犬たちにはお世話になっております。
こんにちは!
犬になりたい犬育ブロガーの瀧沢かいるーです。
今日は、犬たちには本当にお世話になっていますよね、というお話です。
犬と暮らしているという方、犬に「お世話になる」ということがよくあるのではないかと思います。
疲れている時にそっと隣に寄り添ってくれるとそれだけで元気になれたり、日当たりの良い場所にゴロゴロしてるのを見て癒されたり。
いてくれるだけで生きる力を与えてくれたり。
わたしは小さい頃から人付き合いが苦手でした。
でも、動物は大好きだったので、小さい頃から一緒に暮らしていた時は犬が一番の親友で、近所の犬や野良猫たちともよく一緒に遊んでいました。
猫はたまり場に行けば必ず誰かいたし、犬は当時は家の前に繋がれてはいたもののしょっちゅう脱走して自分で散歩をする子が多かったので、その散歩について行かせてもらったりしていたのを覚えています。
人間の友達がいなくて寂しい思いをしなかったのは動物の友達がいたからだし、彼らには本当にお世話になったなあと思います。
大人になっても、一緒に暮らしてるのんちゃんやるーこにはお世話になりっぱなしで、本当に感謝しかありません。
わたしは今でもそう思うのですが、大人になると、犬に対して「世話をしてやっている」というご主人様になる傾向があります。
あなたが大人になっても、犬たちがあなたにしてくれることは変わらないはずです。
犬たちに「お世話になっている」という感謝の気持ちを忘れてはいませんか?
そういえば子どもの頃の犬への気持ちを忘れてしまっていたという飼い主さん、ぜひ読んでみて下さい。
「一番お世話になっている相手」
小学3年生の頃、学校で「一番お世話になっている人」というお題で作文を書いた時、わたしは家で飼っていた犬のことを書きました。
「わたしの一番の友達はうちの犬のチャッピーです。チャッピーは雑種の犬で、色んなことを教えてくれます。
話し相手にもなってくれるし、初めての人が来た時に教えてもくれます。
散歩中に危ないところを教えてくれたりもします。
わたしが膝を怪我した時に舐めてくれて、一緒にいてくれました。
一番遊んでくれるのもチャッピーです。
風邪でご飯を食べる気がしなかった時に、チャッピーが自分のご飯を分けてくれたことがありました。
チャッピーは色んなことを教えてくれます。
困ったらこんな風にするんだよって教えてくれたりもします。
チャッピーには一番お世話になっています。」
子どもの頃から、犬たちへのこの「お世話になっています」という気持ちは変わりません。
チャッピーは本当に賢い犬で、毎日一緒に散歩に行っていました。
畑でリードを放してもどこにも行かないし、逆に「そっちは危ないよ」とわたしを守ってくれるような子でした。
わたしが子どもの頃は犬はリーダーになりたがって云々なんていう変な都市伝説はなかったので、変に構えずに対等な友達として接することが出来ました。
どこにおいしい野イチゴがあるか教えてくれたり、急な斜面を登りやすいところを教えてくれたり、ここは車が多いから危ないよと教えてくれたり。
野良犬だったのを家で飼われ始めたせいか中に人間が入ってるのかってくらい賢い子でした。
チャッピーから子どもの頃に教えてもらったことはたくさんありますし、大人になった今でものんちゃんやるーこから教わること、お世話になることはたくさんあります。
それはどの犬、飼い主さんも変わらないはずで、わたしたちは犬への「お世話になります」という感謝の気持ちを忘れてはいけないはずなのです。
誰のおかげで生きているのか?
