犬との関係の基本は「何もしない」こと

      2018/10/18

「何もしない」ちゃんと出来ていますか?

こんにちは!

犬になりたい犬ブロガーの瀧沢かいるーです。

のんちゃんに続きシるーこも新しい散歩コースを開拓し始めました。

というか、のんちゃんが通った道をたどるように、そのまま同じとこ通ってるだけなんですが。いつもと違うところからのんちゃんの匂いがするのが気になるみたいです。

* * *

さて、最近ご相談を受ける件数が増えてきたのですが、飼い主さんと愛犬との関係がちょっと深刻だと、一度関係のリセットをしてもらわないといけない時があります。

熱心な飼い主さんほど、厳しいトレーナーについて学び、コマンドをたくさん使って犬に言うことを聞かせることで、
関係構築を図ろうとしがちですが、はっきり言ってそんなやり方では100%上手くいきません。

そこで今回は、噛みつきや吠え、飛びつきなどの問題行動がある犬との関係をリセットするやり方についてお話します。

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関係のリセットは「何もしない」から始めよう

まったり式基本理念である「叱らない」「服従訓練をしない」「嫌がることをしない」はもちろんのこと、「何もしない」というのを徹底してもらいます。

▼基本理念について詳しく
基本理念|犬と友達になるために実践すべき3つのこと

これは、里子を迎えるとか、一時預かりとか、買ってくるとか、犬を新しくお迎えする時にも大事なことです。是非覚えておいて下さい。

犬が家にやって来ると、わたしたち人間はまず考えに考えた名前をつけて、しょっちゅうそれを呼びます。

そしてみんなで構ってしまう。

これが一番よくないのではないかと思うのです。

犬をお迎えした時も、関係をリセットする時も、基本は「何もしない」ということが大事です。

数日間は食事の世話と散歩だけして、犬をじろじろ見たり、言葉でうるさく話しかけたり、触ったりしないようにします。

特に、日頃から厳しくしていてその罪悪感がある飼い主さんは、罪滅ぼしから何もない時に愛犬に話しかけて甘やかしがちです。

そうではなく、そっとして放っておいてあげることが肝心です。そっとしておいてあげて、落ち着かせるのです。

悪いことをしたら無視をしましょう、というような愛情遮断や無視とかの罰ではないので、犬と目が合ったらにっこりして、瞬きとかのカーミングシグナルを出してあげて「大好きだよ」と伝えてあげます。

犬が自分から近寄ってきたら、瞬きして舌をペロッとしたり、顔を背けるなどのカーミングシグナルで応えてあげて、あとは知らん顔しています。

犬に触るのはもっと落ち着いてからです。

構わないということが出来ないせいで、犬を興奮させてしまっている飼い主さんは多くいます。

関係構築は少しずつ

2~3日したら、少しずつ関係を築いていきます。

犬がそばに来た時に、犬の横に座ってそっと撫でてみましょう。

のんちゃんのように神経質な犬は、ご機嫌でごろんごろんしている時や、寝る前にまったりしている時などに、そっと耳の後ろを掻いてあげることから始めます。

はじめは一撫ででいいのです。

この時に小さな声で静かに「いい子」などと優しく呟くのもいいですが、何度も言うと正直ウザい。

人がそばに来るのを警戒する犬は、警戒しなくなってからにする。

それまでは少し離れたところから瞬き、横向き、お辞儀などのカーミングシグナルで会話します。

時に噛みつきがあった場合は慎重にしなければなりません。かつて噛んだ時と同じ状況にしてはいけないからです。

人がそばにいる時に唸ったら、絶対叱らずに離れてあげます。何度も言っていることですが、唸るのを叱ってはいけません。唸りを飛ばして噛むようになったら大変です。

▼犬の「唸り」に関する記事はコチラ
「唸る」犬を叱ってはいけない
「唸り」に関する誤解

散歩中も黙って

散歩中には「ツケ」や「マテ」などのコマンドは使わないで、黙ってリラックスして歩きましょう。

黙って歩くというのは、犬との関係構築にとってとても重要です。命令しないまったり式散歩の基本でもあります。

リードが張った時に固定して、言葉じゃなくボディランゲージで「こっちに行こう」と誘います。それによって犬と人とのコミュニケーションが始まります。

なので、言葉は出さずに自分の体の動きとそれに対する犬の反応に集中しましょう。

それと散歩の時は、ハーネスとロングリードで自由に匂い嗅ぎをさせるというのが大切です。

最初のうちは、人や犬などの刺激が少ない、静かで落ち着ける場所に直接連れて行き、ゆっくり歩けるようになったら少しずつ刺激に慣らしていきます。自宅からそういった場所まで距離がある時は、抱っこや車で連れて行きましょう。わたしは半年間、のんちゃんを抱っこで公園まで連れて行きました。

熱心な飼い主ほどトレーニングモードになって「ツケ」などを教えたがるのですが、それは逆効果になります。

まずは犬との関係構築に専念しましょう。

飼い主との信頼関係を作っておくことで、普段からチラチラと飼い主を気にしながら歩いてくれるようになりますし、いざという時に飼い主を見てくれるようになるので、その時にボディランゲージで誘導してあげるととても上手くいきます。

犬嫌いだったのんちゃんは、先日地面を掘り返してご機嫌な時に、大嫌いな未去勢柴くんとニアミスした時も、一瞬ダッと突進しかけたのですがすぐに我に返って戻って来て、穴掘りを再開してくれました。もう少し離れていればスルー出来たかもしれない。

のんちゃんは3年かかってここまで来ました。だんだんもっと難しい状況でも出来るようになっていくので、焦ってコマンドを使って言うことを聞かせる必要はないのです。

ボディランゲージでスムーズに会話出来るようになることが目標なので、おやつは使いません。上手く出来た時にはにっこりしてうなずく程度でいいのです。

そうすれば人も犬もおやつ依存症で悲惨なことにならずにすみます。

おやつは何かさせるためにあげるのではなく、人間がおやつを食べる時に一緒に食べるのです。

わたしは散歩途中によく犬たちとおやつを食べます。犬のおやつは猪の骨だったり、鹿肉ジャーキーだったり、ささみの燻製だったりします。夏場はキュウリを丸ごといただくこともあります。

お散歩途中のおやつが案外重要で、人も犬も何かを食べることでリラックス出来るので、まったり散歩に一役買ってくれるのです。

▼合わせて読みたい
叱らずにやってはいけないことを教えるためにまず黙ろう

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問題行動の修正にはまずは関係の構築が大事

愛犬の問題行動にお悩みの方は、いきなり修正に取り組むのではなく、その前にまず愛犬との関係をリセットして再構築することが必要です。

再構築までの期間はそれぞれです。

目安としては、飼い主がいる部屋で犬が完全にでくつろげるようになることです。

それまでに1週間でいい子もいますし、1ヶ月、3ヶ月、1年かかる子もいます。

ちなみにボダ子は5ヶ月かかりました。自分でケージから出て来て、部屋の真ん中で横倒しで寝ているようになったので、大丈夫だと判断しました。今はわたしがいてもいなくても、好きな場所で爆睡してます。

愛犬の問題行動にお悩みの飼い主さん、まずはこじれてしまった愛犬との関係を一度リセットしましょう。

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