お散歩マニュアル実践編:まったり式ゆる~いツケで歩こう

お散歩マニュアル第四弾!まったり式ゆる~いツケの練習!

こんにちは!

犬になりたい犬育ブロガーの瀧沢かいるーです。

お散歩マニュアルも今回で第四弾!

今回は、まったり式のゆる~いツケの練習です。

時々、いかにも「ザ・トレーナー気質」っぽそうな飼い主さんが、犬のリードを短く持って、脇にピッタリとツケをさせて、
まるで軍隊のように行進していうるのを見かけますが、まったり式で目指すのああいうツケではありません。

ゆる~く、なんとな~く、付かず離れず飼い主のそばにいて、リードを引っ張らずに、リードがなくても離れすぎたら自分でちゃんと戻って来る、そんなツケとも言えないようなゆる~いツケを目指します。

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まったり式の「ツケ」とは

「ツケで歩く」いわゆる脚側行進って、あなたはどういうイメージをお持ちでしょうか。

恐らく、飼い主の左側にピタッとくっついて、軍隊みたいに歩いている犬の姿を思い浮かべるのではないでしょうか。

オビディエンストレーニングとか、従来の服従訓練ではそうです。わたしも学校のトレーニング授業で習ったのはこのやり方でした。

脇目も振らず、ただただハンドラーに合わせて歩き、ハンドラーが止まったら一緒に止まって、ちょっとでも前に出ればジャークされて、時々意味不明な方向転換をされるので一時たりとも気が抜けない。

アイコンタクトをしないといけないので自分で前も見られない。

犬にとっての「ツケ」ってこんな感じです。

しかし、まったり式でのツケはこれとはまったく違います。

リードの範囲内で、なんとな~く飼い主のそばにいれば、それでOK。

リードの範囲内であれば匂い嗅ぎしようがゴロゴロしようが、枝や葉っぱをくわえようが、何をしてもいい。歩くのも、飼い主の左側でも右側でも、前でも後ろでもいい。

ただ、リードが張らない範囲内にいればそれで十分。

だって日常生活でそれさえ出来れば十分だよね。

逆に軍隊のように脚側行進してくれないと困ることってないと思うんですけど、どうでしょう。

狭い道で人や犬とすれ違う時はどうするのかと聞かれますが、人や犬と落ち着いてすれ違えない犬をそんな状況においてはいけないし、自然たっぷりの落ち着いた場所でやるのが犬の散歩です。

はじめは広い場所でなんとな~くツケが出来るように練習して、狭い道でのすれ違いをやるのはもっと後の話です。

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ゆる~いツケの練習

ゆるいツケの練習には、前回お話した「オイデ」がある程度出来るようになっている必要があります。

「オイデ」の復習
  • まず、リードが張ったらそこでしっかりとリードを固定します。そして、頭と体を行きたい方向に向けます。犬がコチラを見た瞬間にタイミング良くその方向に歩き出します。
  • なかなかこっちを見ない犬に対しては「オイデ」や舌打ちなどの合図を出してもいいでしょう。
  • 犬が一緒に歩いてついて着いてきてくれたら「いい子」と小さな声で軽く褒めます。
  • 犬に必ず来させようとは思わず、反応が少し遅れたり、なかなか来なくても少し待ってあげてからもう一度「オイデ」と優しく声をかけると案外聞いてくれます。

このボディランゲージによる「オイデ」の合図に、すぐにでなくてもいいので、犬が反応してくれるようになったらそれをツケに応用します。

用意するものはハーネスと3mのロングリード。

練習する場所は、何度も言いますが人や犬や車が来ない穏やかで落ち着いた、草や木がたくさんあって匂い嗅ぎがたっぷり出来る場所です。

そういった場所で、ゆっくり歩いて犬に匂い嗅ぎをさせつつ、基本は犬が行きたい方向について行ってあげます。

しかし、たま~に、歩きながら頭と体を違う方向に向けてそのままゆっくり歩いて下さい。「オイデ」のボディランゲージを理解している子は、「あれ?」と言う感じでなんとな~く着いて来ます。そこで、軽く小さく「いい子」と呟いて褒めてあげます。

それを何度か繰り返していると、犬はなんとな~く意識のどこかで飼い主に注意を払ってくれるようになるので、リードの範囲内で歩くゆる~いツケが出来るようになります。

アイコンタクトはしない

またこの時、アイコンタクトをする必要はありません

犬は、リードの範囲内でなら自由に歩いて良いという最低限のルールだけ守ってくれればいいので、そこにアイコンタクトはいらないのです。

自分でしっかり前を見て、気になるものや苦手なものがないかを確認させてあげましょう。

アイコンタクトをすると、それだけで何だかできの良い犬に見えるし、犬と心が通じ合っているように感じるのでやりたがる飼い主さんは多いですが、自分が常に誰かと手を繋いで歩き、歩いている間中ずっとその人の方を見つけ続けていなければいけない、という状況を想像してみて下さい。

例えいつも歩いている道であろうと、自分で周りを見て安全を確認出来ないというのはそうとうな恐怖です。

アイコンタクトをしなくても、飼い主のことが好きな犬はちゃんと意識のどこかで飼い主に注意を払ってくれています。

 