ところが、世の中にはこんなことを考える人もいます。
飼い主を敬わない犬に対しては、もう一度、誰のおかげで生きていられるのか教える必要がある。
多くの人は一緒に暮らす犬への感謝の気持ちを忘れ、自分がどれだけお世話になっているかを棚に上げて犬に対して「お世話してやってる」という高慢な態度になりがちです。
犬がちょっと唸ったり吠えたり、噛みついたり、言うことを聞かなかったりすると「見下してる」だの「バカにしてる」だのと考え、自分の方がリーダーなのだと犬に教えようとするのです。
その上、「誰のおかげで生活出来ているのか教える」だなんて恩着せがましいにも程があります。
毎日同じ時間に必ず散歩に行けたりご飯をもらえたりすると犬は自分の方が偉いのだと勘違いする。
だからご飯や散歩の時間は毎日違う時間にする、と言っている記事もありますが、わけがわかりません。
極めつけはこれ。
「人間のさじ加減であなたの生活は決まるんだよ」と教えることで、人間に対してありがたみが湧いてくるのです。
犬に対するこの行為を可哀想だと思わずに、人間に媚びる生き方こそが犬本来の生き方なのだから、人間目線での判断は絶対にやめましょう。
もう、犬への感謝を忘れすぎだと思う。
犬の唸る・怒るという行動を人間目線で都合のいいように勝手に解釈して、「犬は人間を敬って当然」というこれまた人間目線の勝手な判断で犬にとってストレスでしかないことを押し付けようとしているのです。
犬があなたに対して唸ったり吠えたり、噛んだりというのは、あなたが犬への感謝を忘れて、自分本位で振舞ってしまっているからです。
犬への感謝を忘れず、犬の意思を尊重し、犬本来の生き方(この記事の作者が言うようなものではなく)が出来るよう配慮してあげれば、犬だってあなたを尊重してくれます。
それを「誰のおかげで生きていられるのか」なんて偉そうに高慢な態度でいてはいけません。
そもそも、「誰のおかげで生きていられるのか」を考えるのはわたしたちではないでしょうか。
普段、どれだけ犬のお世話になっているかを考えてみましょう。
もとになった記事は見つけられなかったのですが、コチラの記事で内容について詳しく書いています。
真向から批判します「誰のおかげで生活出来ているか」考えよう
いてくれるだけでありがたい
特に犬の場合は「お世話してやっている」という考えになってしまうことが多いように思います。
自分がお世話になっていることを忘れてしまうのでしょう。
「犬はしつけをしないといけない」「人間が上に立たないといけない」という思い込み関係しているでしょうし、リーダー論にも影響を受けているのでしょう。
でも、多くの人は自分や家族のために犬をお迎えしたのですから、もっと犬に対して感謝してもいいと思うのです。
「いつもありがとね」という感謝の気持ちでいれば、自然と接し方も丁寧になるでしょうし、敬意も払うようになります。
犬の方を見もせずにリードをグイグイ引いて歩くなんてこともなくなるでしょうし、言うことを聞かせようとやっきになることもないはずです。
現代社会では何かとストレスがたまるので、そのイライラした気持ちのまま犬に接してしまうこともあるでしょう。
癒しのために犬を飼ったという人も少なくありません。
犬たちは、そんなイライラした気持ちも受け止めてくれるのです。
疲れている飼い主に寄り添ったり、膝にのったり、一生懸命舐めてくれたり。
そんな風にされると本当に助かるし、いてくれるだけでありがたい存在です。
そんな犬たちの優しさのあぐらをかかず、こちらも「いつもお世話になっています」という感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。
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♪おまけ
夏本番って感じで暑いけど。
でもまだ、窓全開に扇風機で何とかなる暑さです。
去年の今頃は冷房入れないと暑さで気持ち悪くなるくらいだったんですけど。
冷房入れずに扇風機だけで昼寝してたら熱中症になりかけたこともありました…
甘えたるーこも、さすがに寝る時ベッドには上がってこなくなりました。
床にでーんと寝転んで寝てます。
のんちゃんは昨日の夜中、ベランダの網戸開けてくれ~と言うので開けてあげたら、そのまま朝までベランダで寝てました。
蚊が……入ってきて大変だったよ。
