますが、一番問題なのはスタッフです。

飼えない人に犬猫を売りつけて、犬猫、飼い主さんを不幸にするかもしれないという考えは全くないんです。

これが仕事だという人もいるでしょうが、わたしはこのペットショップの現状がどうしても許せません。

売りたくない人にまで売らなければならない

わたしはペットショップで働いていて、一番きつかったのがこれです。

「あ、この人に犬猫を飼ってほしくないな」という人にも、売らなければいけないのです。極端な話、その人が犬猫を虐待して、殺してしまうような人でも、お金さえ払えば売らなければならないのです。

最初に勤めてた店舗で、こんなことがありました。

一人暮らしの男性が、チワワを購入しました。

のチワワが3日後に亡くなったという連絡があったんです。

今はほとんどの店舗で導入されていますが「生体保証制度」というものがあります。

購入から一定期間内に、生体が飼い主の過失が原因でなく志望した場合、同じ種類で同程度の価格の生体と交換するという制度です。

その亡くなったチワワも、死因を特定するため連絡があったその日に提携する動物病院に連れてきてもらいました。検査の結果、購入された時よりも150グラムも体重が減っていました。

健康な育ち盛りの子犬の体重が減るなんてことは、まずありません。

満足にご飯をもらえなかったことによる衰弱死が疑われました。

しかし、飼い主がご飯をあげなかったことを立証する証拠がありませんでした。ご飯はあげたが、食べてもらえなかったと言われればそれまでですし、ちゃんとご飯をあげていたのなら過失にはならないからです。

男性は制度にのっとり、その日のうちに新しいチワワを連れて帰りました。そのチワワが亡くなったという連絡はありませんでしたが、ちゃんと幸せに暮らしていてくれることを祈るばかりです。

こういうことが、新しい会社に勤めても年に1,2回はありました。そのたびに、悔しさとやるせなさで一杯になります。

本来、犬を飼わせてはならない人に犬を売ったせいで、尊い命が失われたのです。ペットショップの罪は重いです。

▼合わせて読みたい「犬猫の返品」について

 

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最後に

確かにペットショップって行くと癒やされますよね。子犬は見てて可愛いし、ついつい足が向いてしまいます。

でも時々、店頭からは見えないバックヤードから子犬の悲鳴のような声が聞こえてくると、本当に悲しくなります。このペットショップではどれだけの子が今まで泣いてきたのかな~と思うんです。

わたしはもう二度と、ペットショップで働きたいとは思いません。

ペットショップで働いた、これもわたしの過去の過ちかなと思います。

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