「犬への強い思い」が客観的な判断を曇らせる

犬に対する「強い思い」が客観的な判断の邪魔をする。

こんにちは!

犬になりたい犬育ブロガーの瀧沢かいるーです。

最近、涼しい日が続きましたが、今日は久しぶりに暑かったですね…

やっと涼しいのに体が慣れたのに、こう急に暑さが戻ると、
体がついていきません。

犬たちも、昼間何度も寝苦しそうに寝場所を変えていました。

体への負担や疲労も考えて、今日の夕食も豚レバーでした。

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さて今日はまず、フリー写真のサイトからいただいてきた、
コチラの写真をご覧下さい。

この写真を見て、可愛いと思う人はどれだけいるでしょうか。

残念ながら、わたしには可愛いとは思えず、むしろ可哀想な気さえしてきます。

とてもストレスがかかった顔をしていて、ションボリして見えてるのです。
「いやだよ」「やめてよ」という声が聞こえてきませんか?

犬の表情の読み方がわからない、という相談をよくいただきます。
(8/22現在、無料メール相談は休止中です)

わたしたちは人間の表情を見る時に、全体的な印象で一瞬のうちに、
だいたいの相手の気持ちや気分を読み取るものです。
犬の場合は同じなのです。

人間は主に目を見て判断しているようですが、この写真の犬も、
悲しそうな目をしていることがわかるのではないでしょうか。

毛が短い犬は眉間の皺などもっとはっきりとわかりやすいのですが、
毛が長くても問題ありません。

目をよく見れば、全て物語っています。

口元もきゅっと結ばれて、緊張しているのがわかります。

今にも「キュンキュン」と悲しげな泣き声が聞こえてきそうではありませんか。

このように、会ったこともない犬であれば、客観的に見られるという人は多くいます。

しかしこれが自分と関係のある犬、自分の愛犬ともなるとそうもいかなくなってしまい、
気持ちの読み間違いが起こってしまうのです。

なぜ、愛犬の対して気持ちの読み間違いが起こってしまうのでしょうか?

それには飼い主側の犬に対する「強い思い」が関係しています。

▼合わせて読みたい
犬の気持ちの読み間違いは「願望」と「思い込み」が原因

 

犬への強い思いが目を曇らせる

自分の愛犬の気持ちがわからない、という相談はよく寄せられます。

一緒に暮らしている犬のはずなのに、なぜ気持ちがわからないのか。
その問題を考えている内に、飼い主が持つ「犬への強い思い」が目を曇らせて、
正確に判断出来なくなっているのではないか、と思いました。

自分の愛犬の場合、「毎日ちゃんとご飯もあげているし、暖かい寝床も用意しているし、
きちんと散歩にも連れて行ってたっぷり愛情を注いでいるのだから、
犬は幸せに違いない」と飼い主は思い込むでしょう。

というか、そう思いたいのではないでしょうか。

だから、実際には犬にそのフードが合わなかったり、寝床の素材や場所が気に入らなかったり、
散歩で興奮しまくってちっともリラックス出来ていなかったり、
いつもかまわれすぎてうっとうしいと思っていて、ションボリ顔をしていても、
それに気づかない、あるいは認めようとしないのです。

のんちゃんは今でこそだいぶ穏やかな顔をするようになりましたが、
ストレスマックスだった頃はずっと緊張した顔をしていました。

ストレスが高い犬はそんなにすぐにはいい顔にはならないのですが、
どうしても「早く幸せになってほしい」という思いから、客観的に見られなくなってしまいがちなのです。

里親募集サイトにも要注意

この「強い思い」による気持ちの読み間違いは、
新しい飼い主を探す里親募集サイトの写真を見ていても感じることがあります。

白目を出して体を硬直させ、怯えた顔の犬に対して、「大人しくて飼いやすい犬です」とか、
耳が水平になって固まっているのに「落ち着いて抱っこされる子です」とか書いてあるのを見るたびに、
強い思いによって目が曇ってしまっているとしか思えないのです。

実際、里親になったはいいけれど、家に連れ帰ったらまったく人慣れしていなかったとか、
常にビクビクしていて人から逃げ回るなどということが多く起こっているのです。

本格的なリハビリが必要な犬を、全く犬と暮らしたことがない人が引き取ったというケースでよく見ますが、
なぜそんなことが起こるのかと考えると、最初の犬の性格評価の時点で大きな間違いが起きているのです。

これでは犬も人間も幸せにはなれないでしょう。

▼合わせて読みたい
「しつけ」の正しい意味とは?里親募集の「しつけ済み」に要注意

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トレーニング中にも要注意

それから、人間側の「強い思い」というのが最も発揮されるのが、
犬のトレーニングの最中です。

犬のボディランゲージについて語るトレーナーは、なぜいつもストレスいっぱいの顔をした犬の写真を
自分のサイトにアップしているのだろうと、いつも不思議でした。

トレーニング風景の写真を見ると、犬たちは必ずといって良いほどストレスシグナルを出していて、
ションボリした顔をしているのです。

これもまた「おやつを使っているから犬は喜んでいるはずだ」とか、
「無理なトレーニングはしていないから大丈夫。だって犬にはトレーニングが必要なのだから」などという思いが、
犬たちの姿を見えなくさせているのでしょう。

例えばタレント犬というのは、少し前までは厳しい訓練によって言うことを聞かせていました。
しかし今はおやつを使って楽しみながら行動を教えていくので、犬も喜んで
撮影に協力するようになったなどと言うのです。

ところがテレビや写真に写っている犬たちの顔を見ると、不安そうな顔、緊張した顔、
ストレスがかかった顔のオンパレードです。

だからわたしは、犬が出てくるドラマや映画は見られないし、見たいとも思わない。

そもそも人間の娯楽のために犬を使うという考え方が大間違いなのですが、
仮にそこは譲ったとしても、犬が嫌がっているという事実は見過ごせません。

▼合わせて読みたい

それがわからなくなってしまうのですから、思い込みというのは恐ろしいものです。

 

客観的に犬の気持ちを理解しよう

犬の気持ちを理解するというのは、犬と良好な関係を築き、
友達になるためにとても大切なことです。

しかし、このように「強い思い」や、こうあって欲しいという「願望」、
うちの子はこうだろうという「思い込み」などが邪魔して、
気持ちの読み間違いが頻繁に起こっています。

その結果、気づいた時には修復が難しいほどの溝が犬との間に出来てしまっていたり、
ずっと気づかないままでいてある日犬に我慢の限界が来てしまう、
といったことが起こるのです。

犬と接する際に、願望や思い込みといったものは一切捨てましょう。

客観的に、そして、自分だったらこんなことをされてどう思うかと考えながら犬を見て、
犬の気持ちを正しく理解してあげましょう。

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おまけ

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