大型犬は2時間以上?「散歩でストレス解消」は逆効果

大型犬の散歩は2時間!?

こんにちは!

犬になりたい犬育ブロガーの瀧沢かいるーです。

今日は、大型犬の散歩時間についてです。

先日、Twitterからこんな質問を受けました。

「大型犬ミックスの子を里子に迎えたら、家の中で暴れてしまい、散歩も引っ張りまくりで、とてもやんちゃで大変でした。
トレーナーに相談すると、この子は体が大きくて運動量が必要だから散歩は1回に2時間行かないと足りないと言われ、そうしているのですがいっこうに落ち着く気配がありません」

この方はフルタイムの仕事をされていてご夫婦共働きなので、普通に考えれば留守番時間が長いこと、そして散歩の質が良くないのが原因ではないかと思います。
それに、里子に迎えてまだ数ヶ月とのことなので、新しい環境に慣れずに落ち着かないのは仕方のないことです。

しかし多くの場合、大型犬が落ち着きがないと言うと、「散歩時間を増やしてとにかく歩かせろ」「運動量が足りないからもっと運動させろ」というアドバイスが目立ちます。
ほとんどのトレーナーはそう言いますし、知恵袋などを見ていてもそういった回答が多いです。

見るたびにとても残念な気持ちになります。

一般的に、大型犬や、牧羊犬種や猟犬種などは、散歩時間は多くなければならず、運動量も多いと言われています。

何かしらのストレス行動(問題行動)があると、「散歩させろ」「運動させろ」と言っておけばいいというような風潮があります。

しかし何度も言っているように、犬にはもちろん散歩も運動も必要ですが、余計な散歩や運動はかえってストレスのもとになります。
どんな散歩をするか、散歩の質も重要になってきます。ただたくさん歩かせればいいというわけではありません。

うちの犬はどちらも牧羊犬種ですが、散歩は1回1時間にした方が上手くいきました。

アドバイス通り、2時間散歩させようと頑張っている飼い主さん、ぜひ読んでみて下さい。

大型犬は2時間散歩?

大型犬や牧羊犬種、猟犬種などは一般的に運動量が多く、たくさん散歩をさせなければいけないと思われています。

毎日たくさん歩かせて、トレーナーが言うように2時間散歩に行っているという飼い主さんは少なくないでしょう。

わたしも、以前はたくさん歩かせた方がいいと思っていました。

しかし、ドイツの犬の本を見ると、40~50分くらいがふさわしいと書かれています。

ドイツは大型犬が主流だし、犬用品も大型犬がメインなので、日本のように超小型犬を想定した話ではありません。

また、カナダの行動学者がドイツで講演した時に、何時間も歩かせるのではなく質が良ければ短時間の散歩でも十分だというのが常識で驚いたという話を書いています。

それでのんちゃんも1回2時間以上散歩に行っていたのを、1回1時間以内の散歩にしてみたら、ぐっと落ち着いたという経緯があります。

今、のんちゃんは40分~1時間くらいで、るーこは40分くらいですが、わたしがそうさせているのではなく、犬たちが自分でそうやって調整しているのです。
以前は3時間歩いても全然満足しなかったのんちゃんも、今では涼しい時期でも1時間も歩けば十分のようで、家に帰ってからは次の散歩までぐっすりです。

ご相談いただいた飼い主さんにも、同じようにストレスマネジメントをしてもらうと、少しずつ散歩時間が短くなり、それでも愛犬は満足しているという話を聞きます。

 

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はじめは調整してあげよう

興奮度が高いとやたらたくさん歩きたがるので、飼い主さんは散歩時間が足りていないのだと思って、もっと散歩時間を増やすことで解決しようとするでしょう。

しかしそれだとかえって逆効果で、帰宅してからも興奮が続き、家でも落ち着きがなく暴れたりしてストレスがかかってしまいます。

ある程度興奮度が下がって来てからも、散歩時間が長すぎると最後の方はグダグダになって犬が疲れてしまい、引っ張ったり突進したりということになりやすいのです。

なので、犬が自分で散歩時間を調整できないストレスマネジメントを始めたばかりのころは、飼い主さんが調整してあげないといけません。
1時間以内におさまるように調整してあげた方が、ストレスマネジメントには効果的です。