蚊取り線香焚いてたけども、入って来る時は入って来るんだね。
同僚が、ベランダに蚊蓮草おいとくと蚊が入ってこないよって教えてくれました。
聞いたことあるけど…わたし植物とか普通に枯らすんですよね。
小学生の時、夏休みの朝顔観察で、妹と同じ条件で育ててたのにわたしの方が先に枯れたし。
サボテンすら枯れたし。
植物はダメなんだと思う。
はじめまして。私は海外在住ですが、いつもとても共感しながら読ませて貰っています。
日本と違って、犬をケージやクレートに入れて育てる家は見たことが無いですし、他の犬や人間に危害を与えないのであれば、ノーリードで歩いても特に何も言われません。なので我が家の愛犬も生後45日で我が家に来てから、ずっと室内フリーです。あと、社交性を身につける為、毎日犬種も大きさも性別も年齢も違う10頭程の犬と一緒に1グループになって、トレーナーが散歩に出します。トレーナーと言っても、トレーニングするわけではなく、山や公園に連れて行って、ノーリードで自由に遊ばせるのです。他の犬と遊びたい犬はじゃれ合ったりかくれんぼしたり走り回ったり、ゆっくりまったりしたい犬は自由に匂いを嗅いだり穴掘りしたり、それぞれが毎日2時間程広い場所で自由に過ごします。もちろんトレーナーとのお散歩以外に、飼い主とも毎日散策に出ます。犬連れで行ける場所も多いので。
これは飼い主によって様々ですが、我が家は拾い食いOKなので、美味しそうな物があれば喜んで道端で食べてます。
子犬の頃から毎日こうやって過ごすと、家の中ではずっと寝てます。とても穏やかです。
やっぱりストレスは犬にとっての天敵だなーと思います。たまに問題行動を起こす犬を見ますが、飼い主さんと話すとストレスが原因だなーと思います(中にはトラウマが原因と思われるケースもありますが)。
今回の記事を読んで、うちのワンコは大人しいですが、心のどこかで、「犬にあれこれしてあげている」感が私の中にあったのは確かなので、ハッとしました。
いつもお世話になっているのは、確かに私です。これからも愛犬に対して感謝を忘れずにいなきゃなと思いました。
(毎日会うボーダーコリーの男の子がいるのですが、頭が良すぎてビックリさせられる事が多いです!)
バオさま
はじめまして。コメントありがとうございます。
わたしはオーストラリアで研修を受けた時、日本とはあまりに違う犬への自由な接し方にとっても驚いたし、カルチャーショックでした。
犬がしたいことを最大限認めているというか、犬の意思を尊重した接し方をみんな自然と出来ているな~って感じました。
犬を広い場所に連れ出して遊ばせてくれるサービス、聞いたことがあります。
そういうのがあるだけで、日本のように家の中に閉じ込められっぱなしの犬のように興奮しやすかったり吠えやすかったりということがずいぶんなくなりますよね。
ただ日本人って、そういう便利なサービスがあると任せっきりになって、自分では犬の散歩をしなくなりそうだな~っていうのが心配です。
そうやって面倒なことは便利なサービスに任せてしまうところが日本人の悪い癖ですよね。
ストレスは犬の天敵っていうのは、自分の愛犬を見ていても、相談を受けていても思うことです。
何でもかんでもストレスの原因にすると「それだけじゃなくてしつけも必要でしょう」と言われることもありますが、しつけそのものが犬にとってはストレスになるんですよね。
自分でのんちゃんのまったり犬育をやってみて痛感しましたが、下手なしつけやトレーニングをするよりもストレスをなくす努力をした方がずっと大人しく安定して、一緒に暮らすのが楽な犬になってくれます。
「してあげている」って感情、やっかいですよね。
確かに飼い主さんが犬に対して色々手を焼いてあげないと、犬は生きていくことはできないけれど、でも決してそれだけじゃない。
犬がわたしたちに与えてくれるものって、飼い主が犬に与える食事とか水とか、散歩とかみたくわかりやすく目に見えるものではないんですよね。
だから飼い主側が意識しないと、犬に与えっぱなしで犬からは何ももらってないって思いがち。
だからこそ感謝の気持ちを忘れてはいけないんだなと思います。
ボーダーは確かに頭が良いですよね。トレーニング云々とかではなく、人間みたいに考えてるなって思うことがよくあります。
普段ぼーっとしてる我が家ののんちゃんも、時々びっくりするくらい人間的思考をするので驚きます。