あれもこれもストレスの原因?犬のストレッサーは飼い主次第で回避可能

ストレスの原因は飼い主の努力で避けられるものもあるよ!

こんにちは!

犬になりたい犬育ブロガーの瀧沢かいるーです。

今日は、犬のストレスの原因についてお話します。

そういえば、犬のストレスについて詳しく書いた本があったなと思って、ここ最近家中探し回ってました。

見つからないな~と諦めかけていたのですが、千葉にいた頃の友人から「そういえば返し忘れていた本があったから送るね!」と連絡があり、送られてきた本が探してた本でした。
そういえば返してもらい忘れてたな…

どんなに親しい人でも本は絶対に貸さないのですが、この友人もわたしと同じくらい本を大事にしてくれるので、特別に貸したのです。

普段、本なんて絶対に貸さないから貸したことすら忘れてた。

その本っていうのが、〝Stress in Dogs″M.Scholz & C.Von Reinhradt,2007って本です。

著者はドイツのドッグトレーナーで、著者の経験的観察からの指摘になるので、行動学領域や獣医学領域からは異論がありそうですが、それでもとても参考になる本です。

日本でも犬のストレスやその原因について認知されてきているとはいえ、まだまだ獣医師や行動学者の間で十分に認知されているとは言えません。
わたしが通っていた専門学校での行動学や医学の授業でも、いまだに「犬のストレス」についてはほんのちょっとしか取り上げないそうです。

なので、「犬に優しい」が当たり前のドイツのトレーナーが犬のストレスについて考えるこの本はとても参考になります。

今回は、この本をもとに犬のストレスの原因についてお話します。

犬のストレスやその原因についていまいちわからないという飼い主さん、ぜひ読んでみて下さい。

ストレスの原因

本の著者が、ストレスの原因として挙げているものは以下の通りです。

  • 身体的機能の異常
  • 感覚器官の異常(耳が聞こえないなど)
  • 痛みに関連する異常
  • 発情
  • 睡眠不足
  • 疲労
  • 突然の環境変化
  • 親しい人、動物の死
  • 脅かされること
  • 何が起こるかわからない不安
  • 失敗
  • 厳しいトレーニング
  • アジリティ、ドッグダンス、服従訓練
  • 攻撃訓練
  • パピーパーティー
  • ドッグラン
  • 激しい遊び
  • 犬の周りでの暴力、怒り、いらだち、攻撃
  • 子ども
  • 多すぎる人の出入り
  • 興奮のしすぎ(嬉しい興奮も含む)
  • 追いかけっこ
  • 悪天候
  • サークル、クレート、屋外への隔離
  • 動物病院
  • トリミングサロン
  • 車での旅行
  • リードでつなぐなど自由を奪う
  • 孤独(家族からの隔離)
  • 多頭飼育
  • 気の合わない犬と暮らす
  • かまいすぎ、かまわなすぎ
  • 日常生活でルールが厳しすぎ、またはなさすぎ
  • 犬と人の相性が悪い

飼い主の努力で避けられるものも

ストレスの原因として挙げられているものの中には、病気になったり飼い主や同居動物の死、悪天候など、避けがたいものもありますが、飼い主の努力次第で十分に避けられるものもあるのです。

例えば、厳しいトレーニングやドッグダンス、アジリティなどのドッグスポーツは、飼い主がやらなければいいだけです。

服従訓練や攻撃訓練などをしている犬は、総じてストレスレベルが高く、特に攻撃訓練をしている犬は攻撃性も高いことがわかっています。

攻撃訓練(警察犬の襲撃訓練)は、攻撃性がある犬に対して、コマンドが出された時のみ攻撃するよう攻撃性をコントロールするために教えると、元警察犬のトレーナーであった講師が言っていましたが、
実際に訓練中の様子を見ていると、噛まれる役の人だけでなく、ハンドラーやトレーナーにもすれ違いざまに歯を当てたりするのが見られましたし、飼い主に聞くと日常的に攻撃性が高いということでした。

もともと攻撃性のない犬に攻撃訓練を教えたところ、噛むようになったというケースもあります。

アジリティやディスクなどのドッグスポーツや、ドッグダンスは、犬にとっては嬉しい興奮であることもあります。
しかし、その嬉しい興奮もストレスの原因になるのです。

他にも、パピーパーティーやドッグラン、トリミングサロンなど、飼い主が良かれと思って連れて行く場所がストレスの原因として挙げられています。
パピーパーティーの危険性については、ブログでも何度もお話してきましたね。
》パピークラスでする子犬の社会化の欠点

サークルやクレートに入れて家族から隔離するなど、飼い主がやりがちというか、当たり前にやっていることもストレスの原因になります。
狭い場所に閉じ込められ、家族から隔離されるというのは犬にとって大きなストレスとなってしまうのですが、サークル飼いが当たり前の日本ではほとんどの飼い犬がこのストレスに直面していることになります。
》ケージを使うのは誰のため?