興奮度が高いと「そろそろ帰ろう」の交渉もなかなか聞いてもらえませんが、そういう時はまた5分くらい歩いてからもう一度交渉してみましょう。
最初はちょっと意固地になって自分の要求を通そうとするので、何度かそれを聞いてあげるとだんだんとこちらの要求も聞いてくれるようになります。

「1時間」にとらわれすぎない

散歩時間は1時間くらいがちょうどいいですが、1時間というのはあくまで目安です。

なので、はじめからきっかり1時間におさめようとしなくてもいいのです。

それまで2時間も歩いていたのを急に半分にしようとすると、かえってストレスになり、興奮が増してしまうとも限りません。

散歩時間を減らそうとすることにこだわるのではなく、まずはストレスマネジメントに集中して、ストレスが減っていけば散歩時間も少しずつ減っていくというように考えましょう。

のんちゃんの散歩時間が1時間でおさまるようになるまでには半年くらいかかりましたし、それからものんちゃんの気分によって1時間を超すことは今でもあります。
だからといってストレスが溜まっているとか、興奮しているというわけではなく、暑い時期になかなか思うように散歩に行けず、涼しくなって嬉しくてたくさん歩くということもあるでしょう。

「しばらく1時間におさまっていたのに、最近また1時間を超すようになってしまった」と心配のメールを下さる飼い主さんがいますが、時間にとらわれすぎないようにしましょう。

あまり時間にとらわれて「早く帰らなきゃ!」と思うと、その焦りが犬にも伝わって逆効果になってしまいます。
なので、「もう少し落ち着いたら短くなるよね」というくらいの気楽な気持ちでいましょう。

 

「散歩でストレス解消」は逆効果

犬のストレス解消には散歩が一番です!

というのにはわたしも同感ですが、散歩=運動と捉えて「たくさん散歩をさせましょう!」というのには反対です。

ストレスがない犬というのは1日の散歩時間が2時間以内で、24時間のうち20時間は寝ている生活をしているといいます。

のんちゃんもるーこも、まさにそんな生活をしています。
2頭とも毎日のまったり散歩と、畑や山での自由運動以外、運動らしい運動はしていません。
仕向ければ興奮して走るのでしょうが、そんなことをあえてしようとは思いません。

走らないからといって筋力が衰えたり、ストレスがたまることもないのです。

ちょっと走りすぎてしまった翌日は、いつもより起きている時間が長くてソワソワしているので、興奮してしまっているのだなと感じます。

あまり運動をさせ過ぎると、大型犬はかえって足腰を痛めます。

ストレス解消のために毎日10㎞歩かせていたら、犬だけでなく飼い主も体を壊したという話を聞いたことがあります。

犬が自由に動ける場所で、ロングリードで好きなようにまったり散歩させてあげ、あとは時々自由運動をさせてあげるだけで十分なのです。

運動や散歩でストレスを解消させようとするよりも、まずはストレスマネジメントで日々のストレスを取り除き、落ち着いて穏やかな生活が出来るようにしてあげましょう。

そうしてあげた方がよっぽどストレス解消になりますし、犬も飼い主もストレスのない生活を送ることが出来ますよ。

 

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おまけ

とうとう、我が家に不法侵入者がやって来る時期になりました。

愛すべき隣人?w
カメムシさんです。

これから窓を開けてなくてもいつの間にか部屋に侵入してきて、しかもベッドの布団の中に潜んでいるという変態ぶりを発揮してくれます。

1回、るーこが見つけて飛び掛かったんだけど、臭いにおいに撃退されて、以来見つけると距離をあけます。

のんちゃんはうっかりカメムシを触った母の手のにおいを嗅いで、転げまわるくらい悶えて嫌がってました。

犬にとってもあの臭いは嫌な臭いなんですね。

カメムシもカメムシで、犬たちに見つかるとそそくさと退散。

意外と素早い。

いつもティッシュでくるまれて外に放り出されています。

勝手に布団に入って来るような変態さんと同居は無理かな。

 

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