こんにちは!
最近、肩が凝って仕方ないのは犬と一緒に寝ているせいだと言われた犬になりたい犬ブロガーの瀧沢かいるーです。
犬に挟まれて寝ているせいで寝返りが出来ないせいだと言われました。
言われましたが、犬と寝るのをやめるつもりはありません。
さて今回は、犬のしつけの「一貫性」のお話です。
犬のしつけは一貫性をもって行うこと、というのは犬の飼い主ならば誰もが知っていることだと思います。
しかし、これって案外出来ていない人が多かったりするのです。
「わたし、ちゃんと出来てます!」
ってあなたも、うっかりやってしまったことで一貫性がなくなってしまっているかもしれません。
目次
一貫性とは
そもそも一貫性とは、辞書によると、
最初から最後まで矛盾がなく、同じ態度を持続すること
だそうです。
つまり、犬のしつけは最初から最後まで矛盾がなく、同じ態度を持続して行わなければならない、ということです。
うっかりやりがちな「一貫性」のないしつけ方
ころころとしつけ法を変える
愛犬に何か困った行動が現れた時に、ネットなり本なりで調べた方法を試し、なかなか上手くいかないので別の方法に変える、というのはよくあることだと思います。
でも、これって一貫性を持ってしつけを行えている状態でしょうか?
極端に言えば、「犬は叩いてしつけましょう」と謳う方法から、「犬は絶対に叩いてはいけません」と謳うしつけ法に変えた状態です。
ちょっとネットで調べると、同じ「吠えを直す」とか「咬みを直す」という方法でも数えられないほどの方法があります。
どれがいいのかわからないと悩んで、とりあえず良さそうなものをいくつかリストアップし短期間ずつ試してみようとなる気持ちはわからないでもありません。
わたしも、以前うちのボーダーコリー(以下ボダ子)に、違う方法を短期間ずつ試したことがありました。
しかし、結果的にボダ子を混乱させてストレスを与えてしまっていたのです。
どんな方法も、短期間で効果が出るというものはありません。
なかなか良い効果が見られないからといって、ころころとしつけ方法を変えるのはやめましょう。
トレーナーを頻繁に変える
評判の良いトレーナーに通っては短期間で辞め、また通っては辞めるという、いわゆるトレーナーショッピングを繰り返すのも、一貫性がない状態です。
トレーナーは、それぞれコンセプトが違います。
使う道具や犬への接し方、信念まで、トレーナーの数だけ違いがあるのです。
それを頻繁にトレーナーを変えて、違うトレーナーから違う方法を習うというのは犬にとってストレスです。飼い主も混乱することでしょう。
もちろん、通ってみたら思っていたしつけ方と違って、自分には合わない、ということもあると思います。
そうならないためにも、事前にトレーナーについてできる限り調べておく必要があります。あなたの大切な愛犬の今後を左右するのですから、実際に通う前に調べておいて調べすぎということはありません。
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数あるしつけ法のイイトコ取りをする
世の中には本当に数え切れないほどのしつけ法があります。
それこそ、飼い主の数だけしつけ法があるんじゃないかってくらいです。
「色んなしつけ法があって、それぞれ長所と短所があるのだから、イイトコ取りをすればいい」
という意見もあります。
わたしも以前はそう思っていました。
しかし、ちょっと待って下さい。
そうやって全くコンセプトの違うしつけ法のイイトコ取りをした場合も、一貫性がないということになりはしないでしょうか。
例えば、「犬を叩いてしつける」方法からは、犬が痛みと恐怖によって人の言うことを聞くようになるという長所(?)を取り入れたとします。
「犬にご褒美を与えて褒めてしつける」という方法からは、ご褒美効果により犬が言うことを聞くようになる、という長所を取り入れたとします。
何か矛盾を感じませんか?
多くのしつけ法には、それぞれ違った目的、コンセプトがあるのです。使う道具や、犬への対応も様々です。
目的もコンセプトも違うしつけの「イイトコ取り」をしたところで、それは矛盾だらけの一貫性のないしつけ法になってしまうのです。
一貫性を持って愛犬をしつけるために
あなた自身、信念を持って愛犬に接することです。
これに尽きます。
わたしは自分で言うのもアレですが、自分なりの信念を持って愛犬たちを育てています。過去には色々とやらかしましたが…
しつけ法を変えるのが必要な時もあります。
しかし、揺るがぬ信念さえ持っていれば必然的に一貫性も着いてくるのです。
ちなみにわたしの信念は「犬は友達」です。
しつけ方法やトレーナーを選ぶ時も、自分の信念に沿っているかで選ぶといいですよ。
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