呼び戻しはタイミングが大事。
こんにちは!
犬になりたい犬育ブロガーの瀧沢かいるーです。
昨日、新しい靴が欲しいなんてここに書きましたが、
今朝の散歩で靴擦れしました…
靴が型崩れしちゃってるのか、変なところに当たってしまったみたい。
今の靴ももうじきはき続けて1年になるのですが、
長野に引っ越してきて以来、山道やら獣道やら歩くことが増えたので、
靴がボロっちくなるのも早いですね。
こうなるともはや消耗品ですが、安い靴は買えないのが痛いところです。
しかし犬たちと楽しくお散歩するにはやはり靴が大事なので、
ちょっと頑張ってまた高くてもいい靴を買おうと思います。
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呼び戻しはしつけの中でも最も重要と言われています。
この点にはわたしも賛成です。
というか、日常生活では呼び戻しさえ出来れば十分だと思っています。
余計なオスワリやらフセなんかよりもまず先に、飼い主さんには呼び戻しを教えていただきたいのですが、
なかなか上手く出来ないという飼い主さんも多いようです。
上手くいかない原因の一つに、タイミングが悪いということが挙げられます。
そこで今回は、どのタイミングで呼び戻せば犬が戻って来やすいのか、お話します。
呼び戻しはタイミングが大事
涼しくなってきたので、犬たちを連れて広い原っぱや河原に行くことも増えたのですが、
そこでノーリードにして歩いていると、どっちかが道草をした時に呼ばなければいけないことがあります。
基本的にわたしのそばからあまり離れないのんちゃんと違い、るーこはあっちこっちの茂みに頭を突っ込んでみたり、
干からびたミミズを探したり、穴を掘ったり、マツボックリをくわえてみたりと忙しいのです。
るーこだけで散歩の時は待ってあげるのですが、のんちゃんが一緒の時は、
歩みを調整するために時々呼ぶことがあります。
呼ぶと、るーこはすぐに戻って来てくれるのですが、それはるーこが戻って来てくれそうなタイミングで呼ぶからです。
呼び戻しが上手くいかないという人は、呼んでも犬が戻って来ないだろう、
というタイミングで呼んでしまっていることが多いのです。
匂い嗅ぎや穴掘りなど、犬が何かに没頭している時には呼ばない、というのが基本です。
呼ぶのは、犬の集中がふと途切れた時です。
例えば、匂い嗅ぎをしている時なら、その場所の匂いを嗅ぎ終えて、
別の場所の臭いを嗅ごうと頭を上げた瞬間を狙います。
そういう時に、「オイデ」と呼んでこちらに注目させ、頭と体を行きたい方向に向ける、というやり方です。
そのまま歩き出してしまってもいいでしょう。
リードの届く範囲で歩いている内に、付いてきてくれることもあります。
呼び戻しも失敗させない
簡単なことから練習する
犬に何かを教える際に「失敗させない」ことが大事だと何度も言っていますが、
呼び戻しについても失敗させないことが大事です。
鳥や小動物を見つけた時とか、他の犬を見つけた時など、突進する前に舌打ちなどで飼い主に注意を向けさせて、
それに続けて呼んでみましょう。
しかしこういう時の呼び戻しというのは難易度が高いので、何もない時に上手に出来るようになってからにした方がいいです。
突進してしまってからでは更に難易度が上がってしまうので、突進する前に呼ぶようにします。
どうも、散歩中の飼い主さんを見ていると、犬が突進してから慌てて大声で呼んで、
上手くいかないという人が多いように思います。
突進する前に呼ぶことを繰り返していると、その内、うっかり突進してしまってからでも、
戻って来るようになります。
練習はリードをつけて行いますが、タイミングが良ければリードなしでも戻って来ます。
リードに頼りすぎないというのも重要です。
まずは興奮を鎮める
ドッグランなどで爆走している犬をいくら呼んでも戻って来ないというような光景を見ますが、
興奮状態になればなるほど呼び戻しは難しくなります。
なので、まずはまったり歩いている時に出来るようになりましょう。
ちなみに爆走している犬の場合は、飼い主がフリーズしたりしゃがんだりして、
カーミングシグナルを出し、犬が落ち着いてきたところで呼ぶと上手くいきます。
わたしはいつもこの方法を使います。
大声を上げたり、命令したり、おやつを出したりというやり方もありますが、
これが一番よく効きます。
しつけ教室などでは、わざと犬を興奮させておいてからフセなどをさせて、
落ち着かせるための練習などと称していることがありますが、わたしはこういうやり方は嫌いです。
これは意外と副作用があって、いくらフセをさせても犬の興奮は静まらないことが多いのです。
確かにフセはカーミングシグナルの一つですが、自分の意思でフセをするから意味があるのであって、
人に命令されてやったフセでは何の意味も持たないということです。
▼合わせて読みたい
「オスワリ」も「フセ」もしつけではない
犬には犬の言葉を使うのが一番効果的なのです。
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やたら呼ばない
それから、やたら呼ばないというのも大事です。
犬がいつでも呼びかけに応じるか確かめるために、何の用もないのにむやみに呼びすぎて、
結果犬が呼んでも来なくなるということがよくあります。
何の用もないのに呼ばれるというのは犬の来る気をなくしてしまいます。
人間だって、何の用もないのに呼び人のもとには、
だんだん呼ばれても聞こえないふりで行かなくなりますよね。
犬も同じで「どうせまた呼んだだけだろう」と、だんだん呼ばれても無視するようになります。
呼ぶのは本当に必要な時だけでいいのです。
犬は飼い主の声音から、今本当に行かなければいけないのかどうかをわかっているので、
本当に必要な時はちゃんと来てくれます。
用もないのに呼んで練習する必要はないのです。
▼合わせて読みたい
コツはむやみに呼ばないこと?「オイデ」の正しい教え方
呼び戻しの正しい教え方
よく、呼び戻しの正しい教え方というのを聞かれるのですが、実はこれといった教え方というのはないのです。
強いて言うのなら、犬が自然とそばに来た時に喜ぶということくらいでしょうか。
特に子犬は、歩いている人間の後をくっついてくるという習性を持っています。
そういう時に、こっちが嬉しそうな雰囲気を出せば、犬も喜んで付いてきてくれるようになります。
途中で立ち止まっても、こっちも立ち止まって待ってあげていれば、
やることを終えて満足したらその後もちゃんと付いてきてくれるのです。
歩いている間も、脇にピタッとくっつく必要はないし、適度に距離を保って前になったり後ろになったりしながら、
ちゃんと付いてきてくれます。
それから、普段から犬に信頼してもらえる飼い主でいることです。
嫌なことをせず、むやみに呼んだりせず、犬の楽しみを邪魔せず、
罰を与えたり叱ったりしないということです。
「犬の意思」を尊重し、犬の気持ちを理解してあげれば、
犬も同じように飼い主を尊重し、理解しようとしてくれます。
信頼している飼い主のそばには、犬は喜んで来るでしょうし、
呼ばれた時には走って来てくれるでしょう。
呼び戻しは、しつけの中で最も重要なものです。
むやみに練習せず、本当に必要な時だけ使うようにして、そしていざという時には、
愛犬がすぐに戻って来てくれるような信頼出来る飼い主でいることを心がけましょう。
▼呼び戻し練習動画
お散歩準備編:呼び戻しを練習しよう
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♪おまけ
「まぶちー」なるーこ。
るーこはこういう顔がよく撮れるよね。
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