閉じ込めずに外で飼えばいいかというとそうでもなく、鎖で繋いでしまっては自由が制限されストレスになりますし、家族から隔離されるという点でも良くありません。
》咬傷事故の原因?繋ぎ飼い・閉じ込め飼いのリスク

犬は家の中で、サークルに閉じ込めたりせず、どこでも好きなところへ行けるように、完全室内フリーで生活させてあげるのが一番良いのです。

お客さんが毎日のように来て人の出入りが激しかったり、車であちこち旅行に行くというのも犬にとってはストレスです。
観光地でお客さんがたくさん来るドッグカフェなんかで看板犬をさせられている犬のストレスは計り知れません。
》看板犬はストレスいっぱい?犬連れ旅行の実態

何が起こるかわからない不安によるストレスは、毎日決まった時間に散歩をしてご飯を食べ、規則正しい生活をしていることで解決出来ます。
飼い主の仕事が変則的だったりする場合も、ご飯と散歩の時間は出来る限り変えないであげましょう。

犬は20時間以上寝るのがストレスがない証拠だというお話をしましたが、飼い主がバタバタ動き回ったり1日中テレビやラジオをつけているなどの原因で、睡眠不足になることもストレスになります。
》睡眠時間は20時間以上!犬にとって「最もストレスのない生活」とは

難しいのが「子ども」です。

子どもの情操教育のために犬を飼うという家庭はたくさんあるでしょうが、子どもがストレスの原因になっている犬が多いのも事実です。

犬を飼うのであれば、まず親が犬に対して正しい接し方をし、それを子どもに教えなければなりません。
犬を飼うだけでは情操教育にはならないのです。
》「子どもの情操教育に犬を飼う」は大人の正しい知識が大前提

親がちゃんと教えてあげれば、子どもがいても犬のストレスにならずに済みます。

ストレスの原因をズラズラと挙げてしまったので、こんなにあるのか~と思った方もいるかもしれませんが、飼い主の努力次第で犬のストレスというのはいくらでも減らせるということも覚えておいてください。

 

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余力を蓄えておこう

飼い主の努力で減らせるストレスは可能な限り減らしておきましょう。

普段からストレスなく落ち着いた生活をしていると、避けられないストレスにさらされた時に対処できる余力を蓄えておくことが出来ます。

若いころは健康な犬でも、年をとれば様々な不調が出てきますし、病気になることは避けがたいことです。

しかし、それまでストレスいっぱいの生活をしてきた犬と、ストレスなく落ち着いた生活をしてきた犬とでは、そういった避けがたいストレスに直面した時にいかに落ち着いて対処できるかが違ってくるのです。

それまでもストレスいっぱいだった犬は新たに大きなストレスを抱えたことでイライラしやすくなるなどの問題が出てきますが、落ち着いた生活をしてきた犬は余裕があるので避けがたい大きなストレスにも案外落ち着いて対処出来ます。

厳しいトレーニングや激しいドッグスポーツはせずに、サークルやクレートに閉じ込めず、毎日規則正しい落ち着いた生活を送りましょう。

そうやってストレスのない穏やかな生活をすることで、いずれ来るかもしれない大きな避けがたいストレスに対処する余力を蓄えておきましょう。

犬にとってだけでなく、飼い主にとっても重要なことです。

年老いた愛犬の介護って、大変です。

介護生活が長く続くと、愛犬が死んだ時に、
「愛犬が死んでしまったのはもちろん悲しいし寂しいけど、正直、これで終わるんだって、ほっとする気持ちもある
って言う飼い主さんは多いものです。

わたしものんちゃんが7歳目前にして、将来の介護のことを考えるようになりました。

犬も長生きになっているのでまだ先のことだろうとは思うのですが、いつ来てもいいように、余力を蓄えておこうと思います。

 

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おまけ

ベッドでぬくぬくおやすみるーこ。

犬の寝顔ってさー、

見てるだけで癒されるっていうか、

どんなエナジードリンクにも勝るエネルギーっていうか、

見ると「よっしゃあともうひと踏ん張り!」って思う。

今日頑張れば、明日は休みなのです。

頑張る。

だいぶお疲れの瀧沢かいるーです。
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