ゆるゆるツケの動画

まずはのんちゃんの超マジメなツケの動画。

ばっちりアイコンタクト左ツケで全然ゆるくないですが。かつてのオビディエンストレーニングの名残です…

いつもはもっとゆるゆるで何とな~くわたしの周りを歩いてる感じなんですけどね。カメラなんて普段あまり使わないもん使ってるから、「あらちゃんとしなきゃいけないの?」って気を遣ってくれたらしい。

ツケの練習ではないけれど、るーこのゆるゆるまったり散歩もどうぞ。

途中でるーこが木と垣根の間を通り抜けた時に、リードがからんでしまってますが(片手操操作ゆえに)、るーこはあまりこういうのを根に持たないので楽です。

のんちゃんだったら「ママにリード引っ張られた…」ってしばらくシュンってなります。けっこう繊細。

画面右側に芝生があって、そこでゲートボール大会が開かれてて人がたくさんいたんですが、特に気にすることもなく落ち着いて歩けました。

大勢人がいたり、途中で近くから聞こえてくるシャッターの開閉音にも以前は吠えてたんですが、そういうのを回避しつづけている内にいつの間にか距離があれば平気になっていたるーこです。

 

軍隊の行進は必要ない

先ほども言いましたが、「ツケで歩く」と言うと、犬がピッタリと飼い主の脇に張り付いて、軍隊の行進のように歩くいわゆる脚側行進を思い浮かべる人が多くいます。

動画サイトで「犬 ツケで歩く」などと検索しても、ヒットするのは軍隊行進の練習をしているトレーナーと犬の動画がほとんどです。

動画に登場する犬たちは首を吊られるほどに短くリードを持たれ、ゼエゼエ言いながら必死にトレーナーに付いていき、ちょっとでもトレーナーのペースと合わなくなると容赦なくガツンッ、とジャークをされているので本当に可哀想でなりません。

チョークチェーンを付けられる時にブルブル震えているプードルの動画があったのですが、なぜかトレーナーは「これからトレーニングが始まるのを楽しみにしている」と解釈していました。

多分、尻尾をブンブン振っていたからだと思いますが、尻尾を振っていると言っても大きく左よりに振られており、ブログを読んで下さっている方はご存じかと思いますが、尻尾を大きく左に振るというのは犬の不快な感情を表しています。

尻尾を振る+ブルブル震えている、という状態を、トレーニングを楽しみにして武者震いしていると都合が良いどころではない解釈をするトレーナーがいるんだから本当に信用なりません。

ちゃんと犬の顔を見てあげれば、あんな悲しそうに怯えた顔をしているのに「楽しみにしている」なんて絶対に思わないでしょう。

そもそも、この軍隊行進をさせることに何の意味があるんでしょうか?

犬を思い通りにしたいという自分の欲求を満足させ、周りから「あの犬はしつけの出来たいい犬だ」と思われたいだけじゃないの?

普通に考えればこんなものが犬にとって何の意味も持たないというのはわかると思うのですが。

誰かにこうするのが正解だと言われて、それを信じてトレーニングしていると言うのなら、今すぐやめるべきです。

リードがなくてもツケが出来るように

また、まったり式ツケのいいところは、リードがなくても犬がなんとな~くそばにいてくれるようになることです。

常にリードをつけて、犬が離れたらジャークしてツケをさせているような方法だと、リードを外した途端に犬がピューッと走って行ってしまってそのまま戻って来ない、なんてことが度々起こります。

軍隊の行進トレーニングをされているような犬は、だいたいが飼い主に厳しくされていますし、行進中はいっときも気が抜けないのでストレスも溜まります。そんなことをしてくる飼い主が好きであるはずもありません。

リードを外されて自由になったら逃げ去っていくのも当たり前だよね…自業自得。

しかし、常に犬の自由を最大限保証して、なんとな~くそばにいればそれでいいよ、というような散歩をしていると、リードがついていても外れていても犬の散歩の環境に大きな差はありません。

また、自由を最大限保証してくれる飼い主のことは多くの犬が好きでいるでしょう。

好きな飼い主のことであれば、リードがなくてもあっても犬は常にどこかで気にしますし、離れすぎたなと思えば戻って来たり、その場で待っていたりしてくれるので、それが自然とまったり式ツケになるのです。

 

最後に

今回ご紹介したポイントは以下の通り。

  • 軍隊の行進は必要ない。なんとな~く飼い主のそばにいればそれでOK。
  • 「オイデ」のボディランゲージを応用して「ツケ」を教える。
  • アイコンタクトはしない

このまったり式「オイデ」と「ツケ」を組み合わせて、まったり散歩をしていきます。

次回はまったり散歩に欠かせない、ハーネスとリードのお話。

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おまけ

今日はとっても暖かかったですね!犬たちのほっつき歩き(散歩)も超ロングでした。

いつもの公園でふと見たらマズルが泥んこになってたのんちゃん。

のんちゃんはこう見えて?泥んこ遊びが好きなので、これからドロドロになる季節ですね。

泥んこになっても可愛いよ。

家に帰る頃には泥も乾いて落ちるから、やれシャンプーだお風呂だのしなくても平気。

るーこは大好きなドングリを見つけて一人遊び。

ドングリなら何でもいいわけじゃなくて、るーこなりのこだわりがある模様。未だに飼い主は基準がわかりません。

暖かいのはいいんですが、わたし春のこの暖かさが苦手なんですよね。こう、もわぁ~っていうか、のぼせそうな暖かさ。だったらまだ夏のカンカンピカーな暑さの方が耐えられる。

花粉も相まって春って苦手な季節です…
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